臨月の妊婦へ!妊娠中の外出で気を付けてほしい8つの事

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臨月の妊婦さんだって外出したいですよね。でも、赤ちゃんやお母さんの体調を考えると無理はできません。

『妊婦が外出するときは、何を携帯すればよいの?』

『妊婦が外出先で、破水してしまったらどうしたらよいの?』

など、心配なことはつきません。

こちらでは、

・臨月で外出のメリットとデメリット

・臨月の交通手段

・妊婦が外出するとき携帯するもの

・破水してしまったらどうするか

など、

「臨月の妊婦が外出する時に気を付けてほしいこと」を8つのポイントで解説します♪

臨月の妊婦さんは外出してもよいの?

臨月でも全く外出しないで暮らすことは、難しいですよね。

お買いものに、ちょっとした運動、上の子がいる場合はその子の用事も済まさねばなりません。

また、臨月になれば、妊婦健康診断は一週間に一度になります。

臨月だから外出してはいけないということはありません。

大切なのは、万が一に備えて、外出するということです。

臨月の妊婦さんは、どこまで外出してもよい?

外出時に考えられるリスクは、

・破水

・陣痛

・おしるし

などです。これらのことに備え、1時間以内に帰れる場所にとどめるようにしてください。つまり、片道30分程度です。1時間以内であれば、普段通っている産婦人科にも問題なく駆けつけることができます。

臨月の妊婦さんの交通手段は?

交通手段は次のものが考えられます。

・自家用車

・バス

・電車

・徒歩

などです。それぞれ気を付けることは次の通りです。

「バス、電車」

公共機関を利用する場合は、交通渋滞に巻き込まれないようにしましょう。電車は、快速などではなく、いつでも降りられるよう各駅停車を利用します。時間はかかりますが、空いているので、席も確保しやすいでしょう。

「自家用車」

少し遠出をするときは、事前に渋滞情報を調べておくようにしましょう。

また、自分で自動車を運転する場合は、十分に注意してください。長時間同じ姿勢でいることは、血流を悪くします。また、妊娠中は、注意力が散漫になります。できる限り、運転してもらいましょう。

「徒歩」

1番安全なようですが、転倒に注意してください。

妊娠末期に転倒してしまった場合、次のことが考えられます。

・常位胎盤早期剥離

・子宮収縮

転倒後、お腹が痛くなって分かる場合もありますが、その限りではありません。

臨月に転倒してお腹を打ってしまったら、異常のあるなしにかかわらず、病院に行きましょう。

公共機関の移動は、他にもリスクがある?

公共機関を利用する場合は、次のことにも注意してください。

・通勤、帰宅の時間を避ける

・インフルエンザなどの感染症に気をつける。

・電車を待つ場合は、1番前に立たない。

(踏ん張りがきかなくなっているので、ぶつかったときやめまいが起きたときに危険です。)

・マスクを着用する。

特に電車は幅広い年齢の方、外国の人などさまざまな人が利用するものです。

妊婦さんであれば、かならずしも配慮してもらえるわけではありません。自らリスクを避けることは大切なことです。

臨月にも外出で、運動を!

臨月だからと閉じこもっているのではく、軽い運動が推奨されています。

お産は、激しい運動と同じで、体力のいるものです。普段から少し体を動かしている妊婦さんの方が、お産が軽いとも言われています。

わたしがお世話になった助産師さんには、

「和式のトイレがあったら、積極的に利用するように。」

と言われました。しゃがんだり、立ったりする動きがよいそうです。

おすすめなのは、

・散歩

・買い物

・掃除

・ストレッチ

などです。時間は1時間前後、無理のないように行います。そのとき、お腹の張りや痛みを感じたらすぐに休憩しましょう。

臨月の外出で携帯するものは?

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万が一に備えて、次のグッズを常に携帯するようにしましょう。

・母子手帳

・健康保険証

・診察券

・緊急連絡先、かかりつけの病院名、電話番号などを明記したもの。

・大き目のナプキン(夜用)

・バスタオル

・カーディガン

・陣痛タクシーを利用する場合は、その電話番号

ナプキンやバスタオルは、破水に備えてのことです。

自家用車で外出する場合は、毛布や入院グッズなども積み込んでおくとさらに安心です。

入院グッズは、臨月になったら大きなバックにまとめて、いつでも持ち出せるようにしましょう。病院によって異なりますが、最低限、次のものを用意しておきましょう。

・授乳用ブラジャー

・ショーツ

・ナプキン

・おしりふき

・おむつ

・ガーゼ

・寝間着

・入院中の履物

・洗面用品 シャンプーなど

外出中、破水したら?

1番怖いのは、外出中に破水したときです。でもパニックにならないでください。

破水は、おねしょのように大量に出る場合もあれば、尿漏れのような時もあります。

(破水は、アンモニア臭がしません。)

臨月に外出する場合は、普段からナプキンをあてておくと対応しやすいでしょう。

通常、陣痛、破水とうい流れですが、まれに破水が先にくる場合もあります。

破水したら、次の手順で行動しましょう。

・かかりつけの病院に電話する。

・医師の指示に従う。

・病院へ移動する。

(・身内に連絡する。)

移動する際は、ナプキンやバスタオルなどをあてましょう。

破水が起きてもすぐにしてはいけないことがあります。それは、

・救急車を呼ぶこと

です。陣痛や破水が起こってもすぐに、生まれることはありません。まずは、かかりつけの産婦人科に連絡することが先決です。そして、緊急性が高いかどうかを判断してもらいます。

ただし、破水とともに出血がある場合や、激しい腹痛が続く場合は救急車を呼ぶことも念頭に置きましょう。

また、入院になるからといってシャワーを浴びたり入浴したりすると、子宮内に感染が生じることがありますので控えるようにしましょう。

外出先から病院への移動方法は?

破水したときの移動方法は次の2つです。

・自家用車

・陣痛タクシー

自家用車は、だれかに運転してもらうことが前提です。陣痛タクシーは、事前に登録しておくものになります。

まとめ

今回は、臨月の外出について解説してきました。

伝えたかったのは、次の4つです。

・外出は1時間程度に。

・外出や適度な運動はお産にもよい。

・万が一に備えて、必要なものを携帯する。

・破水した時のことをシュミレーションしておく。

臨月になっても、外出することはストレス解消にもなりますし、ちょっとした運動にもなります。

怖がらずに、万が一の準備をした上で、外出を楽しみましょう。

こちらの記事が、臨月の外出を不安に思っている方のお役に立てば幸いです。