パプリカの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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見た目はピーマンと似ていますが、ピーマンよりも肉厚で生で食べると甘みがあるパプリカ。

色も赤、黄色、オレンジとカラフルなので、料理に使うと、華やかな印象になりますね。

このパプリカ、色によって栄養や味が変わってくるのをご存知ですか?

たとえば赤いパプリカは、とうがらしにも含まれているカプサイシンが豊富で、脂肪燃焼効果が期待できます。

黄色のパプリカは、ビタミンCが豊富なので、美肌効果が期待できますね。

ビタミンCの多さは特に特徴的で、ピーマンの約二倍の量が含まれています。

生で食べても、焼いて食べてもおいしいパプリカですが、どのように保存するのがいいのでしょうか。

ここでは、正しいパプリカの保存方法、消費期限、おすすめのパプリカのメニューなど、パプリカについて詳しく紹介します。

 パプリカはどのくらい日持ちする?賞味期限は10日!

パプリカは古くなると、皮にハリがなくなってしわがより、中の種が黒ずんでしまいます。

正しい保存方法を紹介する前に、新鮮でおいしいパプリカの選び方を紹介しますね。

パプリカにはいろいろな色がありますが、どの色でも鮮やかで、表面に張りがあるものを選びましょう。

もうひとつ注目するのは、ヘタの部分。

ヘタも緑色でしおれていないもの、ヘタの切り口は茶色のものは時間がたっている可能性がありますので避けましょう。

また持ったときに、重みを感じるものはみずみずしく甘いのでおすすめ。

パプリカは、国産のものより輸入物が主流です。

収穫してから時間がたっていないものを、見極めて購入してください。

 パプリカの保存方法!

パプリカは、やはりシャキシャキとした食感がおいしいですよね。

保存するときも、ハリを失わないように保存することが大切です。

パプリカの正しい保存方法を紹介します。

 パプリカの正しい冷凍保存方法

パプリカは、古くなるとしわになりやすいので、長期間食べないときは、ハリがあるうちに冷凍保存がおすすめ。

パプリカを冷凍保存するときは、傷みやすいヘタと種を取って、水気をしっかり拭き、使いやすいように切り、冷凍用保存袋に入れて保存します。

冷凍したパプリカは、自然解凍しても生で食べるのにむきません。

加熱して料理に使って食べましょう。

冷凍での保存期間は1ヶ月。

使うときは凍ったまま料理に使います。

 パプリカの正しい冷蔵保存方法

パプリカは冷蔵保存でも10日と、長持ちしますが、保存するときは工夫が必要。

まるごと1個保存するときは、キッチンペーパーに1個ずつ包んで保存袋に入れて、野菜室に保存します。

パプリカは、水に弱く水がついていると腐りやすいので、しっかり水分をふき取ってくださいね。

また、種とヘタが傷みやすいので、半分に切ってとり、キッチンペーパーに包んでさらにラップをして保存します。

 ワンポイントアドバイス

パプリカは、種とヘタから傷んでいく野菜なので、冷蔵保存するときは、種とヘタをとって保存するほうが、実のハリをキープしたまま保存することができます。

実際に、種とヘタをそのままで保存したものと比べると、結果は歴然。

種とヘタを残して保存したものは、皮にしわがより、ハリがなくなり、色も黒ずんでしまいました。

パプリカは生で食べても、焼いて食べてもおいしいですが、皮をむくときはコンロで焦げるまでパプリカを焼いて、真っ黒になったら、冷まして皮をはがすときれいにむくことができます。

皮をむいてオイル漬けやピクルスにすると、冷蔵庫でも長期保存可能。

色々な料理に使うことができるので、正しく保存して活用してくださいね。

 冷凍しておいたパプリカを使った3つのメニュー

冷凍したパプリカは、生で食べないで加熱して食べてください。

冷凍パプリカを使ったおすすめのメニューを紹介します。

 パプリカといかの炒め物

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パプリカは魚介とも相性が良く、地中海風の一品になります。

【材料】

冷凍パプリカ2個(カラーは変えたほうが見栄えがいいです。)

いか 1ぱい

にんにく 1かけ

ローズマリー 1枝

ローリエ 1枚

オリーブオイル 大さじ1

白ワイン 大さじ2

① パプリカは、ヘタと種を取ってたてに半分にして、さらに縦に3つに切って冷凍したものを解凍して使います。

② いかは胴から足をぬいて、わたを切って、足は2本に切って胴は皮をむいて輪切りにします。

③ フライパンにオリーブオイルを入れて、つぶしたにんにくとローリエ、ローズマリーを入れて熱します。香りがたったらイカとパプリカを入れてください。

④ 手早くいためたら、白ワインを振って塩コショウで調味して出来上がり。

 パプリカとささみの炒め物

パプリカに含まれているビタミンCは熱を加えても壊れにくいので、炒め物もおすすめです。

【材料】

冷凍パプリカ 黄色 1個

ピーマン5個

ささみ 4本

★ 酒 小さじ2

★ 塩コショウ 少々

★ 片栗粉 小さじ1

しょうがみじん切り 小さじ2

にんにくみじん切り 小さじ2

赤唐辛子 1本

A(中華風だしの素小さじ1、酒大さじ1、塩小さじ1/3、こしょう少々)

ごま油 小さじ2

① パプリカは3cm大の大きさに切って冷凍したものを、解凍して使います。ピーマンも同じ大きさに切ります。ささみは、4~5切れのそぎきりにして、★の材料を絡めて下味をつけます。

② フライパンに油を入れて油通しします。一度取り出して油を切ります。

③ フライパンにサラダ油を入れて熱し、みじん切りにしたしょうがとにんにく、赤唐辛子を入れて炒めます。香りが出たらささみを入れてください。

④ 肉の色が変わったら、ピーマンとパプリカを戻します。

⑤ よく炒め合わせたら、Aの調味料を入れて、ごま油をまわしいれたら出来上がり。

 パプリカと鶏肉のトマト煮こみ

骨付きの鶏肉をつかったボリュームメニューです。

【材料】

パプリカ 赤2個

ピーマン 5個

トマト 2個

とり骨付き肉 500g

にんにく 1かけ

赤唐辛子1本

小麦粉 適量

★ 白ワイン1/2カップ

★ 固形スープ 1個

★ ローリエ 1枚

★ タイム 1枚

① パプリカは6つに割って冷凍したものを解凍して使います。ピーマンは2つに割ります。トマトは皮を湯むきして、ざく切り。

② 鶏肉に塩コショウをして下味を漬けます。薄く小麦粉をつけます。

③ 鍋にオリーブオイル大さじ1を熱して、鶏肉を入れぜんたいに焼き色をつけます。

④ 鶏肉をいったん取り出して、新たにオリーブオイルを入れて、つぶしたにんにくと赤唐辛子を入れて炒めます。香りが出たらパプリカとピーマンを炒めます。

⑤ 油がなじんだら、トマト、★の調味料、鶏肉を加えて、30分くらい煮込み、塩コショウで味を調えて出来上がり。

 パプリカの作り置きメニュー

食卓がさびしいときにあると嬉しい、作り置きメニュー。

パプリカを使ったお勧めの作り置きメニューを紹介します。

 パプリカのピクルス

パプリカはピクルスにすると、作り置きおかずになるのでおすすめ。

【材料】

パプリカ 赤 1/2個

パプリカ 黄 1/2個

★ 砂糖 小さじ5

★ 酢 小さじ5

★ 塩 小さじ1/2

★ ブラックペッパー適量

① パプリカはヘタと種を取り除き、熱した焼き網にのせて黒く焦げるまで焼いて、冷水にとり皮をむきます。

② 皮をむいたパプリカをくし切りにします。

③ ★の材料を合わせておき、ビニール袋に入れてパプリカも入れてよくもみます。

④ 冷蔵庫に1時間くらいねかせて、出来上がり。

 パプリカのオイル漬け

簡単にできるオイル漬け、パンやパスタと一緒に食べるのがおすすめ。

【材料】

パプリカ 3個(いろんな色を入れるときれいです)

にんにくみじん切り 1かけ

オリーブオイル適量

塩コショウ 少々

① パプリカは、焼き網で焼いて皮をきれいにむきます。

② 細切りにしたパプリカを、清潔な密封容器に入れます。にんにくと塩コショウで味をつけ、パプリカがかぶるくらいにオイルを入れて、冷蔵庫で一晩寝かせたら出来上がり。

 まとめ

パプリカの正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューを紹介意しました。

パプリカは種とヘタから傷みが始まります。

これを取り除くことで、ハリをキープしながら長期間保存することができます。

また冷凍保存するときは、食べやすく切って保存すると便利ですね。

冷凍保存したパプリカは、生で食べないで過熱して使って下さい。

パプリカを正しく保存して、おいしい料理を楽しんでくださいね。