妊娠初期症状?それとも風邪?鼻水や喉の痛みの原因や違いと3つの対策

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妊娠初期は体の不調に悩まされる妊婦さんがほとんどです。

つわりの症状はもちろんですが、その他にも体調を崩してしまったり風邪や感染症にかかり病院へ行く羽目になってしまう方も。

どうして妊婦さんは体調を崩してしまいやすいのでしょうか?

  • 妊婦さんは体調を崩しやすい?
  • 風邪を引いた時にはどうすれば良い?
  • 自分でできる対策法はある?

今回は、「鼻水」や「喉の痛み」といった風邪を疑う症状に的を絞ってまとめています。

似た症状にお悩みの妊婦さん、是非参考になさってくださいね。

妊娠初期は体調を崩しやすい

妊娠をしてからどうも体調が優れないと感じている妊婦さんも多いと思います。

しかし、それは仕方のない事なのです。

妊娠前よりも免疫力が下がっている

妊娠をすると、妊娠前よりも自分の体を守る為の免疫力が下がってしまうのです。

しかし、それは妊娠に伴う自然な症状ともいえます。

女性は妊娠をすると、お腹の中で赤ちゃんを育てていかなければなりません。

自分の免疫力が高いままだと、お腹の赤ちゃんの事を脳が「異物」と捉えてしまう事があります。

お腹の赤ちゃんを守っていく為に自分の免疫力を下げているともいえます。

その為、妊婦さんは体調を崩してしまいがちです。

その事をしっかりと認識しておき、季節的な感染症などにもしっかりと用心しておくと良いでしょう。

外から帰ってきたら手洗いうがいを徹底する。

外出する際にはマスクを着用すると言った事は絶対に忘れないようにしましょう。

高温期が続く為に風邪と勘違いする場合も

妊娠をすると、黄体ホルモン(プロゲステロン)が大量に分泌され高温期が続きます。

なんだか体が熱く、頭がぼーっとしてしまうといった症状が見られる為に風邪を引いたかな?と勘違いしてしまう方も少なくありません。

気持ちが弱ってしまうと、不思議なもので体も弱っているような気がしてしまう事もありますよね。

生理が来ておらず、なんだか熱っぽいという時は妊娠の可能性も考えてみましょう。

風邪を引いてしまったら?

妊婦さんが風邪を引いてしまうと、いつも以上に悪化してしまう事もありますので注意が必要です。

悪化しないよう早めに病院へ

妊婦さんはお腹の赤ちゃんへの影響を考慮し、風邪薬などは服用する事ができません。

また、免疫力も妊娠前よりも低下している為、症状が悪化してしまう事も考えられます。

風邪の症状を感じた際には、早めに病院へ行きしっかりと処置をしてもらいましょう。

必要であれば妊娠中でも服用できる薬を処方してもらうと安心です。

市販の風邪薬はNG

妊婦さんにとって、市販の風邪薬は危険とも言えます。

中にはお腹の赤ちゃんの成長を妨げる成分を含んだ市販薬もある為です。

特に妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの体の重要な器官が作られる時期でもあります。

そんな大切な時期に、危険な成分を体内に取り込んでしまうのはもちろんオススメできません。

お母さんもとても苦しい状態かもしれませんが、お腹の赤ちゃんの事を考えてください。

市販の薬は服用せずに、きちんと医療機関で診察してもらうようにしましょう。

自分で鼻水や喉の痛みを抑える方法

病院に行くほど苦しくはないが、鼻水や喉の痛みを抑えたいという方にオススメ。

自宅でできる対策方法をお話しします。

体を温める

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まずはしっかりと体を温めてあげましょう。

体が冷えていると鼻水や喉の痛みだけでなく、血行不良など妊婦さんとお腹の赤ちゃんにとって、良くない状態に陥ってしまいます。

足湯をしたり、腹巻きなどの防寒グッズを使用して体を温めてあげましょう。

ハチミツがオススメ

喉の痛みにお悩みの方には、ハチミツがオススメです。

ハチミツは妊婦さんも安心して口にする事ができますよ。

喉の痛みを感じた時や、寝る前などにお湯やホットミルクに溶いて飲むと効果を実感できます。

つわりがひどいという方は、お湯にハチミツを溶きそこにレモンを一絞りするとさわやかな酸味で飲みやすくなりますので、是非試してくださいね。

蒸しタオルで部分的に温めて

鼻が詰まって眠れない方は、蒸しタオルで鼻を温めてあげましょう。

そうする事で鼻づまりが改善され、眠りにつきやすくなります。

蒸しタオルは電子レンジを使用して作ると便利です。

タオルを濡らしてラップに包み、電子レンジで温めます。

熱々になりすぎると火傷をしてしまう事もありますので、取り出す時には注意をしてくださいね。

鼻と一緒に喉も温めてあげると痛みが和らぎますよ。

特に寝る前に温めるとリラックス効果もありオススメです。

まとめ

妊娠初期は体調不良に悩まされる妊婦さんがとても多いです。

免疫力が下がっているという事をしっかりと自分で認識し、事前に予防をするように心がけましょう。

自分が苦しいだけでなく、お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまう場合もありますので体調管理には特に注意が必要です。

参考資料

「たまひよ新・基本シリーズ 初めての妊娠・出産」

「HUMAN+ Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本」