鮭の美味しいゆで方~かんたんシャケの作り方とすぐに出来るアレンジレシピ

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シャケは子どもの成長にも、家族全員の健康にも、あるいはママの大切な美容にも、とっても役立つ食材なのだとか。凄いですよね。

その上安価で手に入る優秀この上ない食材です。

なのに、もったいないことにシャケって案外調理が難しい。こんなにメジャーな食材なのにどうして私はいまだにうまく扱えないだろう。

そういえば、シャケって料理に慣れているはずの人でもあまりうまく焼けないって話し、意外と良く聞くのです。

ということは、もともと扱いが難しい食材なのかもしれませんね。

そこで私、苦手を克服すべく、焼く・蒸す・揚げるなどなど、いろいろな料理にチャレンジしてみました。その結果、「シャケは茹でるのが一番簡単で失敗しない。おまけに美味しい」ということが判明しました。(私の場合です)

ここでは、その研究の成果である茹でシャケの作り方と茹でシャケの活用レシピを紹介します。茹でシャケって案外アレンジの幅がたくさんありますので、良かったら試してみてくださいね。

茹でシャケの作り方

茹でシャケは文字通りシャケをゆでで調理する方法です。「これは調理と呼んでもいいのだろか」と、そんな葛藤すら感じるほどにカンタンに仕上がります。

とはいえ、茹で時間、茹で方にはちょっとしたポイントもありますので、紹介させてくださいね。

必要なキッチンツール
おなべ、軽量カップ、キッチンタイマー、ザル

茹でシャケ作りに必要なキッチンツールは全部で4点。すべて普段使いのものばかりで作ることができます。

茹でシャケ作りに必要な材料
≪食材≫

・シャケ

・大根おろし(なくても大丈夫です)

≪調味料≫

・料理酒

・一味

・ポン酢(味付けに使いますので、醤油・酢などその他シャケと相性が良ければ何でもOKです)

材料は全部で2種類ですが、シャケだけでもOK。大根おろしはお好みで用意しましょう。他調味料類はここでは4種類としていますが、絶対に必要なのは料理酒だけ。その他は茹でしゃけを食べるための味付けですので、自分好みのもので代用しても大丈夫です。

茹でシャケ作りのステップ
・シャケをゆでる

・盛り付ける

茹でシャケは全部で2ステップで完成です。難しいポイントはありません。強いて言うなら茹ですぎないことカナ。茹ですぎるとせっかくのシャケがパサついてしまってもったいないデス。

それさえ注意すれば失敗知らずで美味しいシャケが出来上がります。

シャケを茹でる

まずはシャケを準備します。今日は広告の品のシャケを冷凍庫で保存しておいたものを使用しますので......

まずはレンジでチン。生解凍をします。短時間でまんべんなく茹であげたいので、半解凍ではなくしっかりと中まで解凍しておきましょう。

次に準備するのが適量のお水を入れたお鍋です。分量はシャケがひたひたになって、ゆで上がる量のお水でOK。そんなにたくさん沸かす必要はありません。

そして料理酒を用意します。料理酒を入れる目的は、シャケの臭みを抜くこと。そのために入れるのは......

見えにくくてスミマセン。ここに入っているのは日本酒が約30mlです。

これを全量お鍋に入れます。

フタをして火をつけて沸騰させます。

この状態ではなく......

シャケの量が多いので、これくらいしっかりと沸騰させます。

※日本酒が入っていますので、アルコール成分がなくなるようにしっかりと沸騰させておきましょう。

シャケを茹でる準備のポイント
・シャケが一度にゆで上がる分量のお湯を沸かしておきましょう。

・シャケ独特の臭みを取るためにお酒を適量入れましょう。(ここでは5切れに対して30ml入れています。)

・アルコール成分を飛ばすためにしっかりと沸騰させましょう。

指定した時間シャケをゆでる

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そこにシャケ全量を入れてから......

再びフタをして、火を弱めます。

シャケを茹でる時価は6分間。忘れないようにアラームをセットしておきます。

最初火加減は中火の弱火にしておいて、沸騰し始めたら弱火まで小さくしましょう。

アラームが鳴ったらシャケを取り出します。この時、丁寧に扱わなければシャケが折れることがありますので注意しましょう。

シャケを茹でる時のポイント
・沸騰したお湯にシャケを入れた後は火を小さく絞りましょう。

・パサつく原因になりますので、茹ですぎに注意しましょう。(一般的な切り身のサイズ&厚みで約6分ゆでます。)

盛り付ける

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ゆで上がったシャケをお皿に盛り付けます。

今回は大根おろしをトッピング。一味とポン酢をかければ完成です。

ごく普通のスーパーにおいてあるシャケ。しかも広告の品ですが、驚くほどジューシーに仕上がりました。

茹でるだけの調理方法がこんなに美味しく仕上げてくれるなんて、目からうろこの発見です。

シャケの豊富な栄養素と、だしの効いた茹で汁を無駄にしないためには

実は、シャケを茹でた後の茹で汁には、シャケの豊富な栄養素が流れ出ていますので、栄養の宝庫といっても過言ではないのです。

これを使わないのはとってももったいないと思うのです。これを何とか活用したいと考え、私は毎回これでお味噌汁を作ることにしています。

これを思いついたとき、シャケの臭みがちょっと心配だったのですが、お酒を入れているせいでしょう。まったく気になりませんでした。

むしろシャケがお出汁となって良い風味が出ていますので美味しいお味噌汁に仕上がります。

もし、それでも匂いが気になるかもという人は、最初の茹で汁の割合を水:日本酒⇒1:1で作ってみてください。

お酒の分量を増やすことで、お魚の匂いをさらに効果的に消してくれる&よりコクが生まれますので、お試しください。

また、同時に大根おろしを作るなら、大根おろしのしぼり汁を全量加えるとより美味しいお味噌汁に仕上がります。

(大根おろしのしぼり汁を入れた直後は微妙な味になってしまいますが、具材などと一緒に煮込んでいくうちにうまみに変化します。)

シャケの茹で汁を無駄にしたくない理由と活用方法
・シャケの茹で汁にはシャケの栄養成分が溶け出しているので栄養成分が豊富に残っています。

・栄養成分を余すことなく取り入れるためには、お味噌汁がおすすめ。

・シャケの匂いが気になるなら、お酒の分量を増やしましょう。(水:お酒⇒1:1)

・大根おろしを同時に作るなら、大根のしぼり汁をお出汁に全量入れましょう。より美味しく仕上がります。

茹でシャケのアレンジレシピ

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カンタンで美味しい茹でシャケは、和風・洋風・中華風とアレンジも自由自在。私が作っているメニューをいくつか紹介します。

茹でシャケ&タルタルソースで洋風フィッシュプレート

茹でシャケにタルタルソースをかけるだけ。タルタルソースはたまごでも玉ねぎでも、あるいは玉ねぎドレッシングとマヨネーズを1:1で合わせただけの物でもなんでもOK。

それもなければマヨネーズだけでもそれなりに仕上がります。ドライパセリで青みをプラスすればとたんにおしゃれなプレートに変身します。

こんな風に、茹でシャケに普段食べているタルタルソースやマヨネーズをかけるだけで、洋風フィッシュプレートの完成です。

茹でシャケ&生野菜でサラダ

茹でシャケと生野菜を合わせて混ぜるだけ。それで立派なサラダの出来上がりです。普段のフレッシュサラダに茹でシャケが入るだけで、ずいぶんと豪華になりますし、とってもフォトジェニック。ぜひお試しください。

茹でシャケ&コーンスープ(チャウダー)

茹でシャケはクリーム系の味との相性も最高。ですので、コーンスープやクラムチャウダー、クリームシチューに合わせてみましょう。

合わせるスープはインスタントでも、手作りでもOK。用意したスープやシチューに暖かい茹でシャケを投入。それだけで栄養たっぷりの1品に変身します。

茹でシャケで作るスパゲティ

茹でシャケはスパゲティとの相性もGOODです。スパゲティのソースのタイプは、トマト系・オイル系・クリーム系のどれと合わせてもとっても美味。

オイル系ならキャベツ+茹でシャケでアッという間にペペロンチーノの完成です。

クリーム系なら玉ねぎ+ブロッコリー+茹でシャケをクリームソースとからめてスパゲティヘオンしましょう。

また、トマト系ならフレッシュトマト+アスパラ+茹でシャケを合わせたものをスパゲティにオンするだけで本格的なスパゲティが完成します。

後は、タバスコ、チーズなどのトッピングがあればさらに本格的な味につかづけることができます。

あるいは、サラダスパゲティでも美味しくいただくことができます。

ここでご紹介したのはほんの一部。あわない方がめすらしいくらい、どんなスパゲティとも相性バツグンです。いろいろ試してみてくださいね。

茹でシャケのコロッケ

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茹でシャケをジャガイモのコロッケに入れる、あるいはクリームコロッケに入れても美味しくいただけます。

シャケの味が濃いめに出る分、シャケの味をふんだんに楽しむことができます。

茹でシャケと白菜の中華煮込み

白菜を炒めて中華風の味で仕上げます。そこにとろみをつけてから茹でシャケを加えてひと煮立ち。それだけで中華風の美味しいおかずの完成です。ご飯にぴったりのお味に仕上がります。

茹でシャケ&ポテトのチーズ焼き

ジャガイモを薄めの千切りにして、そこに茹でシャケをオン。とろけるタイプのチーズをオンしたらオーブンで焦げ目がつくまで焼いていきます。そうすればホクホク美味しいチーズ焼きの出来上がりです。

茹でシャケの活用メニューをいくつか紹介しましたが、ここに書いたのはほんの一部。まだまだ活用の幅は無限大です。

そのまま食べても美味しい茹でシャケ。和食・洋食・中華・イタリアンなど、どんなタイプの味付けにアレンジしてもすんなりフィットするマルチな料理ですので、いろいろと試してみてくださいね♥

美味しい・栄養豊富・カンタン、その上活用の幅は無限大!そんな茹でシャケをマスターしてみませんか?

茹でシャケの作り方とその活用方法について紹介しました。

茹でシャケはそのまま食べてもとっても美味しいですし、ソースを変えるだけでも料理のレパートリーが広がります。また、まったく別の料理にアレンジする場合も、どんなメニューにも変身してくれます。

なのに、料理と呼ぶのに躊躇を感じるほどカンタンに仕上がります。

スーパーの安価なシャケでも美味しく仕上げることができる、コスパ最高のメニューですので、良かったら挑戦してみてくださいね。