ポリ袋を調理で使って大丈夫?安全性の高いポリ袋や注意点とおすすめのポリ袋レシピ

スポンサードリンク

主婦の方のほとんどの人が、ポリ袋を使って調理の経験をしているのではないでしょうか?

クックパッドやクラシルなどのレシピサイト、料理本や料理番組などでも、ポリ袋を活用した調理方法をよく見かけます。

ボウルなどを使用しないので、洗い物も少なく済み、忙しい方にとってポリ袋は便利で助かるものです。

しかし、ポリ袋での加熱や生ものの味付けなど、化学的・衛生的にも少し気になりませんか?

「ポリ袋を使った調理法をよく家でやっているけど、安全なの?」
「ポリ袋や食品用のものしか使ったらだめ?」
「ポリ袋をつかった簡単で美味しいレシピが知りたい!」

など、ポリ袋レシピにハマっていくと疑問や不安なども出てきますね。

そこで、今回は、調理する際のポリ袋の選び方や安全性、注意点などをご説明していきます。

ついでに、簡単で美味しくできるポリ袋レシピもご紹介していきますね!

・ポリ袋レシピについて
・ポリ袋調理の良い点
・ポリ袋の種類
・ポリ袋での調理の安全性
・おすすめのポリ袋レシピ

普段あまり考えずにポリ袋を使って調理している方には、ぜひ読んでいただきたいです。

ボウルや調理器具を使わずに、ポリ袋をどんどん使って調理したいと思ってしまうようなレシピや、

メリットについても合わせてみていきましょう!

ポリ袋調理をこれからも取り入れていく方の参考になれば嬉しいです♪

ポリ袋レシピは料理家が考案した調理法だった!

「ポリ袋レシピ」、調べてみると実はWikipediaでも紹介されています。

ポリ袋レシピは、日本フードデザイン研究所所長の料理家川平秀一さんが考案した調理法だったのです。

普段、日頃から使用していたポリ袋レシピは、川平さんが発見したのですね。

著書「ポリ袋レシピ」(アース・スターエンターテイメント刊)にも詳しく記載されています。

また、テレビやラジオ、雑誌などでも出演・掲載されており、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

どうしてポリ袋を使うの?ポリ袋を使った調理の良い点とは?

そもそもどうしてポリ袋を使った調理方法が取り入られるようになったのか。

ポリ袋を使った調理方法には次のような利点があります。

①真空にすることで栄養分の流失がない。
②真空にすることで香りが逃げない。
③下準備の際の洗い物が少なくなる。
④真空にすることで、低温加熱で中まで加熱することができる。
⑤使用する調味料の種類が減る場合がある。
⑥酢の物や浅漬けなど調味料が少なくても真空にすることですべてに味がしみる。
⑦一つのなべて複数を同時に調理することもできる。
⑧災害の際にも加熱料理に使用できる。
⑨煮崩れしにくい。

など、たくさんのメリットがあります。

たくさんのメリットや便利性から、ポリ袋を使った調理が人気を集めています。

ポリ袋調理の際のポリ袋の種類には注意が必要

ポリ袋を使っての調理は、どんなポリ袋でもよいのか?と疑問があります。

ポリ袋にも様々な種類があり、スーパーなどで使用されているポリ袋や、透明感のあるしっかりとしたポリ袋、日本製や中国製のもの、加熱に向かないポリ袋、空気穴のあるポリ袋、化学物質が含まれているポリ袋などです。

調理で使用するポリ袋は、食品用のものに限った方が無難でしょう。

購入の前や使用する前には一度表示を確認してみましょう。

熱に強い高密度ポリエチレンであるかどうか、日本製であるかどうか、耐熱性であるかどうか、基本的にはこの3つを確認したうえで使用すると安全であると言えます。

さらに、中の食品の様子が分かるように半透明であるポリ袋がよいでしょう。

調理の様子が見えないと、加減が分からない時もありますからね。

もし、災害時用としてポリ袋を備えておく場合にも、食品用のポリ袋がおすすめです。

―参照 災害時に役立つ!ポリ袋調理法|NHKひるまえほっとよりー

ポリ袋を使った調理の安全性について

スポンサードリンク


「ポリ袋 調理」とインターネットの検索で調べると『危険』という言葉が出てきます。

基本的には、日本製のもので食品用、耐熱性のものであれば安全です。

しかし、100℃に耐えられるジッパー付きポリ袋を、炊飯器無しで米を炊く方法があったのですが、輸入販売会社が注意勧告をしたことがありました。

なべ底にジッパーがついた状態だと、100℃以上の温度になることがあり、袋が溶けてしまう可能性がある、という内容でした。

食品用で耐熱性のものだとしても、正しい調理法をしなければ、失敗してしまうことが考えられます。

また、加熱の際には注意点があります。

肉などの生鮮食品にはボツリヌス菌やカンピロバクターなどの菌が存在していることがあります。

その菌をしっかりと殺菌してから食べなければならず、低温加熱の場合には芯まで加熱する必要があります。

基準としては、牛肉などの赤み肉であれば60℃以上で加熱すること。

白身肉などは65℃以上で加熱すること。

低温加熱の場合には長めに加熱し、低温殺菌をすることが大切です。

芯まで火が通っているのかどうか、包丁で切ってみたり、芯まで測れるキッチン温度計を使用すると安全ですね。

最後に、電子レンジで使用するときの注意点です。

電子レンジは急激に高温になるので、ポリ袋が耐えられない場合があり、破れたり変形したりすることがあります。

破れてしまうと、調理し直しになり、また電子レンジ内も汚れるので掃除も大変ですね。

電子レンジ対応のポリ袋もありますが、普段のものは電子レンジではポリ袋を使用しないようにしましょう。

簡単で美味しい!おすすめのポリ袋レシピ

せっかくポリ袋を使った料理をするのであれば、ぱぱっと簡単にできるものも知っておきませんか?

美味しく時短で、洗い物も少ないレシピをご紹介していきます。

朝食にも!ふわふわオムレツ

<材料>4人前

・卵 8個
・牛乳 200㏄
・ベーコン 4枚
・にんじん 40g
・ピーマン 2個
・バター 小さじ4
・マヨネーズ 大さじ2
・塩コショウ 少々
・食品用ポリ袋 4枚

<作り方>

1.ベーコンとにんじん、ピーマンをみじん切りにします。

2.すべての材料を4等分し、それぞれポリ袋にいれます。

3.鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、ポリ袋をいれます。

4.弱火で15分加熱し、途中で一度袋をひっくり返します。

5.袋からだし、お皿にもりケチャップをかけたら完成です。

ポリ袋で作ったとは思えない!!時短のローストビーフ

<材料>

・牛肉モモブロック 400g
・塩コショウ 少々
・サラダ油 大さじ1
・醤油 50㏄
・みりん 25㏄
・料理酒 25㏄
・おろしにんにく 大さじ1

<作り方>

1.牛肉を室温に戻しておきます。(中までしっかりと火が通りやすくなります。)

2.牛肉に塩コショウをふります。

3.大きめの鍋にお湯をたっぷりと沸かしておきます。

4.まず、フライパンを熱しサラダ油をいれ、牛肉の表面に焼き色をつけ取り出します。

5.少し冷めたらラップで2重巻にして、ポリ袋にいれ空気をぬき、沸騰したお湯に入れます。

6.3分ほどグツグツと煮込んだら火をとめて、落し蓋をして20分ほどそのままにします。

7.その後ポリ袋ごと取り出し、冷めるまでそのままにしておきます。

8.冷めたら取り出し、薄くカットして出来上がりです。

9.4のフライパンに醤油、みりん、料理酒、おろしにんにくをいれて軽く沸騰したら、

お肉にかけて完成です。

もう一品欲しい時に!やみつきキャベツ

スポンサードリンク


<材料>

・ちぎったキャベツ 4枚
・ごま油 大さじ2
・塩 小さじ2分の1
・白ごま 大さじ1
・にんにくチューブ 少々
・鶏ガラスープの素 少々

<作り方>

1.ポリ袋にすべての材料をいれて、シャカシャカふります。

2.これだけで完成です!お皿にもっていただきます!

袋ひとつでできる!コールスローサラダ

<材料>

・きゃべつ 4分の1玉
・にんじん 20g
・すし酢 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2分の1
・マヨネーズ 大さじ1
・こしょう 少々

<作り方>

1.ポリ袋に千切りしたキャベツとにんじん、すし酢とオリーブオイルをいれてもみます。

2.数分置くと野菜がしんなりしてくるので、マヨネーズと胡椒を加えて、冷蔵庫で寝かせます。

3.20分くらい寝かせて、取り出しお皿にもって完成です。

まとめ

ポリ袋レシピを取り入れているご家庭は、まずご使用のポリ袋についてもう一度確認してくださいね。

たくさんのポリ袋レシピがありますが、電子レンジの使用や方法によっては加熱でも耐えられないものがあるので、注意して活用してみましょう。

忙しい人は、ぜひ取り入れたくなるようなレシピもたくさんあるので、試してみてくださいね。