産後のシャワーはいつから浴びて大丈夫?先輩ママが教える入り方と注意点

スポンサードリンク

出産中はものすごく力を入れるので、全身汗まみれになります。

そして、赤ちゃんが出てくる時には胎盤や羊水なども一緒に排出され、出血も生じます。

下半身はそれは壮絶なことになっているでしょう。

処置が終わってからも悪露が出て不衛生になりがちです。

会陰切開や裂傷などで傷もあるので、できるだけ清潔にしておかないといけません。

そこでシャワーを浴びたいと思うでしょう。

でも産後すぐはシャワーをする体力すら残っていないと思います。

産後はいつからシャワーを浴びてもいいのでしょうか。

また会陰切開の傷がしみるのが怖いですよね。

ここでは洗い方についてもまとめました。

産後のシャワーはいつからできるの?

産後のシャワーは、ママの体調によっていつから入っていいか決まります。

産後に医師の診察を受けてOKが出れば浴びて良いということになります。

経膣分娩と帝王切開でも異なります。

経膣分娩の場合シャワーはいつからOK?

シャワーを浴びて良くなるまでの日数は産院によって異なるようです。

医師からOKが出てからになりますが、産後2、3日目からというところが多いようです。

中には入院中はシャワーは不可というところもあるそうです。

ちなみに私の場合ですが、第1子は深夜2時に出産し、その日の夕方からシャワーをしてもいいと言われました。

第2子は昼の1時に出産し、翌日の夕方からシャワーをしてもいいと言われました。

ただそんなにすぐシャワーできると言われても産後のママの体はボロボロです。

全身筋肉痛のような痛みはあるし、会陰切開をした傷は普通に歩けないほど痛いです。

体は汗でベタベタで、悪露もあり、不快感はあるのですが、シャワーができるかと言われると厳しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

私は出血が多く、フラフラしていたので、シャワーではなく、蒸しタオルを用意してもらって全身を拭きました。

元気な時にシャワーをするのは、さっぱりして気持ちいいです。

でもシャワーも思ったより体力を使います。

体調が万全でない産後にシャワーをすると気分が悪くなってしまうこともあります。

お風呂場で倒れてしまっては大変です。

医師からシャワーOKと言われても、自分の体調が悪いと感じたら無理をしない方が良いでしょう。

帝王切開の場合シャワーはいつからOK?

帝王切開の場合にはお腹に傷があります。

傷が開いてしまうのではないかと心配になる人もいることでしょう。

産後は傷の痛みで動くこともままならない人もいます。

そのような時シャワーなんて考えられないことでしょう。

シャワーが可能になるまでの日数は、病院によって異なります。

早い病院で3日目から。

抜糸した後からというところもあります。

私は帝王切開の経験はないため、帝王切開で出産したママ友にシャワーはいつから入れたのか聞いてみました。

すると、その人は産後4日目からだったと言っていました。

歩くと傷は痛むけれど、傷には防水のテープを貼っていたので、シャワーでしみるということはなかったそうです。

シャワーができるようになるまでの間は蒸しタオルで体を拭いていたそうです。

帝王切開の場合、会陰切開の傷はないものの悪露は排出されます。

そのためウォシュレットを使って流していたと言っていました。

傷が痛みそうで怖い。洗い方のコツはある?

産後のシャワーで気になることは、会陰切開の傷にしみるんじゃないかということです。

歩くのも痛いし、座るときはドーナツクッションがないと座れないほどです。

洗うのもしみるのではないかと怖くなってしまうでしょう。

ですが、悪露も出るし、傷は衛生的にしていないと感染症になると大変です。

私の場合ですが、シャワーで勢いよくおしもを流すのは恐ろしくてできませんでした。

まずはしみないか、軽く確認します。

お腹のあたりにシャワーを当てて流れるお湯で痛むかどうかです。

シャンプーやボディソープは使っても大丈夫ですが、おしもは泡で洗うのは怖いですね。

痛まないようならよくあわ立てた泡で包むように洗って良いそうです。

石鹸の流しの残しがないように念入りに流しましょう。

私は入院中には泡で洗うのは怖くてできませんでした。

お湯を手のひらにためてチャプチャプっと洗うのが限界でした。

シャワーを浴びる時に痛みがあったかと言われれば、それほどでもなかったです。

ただおしもはずっと痛かったので、痛みに鈍感になっていたのかもしれません。

産後のお風呂はいつから入れるの?

スポンサードリンク


産後はしばらくお風呂に浸かることはできません。

なぜかというと、経膣分娩の場合、分娩が終われば子宮口がすぐに閉じるわけではないからです。

出産で大きく開いた子宮口が元に戻るには1か月程度かかるとされています。

湯船の中には細菌がたくさんいます。

子宮口が開いたまま湯船に浸かると子宮口から細菌が入ってしまい、感染症を起こす危険があるのです。

帝王切開の場合でも産後1か月は湯船には浸かれません。

それは傷口から感染症を起こすのを防ぐためです。

出産後1か月が経つ頃に1か月検診があります。

これは赤ちゃんもママもあります。

この検診で産後の会陰切開の傷の様子や子宮の戻り具合を確認されます。

そして、この検診で問題がなければ、お風呂に入ってよくなります。

赤ちゃんの場合も同じです。

1か月検診でおへその様子や発育を確認され、問題がなければベビーバスを卒業して、大人と同じ湯船に浸かれるようになります。

でもこの時期はまだママの体も赤ちゃんもデリケートな時期です。

できればきれいなお風呂に入りたいので、一番風呂に入るようにしたいですね。

また、体調も万全ではないと思うので、熱いお湯や長風呂は避けるようにしましょう。

まとめ

産後は感染症を防ぐためにも体を清潔にしておくことが大切です。

ですが、体調もまだ万全ではないと思うので、自分の体と相談して、無理のないようにしてくださいね。