央を使った名前25選~央の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「央」という漢字について

音読み:オウ
訓読み:――
画数:五画

姓や名前に用いられる場合には、他にも読み方があります。

「お」「あき」「あきら」「ちか」「てる」「なか」「なが」「なかば」「ひさ」「ひさし」
「ひろ」「ひろし」「ひで」「ひと」「ふみ」「まなか」「よう」「たか」「のぶ」「のり」などです。

「央」の意味や由来や成り立ちと特徴

漢字の由来は、「手足を伸ばした囚われた人」。

成り立ちは、「首枷」と「手足を伸ばした人」のふたつが組み合わさった象形。

特徴は、枷の真ん中に人の首があることを表しています。

しかし、この説には諸説あり、枷ではなく囲いの象形を表しているとも言われています。

どちらが正しいかは、まだ定まってはいないようです。

意味は、「真ん中」「中心」「久しい」「尽きる」「広い」。

「央」は怖い漢字?

首枷や囲いなどで人を捕らえるという特徴から忌々しい感じがするでしょうが、この漢字ができたとされる時代は、罪を犯せばすぐに死を与えられました。

どのような些細な罪でもです。

小さな子供も容赦はされませんでした。

そのような時代ですから、枷や囲いで囚われただけで済んでいるのは、まだ幸せだったのです。

字の特徴だけ見ればよくないと思われますが、当時の時代背景からすれば「幸運」を意味する漢字だったのです。

「央」を使った熟語

「央」は、真ん中を意味する以外の熟語はありません。

組み合わせる漢字で「何の」真ん中を意味するのかを表しているだけに過ぎません。

そのため、数少なくなりますが、一部書き出してみます。

二字熟語・・・期央、月央、週央、年央、道央
三字熟語・・・中央線、中央市 中央値
四字熟語・・・中央機関、中央集権、

真ん中である「中央」を用いた熟語が多く見受けられました。

それ以外は表現や格言や口語に用いられることが多いようです。

「央」の説明の仕方

口頭で名前を伝える際、どういった漢字を書くのか聞かれる時があります。

例えば、あなたの名前が「真央(まお)」だとします。

その場合、「央」をどのように説明すればよいのでしょうか。

ここで例を挙げてみます。

・「まおのおは、中央の央です」

これは簡単ですね。

「中央の央」と伝えると、大抵の人はわかってくれます。

「央」を使った名前の有名人・芸能人

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大地 真央さん(だいち まお・元宝塚歌劇団トップスター、女優)
高橋 理央さん(たかはし りお・俳優)
藤井 沙央里さん(ふじい さおり・モデル、女優)
山下 翔央さん(やました しょおん・元アイドル、タレント、俳優)
南 奈央さん(みなみ なお・女優)
菅野 莉央さん(かんの りお・女優、タレント)
浅田 真央さん(あさだ まお・フィギュアスケート選手)
神尾 春央さん(かみお はるひで・江戸時代の旗本、幕府の財政立て直しに尽力)
井上 真央さん(いのうえ まお・女優)
石堂 夏央さん(いしどう なつお・女優)
岩田 光央さん(いわた みつお・声優、俳優、歌手)
西村 奈央さん(にしむら なお・女優、声優)
三好 昭央さん(みよし あきお・俳優、脚本家)
山崎 忠央さん(やまざき ただなか・江戸時代前期から中期の儒者)

「央」の名乗りに使われる読みの多さ

冒頭の、漢字についての説明箇所で書き出したように、名前に使われる読みはとても多いです。

一部だけを書き出したのですが、それでも20もありました。

「央」は真ん中(中心)を意味します。それゆえに重要さを示す漢字でもありました。

そのため、名前に用いる際は前後につける漢字によって不自然にならない響きを独自でつけて、メジャーになったものが読みとなり増えて行ったと言われています。

「央」を使った名付け候補

央(まなか)
香央李(かおり)
美央吏(みおり)
央歌(おうか)
央都(おと)
沙央(さな)
美央吏(みおり)
陽央里(ひおり)
紗央梨(さおり)
珠央(たまお)
央絵(ひさえ)
央子(ちかこ)
湖央(このり)
愛央依(あおい)
衣央奈(いおな)
依央里(いおり)
央花(ちか)
菜央(なお)
未央(みちか)
永央(えな)
央乃(あきの)
紗央香(さなか)
陽央(ひふみ)
架央(かな)
実央(みちか)
央佳(のりか)

「央」はどこに使っても見映えのよい名前になる

「央」は、その形から、男の子にも女の子にも好んでつけられる漢字です。

頭や止めに使っても、三字名の真ん中に使っても見映えがよくなります。

特に女の子の名前に使われる場合は、読みの多さからどの漢字とも組み合わせが可能です。

そして、違和感がない。とても使い勝手がよいのです。

「央」は声に出した時の響きもよい

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「央」を最後の止めの字に使うと、どのような読みであれ不思議と名前が引き締まります。

三字名の真ん中や頭に用いると、可愛さや美しさを感じさせます。

そう考えれば、女の子の名前に用いるのが適していて、バリエーションの幅が広がってゆくと思います。

まとめ

「央」は真ん中を意味するだけの漢字に思えますが、それだけではありません。

先の項目でも書いたように、死罪が当たり前に行われていた時代に、それを免れた「幸せな人」だったのです。

つまり、「幸運」を意味しています。

子供の幸せを願って、この漢字をつけられてもよいのではないでしょうか。