旬を使った名前25選~旬の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「旬」という漢字について

字画数:六画
音読み:しゅん、じゅん
訓読み:――

「旬」の意味や由来や成り立ちと特徴

「旬」は、「大きく伸ばした両手」と太陽を示す「日」の2つの絵から生まれた漢字です。

伸ばした手で「日」を抱え込んでいることから、日数を表す意味になりました。

日数は等しさをもち、ひと月を10日、20日、30日の10日ごとに区切りそれぞれを「上旬」「中旬」「下旬」と呼ぶようになりました。

それが「旬」の由来です。

日数を均等に分けていたことから「等しい」という意味も持つようになりました。

日本においての意味は、朝廷の行事に関わりがあります。

いにしえの日本では毎月、1日、11日、16日、21日に祝宴を催しました。

そこから転じて「食材の最もおいしい時期」を表す「旬」になり、さらに転じて現在流行っているものや勢いのある人や物を指して「旬な人(物)」と称されるようにもなりました。

「旬」は、どのような漢字にも組み合わせられることから、決まった熟語に縛られることなく、今も新しい熟語が誕生しているのです。

さて、旬な人といえば、思い出すのが昭和の女性歌手の山口百恵さんです。

百恵さんは人気絶頂の時に芸能界を引退した女性でした。

芸能界から惜しげもなく引退した彼女は、今でも伝説となっています。

彼女は女優としても歌手としても成功していました。

けれども、あまり感情を表に出さない人でもありました。

引退するまでの間に様々な賞を受賞しましたが、感極まって涙を見せたことはありませんでした。

いつも淡々として受賞のコメントはしても少し微笑む程度で涙を見せない。

そんなクールな様子から「泣かない人」と言われていました。

それでも歌とそのクールさが合って、人気はどんどん上がっていきました。

ある時から週刊誌などで今のご主人である三浦友和さんとの恋愛の噂があがりましたが、そういうクールな女性でしたから国民のほとんどは信用していませんでした。

ただの噂、週刊誌のガセネタだと思われていたのです。

ところが、ある年のレコード大賞を受賞した時です。

いつものように涙も見せず淡々と司会者と話をしていると、そこへ三浦友和さんから電話がかかってきたのです。

番組上の演出だったのかもしれません。

けれども、海外にレコーディングに行っていた三浦友和さんからの電話に出ると、その瞬間に彼女の頬に涙が伝ったのです。

そのあとは、涙で歌がうまく歌えないほどでした。

その様子を見て、多くの人達は三浦友和さんとの恋愛が本当だとわかったのでした。

そして、彼女の涙に恋する女性のいじらしいまでの愛らしさを感じたのです。

百恵さんが結婚を機に芸能界から引退したのは、それから間もなくでした。

その後、今日まで芸能界に復帰の噂が何度も出ましたが、いずれもガセネタでした。

それでも今なお多くの人達が復帰を強く望む人なのです。

「旬」を使った熟語

旬宴

意味:天皇が政を見る儀。公卿が全員参集するので、儀のあと宴が催されることをいう。

旬朔

意味:10日間。または10日と1日。

波旬

意味: 仏典における仏道を妨げる魔のこと。

裏旬

意味:旬には外れているが、魚の味がまたよくなる時期。

旬余

意味:10日を過ぎた日のこと。

五旬節

意味: カトリックにおいて復活祭前の50日をいう。

四旬節

意味: カトリックにおいて復活祭前の46日をいう。

四旬祭

意味:カトリックにおいてのキリストの復活祭

天魔波旬

意味: 仏語で、仏道を妨げている天魔の名前。

旬産旬消

意味: 農作物を旬の時期に消費すること。

「旬」の説明の仕方

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電話や役所の受付などで名前を伝える際、どういう漢字を書くのか聞かれる時があります。

その場合、どのように説明すればよいのか悩みますよね。

ここではその例を紹介したいと思います。

例えば、あなたの名前が旬子(じゅんこ)だとします。

・「じゅんこのじゅんは、上旬中旬の旬です」

これは簡単ですね。

「旬」は他にもいろんな言葉に使われています。

自分が説明しやすいように例をいくつか考えておくとよいですね。

「旬」を使った名前の有名人・芸能人

柚原 旬さん(俳優)
小栗 旬さん(俳優、声優)

「旬」を使った名付け候補

旬埜花(みのか)
波旬子(なみこ)
旬衣(ひろい)
旬李(しゅり)
旬乃(ときの)
美旬(みひろ)
旬奈(ただな)
那奈旬(ななみ)
此旬希(ことき)
旬胡(ときこ)
旬子(じゅんこ)
千旬(ちひろ)
旬栄(ときえ)
旬夢(ひろむ)
陽旬李(ひすい)
真乃旬(まのみ)
旬花(みつか)
旬汐(ときせ)
旬永(まさえ)
旬季恵(ときえ)
旬妃(みつき)
旬梨(ひらり)
旬奈美(まなみ)
那旬恵(なみえ)
胡乃旬(このみ)

まとめ

「旬」は、正しく均等に分けるという意味を持つことから、誰とでも分け隔てなく仲良くなれるイメージ。

また、ものごとのもっともよい時期を表すことから、瑞々しいフレッシュさも感じ取れます。

字面はキュートで、組み合わせる漢字によっては声に出した時の響きも女性らしくて愛らしい。

和のイメージが強いですが、おとなしい印象ではなく笑顔あふれる元気さを感じさせます。

異性同性問わず誰からも愛される女性になれるよう願いを込めて。