人形やぬいぐるみはゴミで出しても大丈夫?塩や供養での正しい人形の処分の方法

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古くなった人形やぬいぐるみは、そのままゴミ袋にいれて出していませんか?

子ども部屋を掃除していたら押し入れからたくさんの人形が出てきた、

子どもがもう遊ばなくなったぬいぐるみを処分したいなど、

人形やぬいぐるみの処分にためらうことがありますよね。

ぬいぐるみをそのままゴミ袋に入れるのは縁起が悪い、愛着があるなどためらう理由はそれぞれです。

子どもが大きく成長したので、捨てようと決意するものの、親自身も愛着や思い出があるので、

なかなか捨てることができません。

「不要になった人形の捨て方ってどうすればいいの?」

「神社での供養以外におうちでの供養の仕方が知りたい。」

「捨てるのは嫌だ!そんなときに何か方法はあるの?」

など、人形を捨てる時に一度手を止めて、このようなことを考えてしまう人も多いでしょう。

ぬいぐるみや人形をゴミに出す前に、処分の方法について知ってほしいことがあります。

今回は、人形の捨て方について詳しくご説明していきます。

・人形の基本の捨て方

・供養の方法

・人形を捨てる以外の賢い方法

人形をそのままゴミとして出すには少し気持ちが良くないですよね。

人形を気持ちよく手放すためにも、捨てる以外の方法や供養する方法があることを知っておくと、

いざというときに役立つ知識となります。

人形の捨て方で困っている人の参考になれば嬉しいです。♪

人形の基本の捨て方

まず、人形を処分しようと考えたときに「燃えるゴミでいいんだっけ?」と悩んでしまいます。

最近はゴミの出し方もとても厳しくなってきており、各自治体でも処分の方法が違いますね。

まずは、自治体から配布されているゴミの分別のパンフレットを持っていれば、

そちらで確認してみましょう。

基本的には、人形やぬいぐるみは『燃えるゴミ』として出すことができます。

中身がわたであるぬいぐるみは燃えるゴミです。

しかし、中身がプラスチックの人形や電池式のぬいぐるみは『不燃ごみ』となります。

他には50㎝以上の大きさ(各自治体で異なります。)の場合には、『粗大ごみ』になる場合も。

粗大ごみになれば有料になることもあるので、処分するために費用がかかります。

人形のサイズや材質で分類が違うので、たくさん人形がある場合には、

大きめサイズ、プラスチックや電池式、ちいさな綿のぬいぐるみに分けてから処分するとよいでしょう。

人形やぬいぐるみを捨てる前に行う供養の方法

人形の供養という概念は日本独特で、道具や物にも八百万の神が宿るという考えが強く残っています。

そのため、人形などを供養する習慣があります。

神社での供養の方法

お寺でも依頼することで人形を供養してくれる場所があります。

ひな人形など、行事で使った人形も神社などで多く供養されています。

お経や祝詞をあげてもらい、人形に宿る念を取り払い、感謝の気持ちを伝えます。

念を取り払った後に返還され、処分するという流れです。

場所によっては、供養から処分までを行ってくれるお寺もあるようです。

また、人形供養に特化した寺社もあり、インターネットなどで調べることもできます。

寺社まで出向くことができない場合でも、段ボールに詰めて発送し供養してくれる場合もあります。

人形供養を行っていない神社やお寺もあるので、一度問合せをしてみたほうがよいでしょう。

全国で人形を供養してもらえるお寺や神社をご紹介します。

・北海道旭川市の旭川神社

・宮城県仙台市の大本山成田山仙台分院

・愛知県岡崎市の大樹寺

・滋賀県東近江市の長福山大徳寺

・兵庫県丹波市の柏原八幡宮

・神奈川県横浜市の立江寺

・和歌山県和歌山市の淡島神社

・東京都渋谷区の明治神宮

・千葉県市川市の本光寺

・東京都台東区の清水観音堂

・岡山県瀬戸内市の地蔵院

・香川県高松市の田村神社

・福岡県北九州市の和布刈神社

自分で供養する

自宅で供養する方法もあります。

まず、人形をガーゼなどで優しく綺麗に拭いてあげましょう。

そのあと、ひとつまみほどの塩を振りかけてあげ、感謝の気持ちを伝えます。

そして、白の綺麗な紙に包んでからゴミ袋にいれて処分します。

不燃ごみの場合には白い紙が入っていると注意されることもあるので、

白いビニールなどで代用してください。

他にも、1日お茶や菓子を備えてあげた、目の部分に目隠しをしてから処分したなどの方法で、

処分している人もいるようです。

リカちゃんやポポちゃん、メルちゃんなど、目がぱっちりしているお人形は、

なんだかこっちを見ている気がして辛い…というときには目を隠してあげるのも良い方法かもしれませんね。

また、テレビ番組でも有名な江原啓之さんも人形の供養は必要であると言われています。

―参照 心の処方箋「お人形」|江原啓之 スピリチュアルオーラの魅力よりー

人形を捨てる以外の賢い方法とは?

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不要になった人形やぬいぐるみは『捨てる』という方法以外にも、他の方法があります。

寄付する

不要なぬいぐるみを、どこかの誰かが必要としています。

保育園や幼稚園など各自治体への寄付がおすすめですが、

受け付けていないところも多いので、一度問合せをしてみましょう。

また、発送料などが必要となりますが、不要なぬいぐるみなどを寄付できる団体もあります。

リサイクルの会社である埼玉県のパワーセラーや、

「大切なもの、しょぶんしたくないものに第2の命を…」というキャッチコピーのセカンドライフ、

国際社会支援推進会のワールドギフトなどたくさんの会社が寄付を希望しています。

基本的には段ボール箱にぬいぐるみや人形を詰めて発送するだけなので簡単な作業です。

日本国内や海外の子どもたちの手に渡るので、寄付という手段も検討してみてください。

親戚や近所の子どもにあげる

とても汚れているものは渡せませんが、まだまだ遊べるおもちゃなどであれば、

消毒などで綺麗に拭いて、近くに住んでいる子どもたちや親せきにプレゼントしてあげると喜んでくれます。

たくさんあるときには、子どもたちに好きなお人形を選んでもらうのもよいですね。

自分で選んだ人形やぬいぐるみは、さらに愛着がわくものです。

バザーに出す

量が多く、処分できそうにもないときには、町や市で行われているバザーに出品してみましょう。

1つの価格を自分で設定できますが、全部売り切りたいのであれば、50円など安い価格で販売します。

小さなものは10円などでも良いですし、子どもたちが喜ぶ姿を見ることもできますね。

フリマアプリに出品する

最近は、メルカリなどのフリマアプリも注目を集めています。

ぬいぐるみもUFOキャッチャーなどでとりすぎたものなど多数販売されています。

相手の手に直接わたるので、また使っていただけることから、

ぬいぐるみを再利用してもらえるので、おすすめの方法です。

また、値段も自分でつけることができ、送料なども入れることができます。

リサイクルショップにもっていく

一番手っ取り早いのは、近くのリサイクルショップにもっていくことでしょう。

汚れているぬいぐるみや使用感たっぷりのぬいぐるみは引き取ってもらえない可能性があります。

未使用で綺麗なぬいぐるみであれば、引き取り、お金をもらうことができます。

ビニールなどに入れて、どさっと持って行くことができるので、面倒な手間がかかりません。

また、発送料金などもいらず、逆にお金がもらえるので、おすすめの方法です。

リサイクルショップには、子ども連れのお客さんも多く、ぬいぐるみは意外と重宝されています。

まとめ

不要になった人形やぬいぐるみなどはただ『捨てる』だけではなく、

今までの感謝の気持ちを込めて供養してあげると、気持ちよく処分できるでしょう。

子どもが「いらないから捨てていいよ。」と言うのであれば、一緒に供養してみてはいかがでしょうか。

物を大切にする気持ちなどを伝えることができるでしょう。

寄付や供養などを希望するときには、まず事前に下調べをするか問合せをしてからのほうが無難です。

中には日本人形やひな人形を取り扱っていない場所もありますし、寄付を希望していない自治体だってあります。

たくさんの人形たちが、無駄なく誰かの手に渡ったり気持ちよく処分できたりするとよいですね。