妊活中のうなぎはおすすめ!妊活中のウナギ3つの栄養素と効果と影響

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土用の丑の日に食べる事で有名な、高級食材うなぎ。

栄養価も高いウナギですが、妊活中に食べてもいい物なのでしょうか?

今回は妊活中に気になるウナギの栄養素やメリットをまとめてみました。

・妊活中に夫婦でウナギを食べるといい理由

1、妊活に欠かせないビタミンEが豊富!

2、男性にも女性にも嬉しい亜鉛

3、肝には葉酸がたっぷり

・妊娠したらうなぎはあまり食べない方がいい?その理由は?

・夫婦でうなぎを食べて妊活を頑張ろう!

妊活中に夫婦でウナギを食べるといい理由

1、妊活に欠かせないビタミンEが豊富!

スタミナ料理としても人気のウナギですが、実は精力がつくという噂があるのはご存知でしょうか?

特にうなぎに多く含まれるビタミンEは抗酸化作用があり老化防止や美肌の維持に役立つという点で有名ですが、男性の精子量の増加や精巣機能の向上に効果的である他、女性のホルモンバランスを整える働きをしてくれるなど、子作りに良い栄養素でもあります。

科学名では「トコフェロール」と呼ばれており、「子供を産ませる」という意味合いを持ちます。

ビタミンEを毎日200mg摂取した男性の精子は、四か月後から増加傾向にあり、10か月後にはなんと10倍近くの量になったという実験結果が発表されています。

また、精子の動きも活発になる為、受精率が上がります。

女性の場合は、女性ホルモンの分泌の調整し生殖機能を維持する他、月経前症候群、更年期障害などにも役立ちます。

これらのことから、ビタミンEは妊活には欠かせない栄養素だということが分かりますね。

ビタミンEが多く含まれる食品はうなぎの他に、アーモンドやピーナッツなどが挙げられます。

2、男性にも女性にも嬉しい亜鉛

また、うなぎにはビタミンEに加え亜鉛も含まれています。

男性の場合は精液の原料ともなり、精子の運動量を上げる効果があるとされており、女性の場合は女性ホルモンの生成に役立ち、不足すると女性ホルモンの分泌量が低下し、卵子の成熟に影響してしまいます。

うなぎの亜鉛含有量は2.7gであり、この量は牛乳の9倍、ほうれん草の5.4倍とされており、妊活中はビタミンEと一緒に摂取したいミネラルでもあります。

3、肝には葉酸がたっぷり

うなぎの肝には、100gあたり380μgもの葉酸が含まれています。

葉酸は主に妊娠初期の妊婦さんに重要な栄養素です。

これが不足すると、赤ちゃんの先天性の異常や、神経管閉鎖障害を招く恐れがあり、妊活中の女性も積極的に摂取を呼びかけられている栄養素です。

また、葉酸は男性の精子にも影響するとの事で、葉酸と亜鉛の継続的な摂取により、正常な精子の量が増加するという結果が出ています。

うなぎの肝を100g摂取することはそうそうありませんが、ビタミンEと亜鉛が豊富なウナギを食べるのであれば、是非葉酸を含む肝焼きやお吸い物も一緒に食べたいものですね。

妊娠したらうなぎはあまり食べない方がいい?その理由は?

妊活中はとても良いうなぎですが、妊娠が確定した後は食べ過ぎに注意するべきでもあります。

その理由としては、うなぎのビタミンAの一種であるレチノールの含有量が挙げられます。

レチノールは体の発育の促進や、感染症予防、美肌効果をもたらすなど重要なビタミンである事で有名ですが、過剰摂取により肝臓に蓄積し、肝障害に繋がる恐れがあるなど、副作用が出る栄養素でもあります。

妊婦さんも妊娠初期には注意が必要で、レチノールの過剰摂取により胎児の奇形や先天性異常が生じる可能性が高まると言われています。

内閣府の食品安全委員会の発表によりますと、妊婦さんのレチノール摂取の推奨量は年齢や妊娠週数により変化しますが650μgREから780μgREとされており、上限量に関しては2700μgREとなっています。

対してうなぎのレチノール含有量は、それぞれ100gあたりかばやきが1500μg、肝が4400μgと、かなり高い値となっています。

他の食材との食べ合わせで、推奨量以上のレチノールを摂取してしまわないように注意しましょう。

なお、レチノールはうなぎの他、主に鶏レバー(14000μg)や豚肉のレバー(13000μg)、あんこうの肝(8300μg)にも多く含まれています。

ただし、うなぎはこのようにレチノールの含有量が多いとはいえ、全く食べてはいけないわけではありませんし、毎日大量に食べるものでも無い為、一日のレチノールの摂取量に注意した上で、妊娠中にたまに食べる分には良いと考えられます。

パートナーと一緒にうなぎを食べて妊活を頑張ろう!

いかがでしたか?うなぎはその栄養素から、妊活中に食べるとよい食品であることが分かりましたね。

ですが、妊娠が確定した場合はレチノールに関して注意が必要ですので、心当たりがある場合は食べ過ぎに気を付けてくださいね。

妊活中に土用の丑の日があるカップルは、赤ちゃんに思いをはせながら、二人でウナギを食べるのもいいかもしれませんね。