さつまいもの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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料理にもお菓子作りにも使える、甘くておいしい野菜、さつまいも。

特に女性や子供に人気のある野菜です。

さつまいもには、食物繊維がたっぷりなのはもちろん、ビタミンCもたくさん含まれていて、カルシウムやカリウム、ミネラルなども豊富なので、積極的にとりたいですね。

さつまいものおいしさは、なんといってもあの甘みですよね。

甘みがおいしいので、できるだけ保存しているときも甘さが残るように保存しましょう。

さつまいもの正しい保存方法、消費期限、冷凍したさつまいものメニューや、おすすめの作り置きメニューを紹介します。

さつまいもはどのくらい日持ちする?賞味期限は冷蔵で1ヶ月!

さつまいもは常温で保存すると、一番保存期間が長くておすすめ。

おいしいさつまいもの選び方から紹介しましょう。

さつまいもを選ぶときは、まず大きさを見ます。

大きくてずんぐりとして太いのが、でんぷんが詰まっているので味がいい証拠です。

また、さつまいもは表面から傷んでくるので、両面のチェックも忘れないようにしましょう。

さつまいもの表面に、傷や黒ずみがあるものは避けてください。

凸凹がなくて、ひげ根の少ないものを選ぶようにしましょう。

また毛が生えている穴が深いものは、筋が多くておいしくありません。

さつまいもの保存方法!

さつまいもは、保存方法で保存期間が大きく変わります。

どの保存方法があっているのか、正しい保存方法を紹介します。

さつまいもの正しい冷凍保存方法

さつまいもは、長期間使わない場合は冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存するときは、皮付きのまま使いやすい大きさに切ります。

その後に必ず水にさらして、あく抜きをしてください。

水気をしっかりと切って保存袋に平らに入れて、冷凍保存します。

また加熱してから冷凍保存すると、すぐに使えるので便利でおすすめ。

さつまいもは、冷凍保存で1ヶ月は持ちます。

解凍するときは、連枝レンジか自然解凍、または凍ったまま調理します

さつまいもの正しい冷蔵保存方法

さつまいもは、冷蔵保存に向いていない野菜です。

冷えに弱い野菜なので、冷蔵保存すると低温障害を起こしてしまい傷みやすくなりますし、さつまいもの醍醐味でもある甘みが、冷蔵保存することで失われてしまいます。

さつまいもを冷蔵庫で保存するときは、使いかけをラップにしっかりと巻いて、温度の高い野菜室で保存してください。

なるべく早く食べきったほうがいいですね。

その他の方法

さつまいものベストな保存方法は、実は常温保存です。

というのもさつまいもに適した保存温度は13℃~15℃なのです。

風通しのよい冷暗所に置くことで、1~3ヶ月は長持ちします。

そして常温保存のいい点は、保存しているうちにでんぷんが糖に変わって、さつまいもが甘くなるからです。

常温で保存するときは、新聞紙に包んで冷暗所に保存してください。

湿気と高温に弱いので、注意して保存してくださいね。

ワンポイントアドバイス

さつまいもはビニール袋に入って売られている場合が多いですが、購入した後は必ずビニール袋から出して、適した方法で保存してください。

ビニール袋に入ったままだと、蒸れて湿気がつくので傷みやすくなります。

さつまいもは、収穫したてが甘いわけではなく、しばらく常温で放置することで甘くなるので、しばらくしてから食べるのがおすすめなのです。

冷凍しておいたさつまいもを使った3つのメニュー

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冷凍したさつまいもは、自然解凍か凍ったまま調理してください。

あらかじめ加熱した状態で冷凍したものは、すぐに使えるので便利です。

冷凍したさつまいもを使ったメニューを紹介します。

さつまいもの含め煮

素朴で懐かしい味がおいしい含め煮は、さつまいもの基本の料理ですね。

さつまいもの甘さを引き出す、おすすめのメニューです。

【材料】

冷凍さつまいも 1本
和風だしの素 少々
いりごま 少々

★ 砂糖 大さじ3
★ みりん 大さじ1
★ 酒 小さじ1
★ 塩 少々

① さつまいもは2cmの厚さに切って下ゆでして、凍らせたものを自然解凍しておきます。

② 鍋にさつまいもを入れて、さつまいもがかぶるくらいの水を入れます。

③ だしの素を入れてさつまいもを煮ます。

④ さつまいもが柔らかくなったら、★の材料を鍋に入れて、ひと煮たちさせます。

⑤ 荒熱が取れたら皿にもってごまをかけてできあがり。

さつまいもと豚肉の炒め煮

味噌味で仕上げることで、おいしいおかずになります。

ボリュームもあり。

【材料】

冷凍さつまいも 2本分
豚ロース 200g
だし 1.5カップ
しょうが 1かけ

★ 砂糖 大さじ2
★ みそ 大さじ2
★ みりん 大さじ1

① さつまいもはあく抜きし1.5cmに切って冷凍したものを、解凍しておきます。

② 豚肉は4~5cmに切ります。

③ サラダ油を熱し、さつまいもの両面をよく焼き一度取り出します。

④ 同じ鍋に豚肉を入れて、炒めます。

肉の色が変わったら、さつまいもを戻し、だしとスライスしたしょうがを入れ、ひと煮立ちさせます。

⑤ ★の調味料を入れて、煮汁がなくなるまで煮詰めます。

全体に味がついたら出来上がり。

さつまいものサラダ

ブロッコリーとあわせて、彩りもいいサラダです。

【材料】

冷凍さつまいも 1本
ブロッコリー 1/2個
マヨネーズ 大さじ3
クリーム 1個

① さつまいもはアクをとり2cmの幅で冷凍したものを使います。

② ブロッコリーは、小房に分けます。

③ たっぷりの水を鍋に入れてさつまいもをゆでます。

八割ゆでたらブロッコリーを加えて一緒にゆでます。

ザルにあげて冷まします。

④ ボウルにゆでたさつまいもとブロッコリーを入れて、マヨネーズ、塩コショウを少々、クリームを入れて混ぜ合わせます。

とってもクリーミーなサラダで甘みもおいしいです。

さつまいもの作り置きメニュー

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さつまいもは、調理して柔らかくなるのに時間がかかる野菜です。

あらかじめ作り置きすることで、忙しいときに大活躍、お弁当にもおすすめのさつまいもの作り置きメニューを紹介します。

さつまいもと油揚げの甘煮

薄味で仕上げるのでとても上品な味です。

【材料】

さつまいも 2本
油揚げ2枚
だし 3カップ
万能ネギ 適量
薄口醤油 1.5

① さつまいもは5cmと厚めに切り、皮は厚めにむきます。

水にさらしてアクをとります。

② 油はさっとゆでて油抜きをして、2~3cmの幅に切ります。

万能ネギは適度な長さに切ります。

③ 鍋にさつまいもと油揚げを入れて、だしを加えて、砂糖を大さじ1.5、薄口醤油を入れて調味します。

④ 落しぶたをして煮て、煮立ったら弱火にして20分煮て出来上がり。

お皿にもって万能ネギを散らしてください。

さつまいものコロッケ

種だけ作って冷凍保存も可能。

さつまいもの含め煮を利用してもいいですね。

【材料】

さつまいも 400g
ハム 2枚
コーン 50g
青海苔 小さじ2
小麦粉 適量
パン粉 適量
卵 1個

① さつまいもは2~3cmの厚さに切って柔らかくゆで、水分をよく切ってボウルに入れてつぶします。

② ハムはみじん切り、コーンは缶を開けて水を切ります。

③ さつまいもとハム、コーンを混ぜ合わせ、8等分にして丸くまとめます。

平らにして形を整えましょう。

④ 小麦粉→溶き卵→青海苔を混ぜたパン粉の順番につけて、180度の油で揚げます。

中身には火が通っているので衣が狐色になって、からっと揚がったら大丈夫です。

まとめ

さつまいもの正しい保存方法と、おすすめのメニューを紹介しました。

さつまいもは、常温保存で徐々に甘くなっていくのは驚きですね。

甘いさつまいもを食べたい場合は、湿気と高温に注意して常温で保存するのがベスト。

また冷凍保存するときは、下湯でしてアクを取ってから冷凍しましょう。

スイーツに料理に、おいしいさつまいもを楽しんでください。