目の前はきれいな海と瀬戸大橋!あざらしやウミガメにも会える渋川マリン水族館に行ってきました♪

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渋川マリン水族館の愛称で知られる玉野海洋博物館は、岡山県玉野市にある市立の水族館です。

渋川マリン水族館では、ウミガメやアザラシ、オットセイなどが間近で見られるほか、なまこやヒトデなど海の生き物にタッチできたり、貝の標本や魚のはく製を見ることができたりと展示も豊富なんですよ。

さらに、水族館の目の前には瀬戸内海が広がっていて、瀬戸大橋もきれいに見渡すことができます。
水族館で遊んだ後は、家族で夕焼けに染まる砂浜のお散歩だってできちゃいますよ♪

今回は渋川マリン水族館と海辺で過ごしたひとときをご紹介します(*^^)v

渋川マリン水族館はこんなところ

ここからは、渋川マリン水族館の特徴やアクセス・料金などを紹介します。

渋川マリン水族館の広さや展示されている生き物たちをご紹介♪

渋川マリン水族館は敷地面積4,420㎡で、水族館と陳列館の2種類が併設された施設です。

歴史も古く、開館はなんと昭和28年。
水族館には大水槽をはじめとした34個の水槽に、瀬戸内海に生息する種を中心とした日本各地の海洋生物が約180種2000点も飼育展示されています。

例えば、早春に漁獲されることから瀬戸内海に春を告げる魚として有名なイカナゴや、岡山県の名物魚で別名ママカリとも呼ばれ親しまれているサッパなど、食卓でもよく見かける魚を見ることができます♪
そして、これらの魚の展示は全国でも珍しいんだそうですよ~

また、屋外ではキタオットセイやゴマフアザラシ、ウミガメが水槽の中で悠々と泳ぐ姿を楽しむことができます。

他にも渋川マリン水族館の出入口すぐそばに、ふれあいタイドプールといって、ヒトデやなまこなど海の生き物に触れることのできる「潮だまり」のようなプールもあるんですよ(*^^)v

館内には、水族館の他に3つの展示室からなる陳列館があります。貝類の標本が約1000種類展示されている他、魚のはく製や船舶の模型など海に関する資料が多数展示されています。
あまり目にしたことのないような貝類も展示されているので、大人でも楽しむことができます♪

渋川マリン水族館へのアクセス

玉野市立玉野海洋博物館(渋川マリン水族館)
〒706-0028
岡山県玉野市渋川2-6-1
TEL:0863-81-8111

〈公共交通を利用する場合〉

・JR宇野みなと線宇野駅より路線バス30分
「渋川」行きもしくは「王子が岳 登山口」行きに乗車し、「渋川」で下車徒歩5分

・岡山駅より渋川行き特急バス60分
終点「ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル」下車徒歩3分

〈自家用車を利用する場合〉

・最寄りインターチェンジ:瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋道)児島インターから国道430号東進
※下記倉敷方面からを参照してください。

・岡山方面から:国道30号線を南下、玉野市の秀天橋交差点を右折し県道427号線を3キロ、天王池交差点を右折し5キロ、国道430号線を右折1キロ、信号(渋川)を左折した渋川海岸内

・倉敷方面から:国道430号線を東進、玉野市に入り2つ目の信号(渋川)を右折した渋川海岸内

★駐車場

渋川海水浴場駐車場を利用できます。
海開き期間中(期間は年によって異なります)は駐車料金1,000円が必要です。
※例年は7月中旬から8月末までが海開き期間です。
※有料期間中に駐車した場合、駐車券に250円の入館割引券がついています。

渋川マリン水族館の休館日・営業時間

〈休館日〉
毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日が休館)
※曜日に関係なく休館する日:1月4日・12月29日~31日

〈休館しない期間〉
1月1日~3日
3月25日~4月10日
ゴールデンウィーク
7月・8月

※天候等により臨時休館することがあります。

〈開館時間〉
午前9時~午後5時

渋川マリン水族館の入館料

当日1回
・大人(15歳以上)・・・・・・・500円
※15歳の中学生は含まない
・小人(5歳以上15歳未満)・・・250円
※15歳の中学生を含む
・5歳未満・・・・・・・・・・・無料

〈年間パスポート〉購入日より1年間有効
大人:1200円
小人:600円
大人小人各1人のペア:1600円

〈団体割引〉
一般/ 30人以上・・・1割引き
100人以上・・・2割引き
300人以上・・・3割引き
学生/ 高校生1人・・・320円
中学生1人・・・175円
保育園・幼稚園・小学校1人・・・150円
※学校行事として教員が引率した高校生以下の20人以上の団体の場合のみ有効

〈その他割引〉
★無料で入館できる方
・玉野市の65歳以上の方
(玉野市シルバーカードあるいは免許証等の住所・指名及び年齢のわかる証明が必要)
・視覚障害者の内1級~2級の障害者手帳を所持する方
・下記「(2) 半額で入館できる方」に記載された手帳等保持者のうち小人区分の方

★ 半額で入館できる方
・障害者手帳1級~4級
・療育手帳
・特定疾患医療受給者証
・精神障害者保健福祉手帳
以上の手帳保持者の内大人区分の方お及び大人の介護者1名

★2割引で入館できる方
・郷土文化財団会員(本人のみ)
・ふれあい動物友の会会員(本人のみ)
・ももっこカードを所持する家族の内5歳以上小学生までの方
・当館が承認した各種観光割引券等を提出・提示した方

渋川マリン水族館の駐車場や出入口周辺の様子

私たち一家は年始早々に渋川マリン水族館にやってきました。
到着したのは14時30分ごろ。
遅めの時間帯ということもあってか、渋川マリン水族館の目の前に簡単に駐車することができました。

こちらが渋川マリン水族館の出入り口です。

この向かい側に駐車場があり、そのすぐ奥には、海水浴ができる時期に更衣室や休憩場として使用できる渋川ビジターハウスがあります。

そしてそして!渋川マリン水族館の出入り口のすぐ目の前にはひろ~い瀬戸内海が広がっています♪

「水族館を見学したら、海辺を散策しようね~♪♪」
とテンションもあがる見事な景色ですよ(^O^)/

駐車場と渋川マリン水族館の間には西行法師像があります。

この像が渋川マリン水族館のちょっとした目印にもなるかもしれません(*^^)v

ふれあいタイドプールとウミガメ池

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目の前の瀬戸内海の美しさに気分も高まったところで、早速渋川マリン水族館に入館です。
出入口を入ってすぐの場所に、生き物に触ることのできる「ふれあいタイドプール」があります。

先ほどの西行法師像の後ろにもちょっと写っていますね。テントの張られたエリアが「ふれあいタイドプール」です。

この「ふれあいタイドプール」は自然の潮だまりをイメージして作られているそうです。

中には、ヒトデやなまこ、ちょっとした小魚なんかがいます。

水面が浅いので、中もよく見えますし、子どもでも手が届きやすいです。
周囲の子どもたちもとってもうれしそうに触っています。

我が子はというと、まだ1歳半年なので自分から手を出す勇気はないようで、ヒトデや魚をじぃっと見ていました。

ヒトデは絵本ではたまに登場するものの、なかなか実物を見せてあげる機会がないのでヒトデを間近に見せてあげられるのは親としてはうれしいことです(*^^)v

「ふれあいタイドプール」の向かい側には「ウミガメ池」があります。

アオウミガメとアカウミガメがいるそうです。

ここにいるウミガメは、けっこう大きいので迫力があります。


比較的活発に泳ぎ回ってもいるので、娘も興味津々です。
ゆったり泳ぐウミガメを眺めているだけでも、大人もなんだか心が癒されますよ♪

ここの水族館はそこまで大きくはないので、時間を気にして急いで回る必要もありません。
一つ一つの水槽や池をゆっくり見て周れるのもおすすめポイントのひとつですよ(*^^)v

私たちもぼんやりウミガメを眺めてゆったりとしたひと時を過ごしました。

ホンモノのウミガメのそばにこんな撮影スポットがありました♪

よそのお子様がこのカメの像にまたがって写真を撮っていたので、ぜひ我が娘も!!
と思い娘を誘ってみましたが・・・

残念ながら娘に「イヤ!」と一言で断られてしまいました(´Д⊂ヽ
かわいい写真が撮れるかなと思ったけれど仕方ない。

水族館内は楽しい展示がたくさん

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気を取り直して、水族館内へ進みます。
こちらが館内への入り口です。

入ってすぐの場所に大水槽がありました。
水量は50㎥あるんだそうですよ。

比較的大きい色々な魚が泳いでいます。
魚の説明看板もありますが、目の前を泳いでいるのがなんの魚なのかイマイチ分からない私・・・
エイやサメなんかはまだ分かりやすいのですが(;^ω^)

わかる範囲で娘にも名前を教えて一緒に水槽を眺めます♪
娘に魚の名前をちゃんと教えてあげられるようにならなければなりませんね。

娘も巨大水槽は楽しかったみたいで、魚を指さしながらじっくり見学していました♪

続いての水槽はコチラ。

今年の干支、イノシシに関係のあるお魚の展示だそうです。
皆さん何か分かりますか~(^O^)/

もちろん、私は説明を読まないと分かりませんでした。

答えはコチラ♪

水槽の魚はイサキとウマヅラハギだそうです。

イサキは体の模様がイノシシの子どもに似ているため「瓜坊」と呼ばれていて、
ウマヅラハギは中国では「猪魚」と呼ばれているそうです。

確かに、イサキはイノシシの赤ちゃんの模様によく似ていますね~
かわいい♪♪
こういうちょっとした豆知識をゲットできるのも、水族館の魅力ですよね^^

他にも、みんな大好きニモのキャラクターでお馴染み「クマノミ」もいますよ~

映画を見たお子さんなら大喜びすること間違いなしですね^^

見た目の面白い魚もたくさんいます。
こういう魚は大人が見ても楽しめますよね♪
うつぼにフグもいます

こちらは、チンアナゴがニシキアナゴ。

娘にこの小さなお魚が見えているのかどうかはわかりませんでしたが、かわいいですよね~

瀬戸内海に名産地の多いタコもいますよ~

熱帯の海を再現した水槽もきれいで癒されます。

たくさんある水槽の中で、特に娘が気に入ったのはコチラ↓

脚の長いカニです♪

カニは絵本でもよく出てくるので、親近感があったのでしょうか。
娘は何回もこの水槽の前を行ったり来たりしていました♪

比較的暗めの館内に水槽がほんのりと明るい環境が面白いのか、娘は館内を自由に一人であちこち歩き回って楽しんでいました。

娘を見ていると、鑑賞の後半は魚を見るより歩くほうが楽しいのかな~という印象でした(*^▽^*)

陳列館には面白い貝や魚の標本に船の模型がたくさん

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水槽が並んでいるエリアの反対側に、3つの展示室からなる展示室があります。
展示室には、ずらっと貝や魚の標本が並んでいます。
ギザギザした巻貝に
「ヴィーナスの誕生」の絵画に描かれているような平べったい貝もたくさん。

一言に貝といっても、こんなにたくさんの種類があるんですね~
見たことのない形や色の貝がいっぱいで面白いです♪

まるで生き物のような形をした貝もありましたよ。
こちらは日本三名宝というとても貴重な貝なんだとか。

オオシャコガイというとても大きな貝も発見!

さらに奥には、魚の標本です。

見たことのないような変わった姿をした魚の標本もあります。

一番奥には、様々な時代の船の模型が展示されていました。

展示室は水槽に比べると娘はあまり興味を示しませんでしたが、もう少し大きなお子さんだと十分楽しめると思います(^O^)/

ゴマフアザラシやキタオットセイに癒される

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展示室をさらっと見学した後は、ウミガメやタイドプールがあったのとは反対側の外側へ。
ここでは、ゴマフアザラシとキタオットセイを見ることができます。

写真の左手前がキタオットセイ、右奥がゴマフアザラシのいるプールです。
こちらはキタオットセイのプールです。

間近にキタオットセイが泳ぎ回る姿を見ることができますよ♪
オスとメスとどちらもいるみたいですね。

オスはうらちゃん、メスはおとちゃんと言うそう^^

続いてはゴマフアザラシ。
下側の水槽から見ることもできますし、

階段を上って、水槽の上から泳ぐ姿を見ることもできます。

我が家の娘は下側の見やすい場所で、アザラシが近くに泳いでくるのを楽しそうに眺めていました♪
けっこう近くまで寄ってきてくれるので、小さなお子さんでも見学がしやすいです(*^^)v
ちなみに、上からのぞくと、泳いでいる姿はこんな風に見ることができます。

アザラシはゆめちゃんとみらいちゃんという姉妹2頭が泳ぐ姿を見学することができます。

これで見学できる水槽は最後ですが、ここまで娘のペースでゆっくりと回って所要時間は50分ほど。
焦ることもなくじっくり一つ一つ見学できたので十分満喫することができました♪

娘も抱っこしてと言うこともなく、ずっと歩き回って楽しそうにしていました(*^^)v

渋川マリン水族館見学のあとは瀬戸内海の夕陽を眺めてまったり

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さて、水族館を満喫したあとは、楽しみのひとつでもあった海岸の散策です。
時間帯も夕陽が美しい頃になっていたので、眺めも雰囲気も抜群です!

ご家族連れやワンちゃんを連れて散歩をしている人も多数いらっしゃいます。

と~っても美しい夕陽に染まる海と砂浜の様子はコチラ♪

瀬戸大橋もバッチリ見えます!
普段目にする機会の少ない大きなコンテナ船も海を渡っていきます。

瀬戸内海の多島美も満喫できますよ~

海辺にでも住んでいない限り、なかなか夕暮れの海辺を散策する機会ってないですよね。
娘も大喜びで砂浜を海に向かって歩き出しますが、私自身も久々に見る夕暮れの海の景色に大満足でした(*^▽^*)

ここは渋川海岸と言うのだそうですが、海岸線は約1㎞もあり、「日本の渚百選」や「海水浴場百選」にも選ばれているそうです。

とてもきれいな海と砂浜なので、お子さんも大喜びでお散歩ができると思いますよ♪

水族館で遊んだあとにオススメ!渋川マリン水族館近くの子連れスポット

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私たちは夕方遅い時間帯になったため、海岸沿いを30分ほど散策したあとすぐ帰路につきましたが、渋川マリン水族館のそばには、他にもお子さん連れで楽しめるスポットがあります!

そのうちの一つで、以前私も訪れたことのある渋川動物公園を紹介します♪

渋川動物公園では自然の地形を生かしたとても広大な敷地(3万坪)に、動物たち約80種600頭羽が飼育されています。もちろん動物たちと触れ合うことだってできますよ!

さらに、乗馬やワンちゃんとのお散歩も楽しめます♪

丘陵の地形がそのまま生かされた園内なので、お散歩するだけでも野山を散策しているようで楽しいです。

そんな自然豊かな場所なので、春には約1万株のコバノミツバツツジを楽しむことができる他、夏には天然のカブトムシやクワガタの昆虫採集ができるんだそうです。

たしか、こちらの渋川動物公園は、子どもたちに人気のテレビ番組「志村動物園」にも出演されていたと思います(^O^)/

広い園内を散策していると、あちらこちらでたくさんの動物たちと触れ合えるのでとっても楽しいですよ♪

他にも、私は訪れたことがないのですが、渋川動物公園のすぐそばにはおもちゃ王国もあります。

こんな風にたくさんのおでかけスポットがあるので、お子さん連れで玉野に遊びに来ると、1日中満喫できること間違いなしですよ♪

おわりに

いかがでしたでしょうか?(*^-^*)

岡山県玉野市にある渋川マリン水族館は小さなお子さん連れのご家族にもおすすめできるスポットです。ゆったりと水族館を見学して、美しい瀬戸内海の海岸沿いをご家族皆さんで散策すれば、きっと思い出に残る時間を過ごすことができますよ♪

時間がゆるせば、渋川マリン水族館の他にも、ご紹介した渋川動物公園やおもちゃ王国にもぜひ足をのばしてみてくださいね~