誘発分娩の費用はいくら必要?流れと保険や高額医療費は適用されるのか解説

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『教えて!!誘発分娩って何するの?費用はどのくらいかかるの?保険はきくの?』

順調だと思っていた妊娠生活中に突然お医者さんから「誘発分娩で今からお産をしましょう」なんて言われたら、全く心の準備も出来ていませんし焦ってしまいますよね!

特に誘発分娩がどんなものなのか、お金がどのくらいかかるのか知らないと不安ばかりが押し寄せてきてしまいます。

・誘発分娩はどんな時にするのか

・誘発分娩ではどんなことをするのか

・誘発分娩はどのくらいで生まれるのか

・誘発分娩の流れ

・誘発分娩のリスクはあるのか

・誘発分娩にかかる費用

この記事では誘発分娩が一体どんなものなのか、そして費用はどのくらいかかるのかということについて詳しくみていきます。誘発分娩はすごく特別な感じがしますし、緊急事態でお金もすごくかかるイメージですが、誘発分娩についてしっかり知ることで、漠然とした不安を拭い去ることができます。

誰にでも“誘発分娩”をする確率はありますし、お医者さんも母子の安全を考えての提案です。

安心して身を任せるために、1つずつみていきましょう!

誘発分娩はどんな時にするの?

誘発分娩は、妊娠を帰属することで赤ちゃんやお母さんに命の危険があると医師が判断した場合に行われます。

予定日を大幅に過ぎている場合

正期産は妊娠37週~41週までとされていますが、妊娠42週に突入すると胎盤の機能が低下してしまい、お腹の赤ちゃんの命に危険が及んでしまいます。

だから妊娠42週を過ぎて誘発分娩で、出産を促すケースはとても多く、私の友人の中にも何人もいますね。

破水した場合

通常は陣痛が起きてから破水して出産という流れですが、みんながみんな陣痛からお産をスタートさせるわけではありません。

はじめに破水から始める人もいます。

ただ、破水すると外の世界とつながるため、雑菌が入りやすくなってしまいます。破水から24時間経つと産道で赤ちゃんが細菌に感染するリスクが高くなってしまうため、破水後の陣痛をスムーズに起こして出産につなげるために、誘発分娩をするケースがあります。

私も3人目の出産の際、子宮口を縛る手術をしてもらっており、出産前までに溶けるはずの子宮口を縛っていた紐が溶けず、陣痛が起こった際に無理やり子宮口を開いてもらいました。

その際、破水して感染を防ぐためにもスムーズに出産へつながる必要があること、そのためには陣痛促進剤を使う必要があるという説明をうけ、陣痛促進剤を1錠服用しました。

私の場合は陣痛が始まっていたので、そのまま2時間後には出産となりましたよ!

また、友人の中には陣痛スタートで誘発剤やバルーンをして陣痛が起こってもなかなか生まれてこず、緊急帝王切開になったという痛みのオンパレードで大変だったという子もいます。

だから破水した場合も、誘発分娩で出産を促すことが多くありますよ!

お腹の赤ちゃんが大きくなりすぎている

まだ正期産の間でも、赤ちゃんが大きくなりすぎてしまうと、赤ちゃんが出てきにくくなってしまいます。

あまりに大きくなりすぎてしまったばあいは、これ以上大きくなると赤ちゃんが出てきにくくなるからという理由で誘発分娩で出産を勧められる場合があります。

確かに赤ちゃんが大きい小さいで、出てくる時間に違いはあるようです。

三女に関しては正期産に入っていましたが、2400gの低体重児でした。出産の際、3人の中で一番スルッと出てきたのでこんなに簡単に出てくるのかとびっくりしてしまいましたね。

骨盤が狭い

お母さんの骨盤が狭いと出産で赤ちゃんが通れず難産になるリスクが高くなってしまうため、誘発分娩でしっかり陣痛を起こし赤ちゃんが出るのを手助けする場合があります。

それでも生まれなければ帝王切開となることもありますよ。

義妹はもともと華奢で骨盤も狭く、赤ちゃんがこれ以上大きく成長しないということで、予定日よりも早く出産をすることになりました。

その際に陣痛促進剤やバルーンを使って誘発分娩をしていましたね。

医師から早めに出した方が良いと判断があった場合

私も二人目妊娠中に、切迫早産での入院生活や子宮口を縛る手術を受けましたが、妊娠37で退院し、38週の定期検診で「胎児の脈が遅めなので、早く出してあげた方がいい。明後日陣痛促進剤を使って出産しましょう。入院の準備をしてきてください」と言われました。結局その日の夜中に陣痛が来て出産となりましたが、定期検診などで胎児に異常が見つかった場合には、誘発分娩で出産を促すことがあります。

・妊娠高血圧症候群

大量出血を引き起こしたりする可能性があるので、お母さんの命の危険があります。

・子宮内感染

赤ちゃんに影響が及びます。

・微弱陣痛

お産が進まず赤ちゃんもお母さんも疲れてきます。

・廻旋異常

通常骨盤の中を回りながら生まれてくる赤ちゃんが、逆を向いたり上手に回れない場合お産が進みにくくなります。陣痛促進剤を投与することで、陣痛が強まり赤ちゃんが回りやすくなることがあります。

・母体の疲労

お産に時間が掛かるとお母さんの体力がなくなり、先に進まなくなります。

出産は人によって全く同じことなんてありません。

だから、医師の目でみて早く出産を促した方が良いという場合には、誘発分娩の手段を取られることは多くあります。

どうしようもない事情がある場合

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他に頼る人がおらず上の子の預け先の都合が合わないなど、出産予定日をこの日でないと上の子を保育する手段がないなどどうしようもない事情がある場合に限って、計画して誘発分娩をする場合があります。

ただ、病院の規模や方針によっては希望が叶わないこともあるので、早めに相談する必要があります。

また、どうしようもならない事情ではないかぎり、誘発分娩は赤ちゃんやお母さんの命を守るために行われるということを覚えておきましょう。決してこの日が自分にとって思い入れのある日だからこの日に産みたいという希望で、誘発分娩をするというのはおすすめできません!

誘発分娩ってどんなことをするの?

誘発分娩と聞いてまず思い浮かべるのが、“陣痛促進剤”ではないでしょうか。

でも、実は陣痛を人工的に引き起こす処置は他にもいくつかあるんです。

陣痛促進剤

陣痛促進剤は錠剤と、点滴に分けることができます。

錠剤の場合は1時間に1錠ずつ徐々に陣痛を促していきます。点滴は直接体内に薬を注入していきますが、錠剤でまず3錠まで3時間かけてじっくり陣痛が起きるか様子を見ながら点滴に切り替えたり、初めからコントロールしやすい点滴の投与から始まったり、錠剤のみでとか、投与の方法は個人によって違ってきます。

また、薬との相性が悪ければ翌日別の薬に換えると言った処置を取ることもできます。

バルーン

メトロイリンテルと呼ばれる水風船みたいな器具を、しぼんだ状態で子宮口に入れて、水を少しずつ入れて子宮口を広げる方法です。

陣痛が起こっても子宮口が開きにくいという方に行われる処置です。

このバルーン、痛いという人がとても多いです。

無理やり子宮口を開くわけですから、痛いのはもちろんですが、力が入りすぎているというのも原因なんです。だからできるだけ力を抜いて処置を受けるようにしてみてくださいね!

ラミナリア

乾燥した海藻で作られている棒状の器具です。

子宮頸管に挿入するすることで、体内の水分で膨張し、子宮口を開かせる方法です。

卵膜剥離

赤ちゃんを包んでいる卵膜を、子宮から少し剥がすことによって子宮口を開かせます。

そうすることによって、陣痛が起きやすくなります。

誘発分娩はどのくらいで生まれるの?

誘発分娩をするとすぐに出産になると思われがちですが、実のところはそうではありません。

私自身は3人目出産の時に陣痛促進剤を服用して陣痛をサポートしてもらいましたが、すごくスムーズに2時間で出産することができました。

でも、人によっては2時間~3時間で出産に至ったという人もいれば、痛みばかりが強くなってなかなか生まれないという人も多いです。

誘発分娩の処置をとっても、出産まで2日以上かかったなんて言う人もいます。

また自然分娩の場合でも、本陣痛が来てから初産で12時間以上かかる人がたくさんいます。私は9時間かかりました。

でも二人目になると3時間、三人目になると2時間とすごく早かったです。

誘発分娩も初産ではなかなか陣痛が来なかったという場合でも、二人目・三人目は早かったなんて場合が多くあります。

だから一概にどのくらいと言い切ることはできませんが、陣痛促進剤を使う場合は体に合わなかったり仕切り直す場合には、薬の種類を別のものに替えたり、薬の量を調節します。また誘発分娩で生まれそうにない場合は、帝王切開に切り替えたりする処置がとられます。

誘発分娩の流れはどんなかんじ?

・緊急でなければ、病院を受診した際にまず日時を指定されます。

・指定された日時にお産と入院の荷物を持って病院へ行きます。

・陣痛促進剤を投与します。

・必要によってはバルーンを挿入して子宮口を開きます。

・その日のうちに有効な陣痛につながらなかったり、薬が合わなかった場合にはいったん帰って翌日もう一度来院して再び陣痛促進剤を投与します。

・子宮口が全開になったら分娩台へ行き出産となります。

・誘発分娩中にトラブルがあった場合には速やかに緊急帝王切開などの処置が取られます。

もちろん、状況から判断して緊急で誘発分娩になることも十分あります。

誘発分娩のリスクはあるの?

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誘発分娩は人工的に陣痛を引き起こすわけなので、体にリスクが生じるのも仕方がありません。可能性は低いですが、誰でも起こりうるリスクです。だから、できるだけリスクが生じるのを防ぐために、対策が取られています。

過強陣痛

薬が効きすぎて子宮収縮が過度に強くなってしまいます。

この“過強陣痛”が起こってしまうと、母子ともに命の危険が生じます。

胎児機能不全

過強陣痛によって、お腹の中の赤ちゃんが圧迫されて胎児機能不全となってしまう可能性があります。

ただ、胎児機能不全に関しては自然分娩でも起こることがあります。

子宮破裂

過強陣痛によって、子宮に過度の負荷がかかり、子宮破裂を引き起こしてしまう可能性があります。子宮破裂となると、大量出血となるため母親の命の危険があります。そして赤ちゃんに関しては脳性麻痺となるか命を落とす危険が大きくなります。

帝王切開で産んだ友人も子宮の厚さが薄いということで子宮破裂の危険があると言われ、帝王切開で出産をしていました。

だから子宮破裂は誘発分娩特有というわけではありません。

その他に考えられるリスク

・赤ちゃんへのストレス

・アナフィラキシーショック

・チアノーゼ

・心室細動

・心停止

・薬自体の副作用(発熱、頭痛、気分不良、発汗、手足のしびれ、めまい、微弱陣痛など)

誘発分娩のリスクに対しての処置

・薬の投与は少量からスタート

点滴の場合は30分ごとに少しずつ増量していきます。

錠剤の場合は1時間に1錠ずつ増やしていきます。最大で合計6錠まで服用することができますが、やはり錠剤はコントロールしにくいので3錠ほど飲んで点滴に切り替えるという病院も少なくありません。

・モニター監視

モニターで子宮の収縮の強さ、赤ちゃんの心拍を見ることができます。

変化があればすぐに対処できるよう、モニターの監視は誘発分娩を始めると同時にスタートします。薬が効きやすい人はすぐに陣痛が強くなる場合があります。

私も3人目の出産の際に1錠陣痛促進剤を飲みましたが、あっという間に間隔は狭くなって強い痛みが襲ってきました。看護師さんから、モニターをチェックしてるけど、あまりに強い痛みが急にきたりしたら我慢せずにいってね!と声をかけられましたよ。

誘発分娩にかかる費用はどのくらい?

陣痛促進剤自体はそこまでお金はかかりませんが、入院が必要となり数日かかる、誘発分娩で色んな種類を使うとなると費用がかかることが考えられます。

誘発分娩にかかる費用

・薬や処置代  1万円~2万円(1日あたり)

・モニター代  5千円~1万円(1日あたり)

・部屋代    個室の場合は5千円~2万円(1日あたり)

・食費     料理の豪華な病院もあるため、病院によってちがう

・入院費    歯ブラシなど一つ一つ料金がかかる場合もある

・他の費用   病院によってそれぞれ違い、病院が決めることができる

誘発分娩にかかる費用は、病院によってちがうという場合が多いです。

大体出産費用にプラスして、3万円~20万円とみておくといいでしょう。

特に入院が長引けば長引くほど料金が高くなってしまったり、陣痛促進剤・バルーン・注射など全ての処置を受けた場合には、トータルで20万円近くかかるなんてことも良く聞きます。

健康保険は適用されるの?

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基本的に誘発分娩は健康保険が適用されません。

というのも誘発分娩から自然分娩へと移行する為、自然分娩とみなされ保険が適用されないことがほとんどです。

ただし、治療が必要と判断されての誘発分娩に関しては、健康保険が適用され、自費負担ではなく3割負担となることがあります。

例えば予定日を大幅に過ぎての出産は異常出産とみなされるため、入院して誘発分娩を受けた場合には3割負担になります。

また微弱陣痛や、前期破水でも赤ちゃんやお母さんに命の危険がある場合は医療的な治療が必要となると判断され、誘発分娩が行われます。この場合も健康保険が適用されます。

つまり最終的にお医者さんがお産のための誘発ではなく、疾病と判断して治療の誘発分娩をした場合は健康保険が適用され3割負担になるということになります。

高額医療費制度は使えるの?

高額医療費制度は健康保険の一制度です。自然分娩自体が病気ではないので高額医療制度を利用することは出来ません。だから基本的に誘発分娩での出産も高額医療費制度は利用することは出来ません。ただし、誘発分娩がお医者さんによって治療で処置が行われたと認められる場合には、高額医療費の対象となります。

高額医療費制度は1日~月末までの1ヶ月間にかかった医療費の自己負担額が、限度額を超えた場合払い戻しされる制度です。

あらかじめ限度額適用認定証を健康保険に申請して、病院の窓口へ提出しておけば、限度額を超えた金額は支払わなくてもよくなります。

医療保険は適用されるの?

医療保険でも誘発分娩は適用外とされることは多いですが、加入している医療保険会社に問い合わせてみるだけの価値はあるんです。

というのも、保険会社によってはお金が下りる場合が十分にあるためです。

特に女性特約の医療保険に加入している場合、出産関係の入院で医療保険が適用され、お金が下りることがよくあります。

病名がついていたり、領収書の保険診療欄の入院や手術に数字が書かれている場合には、異常分娩とみなされ保険金が下りる可能性が高いです。

私自身、医療保険は帝王切開にしか使えないと思っていましたが、子宮頚管無力症で手術をした際や切迫早産での入院も立派な治療なので保険を請求できると看護師さんから教えてもらって、慌てて問い合わせたところ、合計で50万円の給付金を受け取ることが出来ました。もちろん、入院費もかなりかかりましたが50万円で十分補うことが出来ましたし、プラスになりました。

また、診断書を医療機関に書いてもらう場合には5千円前後のお金がかかりますが、保険会社によっては給付金の支払いが認められなくても、診断書を書いてもらったお金は返金されるというところも多くあります。

だからまずは保険会社に相談してみることがおすすめです。

医療保険を利用する流れとしては次のようになります。

・保険会社に電話する

・事情を説明して、もしも保険が降りなくても診断書のお金が返ってくるか確認する

・保険請求書類一式を送ってもらう

・産婦人科で診断書を書いてもらう

・保険会社に提出する

入院した場合は大体給付金が支給される場合が多いので、ぜひ問い合わせてみてくださいね!

まとめ

順調だと思っていた妊娠が、突然検診で「赤ちゃんに危険が迫っているので誘発分娩をしましょう」なんて言われたらパニックになりますよね!

あらかじめ「この日に」と指定されれば心の準備も出来ますが、「今からこのまま入院して」とか言われたら、一体どんなことをするんだろう、お金はかかるの?!と不安は一層募ってしまいますよね。

誘発分娩は人工的に陣痛を引き起こすわけですが、お母さんと子どもの身体に安全に行われるよう、少しずつ進められていきます。また、モニターを使って変化を細かくみてもらうことができるので、安心してお医者さんに身を任せましょう。

誘発分娩で陣痛がおこれば、あとは自然分娩と変わりはありません。

陣痛がスムーズに起きるかどうかは個人差がありますが、落ち着いてリラックスしてのぞみましょうね!

また費用に関しては入院の日数や処置の方法、回数によって大きく変わってきます。保険の適用に関しても、母子の安全のための治療として医師が判断したものに関しては、保険が適用されることがあります。

とりあえずは問い合わせをしてみましょう。

保険会社に問い合わせて、とりあえず診断書を書いてもらってくださいということになるかもしれませんし、初めから諦めるよりはまず問い合わせた方がおすすめです。思わぬ給付があるかもしれませんよ!