妊婦さんは膀胱炎になりやすい?妊娠中の膀胱炎の原因と対策7ポイント

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妊婦さんは膀胱炎になりやすいって知っていましたか?つわりやストレスでただでさえ辛いのに、膀胱炎が加わったら辛くて仕方がないですよね。

『妊婦で膀胱炎、みんなはどうしてるの?』

『妊娠中、膀胱炎になりたくない!気を付けることは?』

と悩んでいる妊婦さんは、意外に多いです。

こちらでは、

・膀胱炎の症状

・妊婦の膀胱炎の原因

・妊婦の膀胱炎、対処法

・妊娠中に膀胱炎にならないために

など、妊娠中の膀胱炎について、7つのポイントで解説します♪

  • 膀胱炎の症状は?

膀胱炎の経験があるわたしは、膀胱炎と聞くだけで気分が悪くなってしまいます。それだけ、辛かったからです。

主な症状は、

  • 残尿感
  • 排尿痛
  • 腹痛
  • 発熱
  • 頻尿
  • 尿のにごり
  • 血尿

特に、残尿感は辛いです。出そうなのに、出ないので、何度もトイレに行くはめになります。

また、排尿痛はツーンという何とも言えない痛みです。

血尿はまだ経験がありませんが、かなり重度の膀胱炎のため、完治にも時間がかかります。

膀胱炎の辛いところは、再発することです。

癖になると、その度、病院に行かねばならず、大変です。

膀胱炎になる原因は?

膀胱炎は、菌が原因です。

尿道から膀胱に菌が入ることにより発症します。

Wikipediaでは、原因菌を次のように挙げています。

  • 大腸菌
  • プロテウス
  • 腸球菌
  • 腐生ブドウ球菌
  • ウレアプラズマなど。

では、どういうきっかけで菌に感染してしまうのでしょう。

いくつか挙げるので、膀胱炎にかかった人は思い当たるところがあるでしょう。

  • トイレを我慢した。
  • 水分をとらなかった。
  • 銭湯に行った。
  • プールに行った。
  • 性交渉をした。
  • 免疫力が下がった。
  • 抗生物質を飲んだ。

わたしは、病院に行くと、

「先生にトイレをよく我慢することがあるか。」聞かれました。

仕事上トイレを我慢することが多い人は膀胱炎になりやすいとのことです。

また、裸になるプールや銭湯で菌を貰ってくる場合もあります。

抗生物質など、普段の使わない薬を飲むと、体本来の免疫力やバランスが崩れ、デリケートな場所の菌が増えてしまうこともあります。

他にも、不衛生が原因で感染することもあります。

妊婦は、膀胱炎になりやすいの?

そもそも、女性は男性に比べて膀胱炎になりやすいです。

職場では両隣の女性が、膀胱炎になったことがあるので、「膀胱炎あるある」をよく話したものです(笑)

女性が、膀胱炎になりやすいのは、

  • 尿道口と肛門が近いから。
  • 尿道が短く感染が膀胱に達しやすいから。
  • 構造上、清潔をたもつ必要があるから。

そして、さらに妊婦さんならではの理由が加わります。

  • 妊娠中は頻尿になりやすいから。
  • 子宮により膀胱炎が圧迫され、敏感になるから。
  • 食生活の変化、寝不足などにより、免疫力が下がるから。
  • ホルモンバランスが崩れるから。

このように、膀胱炎になってしまう原因がたくさんあるので、妊婦さんにとって膀胱炎はあるあるなのです。

妊婦が膀胱炎になったらどうする?

妊婦さんでなければ簡単です。

  • 内科、泌尿器科、婦人科などに行く。
  • 尿検査をする。
  • 感染がわかれば、抗生物質をもらう。
  • 服用すれば、2,3日で治る。

わたしも、恥ずかしいからと、我慢してから病院に行きました。

が、検査も簡単、薬を飲んですぐによくなったので、早く行けばよかったと思いました。

しかし、妊婦さんはそうは行きません。なぜなら、「抗生物質が飲めない」からです。

特に、妊娠初期は胎児への影響が大きく、お医者さんも薬を処方してくれません。

わたしは、妊娠初期につわりが激しく、

「何でもいいから吐き気止めが欲しい。」と申し出ましたが、

「大事な時期なので、ビオフェルミンしか出せません。」と医者に断られました。

ビオフェルミンは薬と言える薬ではなく、効果はありませんでした。

どの製薬会社でも、妊娠中は自己判断で薬を服用しないように警告しています。

お医者さんも処方は避けます。

だって、何かあったら責任問題になりますからね。

妊娠中は、よほどのことが無い限り、

  • 体を休める。
  • 食事に気を付ける。
  • 様子を見る。

指導をされ、体の免疫力で自然に治るのを待ちます。

妊娠中の膀胱炎!どうしても辛かったら!

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お医者さんに様子を見るように言われても、それでも辛かったらどうしたらよいのでしょう。

自己判断ですが、次の方法も考えられます。

  • 産科でなく、内科、泌尿器科にかかる。

産婦人科だと、母体や胎児のことを考えて薬を処方してくれないことがほとんどです。

泌尿器科など、専門のお医者さんなら、対処法をより詳しく教えてくれます。

必ず、妊娠中と伝えてくださいね。

また、抗生物質に頼らない、漢方を専門としているお医者さんもいます。

予約の際に、

「妊娠中です。漢方処方はしていますか。」

と聞いてください。

  • 市販の漢方薬を使う。

わたしは、妊娠中ではないですが、膀胱炎によくなっていました。

その時にお世話になっていたのが、ボーコレンです。

生薬由来で成分は弱く、ほとんど効かないという人もいますが、わたしは毎回これで治していました。

  • 水をたくさん飲む

原始的な方法ですが、毎回医師に言われるアドバイスです。尿と一緒に菌を排出できるからです。

妊娠中に膀胱炎にならないために!

予防も大切です。まだ膀胱炎になったことのない人は、今から気を付けてください。

1番の予防法は、

・妊娠前から膀胱炎に気を付けること

です。なぜなら再発しやすい病気だからです。

また、妊娠しているかなと思ったら、

・温泉、銭湯

・プール

は極力避けてください。妊娠初期は、胎児への影響がもっとも大きい時期です。

免疫力も下がっているので、普段は大丈夫でも、思わぬところで菌をもらってくることがあります。

また、ナプキンで蒸れたり、かぶれたりするのも原因になります。

普段から女性のデリケートゾーンは衛生的に、少しでも違和感があったら受診するようにしましょう。

妊活中も膀胱炎になりやすい?

膀胱炎になる原因のもう1つに、性行もあります。

赤ちゃんが欲しい場合、性行後、横になったままがよいとか、シャワーをしない方がよいと言う人もいます。

そのためか、衛生面に問題が出ることもあります。

まとめ

今回は、妊娠中の膀胱炎について解説してきました。

伝えたかったのは、次の4つです。

・妊婦さんは特に膀胱炎になりやすいこと。

・妊婦さんは膀胱炎の対処法が限られること。

・普段から膀胱炎に気を付けること。

・衛生と免疫力が大切なこと。

膀胱炎が少し恥ずかしいと、悩んでいる方もいるかもしれませんが、女性、特に妊婦さんにはよくあることです。

この記事が、膀胱炎に悩む妊婦さんや、膀胱炎を避けたい方のお役に立てば嬉しいです。