妊婦とピザ~妊娠中はピザのチーズはNG?栄養素や影響と6つの注意点

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妊娠するといくつか食べてはいけないものや注意が必要な食べ物が出てきます。

例えば、水銀量を多く含む魚や、生や半生のお肉などがありますよね。

では妊婦はピザを食べても良いのでしょうか?

今回は妊婦はピザを食べてもいいのかについての注意点をお伝えします。

  • 妊婦はピザを食べてもいいの?
  • 妊婦が注意すべきチーズとその種類7つ
  • 妊娠中のリステリア菌の危険性7つ

妊娠中にピザを食べる際にはいくつか注意必要ですね。

妊娠中は色々と制限が多くストレスが溜まってしまいがちですが、6つの注意点を上手に活用してマタニティーライフを送りましょう。

妊娠中のピザの注意点2つ

妊娠中はピザを食べても大丈夫かどうか、答えは基本的には大丈夫です。

ですが中には妊婦が食べるのに注意が必要なピザもあります。

  • ピザに使われているチーズの種類に注意
  • ピザにのっているトッピングに注意
  • 妊娠中にピザを食べる時には上記の2つに注意してから食べる必要があります。

妊婦はピザを食べるときにはチーズに注意

では妊婦がピザを食べる時は何に注意が必要なのでしょうか?

それはチーズです。

妊娠中はナチュラルチーズを食べていけないのです。

チーズには2種類あり、プロセスチーズとナチュラルチーズに分けられます。

  • プロセスチーズ  ナチュラルチーズを加熱し、成形して作ったチーズ。
  • ナチュラルチーズ 生乳を発酵させて凝固して作ったもの。非加熱性。

ナチュラルチーズは製造過程上、加熱されていない生のチーズをさします。

妊娠中に生のチーズを食べると、食中毒の危険性があるのです。

通常であれば特にはナチュラルチーズに関しては気にしな良くても大丈夫ですが妊娠中は免疫力が低下していることや、万が一食中毒にかかった際に脱水症状などになりやすいので、注意が必要です。

とはいえピザであればナチュラルチーズでも十分に加熱してあれば安心して食べることができます。

妊婦が注意すべきチーズの7種類

妊娠中はチーズ、中でも非加熱で製造されたナチュラルチーズに注意が必要です。

ですが、どれがナチュラルチーズで、どれがプロセスチーズなのか悩むことがあるでしょう。

ナチュラルチーズには実に多くの種類がありその数なんと7種類に及びます。

  • フレッシュタイプ
  • 白カビタイプ
  • 青カビタイプ
  • ウォッシュタイプ
  • 山羊・羊タイプ、
  • セミハードタイプ
  • ハードタイプ

以上の7つがナチュラルチーズです。

実に多くの種類がありますね。

具体的にはリコッタチーズ、フロマージュブラン、カッテージチーズ、モッツァレラチーズ、カマンベールチーズ、クロミエ、ゴルゴンゾーラ、などがあります。

食べる時には加熱してあるか確認してから食べなければいけません。

ちなみに、プロセスチーズには市販されている6Pチーズやスライスチーズ、クリームチーズ、ベビーチーズ、粉チーズなどがあります。

聞いたことや食べたことがあるチーズが多くあるのではないでしょうか?

チーズには実に多くの種類があり、名前だけではどちらか分からないこともありますよね。

だからこそ食べる際にはそのチーズがプロセスチーズなのか、ナチュラルチーズなのか、ナチュラルチーズであれば加熱されているかを気にする必要があります。

妊婦がピザを食べる時は生ハムにも注意

妊娠中のピザにはチーズ以外にも注意が必要なことがあります。

それが生ハムです。

外食などでイタリンなどピザを食べる際に、生ハムを使用しているピザがメニューに乗っていることがあります。

生ハムは名前の通り、生ですので、妊娠中に食べるとチーズ同様に食中毒になる可能性があるのです。

生ハムはサラダにも多用されるのでピザ以外でも注意が必要です。

妊娠中にピザを食べる際には生ハムを使用していないピザを選ぶようにしましょう。

妊娠中のリステリア菌の危険性7つ

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生ハムや非加熱のナチュラルチーズにはリステリア菌という菌が生存しています。

妊娠中にリステリア菌による食中毒はどんな危険性があるのでしょうか?

  • 免疫力が低下している妊婦は感染しやすい
  • 感染すると重症化しやすい
  • リステリア菌は4℃以下の低温でも生存するため、冷蔵庫でしっかり保存されていても感染する可能性が十分にある
  • 感染しても軽症だと風邪のような症状のため分かりにくい
  • 妊婦感染すると早産・流産・死産を引き起こす可能性がある
  • 妊婦が感染し軽症でも、胎児への影響が大きい
  • 出産時に赤ちゃんが感染し髄膜炎や敗血症になる可能性がある
  • リステリア菌は通常時は感染することはないため、感染に関してO-157のように警戒されることが非常に少ないです。

ですが妊娠中などの免疫力が低下している人は掛かりやすく、掛かると重症化します。

重症化すると敗血症や髄膜炎などを引き起こします。

また、生ハムには妊婦が感染すると胎児に視力障害や精神発達障害などを引き起こすトキソプラズマが潜んでいることもあるので注意が必要です。

妊娠中にピザを食べる際にはチーズへの加熱が十分で、生ハムが使用されていないものを選びましょう。

ピザの栄養素と妊娠中のピザの食べ方

ピザにはどんな栄養素があるのでしょうか?

ピザは主に、生地と具に分けられ、生地のメインは小麦粉、具は食べるピザによって実に様々ですよね。

妊娠中にピザを食べる際には野菜多めのピザを選ぶことで、カロリーを抑えることができるほか、野菜から不足しがちな栄養素もとることができます。

またチーズにはカルシウムが豊富なので妊婦さんには嬉しいことです。

トッピングによってカロリーや脂質が大きく左右されるので考えながらトッピングを選ぶといいでしょう。

まとめ

妊婦は基本的にピサを食べても大丈夫ですが、食べる際にはよく加熱されているピザにしましょう。

ピザに使用されているチーズの種類、また生ハムなどの生ものは妊娠中にはリステリア菌やトキソプラズマなどによる食中毒を起こす可能性があります。

妊娠中は食中毒に掛かりやすく、またリステリア菌やトキソプラズマによる食中毒は、母体だけでなく胎児にも強い影響をもたらします。

したがって妊娠中にピザを食べる際には加熱が十分にされているものを食べましょう。

ピザはチーズを使用することでカルシウムが豊富になる他、トッピングを工夫することで不足しがちな野菜を簡単に取れるなどいい面もあります。

食べる際にはトッピングに工夫して選ぶことでカロリーを抑えられ、美味しく食べることができます。

妊娠中でも安全に、美味しくピザを楽しみましょう。