つわり中におかゆが食べたい!おすすめレシピと2つの注意点や影響

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消化に良い食べ物というと、あなたは何を思い浮かべますか?

私は『おかゆ』と『うどん』が頭をよぎりました。

このふたつは、風邪などで食欲がないときでも食べられるものとして周知されていますね。

でも、それは何故でしょうか?

答えは、胃腸に負担をかけず消化しやすいからです。

特におかゆのほうがうどんよりも効果が高く、つわりで苦しむ妊婦さんでも食べやすい料理といえるでしょう。

この記事では、妊婦の味方”おかゆ”について詳しく紹介していきます。

ポイントは7つです。

・おかゆって?
・全がゆ、五倍がゆ、10倍がゆの違いは?
・おかゆはつわりの時におすすめの食べ物?
・おかゆのカロリーは?
・妊娠中におすすめのおかゆは?
・おすすめおかゆレシピ
・おかゆを食べるときの2つの注意点

最後まで記事を読めば、おかゆが万能な料理であることが理解いただけるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

おかゆって?

お米を水で柔らかく似て作る食べ物です。

塩やしょうゆ、出汁などで薄く味付けをするのが一般的です。

加えてネギや卵、ほうれん草などの野菜を入れて作ることもあります。

お粥は消化が良く身体も温まるので、風邪などの病気のときや二日酔いの朝などに食べられることが多く、低カロリーであるため、ダイエットとしても人気の料理です。

全粥、5倍がゆ、10倍がゆの違いは?

全粥は別名『10分がゆ』と呼ばれていて、米1に対し、水は5の割合で作られます。

『5分がゆ』はお粥と重湯(お粥の汁)の割合が半分半分のものをいいます。

一般的に『おかゆ』と呼ばれているのは、全粥になります。

よく離乳食などで『5倍がゆ』『10倍がゆ』という表現がありますが、これは5分がゆの『分』とはまったく別の作り方をします。

5倍がゆは、お米1に対して水が5。10倍がゆならば、お米1に対してお水が10で作ります。

このことから、全粥=10分粥=5倍粥ということになるのです。

おかゆはつわりの時におすすめの食べ物?

赤ちゃんがはじめに口にするのは10倍がゆです。

これはなにを意味しているのか。

おかゆは、赤ちゃんの胃にも優しい料理ということです。

そんなおかゆは、つわりで苦しんでいる妊婦さんにとっても大変重宝する料理になります。

食欲のないときでもするっと胃の中に入ってくれて、消化にも良いので、つわり時にはオススメの食品と言えるでしょう。

ただし、食べづわりや匂いつわりなどで、ご飯の匂いが受け付けないときは、無理に食べることはしないでくださいね。

お粥を作ったときの上澄み液(重湯)などを飲めたら飲むだけでも、栄養補給に少しはなるのでぜひ試してみてくださいね。

おかゆのカロリーは?

100グラムあたり71キロカロリーです。

1食分(250グラム)ですと、178キロカロリーになります。

妊娠中におすすめのおかゆは?

妊婦におすすめなのは、『フリーズドライ』と『作りおきおかゆ』です。

つわりがひどいとき、料理をするために立っているのが辛いときが多々あります。そんなときは無理をしてはいけません。

お湯を注ぐだけで簡単におかゆが食べられるフリーズドライ商品を何個かストックしておくと便利ですよ。

他にはレトルトのおかゆもレンジや湯煎であたためるだけなので簡単に作れます。

添加物が気になったりレトルトやフリーズドライ商品に抵抗がある場合は、体調が良いときにおかゆを作って冷凍しておくのもいいですね。

冷凍したものは、なるべく早く食べきるようにしましょう。

最低でも2週間以内に食べきれば食中毒などの心配も少なく安心ですよ。

関連記事⇒妊婦と冷凍食品~妊娠中の冷凍食品の活用法や影響と4つの注意点

おすすめおかゆレシピ

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ここからは、おかゆを使ったおすすめレシピを紹介します!

おかゆはちょっとアレンジするだけで味を大きく変えることができます。

普通のおかゆに飽きたというかたは、ぜひ試してみてくださいね。

簡単しらす入り梅がゆ

材料:ご飯1杯、お水500cc、かつおだし小さじ1、しらす干し大さじ1、梅干し1個、刻みネギ少々

↓作り方↓

①鍋に水とかつおだしを入れてひと煮立ちさせましょう。

②ご飯を鍋に加え、柔らかくなるまで煮詰めます。

③しらす干しとネギを加え、さっと混ぜ合わせましょう。

④器に盛り、梅干しを乗せたら完成です。

※お好みで、③の後に溶き卵を加えても美味しいですよ。

中華おかゆ

材料:ご飯茶碗1杯、お水500cc、中華味のもと小さじ1、ほうれん草少々、シャケフレーク少々、溶き卵1個

↓作り方↓

①鍋に水と中華味のもとを入れてひと煮立ちさせてください。

②刻んだほうれん草と、ご飯を鍋に入れましょう。

③ご飯がお好みの柔らかさになったら、シャケフレークを加えます。

④塩で味を調えた後、溶き卵を回しいれます。

⑤卵が少し固まってきたら、ゆっくりと菜ばしでかき混ぜてできあがりです。

※ほうれん草やシャケフレークは、お好みの野菜や魚、ひき肉などに変更しても美味しいですよ。

関連記事⇒毎日のおかゆ作りを簡単に!離乳食のおかゆを炊飯器で作る方法のポイント

おかゆを食べるときの2つの注意点

おかゆを食べるときには以下の2点に注意しましょう。

①食べ合わせに気をつけましょう。

いくらお粥が低カロリーだからといっても、おかずに揚げ物などを頻繁に食べると、体重増加の危険があります。

油物は週に1度か2度程度にとどめておき、豆類や野菜、きのこ類などを積極的に食べるようにしましょう。

満腹感が得られないときは、咀嚼の回数を増やす食べ物がオススメです。

レンコンやたけのこなど、しゃきしゃきとした食感が良く食べ応えのある野菜をメニューの一品に取り入れてみてください。

不思議なことに、目もお腹も満足して食べすぎを防止してくれますよ。

②おかゆばかり食べないように気をつけましょう。

つわりの症状がひどくて、おかゆぐらいしか食べることができない。

そんな妊婦さんは結構いらっしゃいますよね。

ですが、白がゆだけずっと食べるのは、栄養面でとても良いとは言えません。

もしおかゆだけしか胃が受け付けないのなら、おかゆに他の食材をプラスしましょう。

オススメは『梅干し』です。

梅干しに含まれるクエン酸は、つわりの症状を和らげてくれる効果があります。

レシピに載せたほうれん草やしらすなどは、味の変化も少なく、あっさりとした味なので加えやすい食材です。

他には大根も消化を助けてくれる効果があるので、柔らかく煮たりすりおろして入れたりして、おかゆに混ぜると栄養をプラスできるでしょう。

発酵食品の味噌を加えて味を変えてみるのもオススメですよ。

おかゆは妊婦や赤ちゃん、病気の人、みんなの味方です。

記事でお伝えしたように、おかゆは胃腸に負担をかけない優しい食べ物です。

私もつわりが辛いとき、何度もおかゆに助けてもらいました。

今でも風邪をひくと、妊娠時にもこれを食べたなあとフリーズドライのおかゆを食べながら懐かしんだりしています。

手作りするのもよし、レトルトを利用するのもよしのおかゆは、あなたのマタニティライフを助けてくれるでしょう。

色々な味が売られているので、スーパーでなにを買おうか選ぶのも、ちょっとした楽しみになりますよ。

ぜひ、妊娠中におかゆを上手に活用してみてくださいね。