妊娠初期に高熱が!38度や39度の発熱時3つの対処法と胎児への影響や流産リスク

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普段はめったに熱が出ないのに、妊娠初期に急な発熱が!驚きますよね。

風邪をひいたかな?感染症ってどんな症状?といった疑問やお腹の胎児に影響がないか不安になってしまいますよね。

38度や39度の発熱がある時の対処法、受診するタイミングや胎児への影響があるのかをご説明していきますね。

妊娠初期に高熱が!

妊娠初期は、免疫機能が低下するため、普段よりも風邪や感染症にかかりやすくなります。

ウイルスと戦って外へ排出しようとする反応から、高熱が出る事もあります。

その他には、くしゃみや鼻水、咳(せき)などの症状が現れます。

発熱時には、無理は禁物で仕事などはセーブしたいところです。

高熱の原因が風邪であれば、赤ちゃんへの危険リスクは非常に低いですが、感染症の場合は流産や早産を引き起こす可能性があるので、注意が必要で早急に医療機関へ受診しなければならなりません。

感染症の症状は最後の方に記していますので、参考になさってください。

当てはまる、又は気にかかる症状がある時には、医療機関へ受診して下さいね。

妊娠初期に38度や39度の発熱時の3つの対処法とは?

風邪かなと思ったら、まず安静にして栄養をきちんと摂るように心がけましょう。

安静

まだ妊娠初期には仕事をされている方も沢山いられますが、高熱がある時はなるべく休ませてもらいましょう。

氷枕などをタオルにくるみ、後頭部や首のリンパにあてると高熱で体が熱い時にも効果的ですよ。

栄養

風邪の時はビタミンCをといいますよね。

りんごやレモン、生姜湯などがおすすめです。

果物の食べ過ぎは体が冷えるので適量に留めておきましょう。

水分補給

1番大切なのは、脱水に気を付ける事です。

脱水症状が酷くなると「妊娠悪阻(おそ)」の状態になり、赤ちゃんにも危険が及ぶリスクがあり非常に危険です。

嘔吐が続いて水分補給ができない時には、医療機関で点滴をうってもらう事もできます。

妊娠初期に高熱が!医療機関へ受診するタイミングは?

安静にしていても病状が改善しない時、高熱が続く時には、医療機関で診察してもらって下さい。

集団生活をしているお子様がいる場合は、流行している感染症を学校で確認しておきましょう。

受診する際は、他の病気の感染防止の為にも必ずマスクの着用を行いましょう。

自宅に帰ったら、手洗いうがいを忘れずに行って下さいね。

こんな時は注意が必要です

風邪の場合でも、重症化しそうな時や咳が酷い時、何度も嘔吐を繰り返す、お腹が張る、38度以上の高熱がある場合、その他辛くて気になる症状がある時には受診しましょう。

  • 重症化
  • 何度も嘔吐する
  • 咳が酷い
  • お腹の張り
  • 38度以上の高熱
  • 血尿
  • 重い腰痛
  • その他辛い症状がある時

妊娠初期の高熱が!考えられる原因

妊婦さんは風邪やインフルエンザなどのウイルス感染症にかかりやすい傾向にあります。

インフルエンザは流行前に妊婦さんでも予防接種を受けられます。

その他には、腎盂腎炎や連鎖球菌性咽頭炎などの細菌感染症の可能性があります。

この場合は、早期発見が大切で治療が必要なため医療機関で検査してもらいます。

リステリア菌などの食中毒が原因となっての発熱もあるので、未加熱のお肉、魚、チーズなどは避けるようにして下さいね。

  • 風邪
  • インフルエンザ
  • 腎盂腎炎
  • 連鎖球菌性咽頭炎
  • 食中毒

自己判断での市販薬の服用は控えて

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妊娠初期は、赤ちゃんの大事な器官形成期でもあるので、念のため医療機関で処方してもらって下さい。

妊娠超初期の薬の服用はほぼ赤ちゃんへの影響はないと考えられています。

その為、気づかないうちに飲んでしまったという方も焦る必要はありませんので、リラックスして過ごしましょう。

妊娠に気付いてからは、市販薬の服用は避けて下さいね。

どうしても薬局で購入する場合は、薬剤師さんに相談する事で妊娠初期でも安全性の高い薬を案内してもらえます。

妊娠初期に高熱が!胎児への影響が心配

妊娠初期の高熱の原因が風邪であれば、胎児への影響は非常に低いとされ心配はいらないでしょう。

ただ、感染症だった場合には、早急に治療を行う必要があるので注意が必要です。

感染症の検査は、各医療機関で実施しています。

妊娠初期に高熱が!感染症に注意しよう

風邪と判断がつきにくいインフルエンザ、溶連菌感染症、サイトメガロウイルス感染症、トキソプラズマ症、伝染性紅斑(リンゴ病)も同じような症状が出るので注意が必要です。

これらの病気は、胎児への影響を及ぼすリスクがあるので、気を付けなければなりません。

兄弟姉妹がいるご家庭は、手洗いとうがいの必要性をきちんと教育しておくことで、赤ちゃんが産まれてからも感染防止に役立ちます。

  • インフルエンザ
  • 溶連菌感染症
  • サイトメガロウイルス感染症
  • トキソプラズマ症
  • 伝染性紅斑

まとめ

妊娠初期は、急激なホルモンバランスの変化から体の免疫機能が低下するので、風邪や感染症にかかりやすくなります。

普段から栄養バランスや睡眠時間、体が冷えないように気を付ける事が大切です。

感染症を予防してリラックスしてお産に臨めるように準備しておきましょう。