妊娠初期におりものが多いのはいつまで続く?原因や影響と3つの対処法

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着床後の妊娠初期にはさまざまな症状が起こりますが、そのほとんどが女性ホルモンの作用によるもの。

でも、水っぽいおりものが突然多く出る症状は、早期にみられることが多いので、何が原因なのかわからずあたふたしてしまいますよね。

そこでこちらの記事では、妊娠初期におりものが多くなる原因、その症状がいつまで続くのかについて解説。

さらに、次の3つのおすすめ対処法をご紹介しています。

  • モレ対策は布ナプキンがおすすめ
  • デリケートゾーンは弱酸性のボディーシャンプーで
  • 感染症かも!?気になる場合は医師に相談!

おりものが多く出て気になっている皆さん、ぜひチェックしてみてくださいね。

□妊娠初期に水っぽいおりものが多くなった!その原因を解説

妊娠初期(4~15週)には、妊婦さんの身体にさまざまな変化が現れます。

おりものがみずっぽくなり、量が多くなるのもその一つ。

しかし突然、水のようなおりものがたくさん出ると、病気なのか、それとも流産の予兆なのか、など心配になりますよね。

そこで、まずは、妊娠初期のおりものの特徴と、多くなる原因を解説していきます。

■おりものってどんな役割があるの?

おりものが出るとショーツが汚れるので、「嫌だなぁ。」と思っている方も少なくないのではないでしょうか?

そもそもおりものって、一体どういうものなんでしょうか?

おりものは、その名のとおり、女性の体内からおりてくるもの。子宮や膣などからの分泌物や剥離した古い細胞などが混ざって排出されたものなんです。

このおりものは、女性の身体の中で次の2つの大きな役割を担っています。

①細菌やバイ菌から子宮などの大切な器官を守る

口や鼻、喉は通常唾液や鼻水などで潤いを保持することで、細菌やウイルスの侵入を防御しています。

同様に、膣の中はおりものによって潤いのある弱酸性の状態が維持され、体外からの細菌などの侵入をブロックし、子宮などの器官が感染症などに冒されないよう守ってくれています。

②卵子の受精をサポート

排卵期になると、ネバネバした粘着性のおりものに変化。これによって、卵子の受精をサポートするという重要な役割も担っています。

このようにおりものは、女性が妊娠するためにも、また感染症などの病気を防ぐためにも、とても重要な働きをしてくれているんです。

■生理周期でおりものはどのように変わるの?

おりものは、女性ホルモンの分泌量によってもその状態が大きく変化します。

生理周期において、おりものの状態がどう変わっていくのか見てみましょう。

・卵胞期

卵巣の中で卵胞や卵子が作られる期間です。

生理が終わった直後は、残った経血が排出されて茶色いおりものに。

やがて水気が多く白みがかった透明なおりものが出ます。

後半になると量が増えていきます。

・排卵期

卵子が卵胞から出て、受精を待つ期間です。

この時期は、受精しやすくなるよう粘り気のある透明なおりものが出ます。

これは、この時期に分泌量が増える卵胞ホルモンのエストロゲンの働きによるもの。

エストロゲンには、受精卵が着床しやすくなるよう、子宮内膜を肥厚させたり、子宮頸管からのおりものの分泌を促進する作用があります。

そのため、排卵期はおりものの量が最も多くなるんです。

・黄体期

この時期には、排卵後の卵胞が黄体へと変わり、女性ホルモンのプロゲステロンが分泌。プロゲステロンは、着床しやすくなるよう、体温の上昇や子宮内を柔らかくフカフカな状態に整えるなどの作用を行います。

排卵期の終わり頃から黄体期は、ややクリーム色がかった玉子の白身のようなドロッとしたおりものに。

量はだんだん減少していきます。

また酸っぱいようなにおいがするのも特徴です。

この時期に着床すると、妊娠します。

■おりものが多くなるのはどうして?

妊娠初期におりものが多くなるのは、新陳代謝が活発になることに加え、女性ホルモンのエストロゲンの働きによるもの。

エストロゲンは、卵胞が成熟していくのにしたがって卵巣から分泌される女性ホルモンです。

受精卵が着床しなかった場合は、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が減少するので、おりものの量も減り、やがて生理になってしまいます。

着床し妊娠が成立すると、女性ホルモンの分泌が活発になるため、おりものの量が多くなるんです。

ただし、妊娠初期の症状には個人差がありますので、おりものの量に変化がなかったという先輩ママさんもいらっしゃいます。

そのため、おりものの量が増えなくても心配はご無用です。

■妊娠初期のおりもの、どんな色?においは?

妊娠初期に量が多くなるおりもの。その他にはどんな特徴があるのでしょうか?

においは、全くにおわないか、やや酸っぱいようなにおいがあることも。

色は、透明か白みがかっていたり、クリーム色っぽいこともあるようです。

また、着床後に血が混ざったようなピンクや茶色がかったおりものが見られたら、「着床出血」かもしれません。

着床出血は受精卵が子宮に根をはやしたときに起こる現象です。

着床時に子宮内膜が少し溶けて、それが茶色いおりもののような感じで出てくる事を着床出血といいます。

(出典元:いのうえウィメンズクリニック

ただし、出血が続いたり、お腹に痛みがあるような場合は、流産など他の要因によるものの可能性もあります。

そのため、早目に医師の診断を受けましょう。

□妊娠初期の多量のおりもの、時期はいつから?いつまで続くの?

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妊娠初期のおりものの症状はいつから始まるのでしょうか?

排卵期には、着床しやすくなるように糸を引くような粘り気のあるおりものが分泌。

受精卵が着床すると、サラサラとしたおりものに変化します。

そのため、妊娠初期のおりものの症状は妊娠3週に入ってから始まります。

妊娠初期のおりものの症状はいつまで続くのでしょうか?

おりものの分泌を促進するエストロゲンは、妊娠中期から後期にかけて分泌が増えていきます。

そのため、妊娠中期以降になってからおりものが多くなったという先輩ママさんも少なくありません。

そのため、妊娠している間はずっと続く可能性もあります。

ただし、毎日ずっとおりものが多いというものではなく、ホルモンバランスや体調によって増減します。

もしも、おりものに出血が見られたり、色が黄色や緑色のものが出るなどの変化があったら、切迫流産や感染症のリスクも。

妊娠中は抵抗力が低下するため、性クラミジア感染症や膣カンジダなどの感染症にかかりやすくなります。

おりものに異常がみられる場合は、早急に医師の診断を受けてくださいね。

□妊娠初期のおりもの、どのように対処したらいい?

妊娠初期に多量のおりものが出た場合、どのように対処したらいいのでしょうか?

その方法をご紹介します。

■モレ対策は、布ナプキンがおすすめ

おりものが多く出ると、ショーツがぐっしょり濡れてしまうので、おりものシートを使うという方は多いのではないでしょうか?

おりものシートは、綿100%でムレが少なくサラッとした装着感が特徴。

しかし、おりものの量が多い時には対応しきれないというデメリットも。

また、おりものシートではカバーしきれないほど量が多い場合には、生理ナプキンを使う方もいらっしゃると思います。

しかし、私も経験がありますが、経血の吸収用に作られている生理ナプキンの素材は不織布なので、どうしてもムレてしまいます。

妊娠によるおりものの場合、長期間使用することもありますので、擦れによってデリケートゾーンにかゆみやヒリヒリとした痛みが生じることも。

妊娠中のおりもの対策としてぜひおすすめしたいのは、布ナプキンです。

おりもの用の布ナプキンは、通気性がよくムレることがありません。

そのため、擦れによるかゆみや痛み、装着の違和感もなく、ストレスなく快適に過ごすことができます。

洗濯すれば何度でも使えて経済的なところも魅力的ですよね。

さらに、布ナプキンには、妊婦さんに大敵の冷えを防ぐ効果もあるんです。

お好みの布や家にあるハギレで作ることも可能ですよ。

布ナプキンは初めてという方はこちらの紹介動画をご覧ください。

■デリケートゾーンは弱酸性のボディーシャンプーで

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おりものが多く出るようになると、お風呂でついついしっかり洗いたくなってしまうもの。

しかしそれには注意が必要です。

膣内は自ら細菌などをブロックする作用があります。

もう少し詳しく説明しますと、

デーデルライン桿菌と呼ばれる、膣の中に常在して乳酸を産生してくれる菌があり、これによって膣内は強い酸性に保たれ、細菌感染を防いでくれているんです。

(出典元:イワタ医院

そのため、弱アルカリ性の石鹸などで洗ってしまうと、このデーデルライン桿菌の働きが低下してしまい、感染症などにかかりやすくなってしまうことに。かえっておりものが増えてしまうこともあります。

そこでおすすめしたいのは、弱酸性のボディーシャンプー。

デリケートゾーン用のものも市販されていますよ。

しかし、膣内までゴシゴシと洗ってしまうとデーデルライン桿菌が洗い流されてしまいますので、妊娠中でなくてもそれはタブーです。

軽く洗って、シャンプー成分が残らないよう丁寧に洗い流しましょう。

■感染症かも!?気になる場合は医師に相談!

性クラミジア感染症にかかった場合も、水っぽいおりものが多くなります。

性クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマチスという細菌に感染して発症。

男性はまず尿道炎になるので、おしっこをする時にしみや痛みを感じます。

女性は最初に子宮頸管炎を発症しますが、痛みなどの目立った症状が出現しないことも。

感染が広がると、膿が混ざった臭いにおいの黄色いおりものが出るようになります。

この性クラミジア感染症は、

妊婦検診において正常妊婦の3〜5%にクラミジア保有者がみられます。

(出典元:国立感染症研究所

胎内で赤ちゃんに感染することはありませんが、感染の広がりによって流産する可能性があります。

また、出産時に感染して、赤ちゃんが結膜炎や肺炎にかかってしまうリスクも。

ただし、早期にきちんと治療を行えば出産までに治る病気ですので、気になる場合は医師に相談してくださいね。

まとめ

妊娠初期に水っぽくて白かクリームがかった透明なおりものが多く出るのは、女性ホルモンの作用なので心配ありません。

しかし臭いにおいがする黄色や緑色のおりものの場合は、感染症の可能性もありますので、早急に検査を受けてくださいね。

おりもの対策には布ナプキンがおすすめです。

可愛い布で手作りして、お腹の赤ちゃんを冷えからも守ってあげましょう。

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