尚を使った名前38選~尚の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「尚」という漢字について

字画数:8画
音読み:ショウ
訓読み:なお
主な名乗り:さね・たか・なお・ひさ・まさ・ます・よし・より

「尚」の意味や由来や成り立ちと特徴

「尚」という漢字は、旧字で「尙」と書かれていました。

「小」の部分は神様の気配という象形で、下の部分は家屋とその中に祈りを示す「口」の象形を合わせてできました。

旧字の部首は「小」でしたが、現在使われている「尚」という漢字では、「しょうがしら」です。

神様の気配を感じるという字であることから、「尊ぶ」「価値が高いものとして尊敬する」「乞い願う」「大切にする」「高い」という意味を持ちます。

「高尚」は、知識が積み重なり程度が高いという意味で、「好尚」は好いて尊重するという意味です。

また「尚武の気風」のように高く評価して尊重するという意味でも使われます。

よく見かけるのは、「時期尚早」など、まだ、その時期になっていないというように使われる例です。

「尚更」というのも同じような意味を持ちます。

そして、「尚且つ」のように、ある状態に別の状態が重なることを意味したり、「尚、こちらでチケットをお配りします。」のように、「付け加える」という意味でも使われます。

「尚」という漢字を名付けに使うときに込められる思い

「尚」という漢字は、神様を感じさせ、格式高く、品のあるイメージを持ちます。

そのため、「尚」という漢字を名付けに使うときには、

「立派な人になるように」
「志の高い人になるように」
「人を大切にできる人になるように」
「気配りのできる人になるように」
「落ち着いて気品のある人になるように」

という思いを込められます。

「尚」という漢字から受ける印象

「尚」という漢字は、「高尚」「和尚」などに使われている漢字なので、気高く立派なイメージがあります。

マラソン選手の高橋尚子さんの「尚」と思う人もいるでしょう。

「尚」は男女共に名付けによく使われる漢字です。

「なお」という響きは、女の子の名付けに使いやすいですね。

また名乗りの読み方が豊富なので色々な名付けの候補を考えることができるでしょう。

「尚」の一字で「なお」「しょう」という中性的な名付けにもできますし、女の子のらしい漢字と組み合わせても良いでしょう。

「なお」「な」という響きには、おっとりとしていて、気さくな印象があります。

「しょう」という響きには、イキイキとした光を感じさせます。

「ひさ」という響きには、冷静さの中に内に秘めた情熱を感じます。

「まさ」「ます」には、柔らかさと落ち着いた優しさを感じます。

「よし」「より」というひびきには、懐の深さと柔らかい雰囲気を感じます。

「尚」を使った熟語

尚早(しょうそう)

まだ早すぎるということ。

衣錦尚絅(いきんしょうけい)

周りに才能がわからないように隠すこと。

勤倹尚武(きんけんしょうぶ)

勤倹は、一生懸命働いて、節約を心がけること。

尚絅は、武士の生活のこと。

一生懸命働き、節約して、慎ましい生活をすること。

読書尚友(どくしょしょうゆう)

読書をすることで、その人物の人格や時代を明らかにすること。

心事高尚(しんじこうしょう)

心事は、心の中で思うこと。

高尚は、気品高く立派なこと。

思想が気品が高く立派なこと。

「尚」の説明の仕方

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電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「尚」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇愛尚といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あいなさんですね。「あいな」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、尚の部分の説明の仕方としては、

・A「なは、和尚さんの尚です。」
・A「なは、滋賀県彦根市の彦です。」
・A「ひこは、彦摩呂さんの彦です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「尚」を使った名前の有名人・芸能人

阿久津 尚子さん
荒木 尚美さん
上杉 尚子さん
大久保 尚子さん
京田 尚子さん
幸田 尚子さん
斉藤 尚子さん
櫻井 尚子さん
沢田 尚子さん
進藤 尚美さん
杉村 尚美さん
高橋 尚子さん
飛田 尚美さん
西田 尚美さん
馬場 尚子さん
平川 尚子さん
松嶋 尚美さん
松山 尚子さん
森 尚子さん

「尚」を使った名付け候補

愛尚(あいな)
亜尚(あさね)
明日尚(あすな)
亜尚(あたか)
宇尚(うたか)
華尚(かなお)
圭尚(けいな)
紗尚(さなお)
尚佳(さねか)
尚香(しょうか)
尚実(しょうみ)
尚利(しょうり)
尚留(しょうる)
詩尚(しより)
澄尚(すなお)
尚恵(たかえ)
尚羅(たから)
尚(なお)
尚禾(なおか)
尚子(なおこ)
尚葉(なおは)
尚実(なおみ)
尚夢(なおむ)
奈尚(ななお)
羽尚(はなお)
尚絵(ひさえ)
尚花(ひさか)
尚乃(ひさの)
尚那(まさな)
尚視(ますみ)
美尚(みなお)
雪尚(ゆきな)
尚愛(よしあ)
尚歌(よしか)
尚海(よしみ)
尚乃(よしの)
尚瑚(よりこ)

まとめ

気品高く、立派で、神様を感じさせる「尚」という漢字をご紹介しました。

かけがえのない大切な存在であるお子様の名付けにピッタリの漢字です。