妊娠初期に運動はどれくらいしても大丈夫?おすすめの運動4選と影響や注意点

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週に何度かジムに通っていたり、週末はテニスやバレーボールをしたり、運動を習慣としていた人が妊娠を知った時、「今までのように運動しても大丈夫?」と疑問に感じることでしょう。

妊婦は床掃除やスクワットを積極的にしたほうがいいと聞いたことがあるかもしれませんが、それはあくまで妊娠後期、臨月が近づいたころのお話です。

妊娠初期は流産になりやすい時期なので、妊娠12週までは積極的に運動することは避けたほうが無難です。

では、なぜ運動をすすめられないのか、どれぐらいならいいのか、妊娠初期の運動についての疑問やおすすめの運動法などをご紹介いたしましょう。

この記事のポイントは6つです。

  • 妊娠初期に運動をしても大丈夫?
  • 流産になる可能性はどれぐらい?
  • 上の子の運動会に参加してもいい?
  • どれぐらいの運動がおすすめ?スクワットは?ホットヨガは?
  • 運動で注意する点は?

妊娠初期に運動をしても大丈夫?

妊娠初期は胎盤が完成されておらず、つわりなどで体調が不安定なこともあり、したくてもできないケースが多いはずです。

つわりが軽い人で、運動をしないとストレスたたまるという方も、妊娠12週までは流産の危険などもありますので、運動は控えたほうが安心です。

妊娠初期の流産のほとんどが染色体の異常であり、運動や仕事が原因というのは稀でありますが、けしてゼロというわけではありません。

身体に過度な負担をかける行為は、流産の可能性を高める結果に必ずなってしまいます。

しかし運動をまったくしないというのは逆に身体によくありません。あくまで激しい、過度な運動は避けるべきということです。

流産になる可能性はどれぐらい?

上記のポイントでも説明したように、妊娠初期の流産は染色体異常、自分ではどうしようもない理由が大多数を占めています。

そうでなければ流産の可能性は低いというわけではなく、過度な運動で身体に負担を強いてしまうと流産の危険が高まります。

スポーツ好きな人は、多少無理をしてでも身体を動かしてしまう習慣がありますが、流産への階段を上ってしまうことになるので厳禁です。

運動も軽く身体を動かす程度を目標にしてください。

その際、お腹が強く張ったら、すぐに病院を受診しましょう。

上の子の運動会に参加してもいい?

運動会に参加しても大丈夫ですが、妊娠初期はつわりなどが酷い場合もあり、体調が安定しない時期。無理は禁物です。

お弁当作りなども、自分の体調と相談しながら、冷凍食品やお惣菜を上手に使用して負担を減らすというのもありです。

運動会では親が行う演目がある場合がありますが、こちらも体調とよく相談して参加するか決めましょう。

綱引きはお腹に負担がかかりますし、玉入れはつい夢中になってしまいバランスを崩して転倒ということになりかねません。

他の演目も、転倒や身体への負担が危険視されるものでしたら、参加をするのはやめるようにしましょう。

どれぐらいの運動がおすすめ?スクワットは?ホットヨガは?

妊娠12週以降におすすめの運動は、ウォーキングやヨガ、スイミングやエアロビクスです。

ヨガやスイミング、エアロはスポーツジムでマタニティ専門としてプログラムがある施設が増えてきました。

自分の体調のチェックもしてくれるところもあるようなので、過度な運動をしがちだなと思う方は、こういった施設を利用するのもいいかもしれませんね。

簡単に、しかも手軽にできるのはウォーキングですね。

適度な運動であり、足腰が鍛えられるので、歩くことからまず始めて、もう少ししっかりと身体を動かしたいならジムを検討してもいいですね。

ウォーキングは長距離を長時間歩くのではなく、1日30分~1時間ぐらいを目安に行ってください。

注意しなければならない点は、どの運動もあくまで『体調の良い日』にです。

早産や流産の危険を高める行為となりますので、体調が悪い時に無理をすることはやめましょう。

運動する時間は、子宮の収縮が少ないとされている午前10時~午後2時ぐらいがおすすめです。

運動で注意する点は?

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テニスやバスケ、マラソンなどの激しく身体を動かすスポーツは、妊娠期間中を通して避けたほうがいいです。

スキーやスノーボードも転倒の恐れがあって危険ですので厳禁です。

自転車は乗っていいという医師が多いようですが、ガタガタした道を走ったりするとお腹に負担がかかるので避けましょう。

運動をしている時に、お腹が痛くなったら休憩をとってください。

痛みが長く続いたり、激しく痛んだりしたときには、必ず病院を受診するようにしましょう。

適度な運動は、ストレス解消、安産への近道です

運動には良い効果がたくさんあります。

なにかと妊娠初期は急激に変化した身体や生活に、心が追い付かず気分がふさぎ込みがちです。

運動すると、気分がすっきりするだけではなく、全身の血行が促進されて、むくみ解消にもなります。

しかも、体重増加を抑制できる効果まであるのです。

良いこと尽くしですが、やりすぎは絶対にダメですよ。適度に、を心がけて楽しみましょう。

妊娠期間中は激しいスポーツや運動はできませんが、ウォーキングやマタニティヨガなどできるものもあります。

妊婦ならではの運動を楽しむというスタンスで、適度に楽しむことを心がけましょう。

無事に赤ちゃんを産んだら、また好きなスポーツができますので、少しの間、お休みをするようにしてくださいね。