山の幸といえば、やっぱりきのこ！

きのこの中でもしいたけは、肉厚な食べ応えとたっぷりの栄養、低カロリーと人気の食材です。

しいたけは日本料理、中華料理、イタリアンと色々なメニューに使われていて、日本人にはとても身近なきのこですよね。

日本で食べられているものは、自生のものよりも、栽培しているものが多く、1年中スーパーに並んでいます。

湿気や水分に弱く、選ぶとき、調理するとき、そして保存するときに注意が必要。

しいたけの正しい保存方法、消費期限、おいしいメニューなど、しいたけについて詳しく紹介します。

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しいたけは、生のまま保存すると鮮度がすぐに落ちてしまうので、保存するときは工夫が必要です。

まずは、新鮮なしいたけの見分け方から紹介します。

しいたけを購入するときは、カサの裏に注目してください。

裏の部分が白くて、薄く膜が張っているものが新鮮な証拠です。

カサの表は茶色で、肉厚でカサが開きすぎていないもの、軸は太くて短いものがいいでしょう。

カサが開ききっているものやひび割れがあるのは、避けたほうがいいです。

しいたけの保存方法！

しいたけは冷蔵でも冷凍でも保存できる食材です。

水分に弱いので保存するときには注意が必要。

買った当日に使わない場合は、冷凍したほうが、調理したときに旨み成分が出やすくなるのでおすすめです。

しいたけの正しい保存方法について紹介します。

しいたけの正しい冷凍保存方法

しいたけだけではなく、きのこ全般は冷凍保存にとてもむいています。

軸つきのまま冷凍保存してもいいですし、軸を取った状態、またはスライスした状態で冷凍すると調理のときに使いやすいですね。

きのこは冷凍すると調理したときに旨みが出やすくなるので、とてもおいしく食べることができます。

また冷凍しても、包丁で簡単に切ることができるので、丸ごと保存するのがおすすめ。

丸ごと冷凍保存するときは、カサ部分を下にして、保存袋に入れて保存します。

冷凍での保存期間は1ヶ月。

使うときは凍ったまま調理しましょう。

しいたけの正しい冷蔵保存方法

生のしいたけは、乾燥と湿気に弱くすぐに傷んでしまいます。

冷蔵保存するときは、乾燥しないように新聞紙に包んで、口をあけた保存袋に入れて野菜室で保存。

このときに注意するのは、カサ部分を下に向けて保存すること。

カサ部分を上に向けて保存すると、胞子が落ちてカサが黒ずんでしまうのです、

水分にも弱いので、キッチンペーパーや新聞紙に包むことで、水滴が落ちてもしいたけに直接つきません。

しいたけの野菜室での保存期間は1週間です。

その他の方法

しいたけは、その日のうちに使うなら常温保存でも大丈夫ですが、食べる前に30分以上天火干しするのがおすすめ。

しいたけの旨み成分に酵素が働くので、よりおいしく食べることができます。

これは冷蔵保存の場合も、天日干しほうがおいしく食べられます。

ワンポイントアドバイス

しいたけをはじめとしたきのこ類は、水分に弱い特徴があります。

調理するときも水で洗ってしまうと、しいたけの風味や味が飛んでしまいます。

しいたけが汚れていたら、ふいて汚れを落とす程度で大丈夫。

シイタケ栽培には農薬が使われていないので、しっかり洗わなくても安全です。

また、干ししいたけも常温保存しているときに湿気が大敵なので、一度あけたものは密封容器に入れて冷暗所に保存しましょう。

冷凍しておいたしいたけを使った4つのメニュー

しいたけは冷凍保存にむいた食材ですので、冷凍保存して常にスタンバイしておきたいですね。

冷凍保存するときには、しいたけだけではなく他のきのこも一緒に、きのこミックスとして保存するのもOK。

冷凍したしいたけを使ったおすすめのメニューを紹介します。

しいたけシューマイ

見た目もかわいくて、お弁当にもおすすめのしいたけシューマイ。

しいたけ嫌いの子供にもおすすめです。

【材料】

冷凍しいたけ 12個
片栗粉 少々

★ 豚挽き肉 150g
★ 玉ねぎみじん切り 100g
★ 片栗粉大さじ1
★ 醤油 小さじ1
★ 酒 小さじ1
★ 砂糖 小さじ1/2
★ ごま油 小さじ1/2
★ しょうが汁 小さじ1/2

むきえび 12尾
冷凍グリーンピース 12粒

① しいたけは自然解凍して、軸を取り除いて、カサの内側に片栗粉を振ります。

② ★の材料をすべて混ぜ、練って、①のしいたけにつめます。

③ 向きえびの上にグリーンピースをのせて、耐熱さらに並べます。

④ ラップをかけて、電子レンジで3分加熱して出来上がり。

きのこのレンジマリネ

【材料】

冷凍きのこミックス

・しいたけスライス6個分
・しめじ 1パック分

にんにく 1/2賭け

★ オリーブ油 大さじ3
★ レモン汁 大さじ3

白ワイン 大さじ3
パセリのみじん切り 小さじ2
レモンの半月きり4枚

① しめじは小房に分けて、しいたけは石づきを切って4等分して冷凍したものを自然解凍しておきます。

② 自然解凍したきのこに★の材料を混ぜておきます。

③ 耐熱ボウルに、つぶしたにんにくと塩コショウを各少々、白ワイン、きのこを入れてラップをして、電子でレンジ3分加熱します。

④ 器にもっておパセリとレモンを添えて出来上がり。

しいたけと鶏肉の煮物

簡単ですぐにできる時短レシピ。

中華風の煮物です。

【材料】

鶏もも肉 1枚
しいたけ冷凍4枚
ゆでたけのこ 50g
ねぎ 1/2本

★ 酒 大さじ2
★ 醤油 大さじ1
★ 塩少々
★ 砂糖小さじ1/3
★ ごま油 大さじ1

片栗粉 小さじ1.5

① 鶏肉を一口大に切ります。

② しいたけは凍ったまま、じくをとってそぎきりにします。

③ たけのこは薄切りにして、ネギは斜めに切ります。

④ 耐熱ボウルに鶏肉としいたけ、たけのことネギを入れて、★の材料を入れて片栗粉を入れ、混ぜ合わせます。

⑤ ラップをかけて、電子レンジ2分加熱します。

一度混ぜ合わせてさらに1分30秒加熱して出来上がり。

しいたけのバター焼き

手軽にできるバター焼きです。

他のきのこを混ぜてもいいですね。

【材料】

冷凍しいたけ 6個
バター 20g
醤油 適量

① しいたけは、凍ったまま石突を切って、食べやすいように半分にカットします。

② しいたけは凍ったままバターで炒めます。

最後に醤油を回しいれて蒸し焼きにして、火が通ったら出来上がり。

しいたけの作り置きメニュー

しいたけの作り置きメニューは、食事にもお弁当にもおすすめ。

人気のしいたけの作り置きメニューを紹介します。

しいたけの肉詰め

照り焼き味の肉詰めで、お弁当にもおすすめのしいたけ肉詰め。

【材料】

しいたけ 6個
豚挽き肉 150g
ねぎ 1/3本
おろししょうが 小さじ1
卵 1/2個
塩コショウ 少々
片栗粉 少々

★ 酒 大さじ2
★ しょうゆ 大さじ1
★ みりん 大さじ1

① しいたけは石づきを切って、端の硬い部分は除いて、みじん切りにします。

かさの内側に片栗粉を振ります。

② ★の調味料を混ぜ合わせておきます。

③ 豚挽き肉に卵とみじん切りにしたねぎと、おろししょうが、塩コショウを混ぜてよくこねます。

粘り気が出るまでこねたら、6等分に分けます。

④ しいたけのカサの内側に肉をつめるようにのせて、形を丸く整えます。

⑤ 全体的に片栗粉を振ります。

⑥ フライパンに油を熱して中火にし、肉側のほうを下にして焼きます。

⑦ 軽く焼き色がついたら、ふたをして3分ほど焼きます。

裏返して蓋をして、3分焼きます。

⑧ 火が通ったら★の調味料を入れて、煮絡めます。

まとめ

しいたけの正しい保存方法、おすすめのメニューなどを紹介しました。

水と乾燥に弱いしいたけは、保存するときにもちょっとした工夫が必要でしたね。

また、冷凍保存することで、旨みが出やすくなるのはびっくりです。

正しく保存しておいしいしいたけ料理を楽しんでくださいね。