出産してから退院するまでの日数はどれくらい?服装と準備しておきたい9つの物

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出産が無事に終わって、ほっとしたのも束の間、入院生活は意外と忙しいものです。

初めての赤ちゃんを迎える場合には、抱っこの仕方やおむつの替え方、母乳やミルクのあげ方、お風呂の入れ方、お母さんの食事など生活習慣の指導、お母さんの体調の診察など、短い入院期間の中で、色々なことを覚えていかなければなりません。

新しいことがどんどん押し寄せてくるのですが、やっと出会えた赤ちゃんとの時間はとても幸せなものです。

さて、赤ちゃんが生まれてから、どのくらいの間、入院生活が続くのでしょうか?

また、入院中に「これは持ってきた方がよかった!」というものなどはあるのでしょうか。

「出産してから退院するのは、何日後か決まっているの?」

「退院の時のお母さんや赤ちゃんの服装は、何がいいのかな。」

「退院後にすぐに必要になるものってある?」

入院に向けての準備も必要ですが、合わせて退院後の準備も整えておくようにしましょう。

退院後は、外出もお母さんひとりですることは難しいので、先に準備しておきたいですね。

今回は、出産直後から退院に向けてまで、詳しくご説明します。

・出産後の退院はいつ?
・入院中のお母さんの過ごし方
・退院時の服装
・退院後にすぐに必要な9つの物

出産に向けて入院の準備をするときに、合わせて知っていてほしい内容が盛りだくさんです♪

これから、お産を迎えるための準備をしているお母さんたちの参考になれば嬉しいです。

出産を終えてから、退院するまでの日数はどれくらい?

出産後の退院は、赤ちゃんの体調やお母さんの回復具合、産婦人科によって違います。

基本的には、初産の自然分娩の場合は5~7日後で約1週間ほどです。

帝王切開での出産の場合は7~10日後、経産婦の場合はトラブルがなければ5~6日ほどです。

お母さんの体調が悪い場合は、もう少し伸びることがありますので、準備は少し多めが良いでしょう。

入院中は、医師が検診などして回復具合を確認してくれるので、その際に「明日には退院できますね。」「もう少し入院しましょう。」など声掛けしてくれます。

どうしても予定を組みたい時には、いつ頃の退院予定か相談してみてください。

1週間前後の入院は、食事も出ますし看護師もいるので安心な面もありますが、するべきことが色々あり、忙しい毎日になると思います。

では、入院中はどのように過ごしているのか、みていきましょう。

入院中のお母さんの過ごし方やスケジュール

出産の痛みは、本当にすごいものですが、産後の痛みもひどい場合があることを知っていますか?

後陣痛がひどい、出産で痔が出来てしまい座るのさえ痛い、胸の張りが辛い、筋肉痛になった、会陰切開で痛む、トイレをするのが大変、腰が痛い、手足がむくむなど、実は聞いてなかったような痛みやトラブルがたくさんあるので、頭の片隅に置いておきましょう。

では、入院中はどのように過ごしていくのでしょうか?

赤ちゃんのおむつの替え方や、母乳の飲ませ方、ミルクの調合の仕方、沐浴の方法などを、助産師や看護師の方が教えてくれます。

初めておっぱいをあげる人は、なかなかでない人も多いので、焦り不安になりますが、赤ちゃんに飲ませていくうちに、どんどん出てくるようになるので、ゆっくりしぶとく頑張りましょう。

おむつ替えも、1日に数回行い、慣れない分汗だくになることもあります。

母子同室で、なかなか気が抜けずに疲れてしまうこともありますが、夜は産院で預かってくれることもあるので、入院中だけでも甘えて、ゆっくり休息をするのも良いでしょう。

産後のシャワーは、出産した次の日にはすることができるでしょう。

シャンプーなどのセットも忘れずに準備しておきましょうね。

毎日、食事とおやつも満腹になるくらい多めの量で出てきますので、持ち込む必要はありません。

他には、お母さんの栄養指導や回復具合の確認、入院している他のお母さんたちとの交流会、産院によっては、ミルクのメーカーの人が訪ねてきて営業をされることもありますよ。

赤ちゃんのお世話以外にもたくさんのことをして、あっという間に退院になります。

退院時のお母さんと赤ちゃんの服装はどうすればいいの?

入院中は、お母さんはマタニティパジャマや部屋着などの軽装、赤ちゃんは産院で準備しているベビー服を着るので、私服と言えば退院時の分を1着~2着準備しておくとよいでしょう。

退院の流れ

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退院予定日の朝に、赤ちゃんとお母さんの最終診察が行われることが多いです。

問題が無ければ、一緒に退院することになるので、部屋の片付けと身支度を行います。

その後、会計と母子健康手帳を受け取って、お世話になった方に挨拶をして退院します。

出発の前に、赤ちゃんに授乳するかミルクをあげておくと、移動の間、赤ちゃんも落ち着いてくれますよ。

退院時に、1ヶ月後に行われる検診の予約も忘れずにしておきましょう。

出生一時金の手続きに必要な書類もしっかりと受け取ります。

退院時のお母さんの服装

まだ、退院時のお母さんの身体は完全には元に戻っていません。

出来るだけ、身体を締め付けないような服を選んでおきましょう。

母乳育児のお母さんは、授乳ができるワンピースや、前開きの洋服などがよいですね。

また、退院後も足がむくむ場合があるので、サンダルは履いて帰る人も多かったですよ。

周りは気にせず、お母さんが過ごしやすく移動しやすいものを選んでみてください。

退院時の赤ちゃんの服装

退院してから帰宅までは、赤ちゃんにとって初めての外出です。

ベビードレスを着せて帰る人もいますし、可愛いお洋服で退院する赤ちゃんもいます。

特に決まってはいませんが、退院後にお披露目会があるときはベビードレスでもよいでしょう。

移動中に、ミルクの吐きこぼしやうんちなどでドレスが汚れてしまうこともあるので注意しましょうね。

特に予定がないのであれば、ベビー服で問題ありません。

夏の暑い時期であれば、短肌着にツーウェイオールなどを着せましょう。

冬の寒い時期であれば、短肌着に長肌着、さらに冬用のツーウェイオールを着せて温かくしてあげましょうね。

赤ちゃんはまだ首が座っていない為、おくるみでくるんでおくと安心して抱っこ出来ますよ。

赤ちゃんも包まれているので、安心してくれます。

入院前に準備しておこう!退院後にすぐに必要になる9つの物

赤ちゃんを迎える準備は終わりましたか?

退院後にすぐに必要になるグッズをいくつかご紹介しますので、事前に準備しておくようにしましょう。

チャイルドシート

自宅まで帰る時は、タクシーで帰る人もいますが、車で帰る人が多いようです。

車で帰る時には、新生児でもチャイルドシートに乗せることが義務付けられており、違反した場合は点数が引かれてしまいます。

そのため、入院の前には、新生児から使用できるチャイルドシートを装着しておくと安心です。

いつ陣痛が始まるかもわからないので、臨月に入ったら準備しておくようにしましょう。

タクシーの場合は、チャイルドシートには乗せなくても大丈夫ですが、急ブレーキに備えて、しっかりと抱っこしておいてくださいね。

ベビーカー

退院後、赤ちゃんとの移動は基本的には歩きで、おうちまで歩いて帰る人もいますね。

そのときに、おくるみにくるんで抱っこして歩くと、もし躓いたときに危険なので、できればベビーカーを準備しておくと良いでしょう。

暑い日には日傘を、寒い日にはブランケットなども合わせて用意しておきましょう。

沐浴セット

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おうちに帰ったら、退院の日に沐浴が行われていなければ、その日に沐浴することになります。

ベビーバスや、赤ちゃん用せっけん、ガーゼ、温度計などの準備をしっかりとしておきましょう。

沐浴後の、お臍や耳掃除に使うベビーオイル、麺棒も必要ですね。

ベビーバスの代わりに、洗面台が広ければ洗面台で、お風呂の大きなタライで洗うこともできます。

ベビーバスは、約1ヶ月ほどしか使用しないので、代用できるものがあれば、そちらを使ってもよいでしょう。

肌着やベビー服

肌着は、おむつからうんちが漏れて汚れたり、飲みこぼしで汚れたりと、汚れて着替える機会がとても多いので、5~7枚ほど、多めに準備しておきましょう。

洋服は季節に合わせて、3~4枚ほどあるとよいですね。

おむつやおしりふき

布おむつの場合は、着替え用の布おむつを準備して、おむつの場合は、おむつを多めに買っておきましょう。

慣れない子育てなので、育児書通りには行かずに、おむつを替えたと思ったらすぐにうんちをすることもあり、たくさんのおむつを消費します。

また、おしりふきも薄手のものよりは、厚手のもののほうがしっかりと拭き取れることができ、何度もこすらずに済むので、デリケートな赤ちゃんの肌を守ることができます。

ミルクセット

母乳育児を目指しているお母さんも、おっぱいが出なくなるかもしれないので、念のため揃えておくとよいでしょう。

ミルク粉の缶(母乳の場合は、スティックタイプがおすすめ)、哺乳瓶、乳首、消毒用品を揃えましょう。

乳首やミルクにはいくつか種類があり、赤ちゃんの好みと合わないものもあるので、買い替える場合もあることを覚えておきましょう。

ベビー用爪切り、体温計

赤ちゃんは、爪が伸びるのがびっくりするくらい早いので、爪切りは先に準備しておきましょう。

大人用の爪きりではなく、やわらかい赤ちゃんの爪が切れるベビー専用のものを買います。

また、体温計も、慣れるまでは毎日測定すると安心なので、購入しましょう。

爪が伸びてきたなと思ったら、ミトンをかぶせておくと、自分の顔をひっかいて傷つける心配がないので、爪を切るまでの間でも利用してみましょう。

まだ、首が座っていない赤ちゃんでしたら、時間がかかる体温計でもよいのですが、そのうち赤ちゃんが動き回ると、時間がかかる体温計では、測れないことがあります。

出来れば、数秒で測れる体温計があると便利ですよ♪

他にも、色々必要なものが出てくるので、赤ちゃんやお母さんの生活に合わせて、買い足していきましょう。

ベビーベッドやお布団

大人用のお布団よりは、赤ちゃん向けのお布団やベビーベッドを準備しておきましょう。

ベビーベッドは、場所を取るので、部屋のどの場所に置くかも測ってから選んでくださいね。

赤ちゃんのおもらしや汗が気になるのであれば、防水シートも販売されていますよ。

母乳パッド

赤ちゃんのおっぱいをあげていないときでも、母乳が出てしまうことがあります。

赤ちゃんの泣き声や匂いだけで、母乳が出て、洋服が汚れてしまうことも…。

母乳育児をするのであれば、母乳パッドも一緒に準備しておきましょうね。

まとめ

出産後も、毎日があわただしくなりますが、準備をしておくだけでも、だいぶ楽になります。

産後のシミュレーションをして、何が必要か、何が足りないか検討してみましょう。

育児書のものをすべてそろえても、使わなかったというものもあるので、よく考えてみてください。

入院してから1週間から10日ほどで退院し、赤ちゃんと一緒におうちに帰ることができます。

赤ちゃんとの素敵で愛おしい生活が過ごせると良いですね♡