妊娠中期の体重増加のペースってどれくらい?影響や増加が止まらない時の3つの対策

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妊娠中の体重コントロールは、妊婦さんにとってとても大変な事です。

体重増加に悩む妊婦さんはもちろんですが、逆に体重減少に悩んで居る妊婦さんもいらっしゃいます。

妊娠中はホルモンバランスの影響で妊娠前とは食の好みが変わったり、食欲が無くなったり旺盛になりすぎてしまったりと、様々な変化がでてくる事も。

自分をコントロールできなくなってしまう事もありますし、その気持ちはとてもわかります。

私自身一人目は食べつわり、二人目は吐きつわりでした。

一人目を妊娠するまではほとんど間食をする事がなかったのですが、妊娠をしてからというもの、4ヶ月頃までは何かを口にしておかなければ気分が悪くなってしまうという状況。

常に口が動いている時期がありました。

1ヶ月で体重が2キロ以上増えてしまった事があります。

大幅に増えてしまうと、その後の体重管理がとても大変になるのでこまめに管理しておく事が大切です。

  • 体重ってどれくらい増えるの?
  • 妊婦さんが食べ過ぎてしまう原因は?
  • 体重をコントロールするには?

今回はほとんどの妊婦さんが頭を抱える体重管理について。

是非参考になさってくださいね♪

理想の体重増加って?

体重の増え方にももちろん個人差があります。

では、理想の体重増加とはどのようなものなのでしょうか?

自分はどれくらい増えて良いのか?ベスト体重はどれくらいなのか?という事をまずは知っておく事が大切です。

妊娠前の体重で決まる

基準となるのは、妊娠前の体重です。

まずはその基準の体重を元にBMIを計算します。

BMIの計算式は、下記の通りです。

体重[kg]÷(身長×身長[m])= BMI

厚生労働省が発表している、適正な出生体重のための目安は、

BMI 18.5以下の方の体重増加は9~12kg

BMI 18.5~25の方の体重増加は7~12kg

BMI 25以上の方の体重増加は個別対応

自分がどの範囲に当てはまるかをしっかりと確認しておきましょうね。

増えすぎは良くないが、増えないのも良くない

昔はよく「妊婦さんはお腹に子供がいるんだから二人分食べなきゃ!」と言われる事も多かったようですが、二人分食べる必要はありませんし、二人分食べていると大変な事になりますよ。

体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの発症や、難産に繋がるリスクが増えてしまうので要注意です。

しかし反対に、体重が増えない方も要注意。

体重が増えない妊婦さんや、妊娠前よりも体重が減ってしまっている妊婦さんにも様々なリスクがつきまといます。

最近の調査で、やせ型の妊婦さんからは低出生体重児が産まれる可能性が高い事や、切迫早産や早産のリスクが高い事がわかってきました。

この事から、上手に体重コントロールする事が安産に繋がるという事がよくわかりますね。

どうして食べ過ぎてしまうの?

妊娠をしてからというもの、自分の食欲をコントロールできないという妊婦さんもいらっしゃいますよね。

私も一人目の妊娠の時はそうでした。気持ちは本当に良くわかります。

食べてはいけない!と頭ではわかっているのですが、そう思えば思う程我慢ができなくなってしまい結局食べてしまう事が多かったです。

しかし、妊娠すると食欲のコントロールができなくなる方が多いのはどうしてなのでしょうか?

つわり後は要注意

特に多いのが、妊娠初期のつわりがひどかった方。

つわりが治まった時の反動でついつい食べてしまうんですよね。

つわりで食欲が無くなり何も食べられない時が続くと、治まった時には何を食べても美味しく感じます。

今まで食べていないし少しくらい多く食べてしまっても良いだろう!と思ってしまうのです。

私自身そんな日々が続き、気がつけば体重がすごい事に・・・。

つわりが終わってご飯が美味しい時期こそ体重増加の危険性があります。

私と同じようにならない為にも注意してくださいね。

つわりの症状の一つの可能性も

食欲が旺盛になるのは、つわりの一種の可能性もあります。

食べつわりとも呼ばれますが、何か口にしていないと気分が悪くなってしまう事も。

私も実際に経験していますが本当に辛かったです。

当時は仕事をしていたので、常にカバンにガムや飴などを入れておき、気分が悪くなると口に入れ気持ち悪さを紛らわせていました。

3つのオススメ体重コントロール法

妊娠中の体重コントロールはなかなか思い通りに行かない事が多いですよね。

私自身二度目の妊娠で経験した方法をお話していきますので、体重コントロールにお悩みの妊婦さんは是非参考になさって下さいね♪

食事の回数を増やす

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朝、昼、晩の一日三回の食事が理想的と言えますが、それでは食欲を抑える事ができない方は食事の回数を増やしてみるのも一つの手です。

一日のトータルの食事量はそのままに、回数のみを増やすという方法。

感覚的には、少なめの食事を多く取るといった感じでしょうか。

食事と食事の間の時間が短くなるので、食べる事を我慢できない方にはピッタリです。

この方法に加え、食事の際には「よく噛む」という事を意識しましょう。

炭酸水を飲む

どうしてもお腹が空いた時には、炭酸水で乗り切りましょう!

私は炭酸水によくお世話になりました。

炭酸水はお腹で膨らむので、空腹をごまかしてくれます。

もちろんですが、糖分を多く含むサイダーなどはオススメしません。

飲む時には無糖のものが良いです。

味気が無くて飲みづらいという方はレモンを搾ったり、果汁をプラスすると飲みやすくなりますよ。

食べ順を気をつける

食べ順ダイエットという方法もあるほど、食事を食べ始める順番はとても大切です。

白いご飯を一番に食べたい!という方もいらっしゃるかもしれませんが、体重が気になる時期には野菜を一番に食べるようにしましょう。

野菜を食べ、汁物、肉や野菜などのタンパク質、そして最後にご飯などの炭水化物という順番で食べていくようにしましょう。

食べ順に気をつけるだけでも十分効果が期待できますよ。

まとめ

特に妊娠中期は、つわりがおさまって食べ物が美味しく感じる時期でもあります。

体重増加が目に付く時期とも言えますので、特に注意が必要。

妊娠中の体重管理はとても大変ですが、安産につなげる為に大切な事です。

お腹の赤ちゃんの為にも自分の食欲をしっかりとコントロールしましょう。

参考資料 「HUMAN+ Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本」