レトルト食品の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と4つのメニュー

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災害時の備えのために、常備しておくことも多いレトルト食品。

ご飯、カレールー、パスタのルーだけではなく、おでんやスイーツなど最近は本当に色々な種類がでています。

レトルトは昔に比べるとパッケージの技術があがり、完全密封、加圧加熱殺菌のパッケージになり、さらに長期間、よい状態で保存できるようになりました。

調理済の食品を殺菌梱包したものなので、加熱しなくても食べることができ、非常食としては非常に優秀。

あたためて食べるとさらにおいしいし、キャンプのときなども重宝しますよね。

どこの家でも置いているレトルト食品、長期間保存できるのでつい忘れてしまいがちです。

また保存場所も気をつけて、劣化しないように保存しましょう。

ここでは、レトルト食品の正しい保存方法、消費期限、レトルト食品を使ったおすすめのメニューを紹介します。

レトルト食品はどのくらい日持ちする?賞味期限は1~2年!

レトルト食品は保存性が高いので、長期間保存でき災害用の保存食として備えている方も多いと思います。

なぜ、常温で長期間保存できるかご存知ですか?

保存や殺菌のために添加物を使用するのは、法律で禁止されています。

長期保存の秘密は、商品を密封してから行う高温高圧殺菌。

レトルト食品は真空状態で、商品を密封しているので、菌が繁殖されることもなく、油が酸化することもなく、おいしいまま保存できるのです。

この製法だと栄養が損失されることもありません。

レトルト食品のパックは銀色の袋に入っていますよね。

これは、プラスティックフィルムとアルミ箔を張り合わせたもので、この袋が長期保存には欠かせないのです。

レトルト食品は、商品によって多少の違いがありますが、1年~2年と長期保存が可能。

病気で外に買い物にいけず、料理を作る元気がないときにもあると便利。

必ず、備えておいたほうが良いでしょう。

レトルト食品の保存方法!

レトルト食品は長期保存できるからといって、どこにおいてもいいわけではありません。

レトルト食品の正しい保存方法を紹介します。

レトルト食品の正しい冷凍保存方法

レトルト食品は、基本的には常温で保存するものなので、冷凍保存する必要はありません。

冷凍保存したからといって賞味期限が延びるようなことはないでしょう。

また、カレーなどじゃがいもが入ったレトルト食品を冷凍すると、じゃがいもの食感がスカスカになる可能性があるので、やめましょう。

レトルト食品の正しい冷蔵保存方法

レトルト食品は、常温で保存が可能なので、冷蔵庫に入れる必要がありません。

ただ、透明な袋で保存されているハンバーグやミートボールなどはチルド食品なので、冷蔵庫で保存します。

保存期間は賞味期限を目安に食べきってください。

また、レトルト食品の中には2~3人前の商品もあり、一度で食べきれない場合もありますよね。

一度開けたレトルト食品はできれば食べきったほうが良いのですが、残ってしまった場合は、別の保存容器に入れて、冷蔵庫で保存。

できれば1日以内に食べきるようにします。

未開封の場合は長期間保存が可能な、レトルト食品ですが一度開けてしまうとどんどん劣化していきます。

開封後に時間を空けて食べる場合は、必ず加熱して食べてくださいね。

その他の方法

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レトルト食品は常温で保存ができ、保存期間も1~2年と長期間保存できます。

保存するときは、暖房器具やガス台の近くなどの、熱がこもる場所には置かないようにします。

また湿度が高い加湿器の近くや、直射日光が当たるところに長期間保存すると品質が落ちるのでやめましょう。

直射日光が当たらなくて、風通しのよい冷暗所に保存してください。

うっかり忘れてしまうので、定期的に賞味期限のチェックをしたほうがいいですね。

基本的に開封していなければ、暖めて再び常温で保存しても大丈夫ですが、何度も繰り返すと、さすがに品質が落ちるので、気をつけましょう。

また、多量の調味料や原材料を使った食品は、保存しているうちに味が多少変わっていくことがあります。

ワンポイントアドバイス

一度暖めても未開風の場合は、再度常温保存ができるレトルト食品。

ただし、電子レンジ対応の蒸気口がついた商品は、一度電子レンジで加熱すると、蒸気口が開いてしまうので、開封したこと同じになり、再度保存することができません。

蒸気口から空気が入り、保存していると劣化していくので早く食べてください。

開封したあまった場合は、保存容器に入れて冷蔵庫で保存できますが、なるべく早く食べるようにしましょう。

レトルト食品は、保存が利くので安いときにまとめ買いするととても助かりますが、保存しているのを忘れてしまうことも多いですよね。

定期的にチェックして、賞味期限が古いものから食べるようにしてください。

レトルト食品を使った3つのメニュー

レトルト食品は、温めるだけで食べられますし、暖めなくてもおいしく食べることができます。

レトルト食品を使ったメニューを紹介します。

レトルトカレードリア

レトルトカレーで簡単手抜きドリア。

好きなカレーで作れます。

【材料】

お好みのレトルトカレー 1袋
ご飯 茶碗1杯分
卵 1個
とろけるチーズ お好み
マヨネーズ 適量
パン粉 適量

① 耐熱皿にご飯を入れて、レトルトカレーをかけます。

② 中心に卵を入れて、チーズを好きなくらい振りかけます。

③ マヨネーズをお好みで、パン粉もお好みでかけます。

④ オーブントースターで10分くらい焼いて出来上がり。

レトルトカレーうどん

レトルトカレーで簡単カレーうどん。

【材料】

レトルトカレー 2袋
水 200cc
めんつゆ 大さじ1
だしの素 大さじ1
鶏肉 1枚
白ねぎ 1本
ゆでうどん 2玉

① 鍋にカレーとだしの素、めんつゆと水を入れます。

② 鶏肉は一口大に切って軽く焼き、ねぎは斜めにスライスして①の鍋に入れます。

③ カレーの入った鍋を火にかけて、弱火でゆっくり混ぜます。

④ 鶏肉に火が通るまで5分ほど煮ます。

⑤ ゆでうどんをほぐして、カレーの中に入れてしばらく煮て、出来上がり。

ミートグラタン

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レトルトミートソースでできるグラタンです。

【材料】

じゃがいも1個
玉ねぎ 1/2個
ミートソース 1袋
とろけるチーズ 適量
パセリ 適量

① じゃがいもは4等分にして3mm幅にスライスします。

② フライパンにオリーブオイルをしいて、じゃがいもに焼き目がつくまで炒めます。

③ じゃがいもを取り出し、スライスした玉ねぎをしんなりするまで炒めます。

④ 耐熱容器にじゃがいも→たまねぎ→ミートソースの順番に重ねて炒れ、チーズをのせます。

⑤ オーブントースターに入れて10分くらい、焼き目がつくまで焼きます。

⑥ 最後にパセリを散らして出来上がり。

レトルト食品の作り置きメニュー

レトルト食品は、料理に使った場合はなるべく早く食べたほうがいいですね。

おすすめのレトルト食品の作り置きメニューを紹介します。

 煮込みハンバーグ

【材料】

レトルトハンバーグ 3個
トマト 3個
スライスチーズ 3枚
パセリ 少々

① トマトは皮をむいて、鍋に入れてつぶしながら中火で煮込みます。

② レトルトのハンバーグを鍋に入れて、弱火で煮込みます。

③ スライスチーズをのせて、電子レンジで30秒加熱。

④ パセリをかけて出来上がり。

まとめ

レトルト食品の正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。

常温で長期間保存できる冷凍食品ですが、高温多湿に注意して保存しなければ、品質が落ちることがあります。

また、一度暖めたものでも、再び常温で保存ができますが、何度も繰り返すとだめ。

材料や調味料が多く使われている場合は、長期間の保存で味が変わることがありますので注意してください。

災害のとき、自分が病気のときなど何かと便利なレトルト食品、長期間保存できると安心しないで、時々賞味期限チェックしてくださいね。