新生児の鼻息が荒い!病気が関係している?原因と今すぐにやるべき対処方法

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生まれて間もない新生児の鼻息が荒い!

眠っている時に呼吸が早い!

など、いつもと違うわが子の変化に驚いた経験はありませんか?

初めての育児の場合、呼吸が少し早かったり荒かったりするだけでも不安ですよね。

病院へすぐ連れていくのが安心ですが、ウイルス感染が流行する冬にむやみに病院を受診するのは危険です。

そこで今回は、新生児の鼻息が荒い原因とわが家でも実際におこなっている今できる対処方法についてお伝えします。

新生児の呼吸数は大人より多い!

生まれて間もない赤ちゃんの呼吸数は「大人よりも多い」と、メリーズのおむつなど販売する花王が伝えています。

初めての新生児、抱っこするのも布団へ降ろすのも気を使う時期ですが、私達とちょっと違う呼吸法などだけでも不安ですよね。

・ちゃんと息しているのかな?

・いつもより鼻息が荒い!

・鼻からピーピー音が聞こえる など

花王によると、1分間の正常な呼吸数の目安は、新生児で40回だそうです。

学童期と呼ばれる小学生の子どもたちは20回なので、それに比べると呼吸が早いことがわかりますね。

また、泣いた後や授乳後、眠っている時は呼吸数や息づかいが変化するため、新生児が1分間に60回以上の場合は「呼吸が早い」と判断できるそうです。

新生児の鼻息が荒くてほかの症状がある時は要注意!

泣いた後に興奮して呼吸が荒くなっているのと、何もしていないのに呼吸が荒いのとでは意味が違います。

例えば、

・発熱がある

・顔がいつもより赤いまたは青白い

・機嫌が悪くずっと泣いている

・鼻づまりがある

・授乳後すぐ嘔吐する

いつもと違う症状がある時は、病気によって呼吸が荒くなっている可能性があるので、すぐ病院で診てもらうことをおすすめします。

新生児の呼吸が荒い時に考えられる病気

新生児は大人より呼吸数が多いのですが、鼻息が明らかに苦しそうな時や息を吸ったり吐いたりする時に、胸からヒューと音がする時は注意しましょう。

免疫力の低い赤ちゃんは、ウイルス感染を患いやすく、場合によっては新生児から入院する可能性もあります。

とくに冬場はウイルス感染が流行しやすいため、こういった病気に注意しましょう。

・RSウイルス

・インフルエンザ

・急性喉頭蓋炎

・ヒトメタニューモウイルス

・ヘルパンギーナ

新生児はあまり外出せず、自宅で過ごす家庭が多いと思います。

しかし、上の子なども一緒に暮らしていると、外部からウイルスを持ち込み、新生児に感染させてしまう可能性があります。

外出先から帰ったら、必ず手洗いうがいをさせて、感染拡大しないように家族の協力が必要不可欠です。

新生児の鼻息が荒い!今からできる対処方法

新生児の鼻息が荒いけど、体調はいつもより元気!

そんな時は、なぜ赤ちゃんの呼吸が乱れているのか、鼻穴や寝かせ方などを観察してみましょう。

普段との違いを解決することで、鼻息の荒さを対処できる可能性がありますよ。

私が実際におこなった対処方法を、いくつかお伝えします。

もしかしたら鼻くそが詰まっているかも!

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必ずしもとは限りませんが、新生児の呼吸が荒い理由の一つに、鼻くそが奥の方で詰まっている可能性があります。

わが家の子供たちも、生まれて3日目あたりから鼻くそが目立つようになり、看護師さんに綿棒などでよく取り除いてもらいました。

新生児の鼻穴ってとても小さくて、形によっては見えづらい子供もいます。

ママが指でとってあげられるほど、目の前まで飛び出しているならいいのですが、鼻の奥にある場合は大変危険です。

新生児の呼吸が荒い原因が鼻くその場合は、入浴後に鼻掃除するのがおすすめ!

入浴することで蒸気によって鼻くそが柔らかくなり、赤ちゃん用綿棒などで簡単に取り除けるようになります。

新生児の鼻の粘膜は大人より薄いため、入浴後であっても力を入れて無理に取り除くのだけは絶対に避けましょう。

鼻づまりで苦しいのかも!

鼻水がたくさん出ている時に眠ると、大人でも寝苦しい時ありませんか?

新生児も同じで、水平な状態で眠っていると鼻水が喉の方へ流れ込んで、鼻息が荒くなってしまう可能性があります。

寝苦しそうな時は、布団の上半身の下へバスタオルなどを置いて、少し傾斜をつけて寝かしつけると呼吸が楽になると医師にアドバイスをいただきました。

鼻水が出ている時など、鼻づまり解消のために試してみてください。

部屋が乾燥しすぎているのかも!

部屋が乾燥すると呼吸が苦しくなる場合があります。

とくに新生児の場合、苦しい状況を伝えることができないため、鼻息が荒くなるなどで体調の変化を調べなくてはいけません。

冬場など暖房器具をつける季節は、部屋の湿度が低い可能性があるので、濡れたバスタオルを部屋に干したり、加湿器を使うなどして部屋に潤いを与えてあげましょう。

部屋の温度が高すぎるのかも!

メリーズなどのおむつメーカーとしておなじみの花王によりますと、新生児が快適に過ごせる部屋温度は夏で26℃~28℃と伝えています。

冬の場合、18℃~20℃が快適な温度です。

ついつい新生児が過ごす部屋の温度を高く設定してしまいがちですが、赤ちゃんは洋服を着ていて布団などもかけているので体温は上昇しやすいんです。

とくに新生児は体温コントロールがうまくできないため、親が快適な温度に調節して上げる必要があります。

暑すぎて息苦しくならないように、部屋温度には注意しましょう。

まとめ

今回は、新生児の鼻息が荒いのと病気が関係しているのか、今できる対処方法について私の体験談を交えてご紹介しました。

改めて、今できる対処方法についてまとめます。

・鼻くそがないかチェック

・鼻づまりのときは枕元を高めにする

・部屋の湿度に注意

・部屋の温度は夏26℃~28℃、冬18℃~20℃

赤ちゃんの鼻穴は小さく、大人よりも呼吸数が多いため、鼻息が荒いように見える場合もあります。

発熱やぐったりしているなど、いつもと症状が違う場合は、病院を受診することをおすすめします。