妊娠後期5つの注意事項~妊娠後期から出産までに気をつけたいこと

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28週になれば、妊娠後期です。赤ちゃんは外の世界での生活に向けて準備を始めています。肺機能は完全に発達して、体重は1500gを超えてきます。

今までお腹があまり大きくないと思っていたママも、急速にお腹が膨らんでいくのを感じるでしょう。妊娠後期には、ホルモンの影響や急速な体型変化によって、様々な不調を感じる妊婦さんが多いです。

特に大きくなったお腹によってバランス感覚を失いやすくなったり、体重が増えやすく、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の症状が一気に進むということがあります。

そんな妊娠後期に気をつけることは次の通り。

  • 食生活に注意(塩分・糖分の制限を)
  • 体重の増えすぎに注意
  • 大きなお腹で様々なマイナートラブルが
  • 腰痛を予防しましょう
  • 産気づいて慌てないための準備を進めましょう

 

妊娠後期の赤ちゃんの様子

8カ月頃(28〜31週)

肺、脳と消化器以外の臓器は完全にできあがります。外の世界で生きるために呼吸の練習をしたり、体温調節ができるようになったり、記憶力や感情が芽生えるのもこの頃です。31週には体は40cm、1800gくらいになっています。

9カ月頃(32〜35週)

ほとんどの骨が完成形になり、髪や爪も伸びてきます。脂肪がついて赤ちゃんらしくふっくらとするのもこの頃。35週には体重2300g、身長45cmくらいに成長しています。

10カ月頃(36週以降)

すべての臓器の機能が完成します。体脂が剥がれてピンク色の綺麗な肌になり、皮膚にハリが出てきます。妊娠39週頃には、体重3000g、身長50cmくらいになっています。感動の対面までもうすぐです!

 

⒈ 食生活に注意

塩分・糖分は控えめに

妊娠後期に最も注意すべきなのが糖分と塩分の取りすぎ。妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病の症状が最も出やすいのは妊娠後期からなんです。

塩分の1日の目安量は10g以下。ソースや醤油、ドレッシングなどにも含まれているので、気付かない間に摂取してしまいがちです。

毎日の食事にレモンや酢の酸味やスパイス、出汁の旨みを上手に取り入れて、薄味の食事に慣れていきましょう。

塩分を摂り過ぎたり、体がむくんでいると感じた時には、体から余分な塩分を排出するカリウムを含む食品を摂りましょう。りんごやバナナなどの果物、イモ類、海藻などにたくさん含まれています。

調味料の塩分量

濃口醤油(大さじ1) 2.6g
中濃ソース(大さじ1) 1.0g
みそ(大さじ1) 2.2g
コンソメ(小さじ1) 1.3g
和風だし(小さじ1) 1.2g
マヨネーズ(大さじ1) 0.3g
ケチャップ(大さじ1) 0.5g
めんつゆ(大さじ1) 0.6g

 

良質なタンパク質を!

お腹の赤ちゃんも大きくなっていますから、妊娠後期には特に低脂肪で良質のタンパク質を摂ることが大切。体重50kgの妊婦さんであれば、1日50gのタンパク質に加え、後期には+25gの摂取が推奨されています。

タンパク質を豊富に含む食品は次の通り。

ささみ(100g) 23.0g
鮭(80g) 17.8g
マグロ(100g) 24.3g
牛赤身(100g) 19.2g
高野豆腐(20g) 9.9g
牛乳(200ml) 6.9g
納豆(50g) 8.3g
卵(50g) 6.2g

 

安産効果のある栄養素を

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安産にオススメなのは、ビタミンEを含む食品です。疲労回復力を高め、赤ちゃんとママに酸素を運ぶ働きをします。ビタミンEは、ナッツ類、大豆、胚芽米などに豊富に含まれています。

 

⒉ 体重の増えすぎに注意

出産まであと少し、という気の緩みで体重が急速に増える人の多い妊娠後期。でも、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病になりやすくなっていますから、最も注意すべき時期なのです。

妊娠高血圧症は妊婦さんの7〜10%、妊娠糖尿病は12%と発症率が高いので注意が必要です。両方とも自覚症状がなく、妊婦検診によってほとんどの場合は発見されます。急激に体重が増えるとリスクもそれだけ高くなりますから、体重管理には気をつけましょう。

妊娠後期は、お腹がせり上がってきて、胃が押し上げられて、一度にたくさん食べられず、ついつい間食をしてしまうという時期でもありますから、次のようなことに気をつけて体重管理をしましょう。

・一度に食べられない時には間食をするのではなく、食事の回数を増やして、小分けにして食べましょう。豆腐や納豆、海藻、ささみなど低脂肪のタンパク質、緑黄色野菜を意識して摂るようにしましょう。

・大きな子宮によって腸も圧迫されていますから、便秘にもなりやすい時期です。水分補給をしっかりして、ヨーグルトなど腸の働きを助ける乳酸菌を摂りましょう。

・体が重くなって、なかなか自由に動けませんね。ウォーキング、マタニティエクササイズといった有酸素運動で運動不足を解消しましょう。体重管理にも腰痛予防にも効果的です。

 

⒊ 大きなお腹で様々なマイナートラブルが

子宮が大きく重くなって圧迫されることで、つわりのような胃もたれのほか、便秘、痔、肩こり、腰痛、静脈瘤など様々なトラブルが妊娠後期には起こりやすくなっています。

次のようなことに気をつけて過ごしましょう。

・便秘に加えて子宮に圧迫されて肛門付近の血行が悪くなる子で痔になりやすい時期です。お風呂で下半身を温めたり、ストレッチで血行をよくしましょう。

・こむら返り、むくみ

お腹の重みで血管が圧縮されて、足のつり、こむら返りが起こりやすい妊娠後期。足のむくみも血流が悪くなることで起きやすくなっています。特に夜寝ている時に起こりやすく、仰向けに寝ることで背骨のそばの静脈が圧迫されていることが原因と考えられます。左側を下にして横向きに寝たり、足をマッサージするといいでしょう。

 

⒋ 腰痛を予防しましょう。

妊娠中は黄体ホルモンによって、骨の継ぎ目や骨盤が緩んでいます。お産の時に赤ちゃんが出てきやすいように準備をしているんですね。

でも、大きな子宮の重みが背骨や腰にかかると、もともと骨が緩んでいるところですから、骨がずれやすく、腰痛になりやすいのです。

腰痛を予防するためには、腹筋を鍛えることが一番。マタニティウォーキングや妊婦体操などで筋肉を伸ばしながら、力をつけていきましょう。また、次のようなことに気をつけて日常生活を送りましょう。

・物を持ち上げるときには前かがみにならず、腰を落としていったんしゃがみましょう。

・台所仕事は中腰にならないように気をつけて。調理台の高さの加減で仕方ない時は、椅子に時折座るなどして休みながら家事をしましょう。

・掃除機の柄は長くして、腰を中腰に曲げないように注意します。

・重いものを持たないように、ショッピングカートなどを利用しましょう。

 

⒌ 産気づいて慌てないための準備を進めましょう

37週になると正期産。いつ陣痛が来てもおかしくありませんから、必要最低限なものを揃えたバッグを早めに準備しておくといいですね。出産後の入院中に必要な物も、後から持ってきてもらえるように用意をしておきます。

その他にも入院して帰ってきて、赤ちゃんの着替えがないというようなことがないように、次のような準備が欠かせません。

・ベビー服を購入したら洗濯しておきましょう。ベビーベッドの組み立てやお布団の準備、ベビーバスや赤ちゃんの沐浴に必要なガーゼや綿棒なども揃えておくといいですよ。

・パパの仕事中に産気づいてしまった、という時にタクシーで病院へ向かえるように電話番号を控えておくといいでしょう。

・一週間ほど入院することを考えると、パパにはゴミ出しや洗濯、掃除などをお願いしないといけないですね。里帰り出産など、出生届や出産一時金の申請などを出してもらわなければいけない場合がありますから、よく話をしておきましょう。

・臨月になると、外出先で破水してしまい、そのまま入院ということも考えられます。外出時には、母子健康手帳、健康保険証、生理用ナフキン、タクシー代といったものを必ず持ち歩き、もしもの場合に備えます。

 

まとめ

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いよいよ赤ちゃんと会える日が近づいてきました。妊娠後期は、そんな幸せなイベントに近づく一方で、ママの体は妊娠後期の急速な変化にトラブルが起きやすくなっています。

妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といった症状が急速に悪化することもありますし、急に産気づくといったこともあるかもしれません。

赤ちゃんと子宮が重くなり、いろんな不調がおきることは、この時期には珍しいことではありません。そういった事態を乗り越えていくためには、まずきちんと気をつけなければいけないポイントを知ること。そして、そういったトラブルに備えておくことが大切です。

妊娠後期はバースプランの確認や赤ちゃんグッズ、入院グッズを揃えたり、生まれてからの環境整備、保育園の申し込みなど忙しい日々が続きます。お腹が張ったり、具合が悪いと感じたら、休息をとって、無理のないように出産に備えてくださいね。

 



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