妊娠初期にお腹が痛い!いつからいつまで腹痛は続く?3つの対処法

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お腹に新たな命が宿った時、来るはずの月経開始予定日後一週間位で、妊娠初期のサインが現れる事があります。

その中でも腹痛を感じる方もいて、妊娠初期での腹痛はとても気がかりになる事でしょう。

妊娠初期のお腹が痛い時の情報をまとめてお伝えしていきますね。

■妊娠初期にお腹が痛いのは?

妊娠初期に起こる異常の1つに、腹痛が見られます。

生理予定日近辺に腹痛が見られる事は特別なことではありません。

腹痛が起こると「月経かな?」と感じる方もたくさんいます。

しかしながら、基礎体温の高温期が連続していて、月経が来ない場合は、妊娠している可能性があると言えます。

妊娠の気配がする方は、妊娠しているのかきちんと判断できるまで、薬の服薬は控えなければいけません。

■妊娠初期の腹痛の原因とは?

  • 下痢
  • 便秘
  • 冷え
  • 流産や切迫流産の可能性
  • 子宮外妊娠の可能性

下痢

妊娠初期は、多くのホルモンが分泌します。

妊娠しているか否かの診断もそのホルモンの分泌があるのかで調べられます。そして体全体のホルモンバランスが急速に変動します。

妊娠初期の妊婦さんにおいては、様々なホルモンが分泌されると、ホルモンバランスが正常でなくなって下痢がもたらされる方もよく見られます。

その下痢が原因となって、腹痛が何度も何度も起こることがあります。

下痢によって、流産が発生すると思い込んでいる妊婦さんも多く見られますが、直接的に流産とは関連しないものですから、下痢が元となる腹痛も不安に思うことはないのです。

食事内容を改めて、ストレス和らげるという事から緩和されることがほとんどですが、連日下痢が誘因の腹痛が繰り返す際は、お医者さんに診てもらうほうが良いでしょう。

便秘

妊娠初期は、ホルモンバランスの乱れやつわりによる脱水で便秘になることがあります。

本来は女の人には便秘の方も沢山いて「2~3日間出なくとも気にかけない」という方も結構見られます。

長い間排便がなされてないことにより、深刻な腹痛も生じる場合もあります。

腹痛も伴う様な苦しい便秘と化す前に、きちんと対処しておいた方が良いでしょう。

妊娠中でも服用できる便秘薬もありますので、医師に相談してみましょう。

冷え

妊娠する事で、子宮が成長して骨盤に重圧がかかります。

骨盤周辺の筋肉が硬直し血液循環が活発でなくなり、体の冷えに繋がります。

体の冷えが原因となって働きが活発でなくなり下腹部の痛みが生じてしまうことも考えられますので、体を温かくすることを心掛けることが大事です。

切迫流産の可能性

妊娠22週までに赤ちゃんが何らかの原因で亡くなってしまう事を流産といいます。

妊娠初期に現れる腹痛の場合でも、妊娠8週あたりの中での腹痛と一緒に出血が見られる時は、妊娠初期に引き起こされる切迫流産の疑いがあります。

症状については、動かないでいれば治まる位の腹痛・出血量のこともあるでしょうが、うずくまる程の下腹部の大量出血や痛みが出るといった状態になることも少なくありません。

出血がある場合はなるべく早めに病院を受診するようにしましょう。

子宮外妊娠

妊娠初期の妊娠5~8週目に腹痛・出血が見られる時、子宮外妊娠などを含んだ異常妊娠の可能性があります。

出血や腹痛などの症状が見られます。

場合によっては卵管破裂など非常に危険な状態になることもありますので、速やかに病院を受診するようにしましょう。

■妊娠初期の腹痛はいつまで続くの?

妊娠初期は、下腹部痛が過敏に気になりますが、一般的には妊娠13週~14週を超えた妊娠中期になったら少しずつおさまってきますよ。

安定期に到達すると、痛みが少なくなり、チクチクが平気になってしまう方もいるでしょう。

しかし、下腹部痛などは、妊娠中期を超えても持続する可能性があります。

なぜかというと、妊娠中期もお腹が成長して、子宮近辺にある筋肉が縮まってしまい、これに関係した腹痛が起こる事があります。

妊娠週数が経過するに連れて、腹痛は治まっていくでしょう。

気にかけしすぎないように、赤ちゃんが育って腹部が成長している痛みであるとプラス思考に感じた方が良いでしょう!

■妊娠初期の腹痛と月経痛(生理痛)はどう違うの?

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妊娠初期の腹痛

妊娠初期の段階で、腹痛やお腹が突っ張られるように感じる妊婦さんは大勢いるのです。

そういった感覚は、赤ちゃんがお腹にいることから、子宮が大きくなる事によって引き起こされる状態と想定されます。

着床済みの胎芽を成長させるためになくてはならない状態ですから、これといって気に掛けることはありませんが、血流量や筋肉の増加、子宮の伸びなど多くの変動が見られますので、それぞれに感じ方も違うはずです。

時にはチクチクとした痛みに襲われる方もいるようですし、お腹の全面に痛みが出てくるといった変動が現れる方もいるのです。

妊娠することがきっかけとなって、ホルモンの分泌が沢山になり、お腹が強い痛みに襲われる可能性もあります。

お腹の痛みが苦しく、マタニティ生活に支障が出る時や、気分が晴れないという時はあなただけで考え込んで我慢せずに、周囲の方やお医者さんにアドバイスを求めてみて下さいね。

  • チクチクした痛み
  • お腹全面が出る
  • 強い痛み

月経痛による腹痛

月経の腹痛は、子宮の収縮が始まって経血と共に赤ちゃんのベッドとされる子宮内膜を体外に出す働きによって引き起こされる腹痛です。

主に子宮内膜から生成される「プロスタグランジン」が起因とされています。

その「プロスタグランジン」というのは、子宮を収縮させる働きをアシストするとされていますが、分泌量は人それぞれで差が出てきます。

分泌量が沢山ある方の場合、収縮が極端に引き起こされてしまうこともあって、陣痛並みの痛みに襲われる可能性もあります。

加えて、「プロスタグランジン」の油断ならないポイントとなるのは、これ以外の痛みの状態を際立たせる作用がある点です。

■妊娠初期の危険性が高い腹痛は?

下記で述べる様な異常が絶え間なく見られる際、流産の恐れを挙げられます。

最もお腹の痛みが少しずつ強力になる等の異常が持続する際には、自身の判断はしないで、できるだけ早くお医者さんの診て頂くようにして下さいね。

  • 子宮がキューっと収縮するような腹痛がある
  • 休むことなく痛みを伴う
  • ズキズキと下腹部がうずく
  • 下腹部に強い痛みに襲われる

腹痛を伴って次項のような前兆が起きる時には、注意が必要です。

妊娠初期に耐えられないような腹痛が起こる、出血も生じる状態なら危険性の高い信号だという事を意識しておいてくださいね。

その中でも妊娠初期の頃には、受精した卵子が子宮内腔の粘膜に着床しないで、別の場所に着床することになる「子宮外妊娠」、又は子宮が大きくなることから胎盤や絨毛の一部が剥がれて「絨毛膜下血腫(じゅもうもくかけっしゅ)」だとしたら強烈な腹痛が生じることが考えられます。

両方とも時間が過ぎていくと共に、腹痛が悪化する、急速にうずくといった異変が見られます。

万が一、そういうようなお腹の痛みを伴う、または、不安に思う状態なら直ちにお医者さんに診断して貰った方が良いでしょう。

  • 出血
  • 腰痛
  • つわりや妊娠初期の兆候が出なくなった
  • 基礎体温が下がる

できるだけ早く診断してもらうよう気をつければ、切迫流産と診断を受けた際にも、心臓の音が正常で、赤ちゃんの生存がチェックできれば、妊娠を続行できる可能性があります。

■妊娠初期の腹痛が起こる時の3つの対処法

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楽な体勢を意識する

腹痛の深刻化を防ぐためには、お腹に負荷がかかる体勢・活動はなるべく止めるのが得策です。

分かりやすくいうと、長い時間にかけて立ち仕事を避ける、なるべく重いものは避ける、長時間に及ぶ自転車・車のドライブは避ける方が、お腹に負担がかからないので身体が楽になりますよ

便秘改善

月経前も妊娠後も便秘に見舞われやすくなりますから、納豆や海藻類、あるいは根菜類といったものから配分バランスを考えて食物繊維を摂取した方が良いでしょう。

更に、水分補給頻繁に行って脱水防止をしましょう。

冷え防止

痛みを多少なりとも緩和することを考えて、入浴をしてお腹冷やさない、温かい飲料や食品を食べる手段で冷えを防止するという意識が大切です。

  • お腹を温める
  • 温かい物だけを食べる、飲む
  • 湯銭に浸かる

■妊娠初期にお腹が痛い!まとめ

今日は、妊娠初期の目立った不調をご案内しました。

月経痛や妊娠初期の状態には人それぞれで異なります。

妊娠初期に一切異常がなかった方もいれば、月経開始予定日の時期につわりがスタートする方もいらっしゃいます。

妊娠初期の異常が腹痛だけの方もいるなら、上記で述べた異常に伴って起きる方…多くの可能性が考えられるというのも意識しておかなければならないです。

「腹痛が無いので妊娠して無い」という風に気軽に決めないようにしましょう。

痛みが強烈な状態や出血が見られる時には気をつける必要があります。激痛や月経とは違った出血が見つかった時には、早急に診断が必要になります。

「妊娠したかな?」と思っていると、全く異なる疾患が潜んでいる恐れも無いとは言えないわけですので注意して下さいね。

過度な心配はせず、気になる時にはお医者さんに相談してみると良いです。

リラックスして妊婦生活を過ごせると良いですね。