塩の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と7つのメニュー

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塩も砂糖と同じで、品質が安定しているためほとんど悪くなることがなく、賞味期限を表示する義務がありません。

保存状態が良ければ、無期限で使える塩、使う頻度が高い調味料なので、消費期限を気にしなくていいのは助かりますよね。

塩にはいくつか種類があって、岩塩、天日塩、せんごう塩と、大きく分けて3つに分かれます。

また、にがりを多く含んでいる塩など、塩によって保存するときの注意事項が変わってきます。

塩は高温と湿気に弱い特徴があるので、保存するときに注意が必要。

ここでは、塩の保存方法、消費期限、おすすめのメニューなどを紹介します。

塩はどのくらい日持ちする?賞味期限は無期限!

塩はきちんと保存すると、とても長持ちする調味料です。

メーカーも賞味期限は記載していなく、無期限の消費期限と考えていいでしょう。

確かに、塩が傷んだという話は聞いたことがないですよね。

でも、塩が固くなった、かたまった、風味がなくなったということは経験があるのではないでしょうか?

特ににがりを多く含んでいる塩は、かたまりやすい特性があります。

塩の保存方法!

塩は基本的に常温で保存します。

これは袋を開封前も開封後も共通です。

塩の正しい保存方法を紹介します。

塩の正しい冷凍保存方法

塩は、常温で長期間保存できるので、冷凍保存する必要はないですし、湿気に弱いので冷凍や冷蔵保存はしないほうがいいですね。

塩を使った料理は冷凍保存してもいいですが、塩自体は常温で保存しましょう。

塩の正しい冷蔵保存方法

冷凍と一緒で、塩は冷蔵保存する必要もありません。

水に弱いので、冷蔵庫に入れて保存すると温度差で水滴がつく可能性があるんで避けたほうがいいでしょう。

その他の方法

塩は開封前も開封後も常温で保存します。

気をつける点は、高温と多湿に弱いので、湿気を吸ってしまわない防湿できる容器に入れて、しっかりふたを閉めて密封して冷暗所に保存します。

また、にがり多く含有している塩ほど湿気を吸いやすい特徴があります。

にがりを多く含んでいる塩の保存は、湿気にふれさせないように注意してください。

もし、塩が湿気を吸ってかたまってしまったら、フライパンでいるか、電子レンジでラップをしないで加熱すると、元のサラサラの状態の塩に戻ります。

ただひとつ気をつけたいのは、加熱してサラサラにした塩は、風味も飛んでしまうこと。

保存状態に気をつけて保存してくださいね。

ワンポイントアドバイス

塩には地中深くから掘り出した塩の岩塩、海水を塩田で蒸発させて作った天日塩、釜で炊いて作った、せんごう塩と種類があります。

どの種類でも基本的に保存方法は変わりません。

魚介料理と相性がいいのは、海の塩の天日塩、肉料理に相性がいいのは岩塩です。

好みや料理の相性によって使い分けたいですね。

そのほかにもハーブソルト、あら塩、藻塩などもあるので、お好みの塩を見つけてください。

塩を使った6つのメニュー

塩は冷凍する必要がないので、ここでは塩を使ったおすすめのメニューを紹介します。

鶏肉ときのこの塩スープ

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あっさりとした塩スープは、飲みやすくてカロリーも控えめでおすすめです。

【材料】

鶏のささ身 8本
白菜 240g
もやし 1袋
しめじ 1株
しいたけ 6個
だし汁 700ml
塩 小さじ1
にんにくチューブ 小さじ2
しょうがすりおろし 小さじ2
こしょう 少々

① しいたけは石づきを切ってスライス、白菜は3cm幅に霧、鶏のささ身は筋を取って一口大に切ります。

② 鍋に水と調味料を入れて、火にかけ沸騰したら野菜を入れます。

③ 再び沸騰したら弱火にして、2分ほど煮ます。

④ 野菜が煮えたら鶏肉を入れて、全体を混ぜてひと煮たちしたら強火で火を通します。

⑤ 鶏肉に火が通ったら火を止めて、かつお節を入れて出来上がり。

あじの塩焼き

基本の塩焼きです。

【材料】

あじ 4尾
大根おろし 1カップ
レモンのくし型きり 4切

① あじは、ぜいごの尾側から包丁を入れて、細かく動かしてそぎとります。

反対側もとります。

② 盛り付けしたときに裏になる側のえらを開けて、人差し指を入れてえらをつかんで引き抜きます。

③ 腹を切って包丁の先で内臓を取り出し、腹の中まできれいに洗ってふきます。

ここまでであじの下ごしらえが終わりです。

④ ざるにあじを並べて、裏表の順で塩を小さじ1ずつ振り、15分くらい置きます。

⑤ 焼き網をよくから焼きして、あじを焼きます。

尾は焦げないようにアルミホイルを巻いておきます。

最初は強火で焼いて、焼き色がついたら弱火で焼きます。

⑥ 魚を返して裏面も同様に焼きます。

⑦ 器に味を持って、大根おろしの水をきってレモンを添えます。

塩もみ春菊とツナの和え物

春菊をゆでずに塩もみして水気を取ります。

【材料】

しゅんぎく 1束
ツナ缶 1缶

★ だし大さじ1
★ オイスターソース 大さじ2
★ 入り白ごま 大さじ1

① 春菊は洗って水気をきって、2cmの長さに切って塩を小さじ1まぶします。

② 5分ほど置いてしんなりしたら水気をきります。

③ ツナは缶汁をきって、荒くほぐします。

④ ★の調味料をあわせておきます。

⑤ 春菊とツナと星の調味料を混ぜて出来上がり。

かぶと桜海老の塩もみ

【材料】

かぶ 8個
かぶの葉 2個分
さくらえび 40g
あわせ酢(酢、砂糖、塩各少々)

① かぶは葉の付け根から切って、皮をむいて薄い半月切りにして、水と塩を各少々振ってもんで、しんなりさせます。

② かぶの葉はゆでて水で冷やし、水気を切って2cmの長さに切ります。

③ ボウルに合わせ酢の材料を混ぜ合わせておきます。

④ 別のボウルにかぶと桜海老を入れて、あわせ酢を加えて混ぜ合わせます。

10分くらい置いてあじをなじませ、かぶの葉とあわせて出来上がり。

豆苗と豚バラの塩炒め

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しゃきしゃきの食感がおいしい豆苗の塩炒め。

【材料】

豆苗 1パック
豚ばら肉 300g

★ 塩 少々
★ こしょう 少々
★ 鶏がらスープの素 少々

① 豆苗と豚肉は3cmほどに切ります。

② フライパンに油をいれて豚ばら肉を炒めます。

8割火が通ったら豆苗を入れて炒めます。

③ 豆苗がしんなりしたら★の調味料を入れてよく混ぜいためて出来上がり。

豆苗は食感が残るくらいにさっといためるだけで大丈夫です。

塩だれキャベツ

居酒屋での人気メニュー。

簡単につくれておいしいメニューです。

【材料】

キャベツ お好きな量
いりごま 少々

○塩だれ

水 大さじ1
鶏がらスープの素 小さじ2
酒 小さじ2
みりん 小さじ1
塩 小さじ1/2
ごま油 小さじ1
レモン汁少々

① キャベツは食べやすい大きさに手でちぎります。

② 塩だれの材料をボウルにいれて全部混ぜます。

③ ちぎったキャベツと塩だれをポリ袋に入れて、少しもみます。

④ 器にもってごまを振って出来上がり。

塩の作り置きメニュー

塩分は食品を長持ちさせますよね。

そんな塩を使った便利な作り置きメニューを紹介します。

ネギ塩だれ

どんな食材にもあう、万能なネギ塩たれ。

チキンにのせたり、チャーハンにもおすすめです。

【材料】

長ネギ 白い部分 1/2本

★ レモン果汁 小さじ1
★ 鶏がらスープの素 小さじ1
★ ごま油 大さじ1
★ 塩 小さじ1/3
★ ブラックペッパー 少々

① ネギの白い部分をみじん切りにします。

② ★を混ぜ合わせて、ネギに混ぜます。

冷蔵庫で数時間寝かせて出来上がり。

まとめ

塩は料理などによく使う調味料、ほぼ毎日使うといっても過言ではありません。

常温で保存して長く持つ塩は、便利な調味料ですよね。

そんな塩ですが、湿気を吸いやすい特徴があり、湿気を吸うとかたまってしまいます。

常温保存するときは、湿気に気をつけて冷暗所で保存しましょう。

使い勝手のいい塩を、きちんと保存して便利に使ってください。