知を使った名前44選~知の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「知」という漢字について

字画数:8画
音読み:チ
訓読み:し(る)
主な名乗り:あき・おき・かず・さと・ちか・とも・のり

「知」の意味や由来や成り立ちと特徴

「知」という漢字は、矢の象形と、口の象形を組み合わせてできました。

矢を捧げて神に祈り、神意を聞くという意味があります。

そこから「知る」という意味を持つようになったとされています。

様々な頭の働きを意味する言葉に使われる漢字です。

例えば「察知」「感知」などは、「感じ取る」という意味から使われています。

そして「知識」「熟知」「承知」では、理解し、記憶すること。

「知恵」「機知」では、考えて答えを出すことという使われ方をします。

他にも「知性」「知能」など判断できる能力という使い方や、「通知」「告知」のように、情報を伝えるという時にも使います。

また「知る」という意味から「知人」「旧知」などの言葉にも使われていて、名付けで「とも」という読み方をするのは、「知人」から「ともだち」を連想させるためとされています。

「知」と似た漢字には「智」という字があります。

どちらも「ち」「とも」「さと」など同じ読み方を持ちます。

そしてどちらも頭の働きという意味があります。

2つの漢字の違いは、「知」は部首が「矢偏」です。

神様に捧げる矢の象形からできています。

「智」の部首は「日偏」です。

これは太陽を意味する象形からできています。

そして、「知」が知能、知恵、知識、感知など人の頭の働きを意味する言葉に使われるのに対して、「智」は、上智、叡智など世界の真理のような宗教的な意味合いを持つ熟語に使われることです。

「知」という漢字に込められる思い

「知」という漢字は、頭の働きを意味する言葉に多く使われています。

そのためこの漢字には「賢い」という印象を持つ人が多いでしょう。

「知」という漢字を名付けに使う時には、

「賢い子になって欲しい」
「友達がたくさんできるように」
「思いやりのある子になるように」
「人の心を考える子になるように」
「自分で考える力のある子になるように」
「たくさんの知識を得られるように」
「物事を柔軟に考えられる子になるように」

という思いを込められます。

「知」という漢字から受ける印象

「知」という漢字には、賢さ、勤勉さを感じます。

そのイメージから男女を問わず、名付けには定番の人気を持つ漢字です。

また、一般的な読み方で使われる「ち」だけでなく、名付けでは「あき」「おき」「かず」「さと」「ちか」「とも」「のり」という読み方もできます。

色々な響きに当てられるところも「知」という漢字が人気がある理由でしょう。

「ち」「ちか」という響きには、知的でハキハキとした印象があります。

「あき」という響きには、明るく自然体で伸びやかな印象があります。

「おき」という響きには、包容力がありおおらかな印象を受けます。

「かず」という響きには、利発で快活なイメージがあります。

「さと」という響きには、優しく素朴な印象を受けます。

「とも」という響きには、優しいしっかり者というイメージがあります。

「のり」という響きには、柔らかな安心感を感じます。

「知」を使った熟語

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予知(よち)

予想すること。

未来に起こることを心の中で思うこと。

叡智(えいち)

知識、理解、経験、常識があること。

知己朋友(ちきほうゆう)

知己は、親しい友人のこと。

朋友は、友達のこと。

知人、友達、親友など面識のある人のこと。

思索生知(しさくせいち)

思索は、深く考えること。

生知は、知恵を出すこと。

深く考えて、良い知恵を出すこと。

知者落水(ちしゃらくすい)

知恵のある人は水が流れるように才知を活かせるという意味。

「知」の説明の仕方

電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「知」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇知実といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あきみさんですね。「あきみ」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、知の部分の説明の仕方としては、

・A「あきは、知恵の知です。」
・A「あきは、知識の知彦です。」
・A「あきは、承知の知です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「知」を使った名前の有名人・芸能人

阿部 知子さん
亜蘭 知子さん
石黒 真知子さん
磯村 知美さん
市川 眞知子
伊藤 真知子さん
小倉 知栄さん
久野 知美さん
熊坂 真知子さん
沢田 知可子さん
下池 沙知さん
西村 知美さん
原 沙知絵さん
原田 知世さん
松田 真知子さん
村上 知子さん
山中 知恵さん

「知」を使った名付け候補

知実(あきみ)
衣知香(いちか)
伊知那(いちな)
知沙(かずさ)
沙知(さち)
紗知華(さちか)
沙知葉(さちは)
紗知帆(さちほ)
知未(さとみ)
知吏(さとり)
知亜(しあ)
知愛梨(しあり)
知音(しおん)
知乃愛(しのあ)
詩知(しのり)
知亜(ちあ)
千知(ちあき)
知衣(ちい)
知恵(ちえ)
知瑛未(ちえみ)
知衣梨(ちえり)
知子(ちかこ)
知芭(ちかは)
知瑚(ちこ)
知紗(ちさ)
知奈(ちな)
知早(ちはや)
知遥(ちはる)
知尋(ちひろ)
知郁(ちふみ)
知穂(ちほ)
知李子(ちりこ)
知有(ともあ)
知花(ともか)
知瑚(ともこ)
知菜(ともな)
知世(ともよ)
那知(なち)
仁知(にちか)
知歌(のりか)
未知(みおき)
魅知(みさと)
麻知香(まちか)
未知瑠(みちる)

まとめ

知的で賢いという意味を持つ「知」という漢字をご紹介しました。

賢いだけでなく、友達を思いやれる優しい心を持った人になれるようにという思いも込められます。