妊婦と腰痛~妊娠中に歩けないひどい腰痛の原因と6つの対策

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妊娠中に多くの人が経験するトラブルの一つに腰痛があります。普段、腰痛を経験したことのない若い妊婦さんでも、妊娠をきっかけに腰痛になったということはよく聞きます。

それもそのはず。妊娠中にはホルモンの影響で腰痛が起こりやすくなっているのです。大きなお腹を支えるために体のバランスが変わるということもあります。

妊娠中の腰痛の原因と、その対策について詳しく見ていきましょう。

 

腰痛の原因は?

⒈ 黄体ホルモン「リラキシン」

妊娠すると、黄体ホルモン「リラキシン」が分泌され、このホルモンの働きにより、背骨の骨と骨の継ぎ目、骨盤がゆるくなっています。これは赤ちゃんがお産の時に骨盤を通ってきやすいように体が準備を始めているんですね。

しかし、この骨が緩んだところに赤ちゃんが大きくなってきて、バランスをとるために重心がずれるために骨もずれやすくなってしまっているのです。これが腰痛の最大の原因になっています。

2.不自然な姿勢

赤ちゃんと子宮の重みで妊婦さんの体の重心は前に動くと、体のバランスをとって倒れるのを防ぐために、自然とお腹を突き出した反り気味の姿勢になります。

すると子宮や母体の重みが背骨にかかってしまって、腰痛の原因となっているのです。

⒊ストレス

妊娠をすると、出産の不安であったり、以前とは違う体で思うように仕事ができなかったり、レジャーを楽しめなかったりというストレスが妊婦さんにかかっていることがあります。

⒋運動不足

お腹が重くなってくると、どうしても動きが緩慢になり、運動不足になりがち。全身の血流が滞っていることも、腰痛の一つの要因でしょう。

 

腰痛対策

⒈適度な運動を心がける

ウォーキングやマタニティスイミングは、全身の血流を良くし、筋力をつけるのに最適な運動です。少しずつ腹筋をつけることで、腰痛がひどくなるのを防ぎましょう。

また、妊婦体操の腰のストレッチやマタニティヨガは、凝り固まりがちな背中の筋肉を気持ち良く伸ばすのに最適です。

⒉ガードルや骨盤ベルトを活用する

マタニティガードルや骨盤ベルトは大きくなったお腹を包み込み、腰をサポートしてくれる役割があります。

赤ちゃん用品店に行くと、様々なガードルがありますから、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

骨盤ベルトの代表的なものには、「トコちゃんベルト」があります。産後にも使えるので個人的にはオススメです。

⒊日常の動作に気をつける

普段の姿勢が腰痛の原因になっていることが多いですから、姿勢を正して腰痛にならないような動作を行うことが必要です。

物を持ち上げる時にはー

床にある物を持ち上げるときは、まずは膝をついていったんしゃがみます。物を体の方に引き寄せて持ち上げるようにしましょう。

椅子に座る時にはー

深く腰掛けて背筋をまっすぐに伸ばしましょう。背もたれに体を預けると、背筋にかかる負荷が分散されて楽になりますね。

ソファに座る時には逆に、体が反ってしまうことがあるので、前かがみに座りましょう。

階段の上り下りはー

猫背にならないように背中を伸ばし、ゆっくりと重心を片方の足から次の足へと移しながら移動しましょう。掃除をする時にはー

掃除機の柄を長くして、背中を丸めて前かがみにならないように注意をします。

台所仕事の際にはー

料理の時やアイロンがけなど前かがみにならないようにしましょう。背筋をまっすぐ伸ばすように心がけて。

⒋ 血行を良くする

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湯船にゆっくりつかると腰の血行が良くなります。椅子の背もたれをまたぐようにして座り、パパに背中をゆっくりとマッサージしてもらってもいいですね。

⒌ 湿布薬を使う

痛みがひどい時には湿布薬を使って痛みを取りましょう。でも、注意をしたいのは、湿布薬といえども鎮痛薬と同じ成分が入っているものが多いということ。

内服に比べるとリスクは低いですが、一度体内に吸収された成分は赤ちゃんにも届きます。病院で相談をして、妊娠中でも使える安心な湿布薬を処方してもらいましょう。

⒍寝るときの体勢に気をつける

1日に平均7、8時間は寝ているわけですから、寝ている時の体勢も腰痛を防ぐためには大切です。

背骨のそばには1本の太い静脈が走っています。仰向けに寝ると大きくなった子宮と赤ちゃんの重みでその血管が圧迫されて血行が悪くなりますから、体の左側を下にして横向きに寝るといいようです。抱き枕などを使って、お腹に負担のかからない姿勢で寝るといいですね。

 

まとめ

妊娠中には多くの妊婦さんが経験する腰痛。出産するまでお腹は重くなっていく一方ですから、なかなか改善することがなく辛い思いをする人も多いです。

一番効果的なのは腹筋を鍛えて背骨を支えること。でも、腹筋はすぐには鍛えられませんから、少しずつ鍛えながら、痛みをとる方法、腰痛をひどくしないための姿勢を取りながら過ごしていくといいですね。

あまりにも腰痛がひどい場合には、婦人科の病気であることも考えられますから、産院で相談してみましょう。



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