タブレットは子供の教育やしつけに必須アイテム!おすすめの使い方と悪影響を避ける3つのルール

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タブレットを子どもに与えるというと「ITに強い子になる!」と思いますか?

それとも「悪影響が心配!」でしょうか。

今や「タブレットは使えるけれどパソコンは使えない」という人がいる時代。

タブレットは既に生活の一部になっていて、子どもに使わせないと時代についていけない可能性も。

この記事では、親御さんが心配するタブレットの悪影響の真偽と、弊害を避けるための3つのルールを次のような項目で紹介します。

・悪影響を避けるには「ルール決め」「親のしつけ」「タブレット以外の楽しみ」ポイント
・視力低下、ブルーライト、電磁波、依存症というのは医学的根拠がない過剰な心配
・タブレットと子ども向けタブレットの違い&メリット・デメリット
・2歳からスマホで遊んでいる筆者の子どものタブレット活用法

時代の流れに遅れないためにはタブレットは必須アイテム!

より効果的に不安なく使うための方法を見ていきましょう。

タブレットは今や子どもの必須アイテム

「パソコンは持っていないし使えないけれど、タブレットでなら仕事ができる」

今やこんな新社会人がいると言われる時代。

キーボードとマウスが要らず、場所を取らないタブレットはあらゆる場所で使われています。

そんなタブレットを子どもに使わせないことは正しいことだと思いますか?

筆者の娘は、小学1年生から授業でタブレットに触れていますよ。

今、タブレットの悪影響を理由にして子どもに使わせないのは間違い。

親子で正しい使い方を身につけるのが正解です。

弊害を気にせずタブレットを使う3つの方法

ただ、タブレットをなんの制約もなく子どもに持たせるのはNG!

次の3つの注意点に気を付けながら使うようにしてくださいね。

タブレットを使うのは「ルールを理解して守れるようになってから」

まず、実際にタブレットを使い始めるのに適した年齢は早くても3~4歳です。

ルールを理解し、行動の良し悪しを考え、がまんもできる年齢になってからタブレットを使うのがベスト。

そして、親御さんも「ルールを決める」「どんなに子どもが泣いて喚いてもルールを守らせる」という覚悟ができてからにしてくださいね。

タブレットでなにをするか親御さん次第ですが「これまで見たことがなく、パパやママがよく使っているもの」を手にすると、子どもは夢中になりやすいもの。

「使うアプリ」「使う場所」「使う時間」など。

必ず「ルール」を設け、親子で納得した上でタブレットを楽しむようにしてください。

親が内容を把握しておこう

ふたつ目の注意点は「親が把握しておく」ということ!

・ブレットの中に入っているアプリ
・子どもが何をしているのか
・子どもがどんなことが好きなのか

こうしたことを親が把握しておきましょう。

親の目が届くところでのみ使うよう約束しておき、子どもの中に「親と一緒に使うのが当たり前」という感覚を作っておきましょう。

小さな頃から意識付けしておくと、成長してからも「好き勝手にやりたい放題やる」というのを予防できますよ。

また、子どもの好みを把握しておくと、気に入りそうなアプリや、注意すべき点などが分かってきます。

タブレット以外に楽しめること・好きなことを持つ

タブレットでは、学習もゲームもできます。

子どもが夢中になるのも無理はありません。

でも、タブレット以外に楽しいことや好きなことがあれば、タブレット依存は心配なし!

外遊び、習い事、テストで良い点数を採るために頑張る!など。

タブレット以外に子どもが楽しく喜んで取り組むものを作っておいてください。

そうすれば「寝ても覚めてもタブレット!」という状態は回避できます。

やることがたくさんあれば、タブレットだけに時間を割くことは不可能。

そういう環境を親が作ってあげてくださいね。

親が心配しがちな悪影響にはほとんど根拠がない

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今やタブレットは使うのが当たり前の時代ですが「子どもに悪影響が出る!」という不安の声は消えません。

実際に、どういうことが不安で、どんな弊害があるのか見てみましょう。

タブレットを使うから視力が下がる!は間違い

よく、タブレットを長時間使うと視力が下がると言われます。

ですがこれは根拠のない話!

そもそも、タブレット=視力低下と考えること自体が間違っています。

人の目には水晶体というカメラのレンズのような役割をするものがあります。

遠くを見る時は、水晶体にくっついている毛様体筋が緩みます。

一方、近くを見るときは、毛様体筋が緊張して水晶体を分厚くすることで焦点が合います。

近いところばかりを見ていると、毛様体筋が緊張しっぱなしに!

このため、目が疲れたり、焦点が合いにくくなったりします。さらに視力低下の原因になる可能性も。

勘違いしてはいけないのが、タブレットを使うから視力が下がるのではなく、遠くを見ない生活を送っていると視力が低下する可能性がある、ということ。

遠くを見ることが少ない今の社会では、タブレットの使用の有無に関係なく近視になりやすい環境が整っているといえます。

意識的に遠くを見て毛様体筋を緩める習慣を取り入れることを心がけたいですね

なお、視力の低下・近視には遺伝的な要因が大きく関わっていると言われます。

このため、同じ環境で生活していても近視になる人とならない人が!

遺伝的に近視になりやすい人は、タブレットの有無に関係なくなりやすいので注意が必要です。

【参考】目のピント調節のしくみ|Santen Pharmaceutical目を使いすぎると近視になるの?|日本眼科医会

「ブルーライトで体内時計が狂う」は医学的な根拠がない

タブレットの使用でよく心配されるのがブルーライト。

ブルーライトというのは、その名の通り青い光です。

タブレットを使ってブルーライトを浴びると体内時計が来るってしまい、睡眠障害や昼夜逆転のリスクがある、と言われます。

でも、これは誤り。

そもそも、ブルーライト(青い光)は自然界に溢れていて、太陽の光にも含まれています。

私達はタブレットやスマホなどを使わなくても多くのブルーライトの中で生活しているんです。

太陽の光は体内時計を整えるのに役立つもの。決して、ブルーライト=悪ではありません。

ただ、医学的に証明されている訳ではありませんが、本来太陽の光を浴びない夜の時間帯に大量のブルーライトを長時間浴びると、体が「太陽の光を浴びているの?まだ寝る時間になっていないのか?」と勘違いすることがあると言われています。

タブレットを使ってブルーライトを浴びたから生活リズムが狂うのではなく、昼夜を意識した生活リズム作りをせず、夜になってものべつ幕無しタブレットを使い続けているのが悪い、ということ。

・タブレットを使う時間を決める。
・寝る前は、眠りやすい環境を作るよう心がける。

こうしたルールを設けて使えば問題ありません。

【参考】ブルーライトについて|おおや眼科クリニック清澤眼科医院

「タブレットの電磁波で胎児や子どもに異常が起こる!」は嘘

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電磁波が人の体に異常を引き起こすという話を聞いたことがある人も多いと思います。

ですが、これはかなり極端な話!

電気が流れたり、電圧がかかっているものの周囲には電磁界が発生し、周波数が高くなると波のようになって遠くに伝わるようになります。

これが電磁波です。

電磁波の中でも、X線やガンマ線は非常に高い周波数の電磁波で、細胞を構成する分子の結合を破壊するような力を持っています。

このため直接浴び続けると体に異常を起こす心配が!

しかし、電子レンジやスマホ、IH調理器などから出る電磁界には、分子の結合を破壊するような力はありません。

ですから、電子機器に囲まれた生活をしても身体に異常が起こることはありません。

電磁界・電磁波にも種類や作用の強さがあり、健康に悪影響を及ぼすものは極一部なので「タブレットから出る電磁波で胎児や子どもに異常が起こる!」というのは誤りです。

【参考】JET電磁界情報センター

子どもがタブレット依存症になってしまうのは、ルールが守れていないだけ

親御さんの最大の心配はダブレット依存症になってしまうことかもしれません。

でも、まず、冷静に考えてみてください。

子どもはタブレットに依存するのではなくて、なるとすればタブレットの中に入っているアプリケーション(ソフト)の依存症になってしまうのです。

そう考えると、子どもはタブレットに限らず、スマホやテレビゲーム、携帯ゲーム機、マンガなど。

面白いと感じるコンテンツに夢中になり、依存症になる可能性が!

「タブレットがダメ」なのではなく「日常生活に支障がでるほどのめり込む」「好きなことしかしない」「周りが見えなくなる」「やらなければならないことができない」ということが悪いのです。

ですから、ここは親の出番!

・やらなければならないことはなに?
・子どもに家の中で役割を与え、責任を持って行動させる
・子どものTo Doリストを作る
・遊びに関する親との約束

こうしたといったことをはっきりさせて、遊びにだけ夢中になる状況を事前に回避しましょう。

成長すればするほど、自分の行動を律する必要が出てきます。

小さな頃にタブレットを利用してその基板作るのもいいですね。

タブレット依存症になるとすれば、それは親のしつけが足りていないということかもしれませんよ。

iPadなどのタブレットと子ども向けタブレットのメリット・デメリット

タブレットと一口に言っても、色々な種類があります。

最も有名なのは、iPad。

大人も便利に使う有名なタブレットで、自由度が高く、なんでもできるというメリットがあります。

ゲームも学習アプリも、気に入ったものを有償・無償に限らず、なんでもダウンロードできて使えるのでいいですね。

ただし、iPadは高価です。

そして、大人が何でもできる=子どもも何でもできる、ということに!

設定によっては買い物ができてしまったり、子どもに見せたくない情報が見えてしまうことも。

iPadのような大人も使うタブレットは、必ず親が管理して子どもに触らせる必要がありますね。

一方、子ども向けタブレットは、その名の通り子ども向けに作られたタブレット。

ひらがなやカタカナ、簡単な英語の勉強、お絵かき、図鑑など。

使い方も用途も明確になっているので、子どもも操作を覚えやすく、親も安心して与えられます。

ただ、子ども向けタブレットは内容をiPadのように内容を自由に変えることはできません。

内容によっては、使う期間が短く、コスパがよくないと感じるものもあります。

親が管理しながら自由にアプリなどをダウンロードして1台を長く使いたいのか、使い捨て覚悟で子どもに自由に触らせたいのかなど。

使い方をある程度想像して選ぶといいですね。

おすすめの子ども向けタブレット

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子ども向けの人気のタブレットを紹介します。

小学館の図鑑 NEO Pad(ASIN/B07226QY37)

小学館の図鑑 NEO Pad

恐竜や魚などの図鑑のタブレット。

図鑑以外にも、お絵かき機能や足し算・時計といった学習機能、知育ゲームなど。

子どもが楽しめるコンテンツが入っています。

対象年齢は2歳からですが、文字が読めない子どもは一人で遊べません。

また、年齢が上がると自分で設定をいじれてしまうので、使用時間のコントロールなどは親の目が必要です。

学研のあそびながらよくわかる あいうえおタブレット(ASIN/B00RZ4LM74)

学研のあそびながらよくわかる あいうえおタブレット

操作が簡単で、読み上げや繰り返しトライできる問題があり、文字を覚えるのにおすすめのタブレット。

ただ、ボタンの反応がよくないものや液晶画面の文字が見えにくいなどの不具合があることも。

保障や修理もチェックしておくといいかもしれません。

あそんでまなべる! アンパンマンカラーパッドプラス ピンクカラーバージョン(ASIN/B075T57YMS)

あそんでまなべる! アンパンマンカラーパッドプラス ピンクカラーバージョン

小さい子どもに大人気のアンパンマンと遊んで学べるタブレット。

子どもが持ちやすいサイズで、液晶画面もきれいです。

使用時間もセットできるため、使いすぎを予防できますよ。

ただ、充電式ではなく、電池も消耗が激しいのでエネループなどの充電式の電池が欲しいところ。

電池の交換もドライバーが必要なので安心設計ですが、手間がかかるのがネックです。

ディズニー&ディズニー/ピクサーキャラクターズ できた! がいっぱい ワンダートイパッド(ASIN/B00WD47XBU)

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ディズニー&ディズニー/ピクサーキャラクターズ できた! がいっぱい ワンダートイパッド

子ども達に不動の人気のを誇るディズニーのタブレット。

絵本代わりに使えたり、生活習慣の勉強や知育ゲームなど、楽しめるコンテンツが多いのが魅力的。

ただ、電池の消耗が激しく、別売りのアダプターや充電式の電池があると便利。

また、使い慣れていない子の場合、タッチペンで画面を傷付けることもあるので、保護シールも欲しいですね。

新型 iPad 2017 9.7 iPad Air/Air2 対応ケース(ASIN/B071YD9B7P)

新型 iPad 2017 9.7 iPad Air/Air2 対応ケース

子どもにタブレットを持たせて一番困るのが落とされること。

iPadを落下の衝撃から守ってくれるケースです。

値段の割に保護力は高いので、子どもにiPadを使用させる親御さんに強くおすすめしたいケースです。

2歳からスマホで遊んでいる小学生のタブレット活用法

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筆者の娘は2歳からスマホでアングリーバードというゲームにはまっています。

もう、プレイ歴は6年!

外出先などで待ち時間がある時は、必ず夫にスマホをねだり、アングリーバードを楽しんでいます。

小学生になった今も、スマホ・iPad・PC・You Tube・Wii(ゲーム機)という機械類フル活用!

そもそも、筆者自は元々ゲーマー。

凝り性でPCを組み立てたり、HPを自作したり、家に引きこもっていても楽しく過ごせるインドア派。

夫は元プログラマーで暇さえあればスマホでゲームをしている引きこもり系。

こんな夫婦の子ですから生まれた時から周囲にPC、スマホ、ゲーム機などがあふれています。

でも、依存症にはなっていませんし、視力だって眼鏡なしの生活!

子どもも凝り性で、こだわりが強く、はまりやすい性格ですが、ルールは守るし、電子機器を一切使わない生活も大丈夫。

やはり、家の中でのルール作りが功を奏しています。

・iPadには学習アプリだけが入っている
・スマホもiPadも全部、親のもの(使う時は親に借りる)
・ゲームやYou Tubrは妹と一緒にリビングで1日1時間だけ
・宿題や習い事はサボらない

こうしたルールを守らないと、楽しいゲーム一切が禁止になります。

また、スイミングやピアノ、塾などがあって日々、忙しいんですよね。

なお、今、最もはまっているタブレットのアプリは「おうちゼミ」というドリルのアプリです。

1年生の学習 こくご・さんすう・りか・しゃかい (学研おうちゼミ)
ISBN-10: 4053042844
ISBN-13: 978-4053042842

2年生の学習 国語・算数・理科・社会 (学研おうちゼミ)
ISBN-10: 4053043182
ISBN-13: 978-4053043184

3年生の学習 国語・算数・理科・社会 (学研おうちゼミ)
ISBN-10: 4053043190
ISBN-13: 978-4053043191

4年生の学習 国語・算数・理科・社会 (学研おうちゼミ)
ISBN-10: 4053043204
ISBN-13: 978-4053043207

5年生の学習 国語・算数・理科・社会 (学研おうちゼミ)
ISBN-10: 4053043212
ISBN-13: 978-4053043214

6年生の学習 国語・算数・理科・社会 (学研おうちゼミ)
ISBN-10: 4053043220
ISBN-13: 978-4053043221

おうちゼミは、本屋などで販売されているドリルです。

購入すると、専用のアプリがダウンロードでき、紙のドリルを時ながらアプリも一緒に使って勉強を進めていきます。

<おうちゼミのアプリの魅力>
・要点がまとめられた授業動画が見られるので予習、復習に役立つ
・問題を解くとアイテムがもらえるので達成感がある
・1日10分でOKなので、無理なく続けられる
・毎日、勉強を続けるとスペシャルなイベントが発生する
・問題を解けば解くほど、キャラクターが成長する

こうした魅力があるので、親が口うるさく言わなくても子どもが自分から勉強します。

筆者の子は3週間で1冊(300問近い問題)を独りで済ませました。

上の子が楽しそうに問題を解いているのを見て下の子が「勉強したい!」と号泣。

保育園の年長ですが1年生向けドリルを購入して与えたところ、こちらも授業動画を見ながら約1か月で1冊(300問近い問題)を済ませました。

タブレットは上手く使えば非常に便利な道具です。

半分デマのようなデメリットに振り回されて使わないというのは、とてももったいないですよ。

まとめ

既に生活の一部となっているタブレット。

子どもに一切使わせない、というのは現実的でないですよ。

「親子でルールを作り、必ず守る」「親がタブレットの内容を把握」「タブレット以外にも楽しめることをもつ」この3つのルールを守れば大丈夫!

タブレットを使う弊害としてよく指摘される、視力低回やブルーライトの悪影響、電磁波の影響、依存症は過剰反応です。

先に紹介した3つのルールを守って節度ある使い方をすれば問題なし!

学習と遊びの両面で便利に楽しく使うようにしてみてはいかがでしょうか。