里芋の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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他の芋に比べると比較的低カロリーの里芋は、煮物を中心に色々な料理に使われています。

里芋には、カリウムが豊富に含まれていて、ビタミンB1やB2も含まれています。

1年中出回っている里芋ですが、冬は一番流通が多く、日本産だけではなく中国産も出回ります。

里芋は、乾燥に弱い食材で、購入するときも保存するときも乾燥に気をつけるのが大切。

また、低温にも弱いので注意が必要です。

里芋を長持ちさせるためには、どのように保存するのがいいのでしょうか?

ここでは、里芋の正しい保存方法、消費期限、おいしい里芋のレシピなどを紹介します。

里芋はどのくらい日持ちする?賞味期限は1週間!

里芋は乾燥に弱い特徴があります。

長く保存するなら泥つきの皮付きで保存するのが、一番長持ち。

野菜室で1週間、泥つきのまま冷暗所で1ヶ月の保存期間です。

まずは、里芋の選び方から紹介します。

泥がついて表面がしっとりとして、湿っているものがおすすめ。

同じ泥つきでも、乾燥してひびが入っているものは避けましょう。

形が整っていないものも、味が落ちるので、形が丸いものがいいですね。

緑色や赤黄色に変色しているものも避けたほうがいいでしょう。

里芋の保存方法!

里芋は冷凍でも冷蔵でも保存ができる野菜です。

里芋は、どのように保存すると一番持ちがよく長く保存できるのでしょうか?

里芋の正しい保存方法を紹介します。

里芋の正しい冷凍保存方法

里芋を冷凍保存するときは、過熱して保存する方法と、生のまま保存する方法があります。

生のまま保存する場合は、皮をむいて塩でもみ水洗いしてから、水気をよくきって保存袋に入れて冷凍します。

使うときは、凍ったまま調理しましょう。

電子レンジで加熱、または固めにゆでて、保存袋に入れて冷凍する方法もあります。

里芋は凍ると、くっつかないので、使うときにひとつずつ出すことができて便利ですよね。

こちらも、使うときは凍ったまま調理してください。

冷凍の里芋は、もちろん煮物にも使うことができます。

保存期間は、1ヶ月ですから長く使わないときは冷凍するのがおすすめです。

里芋の正しい冷蔵保存方法

里芋は、冷たい気温に弱いので基本的には冷蔵保存に向いていません。

冷蔵庫に保存する場合は、新聞紙にくるんで冷えすぎないように野菜室で保存。

なるべく早く使うようにしましょう。

その他の方法

里芋は常温保存で長持ちする野菜です。

適度に湿らせた新聞紙にまとめてくるみ、冷暗所に保存しておくことで1ヶ月の長期間長持ちします。

また畑の状態と同じく、土に埋めて保存することで鮮度を保って保存することができます。

常温で保存するときは、泥つきのまま保存してくださいね。

ワンポイントアドバイス

里芋の鮮度を見るときは、匂いもチェックするのがいいでしょう。

里芋は古くなるとかび臭い匂いがします。

冷凍のために皮をむくときは、里芋を半ゆでにして流水を当てながら皮をむくと、手で簡単につるっとむくことができます。

冷凍しておいた里芋を使った4つのメニュー

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冷凍した里芋は、凍ったまま調理に使いますが、どんな料理を作ることができるのでしょう?

冷凍した里芋のメニューを紹介します。

里芋の煮っころがし

里芋といえばやはりこの煮っころがしですよね。

味がよくしみた懐かしい味は作って冷凍してもおいしく食べられます。

【材料】

冷凍里芋 600g
だし 1.5カップ

★ 酒 大さじ3
★ 砂糖 大さじ2

柚子の皮 少々

① 里芋は皮をむいて冷凍したものを使います。

鍋に里芋を入れて隠れるくらいの水を入れて火をかけます。

煮立ったら火を弱めて5分ゆでます。

② 一度ぬるま湯で里芋のぬめりを洗い流します。

③ 再び鍋に里芋を入れて、今度はだしを加えて火にかけます。

煮立ったらアクを取り除きます。

④ ★の材料を入れて落し蓋をして約10分煮ます。

⑤ 醤油大さじ3を加えて30分煮ます。煮汁がなくなるまで。

⑥ 最後に強火にして残った煮汁を絡めて照りを出します。

⑦ 器にもって柚子の皮をのせて出来上がり。

煮っころがしは、いろいろな材料とあわせて作ってもおいしいです。

たとえばいか、鳥の手羽先などともあうのでおすすめ。

里芋の揚げだし

里芋と鶏肉の揚げ出しは、ボリュームがあるので食べ応えがありおすすめです。

【材料】

冷凍里芋 大4個
鶏胸肉 1枚
片栗粉 適量
大根おろし 10cm分
濃厚めんつゆ 1カップ

★ 醤油 大さじ1
★ 酒 大さじ1

① 里芋は皮をむいて固ゆでして冷凍したものを使います。

② 里芋を電子レンジで解凍して軽く押しつぶし、醤油小さじ1/2を振ります。

③ 鶏肉は一口大に切って、★の調味料を絡めてしばらく置きます。

④ 里芋と鶏肉の水気を切って、片栗粉をまぶし、170度の油揚げで上げます。

⑤ めんつゆを2~3倍の規定どおりの水で薄め、鍋に入れ火をかけてひと煮たちさせます。

⑥ 揚げた里芋と鶏肉を器にもって、⑤をかけて大根おろしとネギか三つ葉をのせたらできあがり。

里芋のバターいため

煮物と相性がいい里芋ですが、炒め物でもおいしいです。

里芋とバターの意外だけど合う味を試してください。

【材料】

里芋 800g
バター 大さじ1.5
焼き海苔 1/2枚

① 冷凍した里芋は、電子レンジで4分過熱、裏に返してさらに3分過熱します。

柔らかくなったら、軽くつぶします。

② フライパンにバターをいれ火にかけて、里芋を入れて焼き色がつくまで炒めます。

③ しょうゆ小さじ2をふって、こしょうをかけて味を調えます。

④ 焼き海苔をちぎって散らして出来上がりです。

里芋のもつ煮

みそで味をつけるので、もつ煮も里芋にもぴったりと合います。

【材料】

里芋 大8個
もつ 150g

① 里芋は自然解凍しておきます。

② 里芋ともつを炒め、油がなじんだら、だし汁をひたひたになるまで注ぎます。

③ 煮立ったら、砂糖とみりん大さじ1、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1/2、みそ大さじ3を調味して煮含めます。

味がしみたら出来上がり。

里芋の作り置きメニュー

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調理して冷蔵庫に保存しておくと、さびしい食卓に1品足すことができて便利な作り置きメニュー。

冷蔵庫で何日か保存可能な、里芋の作り置きメニューを紹介します。

里芋と手羽先の煮物

やはり里芋は煮物にするとおいしいし、3~4日持つので作り置きのおかずに最適。

手羽先と一緒に煮込んで、お弁当にもぴったりです。

【材料】

里芋 20個
手羽先 40g
栗の甘露煮 200g
だし 2カップ

★ しょうゆ 2/3カップ
★ 酒 2/3カップ
★ 砂糖 大さじ4

あさつき少々

① 里芋は皮をむいて湯でこぼし、ぬめりを洗ってとります。

② フライパンにサラダ油を熱し、手羽先を炒めます。

③ 手羽先に焼き色が着いたら里芋を入れます。

④ 栗とだし、★の調味料を加えて味をつけます

⑤ アクを取って落し蓋をし、味がしみるまで煮ます。

⑥ 器にもって、浅葱を散らして出来上がり。

里芋の田楽

シンプルな里芋の味を楽しみたいなら田楽。

作り置きにもおすすめです。

【材料】

里芋 小10~12小
ねりみそ(赤味噌大さじ3、みりん大さじ3、酒大さじ1)
だし 1.5カップ
いり白ごま 少々
黒いいりごま 少々

① 里芋は上下を切り落として、面をつけて皮をむきます。

たっぷりの水でゆで、ゆで汁は捨て、だし汁で再びやわらかく煮ます。

② 小鍋にねりみその材料を全部入れ、弱火で暖めます。

みそがぽってりしたら、さといもに塗り、お好みでごまを振り出来上がり。

だしでゆでた里芋を冷凍保存しておけば、好きなときに食べることができますね。

まとめ

里芋の正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。

里芋は低温と乾燥にとても弱い特徴があります。

保存するときは、低温になり過ぎないように冷蔵保存を避けて、乾燥しないように保存することが大切です。

一番保存にいいのが、畑の状態と同じく土の中で保存する方法。

鮮度が保たれて長期間保存可能なのでおすすめです。