産後の運転はいつからしても大丈夫?すぐにはしない方が良い理由と先輩ママの体験談

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産後の女性は床上げまで最低限のこと以外一切やってはダメ!と言われますよね。

そのダメの中に車の運転も含まれています。

しかし車がないと生活できない方がいるのも現実!

そんな産後の運転について、どうしてダメで、どうすればOKになるのか。

実際の体験談を交えて紹介します。

運転してはいけないと言われる5つの理由

まず、産後、運転してはいけないといわれる理由を5つ紹介します。

体力・筋力が落ちている

産後の運転がNGの最大の理由は、体力と筋力の低下です。

妊娠中はホルモンの影響で筋肉が積極的に動かない体になっていましたし、体調不良や大きくなるお腹のせいで、妊娠前のように自由に運動することもありませんでした。

そして、出産は体力を使うだけでなく、子宮などが傷付く大変な事態です。

産後の女性は体力も筋力も最低の状態と言っても過言ではありません!

体力・筋力が落ちている体は、俊敏な動きができず、疲れやすくて、脳が「休め」という指令を出しています。

そんな状態で運転するのは非常に危険!

運転は、目から入ってくる複数の情報を瞬時に判断し、手と足を別々に動かして、通常とは全く違う速度で動く車を操作すること。

運転は体に大きなストレスを与える作業なのです。

産後の体にはストレスは大敵!運転は極力控えるようにしましょう。

睡眠不足で判断能力が低下している

産後の運転がNG!と言われるふたつ目の理由は睡眠不足です。

妊娠中、不眠に悩まされた方は多いでしょう。

特に臨月はお腹の重さや頻尿で、連続した睡眠時間を確保できない状態が続くもの。

そして、産後一か月間は3時間置きの授乳で眠る時間がほとんど取れません。

産後の女性は慢性的な睡眠不足の状態に陥っています。

瞬間的な判断力と俊敏性が必要な運転に、睡眠不足の体は向いていません。

貧血やめまいなど、体調が悪い

三つ目の理由は体調不良です。

妊娠中、つわりや貧血、お腹が胃腸を圧迫して食事や便通に悩んだ方も多いですよね。

出産は多くの出血を伴いますし、産後は母乳を作るために血液が通常時より多く必要になります。

妊娠・出産・授乳という状況が続く女性は、慢性的な栄養失調状態になりやすいもの。

栄養が不足していると、どうしても貧血やめまい、体のだるさ、疲労感が抜けない、つらいなど。体調不良に陥りやすくなります。

いつ、めまいが起こるか分からない。

そんな状態で運転するのは危険です。

体調が回復するまでは運転しない方がいいですよ。

悪露が出ている

経膣分娩にせよ、帝王切開にせよ、出産後の女性の子宮は傷だらけになっています。

産後、一番傷付いている臓器ですね。

この子宮は妊娠前のサイズに戻るため、収縮を繰り返しています。

子宮が元の状態に戻ったかどうか、目安になるのが悪露。

悪露が出ている間は、子宮が元の状態に戻れていないと思いましょう。

産後の女性は、内臓を大きく損傷した状態。

内臓が傷付くなんて、日常生活では交通事故にでも遭わない限り、なかなかないことですよね。

そんな時はストレスがかかる運転は避け、ゆっくり体を休めて回復させるようにしましょう。

会陰切開や帝王切開の傷が完治していない

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産後の女性は子宮だけでなく、腹部や膣も傷付いています。

経膣分娩の方は会陰切開しますし、帝王切開の方は腹部を切開しますよね。

この傷が治るまで、痛みや不快感があったり、精神的な負担を抱え続ける状態が続きます。

運転はずっと座った状態ですから、傷口に負担がかかり、血行も滞りがち。

長時間の運転は会陰切開や帝王切開の傷によくありません。

運転再開のための3つの条件

運転NGの理由が分かれば、解決策を考え、対策を取れば運転OKになります。

産後でも運転できるようにする対策を3つ紹介します。

睡眠時間を確保して体力を回復させる

一番大切なのは睡眠時間を確保すること!

眠れないと体力が回復しないばかりか、体の司令塔である脳が疲れ、自律神経の乱れや全身の機能低下に繋がってしまっていいことがありません。

生後一か月間の授乳を止めることはできませんから、7~8時間という連続した睡眠時間を確保することは難しいですよね。

でも、睡眠時間を確保することは最優先に考え、できるだけ長く寝る時間を確保するようにしましょう。

バランスが摂れた食事をとる

二つ目の対策は食事!

体を治したり、体調を整えたりするのには、栄養分が欠かせません。

産後の女性は、水分や鉄分、ミネラル類が不足しています。

さらに、体型をできるだけ早く元に戻そうと食事制限する方もいて、慢性的な栄養失調状態に陥りやすいんですね。

産後は、主食・主菜・副菜が揃った三度の食事を欠かさずに摂るようにしましょう。

自分の体を回復させ、母乳をしっかり出すためにも食事は欠かさないようにしてください。

悪露や傷の状態を把握する

悪露は子宮が元の状態に戻るまで続きます。

産後しばらくは血液が混じった褐色の悪露が出続けますが、だんだん量が減ってきて、産後三週間くらいになるとオリモノと区別がつかないくらいになってきます。

そうなってくれば子宮の傷もほぼ治り、大きさも妊娠前くらいに戻っています。

もし、血液が混じった悪露が産後一か月経っても出続けていたり、量が減らなかったり、臭いがきついまま、量の増減が著しいなど。

異常があるなら子宮の状態がよくない可能性が!

悪露は産後の体の回復のバロメーターになるので、しっかりチェックして問題がある時は産婦人科へ行くようにしてくださいね。

【参考】産後の「悪露(おろ)」や「産褥体操」について知りたい!|unicharm

運転再開の目安は一か月健診の後

運転をOKにするための対策を紹介しましたが、対策を取った場合、いつから運転OKなのか知りたいですよね。

目安となるのは産後の一か月健診です。

一か月健診で赤ちゃんに問題がなく、ママの体も健康なら運転をしてもOK!

悪露の状態も気にならなくなり、生活リズムも整いつつある産後一か月を過ぎた頃なら、運転も大丈夫でしょう。

ただ、あくまでこれは目安。

個人差が大きいので自分で体調をチェックして判断してください。

・昼間に眠気を感じない
・貧血や便秘などの体調不良がない
・会陰切開や帝王切開の傷が痛まず、悪露も治まっている

こうした状態なら運転しても大丈夫でしょう。

帝王切開で出産した筆者の経験談

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産後の運転について紹介したところで、2度の帝王切開で出産した筆者の経験談を紹介します。

まず、上の子の産後。

筆者は看護師さんや保健師さんの言いつけを守り、産後一か月間は車の運転どころか家から全く出ませんでした。

そもそも、上の子の妊娠・出産時は通勤も通院も電車とバスを利用していたので車が不要の生活。

ペーパードライバーでしたし、産後も車が要らない生活でした。

上の子の産後は、運転なんてとんでもない!という考えでしたよ。

一方、下の子の出産後は、退院翌日から車を運転!

上の子の保育園の送迎(車で片道20分)を毎日、新生児連れで行いました。

・出産二度目なので精神的に余裕がある
・帝王切開だったので、母子同室の産婦人科でもお世話を看護師さんにお願いできた
・入院中は上の子の世話をしなくていい
・夜、グッスリ一人で眠れる
・入院中は、栄養バランスがとれた三度の食事を毎日完食
・増血剤や栄養剤を毎日点滴で体に入れる
・抗生物質や子宮の状態を戻す薬を点滴し、体の回復を重視した入院生活を送った
・帝王切開の時に子宮の中をキレイに拭いてもらえたので、悪露が少ない
・帝王切開の傷は退院時には塞がっていて、産後一か月で子宮も問題無い状態に回復

こんな9泊10日の入院生活でしたから、帝王切開だったけれど退院時には体が人生で最高に健康な状態に!

そもそも、下の子妊娠中は出産前日まで毎日1時間以上運転する生活を送っていて車の運転が生活の一部でしたし、下の子はミルク育児だったこともあり、下の子の産後は退院後すぐに運転ができる体でした。

生活状況や産後の状態が変われば、運転できるかどうかも違ってきます。

体が大丈夫なら産後すぐでも運転できますよ。

まとめ

産後の女性は体力や筋力、判断力が低下していて、体調も悪く、子宮や会陰切開・帝王切開の傷が治っていない状態です。

瞬間的な判断が必要な運転に向いていない状態なので、産後は運転を控えた方がベスト。

睡眠時間を確保して体力を回復させ、バランスのとれた食事で体調不良を治し、子宮の戻り具合をチェックしながら運転再開の時期を探りましょう。

個人差がありますが、産後の一か月健診がひとつの目安です。

自分の生活リズムや体調をみながら気を付けて運転するようにしてくださいね。