赤ちゃんの離乳食でたけのこはいつから食べて大丈夫?時期とおすすめレシピ

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赤ちゃんにたけのこは食べさせていい?時期や与え方など詳しく紹介!

春になると旬を迎えるたけのこ。

シャクシャクとした食感と独特の風味やうま味が特徴の春野菜です。

生のたけのこはアクが強いイメージがあり、赤ちゃんには向かなそうな気がします。

水煮のたけのこなら食べさせてもいいのでしょうか。

我が家では春になるとたけのこをよくもらうのですが、娘が離乳食を食べていたときには「赤ちゃんにたけのこを食べさせてもいいの?」と疑問に感じたこともありました。

  • 赤ちゃんはいつからたけのこを食べられる?
  • 食べさせるときに気を付けることはある?
  • アレルギーも気になる!
  • 簡単なレシピも知りたい!

私と同じように、たけのこを離乳食にどうやって取り入れたらいいか迷っているという人のために、たけのこと離乳食について詳しく調べてみました。

参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんにたけのこを食べさせていい?いつからならOK?

3月の終わりころからスーパーには生のたけのこがズラリと並びます。

生のたけのこは水煮のたけのこよりも香りが強く、歯触りもしっかりしているのでとてもおいしいですよね。

よく加熱をしてもトロトロにはなりにくい野菜ですので、たけのこは月齢の低い赤ちゃんには不向きです。

赤ちゃんが離乳食を上手に食べられるようになり、ある程度の大きさの野菜も問題なく食べられるようになった9か月頃を目安に食べさせるようにしましょう。

生のたけのこはアクが強いので注意!

生のたけのこは、掘り起こした瞬間からアクがどんどん強くなっていきます。

しっかりアク抜きをしないと、大人でもえぐみを感じるほどですから、赤ちゃんには食べさせないほうがいいかもしれません。

初めのうちは、スーパーなどで水煮として売られているたけのこを食べさせることをおすすめします。

生のたけのこも、きちんとアク抜きをして柔らかくゆで上げれば問題はありません。

赤ちゃんに食べさせる前に、大人が味見をしてアクがないか確かめるようにしましょう。

赤ちゃんにたけのこを食べさせるときに気を付けたい3つのこと

シャキシャキの食感が特徴で柔らかくしにくいたけのこですが、赤ちゃんに食べさせるときにはどのようなことに気を付ければいいのでしょう。

ここでは3つのポイントを紹介します。

  1. 赤ちゃんには柔らかい穂先を食べさせよう
  2. 赤ちゃんが食べやすいように工夫しよう
  3. 与えすぎには注意!

赤ちゃんには穂先が食べやすいのでおすすめ!

しっかり加熱をしても柔らかくなりにくいということがたけのこの特徴です。

たけのこは根に近い部分に行くほど食感が固くなるので、赤ちゃんには柔らかくて食べやすい穂先の部分を食べさせましょう。

たけのこの先から3cmほどはとても柔らかく、指でつぶすと細かく崩れます。

離乳食期の赤ちゃんは、穂先を食べさせることがポイントです。

赤ちゃんが食べやすいように工夫することもポイント

柔らかくて比較的食べやすい穂先の部分でも、大人のように歯が生えそろっていない赤ちゃんにとっては、たけのこだけが口の中に残ってしまうことも珍しくありません。

赤ちゃんが食べやすいように、月齢や赤ちゃんのペースに合わせて工夫してあげてくださいね。

  • 細かく刻む
  • 千切りにする
  • とろみをつける
  • スープの具にする
  • 肉団子などに混ぜる

赤ちゃんが上手にモグモグできるようになったら、少しずつたけのこのサイズを大きくしてあげ、大きなままのたけのこが食べられるようにしてあげましょう。

ひき肉や豆腐など、柔らかいものと混ぜ合わせるのもおすすめです。

シャキシャキした食感のたけのこがいいアクセントになり、赤ちゃんでも食べやすくなりますよ。

たけのこの与えすぎには注意!

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たけのこはアクが強い野菜です。

与えすぎるとお腹を壊したりアレルギーに似た症状を起こしたりすることもあるようです。

スーパーで購入できる水煮のたけのこはしっかりあく抜きがされているので、そこまで神経質になる必要はありませんが、赤ちゃんに食べさせるときは少量を心がけることが大切です。

また、消化にも時間がかかるので、与えすぎると胃腸の負担になります。注意しましょう。

たけのこのアレルギーも気になる!

赤ちゃんの離乳食が始まると、アレルギーについても神経質になってしまいますよね。

先にも少し触れたように、たけのこをたくさん食べるとアレルギーに似た症状が出ることもわかっており、ますますたけのこのアレルギーが気になります。

たけのこにはアレルギーが出る心配はあるのでしょうか。

たけのこはアレルギーが出やすい27品目には含まれない

消費者庁では、重篤なアレルギーが出やすいとされる27品目の食品を特定原材料とし、表示を推奨しています。

たけのこはこの27品目には含まれていないため、これらの食品に比べると、重篤なアレルギー症状を起こした患者数は少ないといえます。

(参照:消費者庁『アレルギー表示について』より

たけのこでアレルギーは出ない?

たけのこはアレルギーが出やすいとされる特定原材料には含まれませんが、食品である以上アレルギーが絶対に出ないとは言い切れません。

「もしかしたらたけのこでアレルギー反応が出るかも」ということを理解しておくことが大切です。

また、普段はたけのこを食べても何ともないのに、体調によってかゆみなどを引き起こすケースがあります。

山芋を触った時に手がかゆくなることと似たような反応で、たけのこを食べた時に喉に違和感を覚えることもあるようです。

ほかの食物アレルギーがある赤ちゃんは、赤ちゃんの体調がすぐれない時はたけのこを与えるのを念のため控えたほうがいいかもしれません。

こんな症状が出たら要注意!

赤ちゃんにたけのこを食べさせたあとに、次のような症状が出たら注意が必要です。

  • 口の周りが赤くなる
  • 口の中や喉が腫れている
  • じんましんが出る
  • 体が赤くなっている
  • 鼻水や咳
  • おう吐
  • 下痢

これらの症状があらわれた場合、アレルギー症状の可能性があります。

特に肌の変化はアレルギーの可能性が高いですので、早めにかかりつけの小児科に相談することをおすすめします。

赤ちゃんでも食べやすい!簡単♪たけのこレシピ2選

アクの少ない水煮のたけのこは、大人でも食べやすく煮物や炒め物に使うことが多いですよね。

赤ちゃんにはどんな調理法で食べさせればいいのでしょう。

ここでは簡単に作れて赤ちゃんでも食べやすいたけのこレシピを2つ紹介します。

参考にしてみてくださいね。

たけのこ入りうま煮

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○材料(赤ちゃん1人分)

たけのこ・・・5g

ニンジン・・・5g

玉ねぎ・・・5g

白菜・・・5g

豚肉・・・5g

だし汁・・・50ml

水溶き片栗粉・・・適量

○作り方

1.野菜はすべて食べやすい大きさに切りそろえておきます。

2.豚肉は細かく刻み、分量外の片栗粉をまぶしておきます。

3.鍋にだし汁を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら野菜と肉を加えて柔らかくなるまで煮込みます。

4.火を止めて水溶き片栗粉を加えて混ぜたら再び火を付けます。

5.とろみがつくまで煮込んだら完成です。

たけのこ入り肉団子

○材料(赤ちゃん1人分)

たけのこ・・10g

鶏ひき肉・・・30g

玉ねぎ・・・10g

片栗粉・・・小さじ1杯

○作り方

1.たけのこは細かく刻んでおきます。

2.玉ねぎはみじん切りにし、少量の水を振りかけて柔らかくなるまでレンジで1分ほど加熱します。

3.粘りが出るまで鶏ひき肉を混ぜ、たけのこと玉ねぎ、片栗粉を加えてよく混ぜ合わせます。

4.沸騰したお湯に丸めたタネを落として5分ほど加熱したら完成です。

たけのこは少量をほかの野菜と組み合わせて食べさせよう

たけのこは歯触りを楽しむ野菜で、栄養も含まれてはいますがどの栄養素も微量です。

赤ちゃんには食感を楽しませてあげるという意味で、少量を食べさせてあげましょう。

  • 赤ちゃんが食べやすいように工夫する
  • ほかの食材と組み合わせる
  • アレルギーにも気を付けよう

この3つのことに注意して、赤ちゃんにたけのこを与えてみてくださいね。

私の娘は小学生になりましたが、いまだにたけのこは苦手なようです。

うま煮やたけのこご飯にすると少しは食べますが、好んでは食べません。

お子さんの好きなメニューに加えるなど工夫して、少しずつ与えるようにしましょう。