赤ちゃんの離乳食でスパゲティはいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ

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赤ちゃんはスパゲティをいつから食べて大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ!

子どもが口元を汚しながら美味しそうにスパゲティを食べる姿は、とても可愛らしいですよね。

子どもが大好きなスパゲティ、赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか。

2つの注意点とおすすめレシピをご紹介します。

この記事のポイントは次の5つです。

  • 赤ちゃんはいつからスパゲティを食べていいの?
  • スパゲティを与えてあげるときの3つの注意点
  • 乾麺と茹で麺別、1回のスパゲティの量
  • スパゲティの栄養価をアップさせる方法
  • 月齢別、5つのおすすめレシピ!

それでは、ご紹介いたします♪参考にしてください!

赤ちゃんはいつからスパゲティを食べていいのか

赤ちゃんはスパゲティを離乳食後期のカミカミ期(9〜11ヶ月)から食べることができます。

スパゲティの原料は強力粉より固いデュラム小麦のセモリナなので、うどんやそうめんより弾力があり、茹でても柔らかくなりにくいのです。

ただ、スパゲティに塩は入っていないので安心してください。

うどんやそうめん等の麺類に慣れ親しんできたら、与えるようにしてあげましょう。

スパゲティを与えてあげるときの3つの注意点

1つめは、とても柔らかく茹でてから与えてあげるという事。

前項にも書きましたが赤ちゃんにとってスパゲティはまだ固く弾力のあるもの。

初めてあげるときは、塩を入れない熱湯で表示時間よりも長めに茹でて与えてあげましょう。

2つめは、麺を細かく切るという事。

うどんやそうめんも同様ですが、赤ちゃんは麺をまだ上手にすすって食べることができません。

1本の麺を、赤ちゃんが食べやすいように細かく切ってあげましょう。

3つめは、アレルギーに注意する事。

パスタも小麦を使用しているので、当然ながらアレルギーの心配があります。

初めて食べさせるときは一口から。

アレルギー症状が出た場合は、かかりつけの小児科を受診しましょう。

1回のスパゲティの量

スパゲティの1回の量は以下の様になります。

・カミカミ期(9〜11ヶ月)…前半は約40g(乾麺の状態だと15g)、後半は約65g(乾麺の状態だと25g)

・パクパク期(1歳〜1歳6ヶ月)…前半は約75g(乾麺の状態だと30g)、後半は約90g(乾麺の状態だと35g)

スパゲティについて

パスタとスパゲッティの違い

パスタとスパゲッティの違いについてご存知ですか?

パスタ=スパゲッティとよく思われがちですが、実はこれ少し違うんです。

パスタはイタリアで作られる小麦をベースにした食材の総称で、マカロニ・ラザニア・ペンネなども含まれます。

その中の麺状のものをスパゲッティと言います。

しかし麺状のものでも、さらに分類がされていて、極細のカッペリーニや楕円形の平たいリングイネなどがあります。

また、スパゲッティの麺の硬さは原材料にあります。

スパゲッティの原材料はデュラム小麦のセモリナ。

これは強力粉よりさらに硬質の小麦のセモリナを粗挽きしたものです。

硬質の小麦粉ほどグルテンが豊富に含まれていて、それによって独特の歯ごたえと麺の硬さが生まれるのです。

ちなみに、ラーメンは中力粉が使われているので、パスタよりは柔らかめなのです。

スパゲッティの栄養価アップ術!

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実はスパゲッティは、ソースなどの組み合わせによって栄養価が増します。

前項でも説明したように、スパゲッティの原料のデュラム小麦には、グルテンが豊富に含まれています。

グルテンとは、タンパク質の混合物です。

タンパク質の栄養価は、それを構成するアミノ酸の種類と量によって決まります。

スパゲッティのアミノ酸に足りないのはリジン。

これが低いがために、せっかく摂取した他の酸価が高いアミノ酸はすべて流れてしまいます。

なので、卵や牛乳、豚肉や魚、大豆、チーズなどリジンが多く含まれている食材を使ったソースを組み合わせれば、スパゲッティのタンパク質の吸収量はアップするのです!

月齢別!5つのおすすめレシピ!

スパゲッティは柔らかく煮て細く切ってからラップをすれば、冷凍することもできます。

ソースを変えるだけで様々なバリエーションが楽しめるので、是非試してみてください。

9~11ヶ月頃(カミカミ期)におすすめのレシピ3つ!

・和風スパゲティ〜カルシウムたっぷりの素材にだしをきかせて〜材料:スパゲティ五本(4g)

しらす干し小さじ1/2

わかめ(戻したもの)小さじ1/2

ネギみじん切り小さじ1/2

和風出汁1/4カップ

水溶き片栗粉少々

作り方:

1.しらす干しは茶こしに入れ熱湯を回しかけて塩抜きし細かく刻む。わかめは大きければ食べやすく切る。

2.スパゲティは手で1㎝長さ折り、熱湯で柔らかく茹でる

3.鍋に1と2とねぎを入れ、煮立ったら水溶き片栗粉を加えてとろみをつける

・トマトとツナのスパゲティ〜細めのスパゲティでかみかみレッスン〜材料:サラダ用スパゲティ6〜7本

ツナ(水煮缶詰)大さじ1

トマト1/6個

サラダ油少々

作り方:1.スパゲティを手で半分に折って表示時間の2〜3倍茹でる。冷めたら12cmの長さに切る

2.トマトは皮を剥いて、種をとり粗みじんに切る

3.フライパンにサラダ油を熱して、ツナとトマトのさっと炒める。器に入れ、1を加えてあえる

・ツナとブロッコリーのスパゲティ〜タンパク質とビタミンを上手に一緒に摂取〜材料:スパゲティ20g

ツナ缶(水煮缶詰)10g

ブロッコリー10g

プレーンヨーグルト大さじ1

作り方:1.スパゲティは柔らかく茹でて2cm長さに切る。

2.ブロッコリーは粗みじん切りにして柔らかく茹でる。ツナを茶こしに入れて熱湯を回しかける。

3.1と2をプレーンヨーグルトであえる。

1歳〜1歳6ヶ月におすすめのレシピ2つ!

・ツナとキャベツのスパゲティ〜栄養バランスがよくお腹も満足の1品〜材料:スパゲティ細めのもの20g

ツナ缶(水煮缶詰)20g

キャベツ10g

塩少々

サラダ油小さじ1/2

粉チーズ少々

作り方:1.スパゲティは1cmの長さにおって熱湯で柔らかく茹でザルに上げて水を切る。

2.ツナは缶の汁を切り、キャベツは3cmの長さに細切りにする。

3.耐熱容器に2を入れラップをかけて電子レンジで50秒加熱し、塩とサラダを加えてよく混ぜる。1を加えてあえたら器に盛り粉チーズをふる。

引用_「はじめてママ&パパの離乳食」  発行:2016年10月20日  出版社:主婦の友社

 

・トマトスパゲティ〜トマトの酸味と玉ねぎの甘みが食欲をそそる〜材料:スパゲティ茹でたもの60g

トマト1/2個

玉ねぎ10g

サラダ油1滴

塩ごく少々

作り方:1.スパゲティは3~4cm長さに切る。トマトは皮をむいて半分に切り縦を除いた粗みじん切りにする。玉ねぎはみじん切りにする。

2.フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。スパゲティとトマトを加えて炒め合わせ塩を加えて調味する。

引用_「はじめてママ&パパの離乳食」  発行:2016年10月20日  出版社:主婦の友社

まとめ

赤ちゃんとスパゲッティについて、いかがでしたでしょうか。

スパゲッティはベースがシンプルなので少し食材を変えるだけで様々な味が楽しめます。

大人が食べる時に赤ちゃんの分も別に茹でてあげたり、同じ食材を使うことで、離乳食も簡単に作ることができます。

うどんやそうめんより、弾力のあるスパゲッティ。赤ちゃんの成長ペースを見ながら、少しずつ試してみてくださいね。