妊婦はホルモンを食べちゃダメ?妊娠中のホルモンの影響と6つのポイント

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妊娠してつわり中は気持ち悪くて食欲のなかった方でも、つわりが落ち着けばだんだんと食事が美味しくなってきますよね。

特に、なぜか甘いものと油物が食べたくなる妊婦さんは多いです。

体重の増加を気にしつつも、ついつい食べてしまったり。

焼肉も妊婦に人気のメニューの一つ。

がっつりとお肉を食べて出産への体力を作るのもいいでしょう。

カルビやタンなどと並び、ホルモンは焼肉屋でも人気メニューですよね。

当然妊婦だって食べたい!

でも妊娠中は何かと食べるものに気を使う時期。

焼肉屋さんのホルモンは妊婦が食べても大丈夫なのでしょうか?

結論をさきに言うと、妊婦がホルモンを食べること、焼肉を食べることは全く問題ないです。

しかし妊婦が焼肉を食べるときに押さえておきたいポイントが6つあります。

・食べる部位に注意する

・食べる量に注意する

・お肉はよく焼く

・刺激の強いものは食べすぎない

・匂いや煙に対策する

・今だからこそゆっくり焼肉を楽しむ

この6つのポイントを押さえて妊娠中でも楽しく焼肉を食べましょう。

ホルモンは食べて平気?妊婦は部位を選んで賢く焼肉!

食感がぷにぷにプルプル、噛み応えのあるモツ。

味噌味でおつまみにもなるもつ煮や、博多の郷土料理もつ鍋など、食べ方が様々できて美味しいですよね。

その中でもホルモンとは特に、小腸や大腸などの内臓肉を焼いたものです。

普通のお肉よりも癖が強く一度ハマるとたまらない味。

フライパンで炒めるだけのこてっちゃんは昔からの人気商品です♪

しかしそんな癖の強い食材だからこそ、『妊婦は食べても大丈夫かな?』と心配になる方もいるでしょう。

ホルモンを食べること自体は妊婦でも問題ありませんし、お腹の赤ちゃんにも悪い影響はありません。

焼肉も妊婦が食べることに問題はありませんが、カロリーや塩分が気になるところ。

妊婦は体重管理をきっちりすることが大事ですので太りすぎないよう、食べる部位を工夫すると良いですね。

実はレバーやハツ、ミノなどのホルモン系はカロリーが低いので体重管理の面でオススメの部位です。

特にレバーは妊婦のトラブル貧血にも効果のある鉄分が豊富。

貧血改善にたくさん食べたくなってしまいますよね。

でもちょっと待ってください。

妊娠初期のレバーの食べすぎには注意が必要です。

レバーに含まれているレチノールはビタミンAの仲間で、妊娠初期に過剰に摂取すると赤ちゃんに奇形を誘発する可能性があります。

内閣府の食品安全委員会で定められた妊婦の1日のビタミンA摂取量は650~780μgREが望ましく、鶏や豚レバーですと5gほど食べると達してしまいます。

レバーを食べるときは1日にたくさん食べないように気をつけて食べてくださいね。

関連記事⇒妊婦はレバーを食べちゃダメ?妊娠中のレバー4つの栄養素と2つの注意点

妊婦だって焼肉大好き♪でも食べすぎには注意して!

ホルモンは意外と妊婦にオススメの食材でした。

しかしオススメだからと言ってたくさん食べすぎるのはNG!

食べ過ぎればカロリーも摂り過ぎてしまいますし、体重管理もできません。

また、焼肉は味の濃いタレや、たっぷりのお塩でいただくことが多いですよね。

妊婦には天敵の塩分。

焼肉を食べすぎると塩分を摂り過ぎてしまうことになります。

妊娠中の塩分の摂りすぎは、妊娠高血圧症などのトラブルの原因になってしまうんです。

私の母は私を妊娠中に味の濃いものばかり食べ過ぎて妊娠高血圧症になりました。

体重も20キロ近く増えてしまい、お産は重かったそう・・。

そして妊娠中のトラブルで恐いのが、何十年も後になって体に不調をきたすことです。

妊娠高血圧症の人は出産後にも高血圧を発症することが多いとされています。

そのため、将来的に脳血管疾患や腎臓病など重篤な合併症を生じる可能性も出てきます。

こんなこともありますので、皆さんはぜひ妊娠中の体調管理はしっかりなさってください。

赤ちゃんと妊娠中の体のためだけではなく、何十年も後の自分の体のためでもありますからね。

そう考えるとやはり、焼肉は食べてもOKですが量と味の濃さに気をつけておくべきですね♪

関連記事⇒妊娠中毒症を予防する4つの方法~食べ物や運動、生活はどうしたらいい?

あなたはレア派?ミディアム派?妊婦の焼肉は断然よく焼く!

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ステーキ屋さんで聞かれる、レア?ミディアム?ウェルダン?これはご存知と思いますがお肉の焼き加減のことです。

ほぼ生くらいにします?半生な感じに焼きます?よ〜く中まで火を通します?といったところ。

焼肉の焼き加減も好みが分かれますよね。

やはり良い牛肉を使っているお店に行ったら、レアとは言わないまでもミディアムくらいが美味しい♡

でも妊婦さんはちょっと待って!

実は焼き加減も妊婦さんにOKなのとそうでないのがあるんです。

普段なら半生くらいでも食べられちゃう牛肉ですが、妊娠中は免疫力が低下しています。

普段よりも生肉で食あたりになりやすいんですね。

それに生のお肉にはまれにトキソプラズマと言う寄生虫がいます。

妊婦さんがトキソプラズマに感染すると、なんと胎盤を経由してお腹の赤ちゃんにまで感染してしまうことがあります。

そうすると赤ちゃんは先天性トキソプラズマ症を発症し、最悪の場合流産や死産になってしまうことも。

トキソプラズマ、妊婦さんは本当に気をつけたいですね。

でも大丈夫!トキソプラズマは熱に弱いんです。

お肉はしっかり中まで火を通せばトキソプラズマに感染することはありません。

妊婦は焼肉を食べる時にウェルダンにしてしっかりと中まで火をとして食べることが重要です。

関連記事⇒妊婦は焼肉を食べちゃダメ?妊娠中の焼き肉4つの注意点と胎児への影響

たまらない刺激!ピリッと辛いメニューは妊婦は食べても良い?

焼肉屋さんでは欠かせないピリ辛メニュー、キムチやコチュジャン。

お肉と相性抜群で美味しいですよね。

でもこのピリ辛メニューも妊婦さんは注意が必要。

刺激の強い食べ物は内臓に負担をかけてしまいます。

普段なら大丈夫でもいろいろと体が弱くなっている妊娠中は、この刺激で胃が荒れてしまったり、体調が悪くなってしまったりします。

いつもの調子で食べ過ぎないように刺激の強いものは控えめに食べるようにしてくださいね。

煙と匂いにも敏感になる?妊娠中の焼肉

焼肉といえばモクモクの煙、それにお肉の焼けるあの匂い・・・。

普段は気にも止めていなかた煙や匂いが妊娠中は気分が悪くなる原因になることも。

妊婦さんは匂いの感じ方も敏感で、煙など鼻の粘膜に刺激になるものもよくありません。

妊娠初期からあるつわりは終わっていても、焼肉屋さんの匂いで胸焼け・・・気持ち悪い・・・。

なんてことにならないように対策をして行きましょう。

マスクをつけて行ったり、他のテーブルの煙が来ないような個室の焼肉も良いですね。

店内に入ってみたら匂いが無理で帰宅!なんてことにならないように事前に準備していきましょう。

実は今が行きドキ?妊婦こそ焼肉に行こう!

妊婦はあまり量も食べられないし、生焼けやピリ辛もレバーもダメ・・・。

煙と匂いにも気をつけないといけないのか・・・。

とマイナス要素ばかりみると、なんだか焼肉に行く気がなくなってきてしまいますよね。

しかし、あなたが焼肉好きならばぜひ妊婦のうちに行っておいたほうが良いです!

妊婦の今のうちしか当分はゆっくり焼肉屋になんて行けませんから!

赤ちゃんが生まれてから行こうかな・・・なんて思ってるとしたら甘いですよ!

赤ちゃんが生まれてからでは目の前で熱い網を使って調理する焼肉屋、煙モクモクの焼肉屋なんてまず行けないです。

行ったとしてもゆっくり食べるなんて無理!

急いでお肉をかきこんで味なんてわからないで帰ることになりかねません。

じゃぁもう少し大きくなってから・・・と思っても、子供って小さいうちは網を触りたがったり、焼き肉屋は危険がいっぱい!

結局まだ食事のしやすいファミレスに行くことになります。

私も小さい子供を連れて焼肉屋に行きましたが、まぁ気が気じゃなかったですね。ゆっくり味わって食べるなんて無理!

パパもいたのでまだ良かったですが、それでも落ち着いて食事はできませんでした。

もうそろそろ末っ子が4歳になってきたので家族で行きたいなと思っていますが、うちは兄弟が5人いるため今度はお財布事情で焼肉屋は厳しいところ・・・。

夫婦二人でゆっくり焼き肉に行けるのは妊娠中がチャンスなんです!

食べる量と焼き加減に気をつけてゆっくり焼肉を楽しんでみてくださいね。

妊婦でも楽しもう!焼肉とホルモン

妊婦はホルモンも焼肉も問題なく食べられます。

6つのポイントを守って安心して焼肉を楽しみましょう。

・食べる部位に注意する

・食べる量に注意する

・お肉はよく焼く

・刺激の強いものは食べすぎない

・匂いや煙に対策する

・今だからこそゆっくり焼肉を楽しむ

妊婦だからってなんでも我慢していたらストレスがたまります。

たまには食べたいものを食べたり外食で息抜きするもの良いでしょう。

6つのポイントを踏まえて焼肉屋を楽しんでくださいね。