妊婦はひじきを食べて大丈夫?妊娠中のひじき6つの栄養素と注意点

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うちハピ

ひじきは日本で昔から食べられている海藻です。

一般的に乾燥ひじきや生ひじきがスーパーなどで売っていて、日本人なら誰でも食べたことがあるであろう栄養豊富な食材です。

ところが、ひじきには毒性の強いヒ素が含まれていると話題になり、妊婦が食べても大丈夫なのか気になる方も多いとか…。

そこで今回は、ひじきと妊婦について3つのポイントに重点をおいて解説していきます。

  • 妊婦はひじきを食べても大丈夫?
  • 妊婦がひじきを食べる際の6つの注意点
  • 妊婦に嬉しいひじきの6つの栄養素

本当にひじきは妊婦が食べても大丈夫なのか。

気になる疑問を解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

妊婦はひじきを食べても大丈夫?

結論からいいますと、妊婦がひじきを食べても問題はありません。

確かに海藻の中でもひじきのヒ素含有量は多いとされています。

実際2004年7月にイギリスでは、ひじきはヒ素含有量が多いため食べないようにと勧告がでています。

なぜ日本の食卓に健康食としてあがるひじきが、イギリスで危険視されているのでしょう。

イギリスのひじき勧告の不思議

そもそもイギリスではひじきをどのようにして食べているのでしょう。

日本のように水もどしをして茹でて食べているのでしょうか?

実はひじきに含まれているヒ素は、調理法でどんどん減少していきます。

イギリスでのひじきの勧告はひじき自体のヒ素含有量の危険を訴えており、調理法によるヒ素含有量については触れられていないのです。

ひじきの調理法でヒ素はどんどん減少する

ひじきを水もどしするだけで以下のように減っていきます。

・水もどし:30分→34%減 60分→68%減

また日本ではひじきを煮炊く調理法が多いです。

炊くことで、ヒ素含有量はさらに減っていきます。

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ヒ素は猛毒なため人間の体内に大量に入ると大変危険ですが、日本人がひじきを食べる1日の量くらいではヒ素の影響をうけることはありません。

1988年、WHOの暫定耐容週間摂取量は体重1kgに対してひじき15㎍としています。

体重50kgの人で750㎍。1日に換算すると約107㎍となります。(2010年に暫定耐容週間摂取量は下げられている)

水もどしをしたひじきの無機ヒ素濃度は最大で1kg中22.7㎎(1週間)。1日に換算すると、4.7gになります。

日本人の1日のひじき摂取量は約0.6~0.9gなので、約5倍の量を毎日摂ると暫定摂取量を越えてしまいますが、その量を毎日食べ続けるという方は殆どいませんよね。

つまり、ひじきを極端に摂取することがなければ問題はないということ。

現にひじきに含まれるヒ素による健康被害の報告は1例もありません。

厚生労働省では、バランスのよい食生活を心がければ健康上のリスクは高まることはないと報告しています。

妊婦がひじきを食べる際の6つの注意点

妊婦がひじきを食べても問題はありませんが、ひじきを食べる際に注意して欲しいことが6つあります。

ひじきを食べるときの6つの注意点

  1. ひじきを戻す際は30分以上水もどしをする
  2. 水もどしの水は捨てる
  3. よく洗う
  4. 必ず水もどしをしてから茹でる
  5. 毎日大量に食べ続けない
  6. バランスのよい食事に心掛ける

ひじきは水もどしをすることでヒ素含有量が減っていきます。

乾燥状態のままで食べることはやめましょう。

最低でも30分水もどしをすることをおすすめします。

また水もどしをした水はヒ素が流出しているため、もどし水は必ず捨てましょう。

水もどしをしたら、ひじきをよく洗って炊くようにしてください。そうすることでヒ素はさらに流出します。

ひじきだけに限らず、食物を一度に大量に食べることは控えましょう。

暫定摂取量を超えるほど食べると、ヒ素中毒の危険があります。

ひじきは栄養豊富な海藻ですが、ひじきばかりを食べる偏った食事はよくありません。

バランスのよい食事を心がけていれば問題ないと食品安全委員会でも評価されています。

関連記事⇒妊婦は海藻を食べても大丈夫?妊娠中の海藻の栄養素や影響と2つの注意点

妊婦に嬉しいひじきの6つの栄養素

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ひじきには妊婦に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。

ひじきの6つの栄養素

  1. 食物繊維
  2. カルシウム・カリウム
  3. 鉄分
  4. マグネシウム
  5. 葉酸
  6. ビタミンB1・B2

カルシウムはとくに多く含まれており、赤ちゃんの骨形成や妊娠高血圧症候群の予防、精神安定といった効果が期待できます。

カリウムは血圧を下げ、塩分の排出を促す効果があるため、むくみに悩まされる妊婦はとくに摂取したい栄養素ですね。

鉄分は貧血予防だけでなく、免疫力増進にも効果があり、貧血気味や風邪気味の妊婦に嬉しい栄養素です。

マグネシウムは高血圧、精神安定、ストレスに効果があります。

葉酸は産院でもよくいわれると思いますが、妊娠中は特に気をつけて摂りたい栄養素です。

ビタミンB1は補酵素の役割をしてくれます。疲労回復効果、ストレスを解消してくれます。

ビタミンB2は「発育のビタミン」といわれ、人の成長には欠かせないビタミンです。

この他にものナイアシンやマンガン、ヨウ素などのミネラルやビタミンが含まれています。

ヒ素が心配されるひじきですが、それ以上に豊富な栄養素が含まれていているので、妊婦におすすめしたい食材です。

関連記事⇒妊娠後期の葉酸はいつまで?とりすぎ葉酸不足にならない目安量と7つのポイント

まとめ

ひじきにヒ素が含まれていることで不安になる妊婦さんもいますが、食べても全く問題ありません。

むしろひじきには妊婦に嬉しい栄養素が豊富に含まれているので、すすんで食べて欲しい食材です。

気になるヒ素はひじきを水もどし・煮たくことで随分と減少します。

ひじきを食べる際の注意点に気をつけて、バランスのよい食事を摂るようにしましょう。

関連記事⇒授乳中に大豆を食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と注意点やレシピ

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