離乳食が進まない!原因と対処法は?月齢別に3つのポイントを紹介!

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赤ちゃんが生後5か月頃になると、いよいよ離乳食にも挑戦です!

赤ちゃんにとって初めての食事となるわけですから、

「がんばって手作りしよう!」

「モグモグ食べる姿が楽しみ!」

と、赤ちゃんが離乳食を食べる姿を思い浮かべては、ニンマリしてしまう人も多いかもしれませんね。

私も娘の離乳食を始めるまでは、離乳食を食べさせるのが楽しみで仕方ありませんでした。

しかし実際に離乳食が始まると、

・思うように食べない
・順調かと思えば全く進まない
・2回食になったとたん離乳食が進まない
・離乳食を食べるのに時間がかかる

といったように、様々なトラブルが続出!離乳食の時間がくるたびに、

「また食べないかも」

「なんで食べないの!イライラする!」

といったように、食べさせる側のストレスもマックスになってしまいますよね。

赤ちゃんの離乳食が進まない時は、

  1. 食べなくても焦らない
  2. 進まない時はお休みしてもOK!
  3. 食べなくてもいいや!と割り切る

この3つが鉄則だと思っています。

今まさに赤ちゃんの離乳食が進まなくて悩んでいる人もいるでしょう。

離乳食が進まないのには、もしかしたら原因があるかもしれませんね。

それぞれの月齢に合った対処法と併せて紹介していきますので、ぜひ活用してくださいね。

目次

離乳食を始めたのに全く進まない!

 

離乳食が思うように進まないのは、ほとんどの人が経験するのではないでしょうか。

私の娘はどちらかというと食べるのが大好きで、離乳食もわりとスムーズでした。

しかし一時まったく食べなかったりムラ食べがあったりと、苦労した時期もありました。

あまりにも離乳食を食べてくれないと、お母さんもへこんでしまいますよね。

大丈夫!

みんな頑張っていますよ!

おっぱいやミルクばかり欲しがるけどいいの?

離乳食を始めたのに、離乳食を食べたがらずおっぱいやミルクばかりを欲しがるという赤ちゃんも多いと思います。

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんによく見られますが、離乳食がある程度進んでいてもおっぱいやミルクを欲しがる赤ちゃんも多いです。

離乳食は、大人と同じものを食べられるようになる練習の時期です。

まだまだおっぱいやミルクは必要不可欠です。

おっぱいやミルクは徐々に減らしていくことが好ましいですが、離乳食を食べているときは欲しがるだけおっぱいやミルクを与えましょう。

こんな体験談がいっぱい!

「こんなに大変なのは私だけなのでは?」

と私も感じていました。

しかし離乳食を食べさせているお母さんたちの中には、私と同じような苦労をしている人もたくさんいることを知り安心したことを覚えています。

体験談の中にはこんなものもありましたよ。

・絶対に口を開けない!
・離乳食を見せると首を振って拒否!
・口に入れてもべーっと吐き出す!
・とにかく嫌がって泣く!
・赤ちゃんせんべいなら食べるのに・・・
・2回食になった途端食べなくなった!
・トロトロから進まない・・・
・野菜を食べてくれない・・・
・肉や魚が進まない・・・

などなど、どれもこれも「あるある!」とうなずけるものばかり。

離乳食が進まない時にはどんな対処法をすればいいのか迷ってしまうこともありますよね。

あとの項目では月齢別に対処法を紹介しますので、参考にしてみてくださいね!

離乳食が進まない3つの原因

「なんでスムーズに離乳食が進まないの?」

と悩んでいる人も多いと思います。

まったく食べてくれないと、離乳食を作る気も失せてしまいますし、イライラしてしまいますよね。

すべての赤ちゃんに当てはまるわけではありませんが、もしかしたら次のような原因があるのかもしれません。

  1. 赤ちゃんせんべいなどのおやつを与えている
  2. ただ単におっぱいやミルクのほうが好き
  3. 離乳食のスタートが遅かった

離乳食と同時におやつを与えている場合は要注意!

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赤ちゃん用のおやつもたくさん販売されています。

市販の赤ちゃん用のおやつの中には、6か月頃から食べさせることができるものも多いですよね。

離乳食が始まった=おやつも必要と思っている人も多いかもしれません。

私も離乳食を始めたころは、

「おやつも与えたほうがいいのかな?」

と思っていました。

しかしおやつはあくまでも『補食』。

一度にたくさんのご飯を食べられない幼児にとって欠かすことができない食事です。

基本的にはおやつは離乳食が完了した1歳半ごろからを目安に与えます。

赤ちゃんにもおやつはとってもおいしいもの。

早い時期からおやつを与えれば、離乳食よりもおやつが食べたいと思ってしまうかもしれません。

さらに怖いのは、

『離乳食を食べない→おやつを与える→さらに離乳食を食べない』

といった負のサイクルです。

おっぱいやミルクのほうが好きというだけかも!

離乳食が思うように進まず、おっぱいやミルクを欲しがるという場合もよくある話です。

この場合は、ただ単に離乳食よりもおっぱいやミルクのほうが好きというだけのことが多いです。

1歳頃まではおっぱいやミルクを飲ませていてもまったく問題ありません。

赤ちゃんの成長とともに、

・飲む量が増える=食事量につながる
・歯が生える=咀嚼力アップ
・味覚が発達=おいしく感じる

といったように、離乳食も進み始めることが多いです。

離乳食のスタートが遅いとなかなか進まないことも!

一般的に離乳食のスタート時期は、生後5か月から6か月頃が目安です。

一時期は離乳食のスタートが遅いほうがアレルギーになりにくいなどといわれていて、離乳食のスタートを遅らせることが好ましいともいわれていました。

離乳食を遅らせてしまうと、

・ほかのものに興味が出て離乳食が進みにくくなる
・月齢に合った離乳食を食べさせてあげられない

などが原因となり、離乳食が進まなくなってしまいます。

赤ちゃんが大人の食事を見て、

・食事に興味がありそう
・よだれを垂らす
・スプーンなどに興味がある
・スプーンを近づけると口を開ける

などの様子が見られたら離乳食を始めてみましょう。

生後5か月で離乳食が進まない時は?

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生後5か月はまさに離乳食スタートの時期!

この時期に離乳食が進まないと感じるのは、まだ赤ちゃんが離乳食に慣れていないからです。

根気よく食べさせてあげることが大切です。この時期のポイントは3つ!

  1. 一口でも食べればOK!
  2. 食べられる食材をいろいろ試す!
  3. できるだけ滑らかに!

一口でも食べればよし!少しずつ増やしていこう!

生後5か月の赤ちゃんは、すべての食べ物が初めてですよね。

「すんなり食べてくれると思ってた・・・」

という人にとっては、食べては吐き出すというのを繰り返す赤ちゃんにがっかりしてしまうこともあるでしょう。

生後5か月の赤ちゃんは、

・食べることに慣れる
・口を開けるだけでも上出来!
・ひと口だけでもOK!

といったように、気軽な気持ちで離乳食を進めてみましょう。

いろいろな食材を与えて好きなものを把握!

生後5か月の赤ちゃんでも大人と同じように味の好みがあるものです。

・お粥やイモ類は好きだけど葉物野菜は嫌い
・トマトなど酸っぱいものは苦手
・豆腐なら食べられる

などなど、赤ちゃんによって個性があります。

生後5か月から食べられる食材はたくさんあります。

初めは素材の味を知ってもらうために、1種類だけで与えるのが基本です。

こうやって与えることで、赤ちゃんが好きな食材を知ることもできますね。

「これなら食べてくれる!」

という食材を見つけておくことで、今後離乳食が進まなくなった時にも活用できるはずです。

できるだけ滑らかに!舌触りよく!

今までおっぱいやミルクしか飲んでこなかった赤ちゃんですから、ペースト状の食べ物に抵抗があることは仕方のないことです。

お粥がべたべたしすぎたり、ちょっとでも舌触りが悪かったりすると、赤ちゃんは食べるのを嫌がります。

・だし汁で伸ばす
・しっかり裏ごしをする

などをすることで、食べてくれるようになることもありますよ。

生後6か月で離乳食が進まない時は?

生後5か月から離乳食を始めた場合、生後6か月になると食べるのが上手になってくる時期です。

・なかなか量が増えない
・食べるのを嫌がるようになった

といったトラブルが出てきます。

生後6か月頃の離乳食のポイントは次の3つです。

  1. まだペースト状でもOK!
  2. とろみをつけて食べやすく!
  3. おっぱいやミルクを混ぜてみる!

生後6ヶ月ならまだペースト状でもOK!

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生後6ヶ月の赤ちゃんは、離乳食に慣れてくるとはいえまだ上手に食べることはできません。

ちょっと慣れてきたからといって、ベタベタ状にしたり舌にざらっとしたのが残るくらいにしたりすると、途端に食べてくれなくなります。

この時期はまだペースト状でも問題ありません。

離乳食が進まないなと感じたら、生後5か月の状態に戻して様子を見てもいいでしょう。

とろみをつけるとごっくんしやすくなる!

水溶き片栗粉を使うことは、離乳食の定番スキル!

裏ごしをしても舌触りが悪くなりがちな食材は、水溶き片栗粉を使ってとろみをつけてあげましょう。

とろみがつくことで舌触りがよくなり、赤ちゃんが食べやすくなりますよ。

一度口の中で食材がもたつき、食べにくいと感じると次から食べてくれなくなります。

そうなる前に、とろみをつけて食べやすくなるような対策をしておくことも大切です。

離乳食におっぱいやミルクを混ぜるのもおすすめ!

まだまだおっぱいやミルクの栄養が必要な生後6か月頃。

おっぱいやミルクが好きな赤ちゃんなら、離乳食に溶いた粉ミルクを使ったり搾乳したおっぱいを加えたりしてみては?

おっぱいやミルクのにおいがすることで食べやすくなり、口を開けてくれなかった赤ちゃんも食べてくれるようになるかもしれませんよ。

生後7か月で離乳食が進まない時は?

生後7か月の離乳食は、1回食から2回食にステップアップする時期ですね。

私の娘もこの時期に離乳食を食べなくなりました。

・食材のザラザラが嫌
・量が多い
・麺なら食べる

我が家の娘を見ていると、こんな状況でした。

7か月頃の離乳食が進まない時は、次の3つを試してみてくださいね。

  1. 食べられるものを食べられる分だけ!
  2. 食材はできるだけ柔らかく加熱!
  3. ペーストと粒状を混ぜる!

食べない日があってもOK!食べられるものを食べられる分だけ

生後7か月頃になると、だんだん食べムラが出てくる赤ちゃんもいます。

我が家の娘もそうでした。

離乳食初期から食べていたものは食べるけど、新しいものは食べなかったです。

まだこの時期もおっぱいやミルクからの栄養の割合のほうが多いです。

あまり神経質にならず、

・食べられるものを中心に与える
・食べられる分だけ与える
・長時間にならないようにする

短時間で食べられるものを食べたい分だけ与えましょう。

食べない日があっても大丈夫!そんな日はお休みしましょう。

ちょっとでも硬いと食べないこともある!

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赤ちゃんの舌はとっても敏感!

今まで食べていたものとちょっとでも質感が変わると、すぐに吐き出してしまうこともあります。

生後7か月頃になると、モグモグするのが上手になるので野菜の粒がある程度残っていてもOKになります。

しかし食材が十分に加熱されていないと、異物のように感じて吐き出してしまうことも。

・絹ごし豆腐くらいの硬さ
・野菜類はすり潰す

この2点を目安に離乳食を作ってみてくださいね。

形は残っていてもしっかり柔らかいというのが基本です。

粒が嫌なときはペースト状のものと混ぜてもOK!

食材の形状が変わったことが離乳食が進まない原因なら、粒状とペースト状のものを混ぜてあげてもOKです。

バナナなどの果物なら食べるという場合は、バナナとほかの食材を混ぜてもいいですね。

生後8か月で離乳食が進まない時は?

生後8ヶ月になると、離乳食もかなりステップアップする時期です。

このころの離乳食が進まない理由は、

・ほかのことに興味がある
・味に好みが出てきた

といったことが考えられます。

このころの離乳食では次の3つのことに気を付けてみてくださいね。

  1. 離乳食に集中できるようにしよう!
  2. 食べない日があってもOK!
  3. 手づかみ食べをさせてみても◎!

離乳食に集中できる環境を整えよう!

生後8か月の赤ちゃんは、おすわりも上手になって早い子だとつかまり立ちをするようになります。

いろいろなものに興味が出てきて、

「離乳食よりも遊びたい!」

「せっかく楽しく遊んでいたのに離乳食なんて嫌!」

ということもあります。

離乳食を食べさせるときは無理に遊びを中断せず、赤ちゃんがお腹を空かせたタイミングを見つけるようにしましょう。

また、離乳食に集中できるように

・テレビは消す
・おもちゃは見えないところに片づける

などを試してみてくださいね。

食べムラがあってもOK!食べない日もある!

「昨日までは食べていたのに何で今日は食べないの!?」

ということが出てくるのもこの時期です。

これは単に食べムラであるという可能性もあります。

・お腹がすいていない
・その離乳食は食べたくない
・機嫌が悪いからおっぱいがいい

など、離乳食を食べたがらない理由は様々です。

体調があまりすぐれないということもあるかもしれませんね。

食べたがらない時は無理に食べさせず、「そんな日もある」くらいに割り切ってしまいましょう。

手づかみ食べの練習をさせてみては?

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このころの赤ちゃんは、ベタベタした離乳食を嫌がることも多くなります。

上手にもぐもぐできていれば、ちょっと早いですが手づかみ食べの練習をさせてみてはいかがでしょう。

・野菜は柔らかくゆでる
・手に持たせてみる
・ひと口で食べられる細長いサイズに切る

自分で食べるという楽しみを見つけると、ゲーム感覚でどんどん食べてくれる赤ちゃんも少なくありません。

生後9ヶ月で離乳食が進まない時は?

生後9ヶ月になると、離乳食はさらにステップアップして3回食になります。

野菜類もバナナ程度の硬さなら食べられるようになり、大きさも5mm厚くらいのものなら問題なく食べられます。

このころは、

・目安量を食べない
・まだおっぱいやミルクばかり欲しがる

といったことが心配の種になるでしょうか。

生後9か月頃に離乳食が進まないと感じたら、次の3つのことを試してみてくださいね。

  1. 一歩前の硬さで調理!
  2. 蒸しパンを与える!
  3. 機嫌がいい時に食べさせてみる!

硬すぎるかも!?一歩手前の硬さで調理!

育児書などを見ると、9か月頃の赤ちゃんに与える離乳食の硬さは、

・バナナくらいの硬さ
・指で簡単につぶせる

などが目安です。

離乳食が進まない場合は、食材が硬いというケースがあります。

育児書にとらわれず、一歩手前の硬さで調理してあげてくださいね。

とろみをつけたりスープにしたりするのもおすすめです。

蒸しパンなら食べやすいケースが多い!

離乳食は食べないけど、蒸しパンなら食べるという赤ちゃんが多いのも事実。

実際私の娘も、野菜を食べなくなった時期には蒸しパンが大活躍しました。

・初めはプレーンの蒸しパンを食べさせる
・イモやカボチャなど甘みのある野菜を加える
・にんじんやホウレンソウなどの野菜を加える

といったように、食べやすい野菜から加えていくことで、「蒸しパンはおいしい」というイメージを植え付けました。

自分で食べられるという喜びも大きなポイントですね。

時間にとらわれず機嫌がいい時に食べさせよう!

離乳食が3回食になると、ある程度食事の時間を固定し始めます。

朝・昼・夕という食生活サイクルが出来上がってきますが、まだこのサイクルに合わせてお腹がすくわけではありません。

赤ちゃんはお腹がすきすぎても食べませんし、お腹がいっぱいでも食べません。

時間にとらわれず、赤ちゃんの機嫌がよく離乳食を食べてくれそうな時をねらって食べさせてみてはいかがでしょう。

意外とすんなり食べてくれるかもしれませんよ!

生後10か月で離乳食が進まない時は?

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生後10か月の赤ちゃんは、だんだんおっぱいやミルクの量が減り離乳食のほうが多くなっていきます。

思うように離乳食の量が増えずにおっぱいばかり欲しがると不安になりますよね。

生後10か月の離乳食では次の3つがポイントです。

  1. 離乳食を食べなくてもすぐにおっぱいやミルクは与えない!
  2. 箸やスプーンを持たせてみる!
  3. 目の前で調理してみる!

食べないからすぐおっぱいは避けよう!

赤ちゃんも頭が良いですから、

「離乳食を食べなければおっぱいもらえる」

と思っているかもしれません。

これがクセになってしまうと、お腹がすいてもおっぱいがもらえると思ってしまいます。

10か月頃になったら、離乳食を食べないからすぐにおっぱい、というサイクルはやめましょう。

とはいえ、まだおっぱいを与えることはNGではありません。

全体の栄養の30%ほどをおっぱいやミルクから摂取することが基本です。

・離乳食のあと少しだけ飲ませる
・寝る前だけ飲ませる
・離乳食の間に飲ませる

など、工夫をするといいでしょう。

赤ちゃん専用の箸やスプーンを持たせる!

まだ箸やスプーンを上手に使える時期ではありませんが、『手に何かを持っている』という状態が離乳食に大きく役立つこともあります。

赤ちゃんは遊び感覚で箸やおもちゃを使います。

我が家の場合、娘にスプーンを持たせそこへ食材を乗せます。

私が口を「あーん」して食べさせてもらいました。

「おいしい~!」

と喜ぶと、何度も食べさせてくれます。

この楽しい経験が自分の食事も楽しいという経験に結び付き、離乳食を食べてくれるようになりました。

赤ちゃんの目の前で仕上げの調理をしよう

赤ちゃんにとって食べ物もおもちゃのひとつになることもありますよね。

そんなときは、赤ちゃんの目の前で仕上げの調理を見せてあげるのもおすすめです。

・ゆでたかぼちゃをつぶす
・ひき肉を混ぜる
・ラップに乗せて丸める

たったこれだけの工程を見せるだけでも興味を持ち、丸めたそばから食べてくれるかもしれませんよ!

生後11か月で離乳食が進まない時は?

離乳食後期もそろそろ終盤。

離乳食が進まないと、本格的に焦ってくる時期ですよね。

・まったく食べてくれない
・おやつなら食べる
・お粥しか食べない

といった特徴の赤ちゃんが多いかもしれません。

そんな時は次の3つを試してみてくださいね!

  1. 食べられるものを探そう!
  2. すべての食事を手づかみで!
  3. 子どもと一緒に食事をしよう!

赤ちゃんが食べられるものを探してみよう!

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離乳食をまったく食べない理由は赤ちゃんによって様々で、一概に「コレ!」とは言えません。

離乳食が進まない場合は、何か食べられるものも少しはあるのではないでしょうか。

・麺類ならわりと食べる
・果物なら食べる
・混ぜご飯なら食べる

などなど。

まだ栄養が偏っているとかは気にしなくてOK!

食べられるものを見つけ、楽しく食べるということを覚えることのほうが大切ですよ。

全部手づかみで食べられるメニューに!

スプーンを使ってあーんと食べさせようとしても、頑として口を開けない赤ちゃんも多いですよね。

そんな時は、全部手づかみで食べられるメニューにしてみるのもおすすめです。

・お粥は表面を焼いておやきに
・野菜はスティック状にして
・果物はひと口大にカット

など、手づかみで食べる楽しさを経験させてみてもいいかもしれません。

周りが汚れてもストレスにならないように、

・汚れてもいい服を着せる
・スモックを着せる
・床に新聞紙を敷く
・テーブルにランチョンマットを敷く

などの工夫をするとストレスを感じませんよ!

子どもだけの食事はNG!一緒にご飯を食べよう

離乳食が進まない理由のひとつに、赤ちゃんがひとりで食事をしているというケースもあります。

・食事は楽しいもの
・みんなと食べるとおいしい
・みんなと同じものはおいしい

というように、食事=楽しい・おいしいというイメージをつけることもポイントです。

食べさせなければいけないからという理由で、赤ちゃんの食事時間をずらすことも多いですよね。

一度、家族一緒に食事を摂ってみてください。

大人がおいしそうに食べている姿を見て、食事に興味がわくかもしれませんよ。

生後12ヶ月で離乳食が進まない時は?

生後12か月を過ぎると、離乳食も完了期を迎えそろそろ幼児食へと移行する時期です。

このころになると、おっぱいやミルクからの栄養はほとんどなくなり、食事から栄養を摂取することが基本となります。

大人と同じものが食べられるようになるのもあと少し!

でも離乳食が進まない!

そんなときは次の3つに気を付けてみては?

  1. 自分でやらせてみる!
  2. 思い切って大人と同じ食事に!
  3. ベビーフードを使ってみても◎!

大人は知らんぷり!自分でやらせてみよう!

離乳食が思うように進まないと、

「食べさせなきゃ」

「もっと食べないとダメでしょ」

と気持ちばかりが焦ってしまいます。

赤ちゃんも1歳を過ぎると自我もだいぶ芽生えてきますよね。

あまり大人がそばに張り付いて離乳食を食べさせようとするのは、逆効果だという意見もあります。

大人だって食べている姿をじっと見られたら食べにくいものです。

知らんぷりしている風をよそおって、自分でやらせてみてもいいでしょう。

思い切って大人と同じ食事なら食べてくれるかも!

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まだ大人とまったく同じ食事はちょっと早い時期。

しかし赤ちゃんによっては、ぐちゃぐちゃの離乳食が苦手な場合もあります。

・ごはんは軟飯にする
・味は薄味を心がける

この2つを気を付ければ、大人とほぼ同じものを食べることができます。

コロッケやカボチャの煮付けなどなら、問題なく食べることができます。

ベビーフードに頼るのも◎!

離乳食を頑張って作っているのになかなか食べてくれないと、悲しい気持ちになってしまいますよね。

それなのにベビーフードなら食べる、となるとさらに悲しい気持ちに・・・。

それならいっそ、ベビーフードに頼ってみてはいかがでしょう。

手作りの離乳食を食べないのはおいしくないからではありません。

ベビーフードは味が濃く赤ちゃんが食べやすいように設計されています。

ベビーフードに頼るのが悪いことではありません。

赤ちゃんが楽しくおいしく食べてくれることが大切ですから、しばらくベビーフードを与えてもいいでしょう。

離乳食が進まない時の3つの心構え

離乳食が思うように進まないと、どうしても周りのこと比べてしまって悲しい気持ちになったり、気持ちばかりが焦ったりしてしまいます。

どんな子も育児書通りにはいきません。

ちょっと肩の力を抜いて、離乳食に取り組んでみましょう。

離乳食が進まない時は、

  1. 焦らない!
  2. ちょっと休む!
  3. 「食べなくても仕方ない」と割り切る!

この3つが大きなポイントになります。

食べなくても焦ったりしないで!

赤ちゃんが離乳食を食べない理由はたくさんあります。

ちょっと暑かったりちょっと鼻が詰まっていたりするだけでも食べないことだってあります。

思うように離乳食が進まなくても焦る必要はありません。

赤ちゃんは毎日少しずつ成長しています。

昨日できなかったことが急にできるようになることだって珍しくありません。

離乳食も昨日までまったく食べなかったのに、ウソみたいにモリモリ食べるようになったということだってあるのです。

・周りと比べない
・焦らない
・ゆっくりペースでもOK

「まぁいっか!」を合言葉に、ゆったりと離乳食に取り組んでくださいね。

いったんお休みしてみてもいいかも!

あまりにも離乳食を食べない場合は、ちょっとだけ離乳食をお休みするくらいの気持ちでもいいかもしれません。

特に離乳食初期は少しお休みしてもさほど影響はありません。

離乳食中期以降は、お休みすると決めても離乳食の用意はしておきましょう。

「食べても食べなくてもいいよ」

というスタンスでお休みすることがポイントです。

「食べなくても大丈夫!」と割り切る

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離乳食が進まなかった赤ちゃんでも、2歳や3歳になってもおっぱいだけ飲んでいる子はほとんどいないと思います。

食の好みにムラがあったとしても、おにぎりなら食べる子や麺類なら食べる子だっています。

それでもいいじゃないですか!

元気でいてくれる、食べられるものが少しでもある。

いい意味で諦めることでスッと心が軽くなり、それがいい方向に向かって離乳食が進むケースもありますよ!

すべての月齢に共通!離乳食が進まない時の3つの対処法

焦らない・ゆっくりでいいとはいいますが、それでもできればモリモリ食べてほしいというのが親心ですよね。

赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時は、

  1. 大人が味見をしてみる
  2. 大人が楽しそうに食事をする姿を見せる
  3. 否定的な言葉を使わない

この3つのことを試してみてくださいね!

意外と食べにくいかも!?味見してみよう

前の項目でも触れましたが、赤ちゃんが離乳食を食べない原因のひとつに、舌触りが悪いことも挙げられます。

その離乳食、味見してみましたか?

もしかしたらザラザラ・ブツブツが口の中に広がって、食べにくさを感じているかもしれません。

離乳食後期になると味が薄くておいしさを感じないことも。

離乳食を味見してみて、大人もおいしく食べられるものを作ることを意識してみてくださいね。

大人が楽しいと赤ちゃんも楽しい!

赤ちゃんは身近にいる大人のことをよく見ています。

離乳食の時間になると、

「今日は食べてくれるかな」

「また食べてくれなかったらどうしよう」

と不安感が強くなると、その気持ちが赤ちゃんにも伝わります。

そんな気持ちは心の奥にしまって、

「今日のは特別おいしいよ!」

「モグモグするとおいしいね!」

と、楽しい気持ちを出すようにしましょう。

「食べなきゃダメだよ!」など否定語はNG!

赤ちゃんの離乳食が進まないと、つい

「食べないと大きくなれないよ」

「食べ物を粗末にする子はいけません」

など、否定的な言葉を使いたくなってしまいます。

「あーあ」

「なんでこぼすの」

といった言葉もNG。離乳食を食べてもらいたいなら、

「食べると大きくなれるよ!」

「こぼれたら拭き拭きしてピカピカにしようね!」

とプラスの表現を心がけてみてください。

これは赤ちゃんにとってだけでなく、大人にとってもメンタル面で大きく役立つはずですよ。

まとめ

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赤ちゃんの離乳食が進まないと、本当に悲しい気持ちになりますしモチベーションも下がってしまいます。

一生懸命まとめて作った離乳食も結局は処分・・・なんて日にはもうやる気もガタ落ち。

・離乳食が進まないことはよくあること!
・焦らずゆっくり!
・たまには休んで!

あまり一生懸命になりすぎずに、「食べたらラッキー」くらいの気持ちで取り組んでみてくださいね。

私の娘も食べない時期がありましたが、「もういいや」と思った次の日からウソみたいに食べ始めた経緯があります。

食べる・食べないよりも、楽しい食事時間を過ごせるようにしましょうね!