里帰り出産中に夫の生活はどうなるの?準備しておく7つのことと旦那が実家に来る頻度

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妊娠後期くらいから実家に帰り、里帰り出産を予定している夫婦もたくさんいます。

妻は夫の毎日の生活がきちんと行えるのか心配で、夫は妻や家のことなど気がかりなことが多く、

お互いに会えないぶん寂しい思いをすることもあります。

中には、『やった!気楽に過ごせるぞ。』と思う旦那さんもいて予定を入れる人もいるのでしょうが、

やはり家のことや妻の体調のことなどが気になり、毎日不安になるかもしれません。

「これから里帰り出産を予定しているけど、どんな準備をしておけばいい?」

「里帰り出産中の夫の生活はどんな感じなの?」

「どのくらいの頻度で会いに来てくれるのがいいかな?」

など、里帰り出産に向けて、色々な不安や疑問がでてきます。

また、携帯ひとつで連絡を取り合うことができ便利な時代ですが、メールやラインのみになっていませんか?

相手の声を聞いて話をすることで少しでも理解できることが増えるかもしれませんね。

今回は里帰り出産についての妻や夫の疑問や不安を解消すべく、下記の内容でご紹介していきます。

・里帰り出産のメリットとデメリット

・里帰りの前に準備しておくこと7つ

・里帰り中の夫の生活とは

・立ち会い出産や会う頻度について

里帰り出産を希望しているけど何から話を進めて良いのか分からない夫婦、

里帰り出産をしたいけど夫が心配でどうしようか迷っている人、

里帰り出産に向けての準備はどうすればよいのか悩んでいる人などの参考になれば嬉しいです♪

里帰り出産したいけど悩んでいる…里帰り出産のメリットとデメリット

まだ里帰り出産を迷っている人に、まずそのメリットとデメリットについて考えてみましょう。

里帰り出産のメリット

里帰り出産にはたくさんのメリットがあります。

夫が仕事中に、もし妻の体調が急変したら対応できますか?

里帰り出産であれば、妻の家族が周りにいるので、早めに行動ができる場合があります。

また、実家での生活になるので、妻は実家で甘えて生活でき、体がきついときには家事など気にせず、

ゆっくりと体を休めることもできるでしょう。

出産後も同様、出産による体の疲労と赤ちゃんのお世話で家事をする余裕がありません。

そのため、実の母であれば子育ての先輩でもあり、存分に家事など甘えることができます。

夫側にもメリットはあります。夫婦や家族での生活から、1人の時間がたくさんできます。

好きな時間に好きなものを食べて、好きな時に眠ることができ、

まるで独身時代のような生活を送れるかもしれません。

また、仕事にも集中できるかもしれませんね。

残業しても良いですし、家に仕事を持ち帰り集中して行うこともできます。

里帰り出産のデメリット

里帰り出産をするか迷っている人は次のような不安などがあるのかもしれません。

夫婦が離れ離れになり婦さんになる、お互いの生活費などが気になる、

夫が妻の体調や精神状態を把握しづらいなど、夫婦がお互いに気になってしまいます。

また、実家での子育てになるので、両親が口出しをしてくることもあり、ストレスに感じることもあるようです。

また、立会い出産や新生児期の赤ちゃんのお世話を夫がしないことになるので、

夫が父親になったという自覚を持ちづらいこともあります。

また、出産予定日が伸びたり出産後の入院が長引いたりすることもあります。

予定通りにはいかない場合もたくさんあるので覚悟しておきましょう。

また、夫は、1人で生活をしていかなければならず、家事を最低限でもしなければなりません。

そのため、家事をこなすスキルが必要となります。

毎日の食事を外食で過ごしていれば、体調管理も難しいですし、何よりお金が高くついてしまいます。

このようなデメリットから夫に里帰り出産を反対されることもあるかもしれません。

他にも、それぞれの置かれている状況や立場によりメリットやデメリットがあるでしょう。

まずは、里帰り出産のメリットとデメリットを取り上げて、どちらが良いか相談するところから、

始めてみましょう。

いざ里帰り出産が決まったら!準備してほしい7つのこと

産婦人科の確認

産婦人科の中には、まれに里帰り出産ができないところもあるようです。

まずは、里帰りをしてどの産院で出産をするのか探し、連絡を取りましょう。

現在かかっている産婦人科と、出産予定の産婦人科では、出産のスタイルなども違う場合があります。

妊婦健診補助券の確認

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母子手帳をもらうときに、妊婦健診の補助券も一緒にもらいます。

自治体から発行されているので、里帰りにより違う自治体に行くと、その券は使えない場合がほとんどです。

基本的には、里帰り以降の健診は、毎回実費で支払うことになります。

しかし、補助券は有効であり、お住いの自治体に戻り、領収書と共に提出することで、

払い戻しをしてくれます。補助券については、自治体により内容が異なるので、

その違いなどもすり合わせてしておくとよいでしょう。

里帰りの前に帰宅した場合のシミュレーションを話し合おう

夫は急に子どもと妻が帰ってきたら、アタフタしてしまうようです。

赤ちゃんのお世話があるので、夫にも手伝ってほしいことがたくさんありますよね。

そのひとつひとつは、できれば妊娠中の時間があるときにじっくりと話し合っておくとよいでしょう。

帰宅したら、どのような生活に変わるのか、何をするのか、役割分担や休日の過ごし方、

帰宅の日の移動スケジュールまで事細かに決めておくことで、

何かあった場合にも対応できますし、妻は安心して家に帰ることができます。

里帰り出産で妻が持って行く必需品

里帰りの際に、次のものは忘れずに鞄にいれるようにしましょう。

・母子手帳

・今までかかっていた産婦人科の紹介状

・健康保険証

・印鑑

・入院に必要な書類(これは実家のほうの産婦人科でもらえる場合もあります。)

・下着やマタニティウェア

・授乳用パジャマ2~3セット

・お風呂・歯磨きグッズ

・化粧品

・新生児用の洋服や肌着

・おむつとおしりふき

・ベビー布団

・授乳グッズ

・沐浴グッズ

・赤ちゃんのケアグッズ

量が多くなるので、妊娠中の身体には負担がかかります。

実家が近くであれば、ちょこちょここまめに運んでおくとよいでしょう。

また、赤ちゃんグッズは実家の近くで揃えることができるものもあるので、

荷物は最低限にすると体への負担が減りますね。

遠くの場合には、送り迎えは旦那さんにもお願いして、荷物を一緒に運んでもらった方が安心です。

新生児の準備を完璧にしておく

里帰り出産中に、夫にすべて新生児用品の購入を頼むことはやめたほうがよいでしょう。

基本的には、夫婦一緒に新生児用品を揃えるか、妻が揃えた方がよいです。

実際にお世話をしたり、赤ちゃんと一緒にいる時間が長かったりするのは妻の方なので、

妻が使いやすいものや妻の好みのものを選んだ方が無難でしょう。

そのため、里帰りの前に、新生児用品を完璧に揃えておく必要があります。

日用品の買い物や家にあるものの場所など家事全般をメモする

普段から夫婦で家事をこなしているのであれば、旦那さん一人でも生活できるでしょう。

しかし、サラリーマンであるなど、基本的に夫が仕事で外に出ている場合には、

家事は妻がしていたので、すべての流れを伝える必要があります。

ゴミの出す日、日用雑貨の買い出し、家にあるものの場所(薬や書類など)、洗濯、掃除、

簡単な料理の方法など、家事全般を伝えます。

しかし、全て覚えるのは困難なので、ノートなどにメモしておくとよいでしょう。

どうしても分からない時は、メールやテレビ電話でも連絡出来ますが、

いつも妻が連絡に出られるとは限りません。できるだけ夫がひとりで生活できるように、

大切なことをメモして渡しておいた方が安心です。

出産後の書類や手続きを確認する

出生届や赤ちゃんの健康保険の加入、乳幼児医療費助成、児童手当給付金などの書類は、

現在住んでいる自治体に提出します。

そのため、里帰りしている妻はできないので、夫がしなくてはいけません。

書類の書き方、提出の方法などを把握し、準備しておきましょう。

妻が里帰り中の夫の生活

妻が里帰りすることで自分も羽が伸ばせると思っていませんか?

そうかもしれませんが、ほとんどの人は次のように感じるのではないでしょうか。

仕事をして、家に帰って誰もおらず、家事をして寂しくご飯を食べて寝て、

朝起きて誰もおらず、準備をして仕事に出る。そんな生活が長く続きます。

また、休みの日には何もすることがなく、妻がいないことにまた寂しさを感じることもあります。

赤ちゃんが生まれたあとは、赤ちゃんの表情や行動など妻が写真付きでメールを送ってくれます。

赤ちゃんを愛らしく感じる反面、抱けない寂しさや疎外感を感じるお父さんも多いようです。

これがすべてではないのでしょうが、里帰り出産後の夫の生活についても、少し考えてみましょう。

立会い出産や会いに来る頻度はどのくらい?

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夫婦で立会い出産を希望しているとします。

里帰り出産だと、産気づいてから出産までの間に、夫が移動しても間に合わないことがあります。

出産という奇跡のあの瞬間に立ち会えないのは、1度きりのチャンスを逃すので悔しいですね。

出産の辛さや生まれたときの喜びを、夫婦で一緒に感じることで、お父さんの自覚も生まれてきます。

出産に立ち会えないというのは、里帰り出産の壁でもあります。

そのため、出産にどうしても立ち会いたいという場合には、里帰り出産ではないほうがよいでしょう。

また、実家に会いに来る頻度はどのくらいがベストなのかも相談しておきましょう。

産前であれば、2人でデートをする時間を作ることもできますし、

産後は、赤ちゃんのお世話を覚えてもらう良い機会になります。

旦那さんの都合がつく限りは、実家に来てもらえると安心ですね。

往復の費用がかかるので、毎週というわけにはいきませんが、どのくらいのペースで会いに来るのか、

先に相談をしておくと、後で「いつ来るの?」などすれ違うことが減り夫婦の溝ができにくいでしょう。

まとめ

まだ里帰り出産をするか悩んでいるご夫婦であれば、メリットやデメリット、里帰り中のお互いの生活など、

しっかりと話し合ってから、決めましょう。

ただ、出産も赤ちゃんのお世話も妻がするので、決定権は妻がもつとよいですね。

里帰りにより、物理的に距離ができるので、夫婦が心理的に距離を作らないために、

里帰り前の話し合いと決め事、そしてこまめな連絡を行うようにしていきましょう。