すだちの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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秋になるとさんまの横に添えられる、青い柑橘類のすだち。

よく混同するのがかぼすですが、すだちのほうが小さくて、ゴルフボールくらいの大きさ。

かぼすはもう少し大きいのが違いです。

すだちは徳島の名産品で、日本で出回っているすだちの実に9割が徳島産です。

すだちはさんまだけではなく、うどんや素麺などに入れても、爽やかな味になります。

ビタミンCが豊富で、クエン酸も多く含まれていて、消化をよくしたり脂質の代謝を改善する効果が期待できます。

すだちは、1度にたくさん使うものではないので、残ってしまった場合、どうやって保存するのか悩みますよね。

ここでは正しい巣立ちの保存方法、消費期限、おすすめのすだちのメニューを紹介します。

すだちはどのくらい日持ちする?賞味期限は2週間!

すだちは切ったものを保存するのではなく、丸ごと1個を保存するほうが、長く保存ができます。

すだちを選ぶときは緑の色が濃くて、表面はつやがあってしぼんでいないもの。

持ったときに軽くなくいて重さを感じるもの。

そして、一番は香りがいいものを、を選ぶようにしましょう。

すだちは、古くなると熟して色が黄色くなってきますので、色が変色したものは時間がたっている証拠です。

また、常温で放置すると2~3日で皮が黄色くなって、すぐに劣化してしまうので、購入したら正しい保存方法で保存してください。

 すだちの保存方法!

すだちは、冷蔵、冷凍、常温、と3種類の保存方法があります。

正しく保存しないと、すぐに酸味が失われて、香りもなくなってしまいます。

鮮度を保ちながら保存する方法を紹介します。

 すだちの正しい冷凍保存方法

すだちを1箱もらったとき、数十個もらったときなどは、一度にたくさん使うものではないので、保存方法に困ってしまいますね。

そんなときは、冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存するときは、まずは水分をしっかりとふいて、絞って使いやすいようにくし型に切ります。

くし型に切ったすだちは、保存容器に入れてしっかりと蓋をして冷凍保存しましょう。

冷凍保存での保存期間は1ヶ月。

使うときは、自然解凍して使います。

また、あらかじめすだちを絞った果汁を冷凍する方法もあります。

この場合は自然解凍して、絞る手間がないので使いやすいですね。

 すだちの正しい冷蔵保存方法

すだちは、常温でも保存できますが長く常温でほっておくと、色がどんどん黄色くなって、すだちの特徴でもある、酸味と香りがなくなってしまいます。

冷蔵保存することで2週間の保存が可能なので、購入したら冷蔵庫に入れるのがいいですね。

すだちを冷蔵保存するときは、まず表面の水分をしっかりふき取り、1個ずつラップで包んで保存袋に入れて野菜室で保存します。

すだちは、1個が劣化すると隣の果実も劣化してしまいどんどん広がるので、できれば面倒でも1個1個ラップで包んだほうがいいでしょう。

この状態で2週間は保存可能です。

また、切ったものを保存する場合は、切り口にぴったりとラップを当てるようにして保存してください。

切ったものはすぐに劣化するので2日くらい使い切りましょう。

 その他の方法

すだちは、すぐに使う場合は常温保存でも可能です。

しかし、どんどん劣化が進み変色するので、なるべくすぐに使用するか、すぐに使わない場合は、冷蔵・冷凍保存するのがおすすめです。

 ワンポイントアドバイス

すだちを冷凍、冷蔵保存する場合は、皮の表面についている水分はしっかりふいてください。

冷凍するときは、霜がつく原因となりますし、冷蔵するときは水分がついていると傷みやすくなります。

温度が高い野菜室で保存することで、長くすぐに使えるちょうどいい温度で保存することができます。

 冷凍しておいたすだちを使った4つのメニュー

冷凍したすだちは自然解凍で使うのがおすすめ。

冷凍したすだちはどんな料理に使うことができるのでしょうか?
おすすめのメニューを紹介します。

 鶏肉とすだちの炒め物

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すだちでさっぱりとした鶏肉の炒め物です。

【材料】
鶏もも肉 300g
すだち 7個
塩 少々
① すだちは絞って冷凍したものを解凍して使います。

② 鶏肉は一口大の大きさに切って使用します。

③ フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉を入れて炒めます。

④ 鶏肉に塩をふりかけ、すだちをかけて炒めます。

⑤ お好みでネギをいれ、鶏肉に火が通ったら出来上がり。

 手作りすだちポン酢

お鍋のときに活躍するポン酢も、手作りだととてもおいしく爽やかで、おすすめです。

【材料】
冷凍すだち 2個分
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
① すだちはくし切りにして冷凍したものを、自然解凍して使います。

② すだちをしぼり、種を取り、材料を混ぜて出来上がり。

 冷やしすだちそば

夏にさっぱりするすだちそばを、家庭でも食べましょう。

輪切りにして冷凍したすだちを凍ったまま使います。

【材料】
冷凍すだち 3個分
そば 2束
市販のめんつゆ 適量
七味唐辛子
① 輪切りで冷凍したすだちを使います。

② 器にめんつゆを規定どおりの水で割って作ります。

③ そばをゆでて茹で上がったらザルにあげて、流水で冷やして洗いしめます。

④ そばを器に盛り付け、すだちの輪切りを入れてお好みで七味を入れて出来上がり。

 さんまの塩焼き

やはりすだちといえば秋刀魚の塩焼きですよね。

あぶらがのったさんまと、爽やかなすだちの組み合わせは最高です。

【材料】
さんま 1匹
すだち くし切り1個
① さんまはさっと洗って半分にきり、塩を両面に振ってなじむまで10分くらいおきます。

② さんまの塩気をふいてグリルに表面から先に焼き、裏を返して両面焼きます。

③ さんまが焼けたらさらに鶏、すだちを添えて出来上がり。

内臓が苦手な方は、焼く前に洗いながらきれいにとってください。

大根おろしも一緒に添えるといいですね。

 すだちの作り置きメニュー

すだちは料理にして作り置きすることができるのでしょうか?
おすすめの巣立ちの作り置きメニューを紹介します。

 すだちシロップ

作って保存しておけば、すだちジュースにヨーグルトにかけて、ドレッシングにといろいろ使えて便利なすだちシロップです。

【材料】
すだち 15個くらい200g
氷砂糖 200g
酢 40ml
① すだちはきれいに洗って半分に切って種を取ります。

② 熱湯消毒した保存瓶に、すだち、氷砂糖を交互に入れて、酢を入れて常温保存します。

③ 蓋をしっかりし手保存し、5日くらいで凍り砂糖が溶け出すので、食べごろになります。

すだちはノーワックスのものを使ってください。

 すだちジャム

すだちもジャムにすると保存もきいておすすめ。

砂糖を多く入れると、長期間保存が可能です。

爽やかな味でとてもおすすめ。

【材料】
すだち 8個くらい
グラニュー糖 35g
はちみつ 大さじ2
① すだちは半分に切って、果汁を絞り、皮は水に漬けて30分おきます。

② 皮が柔らかくなったら、外側の厚い皮と薄皮を分けてください。

白い部分は苦味が強いので取り除きます。

③ 外側のかわと薄皮を鍋に入れて、水を500ml入れて煮ます。

煮出したらザルにあげて、流水で洗ってください。

④ ③の作業を3回繰り返してください。

⑤ 薄皮はみじん切りにして、外側の緑色の皮は千切りにします。

⑥ 鍋に果汁、皮、グラニュー糖、蜂蜜を加えて煮ます。

水分が飛んでとろみが出たら出来上がり。

⑦ 冷めたら熱湯で消毒した瓶にいれて、冷蔵庫で保存してください。

 まとめ

すだちは爽やかな酸味と、香りが特徴的で料理にそえると素材が引き立つ食材です。

正しい方法で保存しないと、この酸味と香りがなくなってしまいます。

常温よりも冷蔵庫の野菜室で保存、長く使わないときは冷凍保存してください。

おすすめのすだちメニューも紹介していますので、参考にしてくださいね。