つわり中にはせんべいがおすすめ?悪阻が辛い時の煎餅の食べ方と栄養素

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つわりがひどくて食べられないという妊婦さんに朗報です。

つわりで食欲がないときも、何か食べないと赤ちゃんの健康も心配、そんなときにおすすめの食べ物が、せんべいです。

『つわり中食べないとどうなる?』

『つわりでせんべいを食べるといいって本当?』

など、妊婦さんなら食生活は1番気になるところですよね。

こちらでは、

・つわりの症状
・つわりの胎児への影響
・つわりにせんべいがおすすめの訳
・妊娠中の栄養と水分補給

など、妊婦さんがつわりを乗り切る上でのポイントを9つ解説します♪

1.つわりの症状のそれぞれ

つわりは、妊婦さんなら誰でも経験することです。

しかし、その症状や重さは人それぞれです。

わたしも妊婦さん教室に通って、つわりの症状が十人十色であることを実感しました。

・食欲が出ない人
・水も飲めずに入院した人
・とにかく食べまくる人
・一部の食材だけ食べられる人

などです。

中には、食の好みが変わって、ジャンクフードなら食べられるという人もいました。

体重においても、10キロ痩せてしまったという人もいれば、逆に10キロ太ってしまったという人も。

2.つわりの時期は大切な時期!

つわりの症状は人それぞれですが、赤ちゃんの変化は同じです。

この時期は、お腹の中が急激に変化をしています。

・つわりは妊娠2か月~4か月
・この時期に、胎児の重要な臓器、心臓や肺などが作られる。
・胎盤が大きくなり、血液量が増える。
・流産もこの時期が一番多い。

体の変化が大きいからこそ、つわりという症状が出るのです。

恐い話ですが、妊娠のうちの約15%がこの時期に流産すると言われています。

多くが、胎児の染色体異常によっておこるものですが、この時期は赤ちゃんにとって大切な時期には変わりありません。

3.つわりをみくびらないで!

つわりだから我慢すれば大丈夫とつわりを甘くみないでください。

この時期に無理をして流産してしまった場合、自分を責めることになります。

多くは染色体異常を理由にした流産ですが、

「つわりの時期に栄養をとらなかったから…」

「つわりの時期に無理に動いたから…」

と自分を責めることになるでしょう。

また、つわりで食事がとれないと、

・栄養失調になる。
・体重がどんどん減る。
・ウェルニッケ脳症というビタミンB1の欠乏症になる。

・深部静脈血栓という血管が詰まる病気になりやすくなる。

(『お医者さんがつくった妊娠出産の本』日本産婦人科学会監修)

このように、赤ちゃんにも影響がでます。

わたしが通った妊婦の栄養教室では、

「お母さんが栄養不足になると、赤ちゃんが生まれてから肥満になりやすい。」

と言われました。

その理由は、

・お母さんが栄養不足になる。
・お腹の赤ちゃんは少ない栄養を蓄えようとする。
・生まれてからもその習性が続く。
・栄養を蓄えようと肥満気味になる。

お腹にいるときのことが、その後の成長にも関係するということですね。

4.つわり中におすすめなのは!せんべい!

つわり中、とにかくつらくても何か食べてください。

栄養バランスが気になるところですが、まずは食べられるものと食べることが大切です。

そこで、おすすめの食べ物が「おせんべい」です。

それには次の理由があります。

5.ちょこちょこ食べに!せんべい!

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つわりの時期は、

・胃酸過多になる。
・胸やけをしやすい。
・胃部不快感がある。

このように胃腸の不調を訴える人が多いです。

その理由が空腹時に、胃酸によって胃が刺激されていしまうというもの。

また、この時期は、骨盤を拡張するために、筋肉などを緩めるリラキシンという物質が分泌されます。

そのために丁度みぞおちあたり、食道と胃の付け根部分が緩みやすくなっています。

すると、胃液が上部にあがりやすくなり、気持ちわるくなったり、胸やけをしやすくなったりします。

対処法は、なるべく「空腹の時間を減らす」ことです。

そこで試してほしいのが「ちょこちょこ食べ」です。

3食きちっと食事をとるのではなく、つわりの時期だけ常に何か少しずつ口にしてください。

その時に、食べやすいのがおせんべいです。

お腹がすいたら、小さいおせんべいをパク!

お腹がすいていなくても、小さいおせんべいをパク!

朝起きたらすぐに、小さいおせんべいをパク!

すると、食事と食事の間におきていた胃部不快感をおさえられます。

わたしは、寝ている間にお腹が空いて気持ち悪くなっていたので、夜中にもおせんべいを食べました。(はみがきはしてくださいね。)

ポイントは、小さいおせんべいにすることです。

とにかく、回数を増やした方がよいので、一回の量は少なめに。

6.なぜ、せんべいなの?

それには訳があります。

おせんべいなら

・原料がお米である。
・食感があり、食べごたえがある。
・味がかえやすい。
・よく噛むことで、満腹中枢が刺激される。
・あたたかくないので、においが抑えられる。

お菓子でも、原料がお米であるというのが最大のポイントです。

やはり、妊娠中は炭水化物の量をしっかりとり、エネルギーを蓄えることが大切です。

だからと言ってケーキなどの高カロリー食だと、高血圧や妊娠糖尿病にかかりやすくなってしまいます。

また、つわり中ごはんを炊くにおいがきつかったという妊婦さんが多く、ごはんを敬遠しがちになります。

その時に、特ににおいのしないおせんべいは代替食になります。

7.他にも!おせんべいがおすすめの訳

もう1つおすすめの理由があります。

それは、水分補給です。

おせんべいを食べると、お茶が飲みたくなりますよね。

この水分補給が大切になります。

つわりがひどい時、お医者さんに、

「とにかく水分補給はして。」

と言われました。

意識的にとらないと、脱水症状になってしまいます。

おせんべいとセットで、ノンカフェインの麦茶や黒豆茶などをたっぷりとりましょう。

8.おせんべいは産後にもおすすめ!

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なんと、産後にも食べてほしい食材でもあります。

産後は、ごはんを食べると、母乳の出がよくなると言われています。

少しで手軽にカロリーを摂取できるからです。

また、母乳は血液なので、水分をよくとるのがポイントになります。

そこで、おすすめなのが、おせんべいとお茶のセットです。

産前から、習慣づけておけば、産後もおせんべいとお茶で乗り切れます。

9.塩分には気を付けて!

1つだけ気を付けてほしいことがあります。

それは塩分です。

おせんべいに限らず、妊娠中に塩分過多になると、

・妊娠高血圧症候群
・むくみ

などのリスクが高まります。

妊娠中の塩分摂取の上限は7gです。

また、塩分の吸収をおさえるのにカリウムをとることがすすめられています。

・果物
・いも
・野菜

なども積極的にとるようにしましょう。

まとめ

今回は、つわりとおせんべいがおすすめな訳を解説してきました。

伝えたかったのは、次の4つです。

・つわりの時期は赤ちゃんも大切な時期であること。
・つわりの時期は、とにかく食べられるものを食べること。
・ちょこちょこ食べにおせんべいがおすすめなこと。
・おせんべいで栄養補給と水分補給ができること。

つわりは、人それぞれなのでつらさを共有するのが難しい症状でもあります。

そんな時は、先輩ママや母親などの体験談から、自分にあった解決法を見つけてください。

わたしの紹介した「おせんべい」対策は、おすすめですよ。

この記事がつわりに悩む妊婦さんのお役に立てば嬉しいです。