妊娠初期にこれだけは気をつける3つの事を先輩ママが体験をもとに解説!

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妊娠がわかり、嬉しい気持ちと不安な気持ちが行き来する妊娠初期。

初めての妊娠は特にわからない事だらけで、してはいけない事、注意しなければいけない事もわからないなんて事もありますよね。

とにかく右も左もわからない状態の妊婦さんの為に、妊娠初期の注意したい3つのポイントをまとめてみました。

  • つわりによる食欲の変化
  • たばこやお酒が赤ちゃんに与える影響
  • 規則正しい生活を心がけよう!

最低限注意をしたい事についてまとめています。

妊娠がわかった妊婦さんは是非参考になさってくださいね。

□つわりによる食べ過ぎ、食欲不振

妊婦さんが最初に身体的、精神的共に苦労するのがこの「つわり」かもしれません。

個人差がありますが、つわりの影響で食欲が左右される事がとても多いです。

■食欲不振

妊娠初期は、体が妊娠に慣れていない事やホルモンバランスの乱れの影響で「つわり」と呼ばれる症状に悩まされる妊婦さんが多いです。

主な症状は吐き気や食欲不振ですが、中には食べつわりと言って、お腹がすくと吐き気がするといったケースもあります。

つわりで食欲不振になっているという妊婦さんは、まずは何か自分が食べられるものがあるかを探す事から始めましょう。

私はつわりが激しかった頃は、炭酸水にレモンを搾った物で乗り切りました。

炭酸水のシュワシュワっとする感じとレモンの酸味で気持ち悪さが和らぎます。

他にも、つわりが酷い時にはミニトマトなら食べられた、ゼリーで乗り越えた!など様々な妊婦さんがいますので、まずは自分の食べられるものを探してみましょう。

■つわりが終わり食欲旺盛に

つわりがおさまってくると、今度は何を食べても美味しく感じてついつい食べ過ぎてしまう・・・。という妊婦さんが増えてきます。

そうするともちろん体重がどんどんと増加傾向に。

妊娠中は体重のコントロールはとても大切です。

体重が増えすぎてしまうと、お産の際に危険な状態になってしまう事も考えられます。

厚生労働省が発表している、適正な出生体重のための目安は

BMI 18.5以下の方の体重増加は9~12kg

BMI 18.5~25の方の体重増加は7~12kg

BMI 25以上の方の体重増加は個別対応

BMIの計算式は、下記の通りとなります。

体重[kg]÷(身長×身長[m])= BMI

太りすぎは難産だけでなく、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を引き起こす原因にも繋がります。

十分に注意しましょう。

□たばこやお酒

妊娠前からタバコを吸っている、お酒が好きで毎晩飲んでいるという女性も多いでしょう。

しかし、妊娠がわかったらお腹の赤ちゃんの為にも必ずやめてください。

■たばこが赤ちゃんに与える影響とは?

たばこには、ニコチンなどの4,000を超える化学物質が含まれていることをご存知でしょうか?

そのうち200種類以上は発がん性があります。

よって妊娠中の喫煙はお腹の赤ちゃんへも大きな影響があるのです。

自然流産を始め、発育遅延や低体重出生に加え、産後も赤ちゃんへなんらかの異常が発生する可能性があります。

また、常位胎盤早期剥離の原因にも。

常位胎盤早期剥離は、出産時期よりも早い段階で子宮から胎盤が剥がれてしまう症状です。

お腹の赤ちゃんに酸素や栄養が届かなくなると共に、大量の出血が起こり母子ともにとても危険な状態になります。

また、ニコチンには血管を収縮させる働きがありますので、胎盤をつなぐ血管が収縮されて赤ちゃんが苦しい思いをすることになります。

■受動喫煙にも要注意

自分が喫煙者でなくても、家族や周りの人がたばこを吸っている環境にいる方も要注意です。

この受動喫煙は三大死因(がん、心筋梗塞、脳卒中)のリスクが2~8割上昇すると言われていますので、妊娠中でなくとも避けたいですね。

妊娠がわかったら、一緒に生活している家族に禁煙をしてもらう事をオススメします。

喫煙者のいる家庭は子供の突然死の割合も高いですし、タバコの誤飲なども考えられますのでとても危険です。

ほとんどの産院では敷地内は禁煙ですし、私の通っている産院はタバコを吸うと30分以内は病室に入れません。

妊婦さんはもちろん、旦那さんや家族にも禁煙をお願いするようにしましょう。

■アルコールも危険

妊娠中の飲酒は、お腹の赤ちゃんの発育障害などの影響を与える恐れがあります。

アルコールの度数に関わらず、お酒はやめましょう。

妊娠初期は特にストレスが溜まりがちで、お酒に逃げてしまいたい!…

と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、お腹の赤ちゃんの為に我慢してください。

この機会に、何か別のリフレッシュ方法を見つけてみても良いかもしれませんね。

□規則正しい生活

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妊娠中はホルモンバランスの乱れで、不眠気味になってしまったりと生活リズムが崩れてしまう方も少なくはありません。

しかし生活リズムが崩れてしまうと、つわりがひどくなる事も。

できるだけ規則正しい生活を心がけてください。

■バランスのとれた食生活

まずは三食しっかりとバランスの取れた食事を。

一汁三菜を基本に、和食を中心にしておくと塩分控えめで栄養をしっかりと取る事ができるのでオススメです。

中でも不足しがちな、鉄分、カルシウム、葉酸をしっかりと意識して摂取するようにしましょう。

特に妊娠初期は葉酸の摂取が重要です。

つわりなどで食べ物から十分に摂取できない場合はサプリメントを利用するようにしましょう。

■しっかりと休息をとる

ストレスや不安から、夜眠れなくなる方も少なくはありません。

しかし、そうするとどんどん生活リズムが崩れ悪循環に。

自分でしっかりと意識をして、正しい生活リズムで生活をできるように心がけていきましょう。

■体がきつい時には無理をしない

体がきつい時は、「ゆっくり休んで」という体からのSOSです。

妊娠前と同じように動くのは、なかなか難しく、免疫力も妊娠前よりも格段に落ちていますので無理をすると体調を崩してしまう原因にも繋がります。

きつい時にはゆっくり休む。無理をしないという事を忘れずに過ごして下さい。

【まとめ】

妊娠中は気をつける事がたくさんありますが、どうしても我慢できない。

我慢がストレスに繋がる!という方は一人で悩まずにかかりつけの産婦人科医へ相談する事をオススメします。

一人で悩む事は更にストレスを拡大させてしまいますし、妊娠中のストレスはお腹の赤ちゃんにも悪影響です。

より良いマタニティライフを送る事ができるように工夫してみましょう。

参考資料

「たまひよ新・基本シリーズ 初めての妊娠・出産」

「HUMAN+ Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本」