ししとうの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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炒め物や煮物にして食べるとおいしい、ししとう。

見た目は小さくて細いピーマンのような形ですが、味はピリッとした辛さが特徴的ですよね。

小さいながらも栄養が豊富で、カリウム、ビタミンC、ビタミンB6、βカロテン、ナイアシン、食物繊維などが入っています。

美肌や疲労回復の効果も期待でき、むくみ解消にも効果的。

1年中出回っているししとうですが、旬は夏の時期。

6~8月は多くの量が出回って値段も安い傾向にあります。

ししとうは、水分に弱い性質なので、保存のときに注意が必要。

ここでは、ししとうの正しい保存方法と消費期限、おすすめのメニューを紹介します。

ししとうはどのくらい日持ちする?賞味期限は3週間!

ししとうは、野菜の中では比較的長持ちする野菜です。

冷蔵で3週間持ちますが、水分に弱いので傷まないように保存するのが大切。

まずは新鮮なししとうの選び方を紹介します。

ししとうを購入するときは、まずヘタを見ます。

ヘタが黒ずんでいるもの、元気がなくてハリがないものは鮮度が落ちているので避けましょう。

ヘタが緑色でしっかりしているものを選びましょう。

実は緑色が濃くて、皮が固くないものがいいですね。

ししとうは実の部分がツルツルして固いものは、実は鮮度が落ちている証拠です。

身がやわらかく、しわがあるくらいのものがおいしくて柔らかいので、よく見て選んでくださいね。

ししとうの保存方法!

ししとうは冷蔵でも冷凍でも保存ができる野菜です。

ししとうの正しい保存方法について紹介します。

ししとうの正しい冷凍保存方法

ししとうを冷凍で保存するときは、生で保存します。

ししとうをきれいに洗って、水気をしっかりふき取ります。

生のまま保存袋に重ならないように、平らに入れて保存。

料理したものを冷凍保存してもいいですよね。

ししとうは、冷凍保存で、約1ヶ月保存可能。

使うときは、凍ったまま使うか、自然解凍して使用してください。

長く使わない場合は、冷凍の保存がおすすめです。

ししとうの正しい冷蔵保存方法

ししとうを冷蔵で保存するときは、水がつかないように穴あきのポリ袋に入れて保存します。

買ったときに入っている袋に入れて保存してもかまいませんが、長持ちさせるために6~7個をキッチンペーパーで包み保存袋に入れて保存するのがおすすめ。

保存するときは冷えすぎないように、野菜室に保存してください。

このやり方だと3週間という長い期間保存することができます。

ヘタが黒くなっても、黒くなった部分を切り取れば料理に使うことができます。

その他の方法

ししとうは購入してすぐに使う場合は、常温保存でも大丈夫。

ただし、やはり冷蔵庫保存のほうが新鮮な状態で、保存、調理できます。

ワンポイントアドバイス

ししとうはヘタが黒くなることから傷みが始まりますが、実は種も傷みやすい部分です。

ヘタは切ってしまえばいいですが、種を取り除くのは面倒ですよね。

ヘタが黒くなったときは、念のため中の種が黒くなっていないか確認しましょう。

黒くなった部分をとってしまえば、食べられますがやはり鮮度は落ちているので、黒くなる前に、早めに食べたほうがいいですね。

冷凍しておいたししとうを使った4つのメニュー

冷凍したししとうは、凍ったまま料理に使うことができるので、とても便利。

おすすめの冷凍したししとうを使ったメニューを紹介します。

ししとうと豚肉の甘辛煮

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手軽にできるおすすめメニュー。

ししとうと豚肉の組み合わせもぴったりです。

【材料】

ししとう 200g
豚肉薄切り 150g
しょうが ひとかけ

★ だし1/2カップ
★ 砂糖 大さじ2
★ 醤油 大さじ2
★ 酒 大さじ1

① ししとうは軸を短く切ります。

② 豚肉は細切りにし、しょうがも薄くスライスします。

③ 鍋に★の材料を入れて煮立たせ、しょうがと豚肉を入れます。

肉の色が変わったら凍ったししとうを加えます。

④ 中火にかけて汁気がなくなるまで煮ます。

最後に強火でいり焼きして出来上がり。

なすとししとうの煮びたし

煮びたしだけど中華風の味付けです。

暖かくても冷やしてもおいしいです。

【材料】

なす 3~4本
ししとう 10本

★ しょうゆ 大さじ2
★ みりん 大さじ2
★ 酢 大さじ2
★ 砂糖 大さじ1
★ ごま油 大さじ1
★ 豆板醤 小さじ1/2
★ にんにくチューブ 2cm

① 茄子は食べやすい大きさに切って水にさらしてあくを抜きます。

② なすの水気を切って、ししとうと一緒にトースターで焼きます。

焼き目がつくくらい

③ ★の材料を合わせておきます。

④ なすとししとうが焼けたら、熱いうちにたれに漬けてしみこませます。

なすとししとうの炒め物

なすとししとうをピリ辛にいためました。

【材料】

なす 3本
ししとう 1パック
いりごま 適量

ピリ辛たれ(焼肉のたれ甘口大2、みりん大1、豆板醤小1、しょうが小1、酒大1)

① 茄子は食べやすい大きさに乱切りして水にさらします。

ししとうはヘタをとります。

② ピリ辛たれの材料をすべて混ぜ合わせておきます。

③ フライパンにごま油を入れて、茄子からいためます。

茄子がしんなりしたらししとうを入れて炒めます。

④ ピリ辛たれを入れて全体に絡めてごまを散らしたら出来上がり。

ししとうのコンビーフ炒め

簡単にできる炒め物、コンビーフの油を利用して作ります。

【材料】

ししとう 10本
なす 1本
コンビーフ 1/2缶
酒 大さじ1
みりん 小さじ2
醤油 大さじ1
しょうが 2cm
粉山椒 お好みで

① ししとうはヘタをとります。

茄子は小さな乱切りにします。

コンビーフは缶から出して簡単にほぐしておきます。

② フライパンを熱し、油を敷かずに茄子を入れて表面を軽く焼きます。

③ 酒を入れて蒸し焼きにして、水気がなくなるまで焼きます。

④ コンビーフ、みりん、しょうゆ、しょうが、粉山椒を加えて煮詰めます。

全体的にあじがなじんだら出来上がり。

ししとうの作り置きメニュー

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ししとうは炒めたり、焼いたりしたときに爆発することがあります。

爆発を防ぐためには、調理する前に、爪楊枝で穴を開けたり、包丁で切れ目を入れるといいです。

おすすめのししとうの作り置きメニューを紹介します。

ししとうの肉詰め

ピーマンの肉詰めもおいしいですが、ししとうの肉詰めも食べやすくておいしいです。

ししとうは細くて肉詰めが面倒に感じますが、意外と簡単にできます。

お弁当にもおすすめの肉詰めです。

【材料】

ししとう 12本
合いびき肉 50g
玉ねぎ 1/4個

★ 溶き卵 大さじ1
★ 塩 少々
★ こしょう

バター 小さじ1/2

① 玉ねぎをみじん切りしてバターでいためてしんなりさせて冷やします。

② ひき肉に★と玉ねぎを混ぜて、粘りが出るまでこねます。

③ ししとうは縦に切れ目を入れて種を取ります。

ししとうの中に②をスプーンで入れます。

④ フライパンにサラダ油をいれて熱し、ししとうを転がしながら焼きます。

⑤ 火が通ったら、醤油小さじ1をまわしいれます。

ししとうと雑魚のきんぴら

ししとうが大量に消費できるメニュー、ごはんにぴったりのおかずです。

【材料】

ししとう 30本
ごま油 大さじ1
雑魚 100g
めんつゆ3倍 大さじ2
みりん 大さじ1
白いりごま 大さじ1

① 鍋にサラダ油を熱して、ししとうと雑魚を入れて炒めます。

② めんつゆとみりんを加えて、水分がなくなるまで炒めます。

③ 最後にごまを加えて出来上がり。

まとめ

炒め物や、揚げ物、煮物など、いろいろなメニューに使えるししとう。

辛味がおいしいので、大人に人気の野菜です。

ししとうは水気に弱いので、保存するときは水気をしっかりふき取り、つかないように保存するのがポイント。

また冷えすぎると、傷みが始まるので、野菜室で冷えすぎないように保存してくださいね。