里帰り出産はしないほうがいい?3つのメリットと準備しておきたい5つのこと

スポンサードリンク

妊娠した時に頭に浮かぶのが、

「里帰り出産ってしたほうがいいのかな?」
「里帰り出産をしない選択をするのってなし?」

ということですよね。

里帰り出産をすることで、実家の家族のサポートを得ることができるので、

・産後の体力の回復が早い
・家事を任せられるので育児に専念できる

といったメリットがあります。

しかし様々な理由で里帰り出産をしないことを選択する人も少なくありません。

「里帰り出産をしないメリットってあるの?」
「里帰り出産をしない場合どんな準備をしたらいい?」
「里帰り出産をしないことで母親とトラブルにならないかな」

といった心配もありますよね。

私は実家が同じ市内だったこともあり、里帰り出産をしない選択をしました。

私が感じたメリットや心得などを併せて紹介しますので、里帰り出産をしない選択をしようと考えている人の参考になれば幸いです。

里帰り出産しないのってあり?なし?理由は様々

出産=里帰りというイメージを持っている人も多いですよね。

実家の両親も里帰りをするものだと思っている人も少なくないよう。

里帰り出産をしようか迷っているという人もいると思います。

たくさん考えた結果、里帰り出産をしない選択をする人もいますよね。

里帰り出産をしない理由は様々で、

・実家が遠い
・実家が近すぎる
・両親が高齢
・実家が田舎で転院するのが不安
・生まれてすぐ家族で過ごしたい
・両親との折り合いが悪い

などの理由が挙げられます。

里帰り出産をするかしないかは、家族の事情やライフスタイルが大きく関わっていると言えそうです。

二人目の場合は里帰り出産しないケースも

里帰り出産をしない理由は様々ですが、二人目の出産の場合里帰り出産をしないケースが多いようです。

私の娘のお友達もお家も、下の子が生まれる際には里帰りをしない人が多かったですよ。

二人目の場合、

・上の子の幼稚園や保育園、学校がある
・上の子の生活ペースを乱したくない
・上の子もつれて里帰りするのが大変

など、上の子のことを考えて里帰り出産をしない選択をした人が多かったです。

もちろん上の子がいてもママと赤ちゃんだけ里帰り出産をした人もいましたよ。

家庭の事情によっては里帰り出産しない人も多い

実は家庭の事情というのが里帰り出産をしない大きな理由とも言えるのかもしれません。

私のように実家が近すぎるということではなく、

・両親や兄弟と折り合いが悪い
・両親が高齢で頼れない
・祖父母の介護がある
・両親が料理や掃除が苦手
・両親に何か言われるのが嫌だ

などを理由に、里帰り出産をしない選択をする人も少なくありません。

里帰り出産をしたとしてもゆったり過ごせないのでは意味がありませんからね。

里帰り出産をしないで自宅にいたほうが落ち着いて過ごせると感じているなら、里帰り出産をしないほうがいいかもしれません。

夫婦でしっかり話し合って決めよう

里帰り出産をするかしないかは、夫婦でしっかり話し合って決めるのが大切です。

里帰り出産をしない=パパの負担はかなり大きなものとなるからです。

・いつも通り出勤
・産後1ヶ月は買い出しに行く必要がある
・掃除や洗濯などもできるだけパパが行うのがベター
・上の子がいる場合は上の子のお世話

赤ちゃんが生後1ヶ月くらいになるまでは外出もできません。

そのあいだの買い物はパパが請け負うことになりますよね。

家事や育児にももちろん参加する必要があります。

そういったことをきちんと話し合いましょう。

次の項目では里帰り出産をしないメリットを紹介しますから、そういったメリットもきちんと伝えることが大切ですよ。

里帰り出産をしないことの3つのメリット

スポンサードリンク


里帰り出産をしないと、やはりパパもママも負担は大きくなります。

しかしそれ以上にメリットを感じている人も少なくありません。

私も実際に里帰り出産をしないでベースを自宅にしたことで、様々なメリットがあったと実感しています。

特に感じたメリットは、

1. 自分たちの生活ペースを乱さない
2. 父性の芽生えが早い
3. 住み慣れた家で落ち着いて育児ができる

といった3点です。ここではこの3つのメリットについて詳しく紹介しますね。

里帰り出産をしないことで生活ペースが乱れない

私が里帰り出産をしないことでもっとも「よかったな」と感じているのは、生活ペースが乱れないということ。

里帰り出産をすることも考えたのですが、実家から帰ってきたときに自分たちの生活ペースを取り戻すのに時間がかかると思ったので、里帰り出産をしない選択をしました。

日中は私の母にサポートに来てもらい、パパが返ってくるころにバトンタッチという方法で産後を過ごしました。

朝や夜は今までどおりのペースで生活ができるので、産後1ヶ月を過ぎたあとも変わらずに過ごすことができました。

パパも私の実家と自宅の二重生活みたいなものがなかったので、楽だったと思います。

パパと一緒に過ごせるので父性の芽生えが早い

実家が遠方にあると、里帰り出産をすると赤ちゃんとパパが一緒に過ごすのは少し先になりますよね。

一番大変な時期にパパにそばにいてもらいたいと思う人も少なくないはずです。

車で1時間以内程度の距離なら頻繁に会いに行くことができますが、新幹線や飛行機でないといけないという人もいます。

そうなると、生まれてすぐに会ったきり2週間以上会わないなんていうこともあるでしょう。

里帰り出産をしない選択をすることで、パパもずっと一緒に過ごすことができます。

そうするとパパの父親としての自覚も早くに芽生え、赤ちゃんへの接し方も上手になると感じています。

住み慣れた家で育児ができる

スポンサードリンク


やはりこれも里帰り出産をしない大きなメリットといえると感じています。

私が出産をしたのは実家を出てから7年ほど経っていました。

7年も実家に寝泊まりすることがないと、今更実家の生活スタイルには戻れません。

生活に慣れた自宅で生活することが、もっとも安らげると感じたのです。

産後1ヶ月は慣れない育児に精一杯ですよね。

住み慣れた家で育児ができることは大きなメリットといえるでしょう。

里帰り出産をしないのって親不孝なの?

私の友人で、

「里帰り出産をしないって言ったら母親に怒られた」

という人がいます。

特に初孫の場合は、娘の里帰り出産を楽しみにしているという親御さんも多いんですよね。

「里帰り出産をしないことは親不孝なの?」

と感じる人もいるようですね。

里帰り出産をしない選択をする場合、上手に親にも説明する必要がありそうです。

親とトラブルになることも

里帰り出産を楽しみにしている親御さんは、結構多いようですね。

私の母親も、

「なんで帰ってこないの?ひと月くらいいいじゃない!」

といっていたので、実家で赤ちゃんと私のお世話をしたい気持ちもあったのかな、と感じています。

親のサポートしてあげたいという気持ちは本当にうれしいものです。

そこでその気持ちを無下にしてしまうと、親とトラブルになってしまうことも。

上手に説明する必要があると実感しました。

里帰り出産をしないことをきちんと伝えよう

実家の両親が里帰り出産を楽しみにしている場合、里帰り出産をしないことをきちんと伝えることが大切です。

「自分たちで頑張ってみたい」
「上の子もいるから生活のペースをキープしたい」
「パパにも育児に参加してもらいたい」

など、できるだけ肯定的な意見で伝えるのがカギ。

「里帰り出産をしなくてもいい」

とか

「生活ペース乱したくないから」

とか、否定的なワードは使わないようにしましょう。

「わからないことは教えてね」という低姿勢がポイント!

実家との関係を良好なまま里帰り出産をしない選択をするには、実家を頼る姿勢に変わりはないという気持ちを伝えるようにしましょう。

「里帰り出産はしないけど、わからないことは教えてほしいの」
「どうしても大変になった時は手伝ってくれる?」

といったことを伝えましょう。

私も母親に

「里帰り出産はしないけど、日中に手伝いに来てほしい」

と頼んだら、快く受け止めてくれました。

「全部自分でできるからお母さんは必要ない!」

というようなことは言わないほうが賢明です。

里帰り出産をしないことを決めたら準備したい5つのこと

スポンサードリンク


里帰り出産をしないと決めたら、産後はバタバタと大変になることはしっかりと理解しておきたいポイントです。

私のように日中に母親のサポートがあれば別ですが、まったくサポートがない場合は、赤ちゃんが産まれる前にしっかりと準備をしておくことをおすすめします。

1. パパに家事・育児の参加を要請!
2. 困ったときに頼れる人を見つけておく!
3. ネットスーパーや食材の宅配の登録をしよう!
4. 肌着やガーゼは多めに準備!
5. 日持ちする食材を買い置き!

準備しておきたいことは上記の5つ。

最低でもこの5つはきちんと準備しておきましょう。

里帰り出産をしない=パパの協力は不可欠!

前の項目でも触れましたが、里帰り出産をしないということはパパの負担も大きくなることは絶対です。

パパが産休や育休を取得できるのが一番いいのですが、男性の産休や育休はそんなに簡単ではないですものね。

仕事をしながら家事や育児を負担するということをきちんと話しておき、それに賛同してもらうことが一番にやりたい準備です

私が夫に頼んだのは、

・お弁当は作れない
・朝食の準備
・夕食の片づけ
・ゴミを集めて出す
・足りない物の買い出し

でした。我が家の場合は母のサポートがあったのでこの程度でしたが、サポートがない場合はほかにも

・掃除
・洗濯
・料理

などをしばらくは負担してもらう必要もありますね。

困ったときにサポートしてくれる人も必要!

自分の体調が悪くなった場合、里帰り出産をしないと赤ちゃんのお世話をしてくれる人がいませんよね。

困ったときに誰がサポートをしてくれるのか、きちんと話し合っておくことも大切です。

・実家の両親に来てもらう
・夫の両親に来てもらう
・産褥ヘルパーを依頼する
・友人に頼む

など、「困ったときはお願いするかも」ということを伝えておくと安心ですね。

頼れる身内がいない場合は、産後の身の回りのお世話をしてくれる産褥ヘルパーなどを依頼するのもひとつの方法。

私が住む自治体では産後のお手伝いをしてくれるヘルパーを派遣する制度もあり、そういったものを利用している人もいました。

どこで探せばいいかわからないという人は、一度お住まいの自治体に相談してみるといいかもしれませんね。

食材はネットスーパーや宅配が便利!

私は母が食材や日用品の買い出しをしてくれていましたが、友人はネットスーパーや宅配を利用している人が多かったです。

・イオン
・イトーヨーカドー
・楽天西友

などが有名ですね。

地域のスーパーが宅配をしていることもあるので、確認してみてくださいね。

食材宅配だと

・ヨシケイ
・オイシックス
・パルシステム
・コープ

などが人気ですよね。

食材宅配はメニューが決まっていることが多いので、手軽に作ることができることが魅力。

ライフスタイルに合わせて宅配を利用している人が多いようです。

また、セブンイレブンでは『セブンミール』としてお弁当やスイーツなどの宅配を依頼することもできるようになりました。

お住まいの地域によっては利用可能なので、こういったものも利用を検討してみると便利かもしれませんね。

赤ちゃんの肌着などを多めに用意して洗濯の回数を減らす!

スポンサードリンク


洗濯をするのって、意外と手間なんですよね。

洗濯機に入れればあとは洗濯機がしてくれるのですが、干してたたむという作業が苦手な人も少なくありません。

毎日洗濯をするのは、正直産後の体にはかなりの負担に。

しかも赤ちゃんのものと大人のものは別に洗うという人もいますよね。

そうなると洗濯はさらに負担となってしまいます。

できるだけ洗濯の回数を減らすために、赤ちゃんの肌着やガーゼなどは少し多めに用意しておくのがおすすめです。

私が用意したのは、

・肌着・・・各10枚以上
・ガーゼ・・・20枚以上
・ツーウェイオール・・・10枚程度

といったところでしょうか。

赤ちゃんの服の洗濯は2~3日に1度でも間に合うように用意しました。

レトルトや缶詰など日持ちする食材を買っておこう!

実はこれも大きなポイント。

産後は栄養のあるものを食べたほうがいいですが、ヘルシーで栄養価の高い食事を作るのはとても大変です。

料理が得意な旦那さんなら簡単に作るかもしれませんが、私の夫はきっと無理でした。

料理が苦手な旦那さんでも作りやすく、自分が作るときでも簡単に作れるものをいくつか用意しておくのがおすすめ。

・炊き込みご飯の素
・鍋の素
・レトルトのカレーやパスタソース
・サバなどの水煮の缶詰

これらはマスト!

炊き込みご飯の素は簡単に作ることができるし、しかもおいしい!

これにお味噌汁だけでも十分ですよね。

レトルトのカレーやパスタソースはご飯やパスタに掛けるだけでなく、ゆでたジャガイモやカボチャにかけてチーズを乗せて焼けばグラタン風になります。

水煮缶も野菜炒めの具にしたり茹でたもやしやキャベツと和えたりしてもおいしくなりますよ。

里帰り出産をしないで乗り切るための3つのポイント

里帰り出産をしない場合、初めはやはり失敗をしたり大変だと感じたりするでしょう。

赤ちゃんがいると思うようにならないことだってあるはずです。

里帰り出産をしないで乗り切るためには、

1. 家事は二の次!産後すぐはとにかく休む!
2. 手を抜くことを覚えよう!
3. 無理せず頼る!

といったことを心得ておき、あせらずゆっくり過ごすことが大切です。

産後はなるべく家事をせずゆっくり休もう

スポンサードリンク


産後に無理をすると、体調の回復が悪くなるといわれています。

産後は水仕事をしてはいけないなんていうこともいわれていますよね。

私も母に口が酸っぱくなるほど「産後は水仕事しちゃダメ!回復しなくなるよ!」と言われました。

産後しばらくは家事は二の次!とにかく休む!ということを心がけましょう。

「赤ちゃんが寝ている間にちょっと家事をしておこう」

と思う人もいるかもしれませんが、赤ちゃんが寝ているときは自分も体を休めてゆっくりと過ごすようにしましょうね。

上手に手を抜いてゆったりと過ごそう

産後の体の回復は個人差が大きく、産後すぐに今までどおり動ける人もいれば、しばらくは立ち上がることも困難な人もいます。

回復が遅いからといって自分を責める必要はありません。

何もできない日が続くと、「何とか立ち上がらないと家事が溜まっていく」と無理をしてしまう人も少なくないようです。

産後1ヶ月は、上手に手を抜いて体を休めることだけを考えましょう。

掃除が行き届いていなくても生きていけますよ。

体調や精神面でつらい時は無理せず頼ろう

実はこれ、なかなかできないことなんですよね。

つらくて頼りたいと思っていても素直に「助けて」と言えない人は少なくありません。

私も意地っ張りなのでなかなか素直に助けを求めることができませんでした。

そういったことが続くと、産後うつにつながってしまうケースもあるようです。

助けてもらうことは何も悪いことではありません。

私も体調が悪く何もできなくなってしまったときに、無理して頑張っていたらさらに体調が悪化してしまいました。

母親に「無理していいことなんて何もない!頼れる人がいるうちは頼りなさい!」と怒られてしまいました。

自分が思っているほどサポートしてくれるほうは何も悪いだなんて思っていないんですよね。

今後のことも考えて、助けを求めることはとても大切なことです。

まとめ

里帰り出産はメリットが大きいですが、すべての人に里帰り出産がいいとは言えないですよね。

里帰り出産をしないことにも

・生活ペースを乱さない
・パパと赤ちゃんが一緒に過ごせる
・住み慣れた家で育児ができる

といったメリットがあります。

里帰り出産をしないで産後を乗り切るには、ちょっとした心構えと準備は必要です。

赤ちゃんが0歳ならママもパパも0歳です。

初めから何でもうまくできるとは思わずに、少しずつ赤ちゃんと一緒に成長していくことを目標にできるといいですね。

上の子がいるとさらに大変だとは思いますが、無理はせずに赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。