『我が家の天ぷらレシピ』スペシャルな食材+冷蔵庫の余り物で作る絶品天ぷら♡

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今日のテーマは天ぷら。美味しいですよね~。

なので、ダイエットの敵だとわかっていても食べたくなります(*^_^*)

そんな私が天ぷらを作るのには3つのパターンがあります。

まず1つ目がどうしても食べたくなったとか、お祝いの日に作る天ぷら。

この時には材料の種類、素材のクオリティ、粉、油のブレンドに至るまで凝りに凝って作ります。

しかし、そんな贅沢なことはめったにできませんので、このパターンは1年感で何回あるだろう?とそんな感じです。

2つ目は冷蔵庫のちょこちょこした残り物を一気に片付けたい時です。天ぷらにしてしまえばだいたいのものは美味しく食べられますから(*^。^*)

3つめのパターンは、是非とも天ぷらとして食べたいスペシャルな材料が手に入った時。

お買い物でめったに見ない大きなエビを買ったとか、家庭菜園の野菜をいただいたときとか、あるいは、子供が学校や保育園で収穫したものを持ち帰った時などですね。

このどれかにあたる日が我が家の天ぷら日和です(*^。^*)

つい先日、そんな2つのパターンが同時にやってきました♪久々に我が家に天ぷら日和が到来です(*^_^*)

そこで今回は我が家の天ぷらの作り方から、スタンダードな具材、意外と美味しい天ぷらの具材など、一挙大公開です!

我が家のスペシャルな食材とは?

今回天ぷらにしたいスペシャルな食材はさつまいも。でも、ただのさつまいもではありません。下のチビちゃんの芋ほり遠足の収穫デス♫

ニッコニコ笑顔のチビ君を見ながら、私気が付いてしまいました。

「下のチビ君はさつまいもが嫌い」

だということ。

でも、満面の笑顔で誇らしげにさつまいもを渡してくるチビ君の顔を見ると、「これはなんとしても美味しく食べさせてあげたい!」と闘志がムクムクわいてきます。

甘いものが苦手なチビ君です。スイートポテトにしてもきっと食べません。いもようかんも期待はゼロに近い。

さつまいもご飯なんて作っても、食べなければその日の夕飯は悲惨な結果となってしまいます。

う~参った。甘くないさつまいもの食べ方→塩味→おかず→天ぷらだ!となり、急遽天ぷらを作ることにしました。

我が家の天ぷらの作り方

ここからは、天ぷらを作るために必要なキッチンツール、材料、調理ステップを中心に紹介します。

とはいえ今回の目メニューは天ぷらですので具材に決まりはありません。

参考程度に見てくださいね♪

天ぷらに必要なキッチンツール
  1. 包丁
  2. まな板
  3. 料理ばし
  4. お鍋
  5. キッチンペーパー
  6. アミのおたま
  7. つまようじ
  8. オイルスクリーン(油はね防止のアミですので、なくても大丈夫です。)

必要なキッチンツールは全部で8種類。「7.オイルスクリーン」意外は基本的な調理器具ですので、普段通りでOKかと思います。

つまようじはししとうの穴あけに使用します。

そして上の写真が「7.オイルスクリーン」、ここ最近で急速に普及した調理器具です。(2018年10月現在)

私は新しいもの好きなので、ついつい気になって購入してみました。

しかし、まだまだ見慣れない人もいるかもしれませんのでちょっとだけ説明しておきます。

オイルスクリーンとは何?使うとどうなるの?

揚げ物を作る時に油跳ねを低減するツールです。

このオイルスクリーンの使い方はとってもカンタン。写真のように揚げ物のお鍋にのせるだけ。

こうしておくと、揚げ物が運悪く油はねした時に油をいくらかストップしてくれます。

また、ガスの上昇気流に乗った油もいくらかカットしてくれているみたいで、ガスコンロ周辺の油汚れも随分少なくなった印象です。

ただ、調理中も収納にも場所を取るのがちょっと気になるところですね~。もし、購入を検討するならその点をクリアできるかどうか検討するほうがよいかもです(*^。^*)

オイルスクリーンは揚げものを作る時の安全面で考えるとホントに役立つツールです。置き場所を確保できるならばオススメできる一品だと思います(*^_^*)

天ぷらに必要な材料

※大人3人、子ども2人の材料として書いています。

≪食材≫

  1. さつまいも×おおきめ1本
  2. えび×小ぶりなもの×20~30尾
  3. ししとう×20個
  4. とり胸肉×1枚くらい
  5. パプリカ×中サイズ1個
  6. ゴーヤ×中サイズ1個
  7. だいこん×大1/3本(だいこんおろしに使用します。)

※今回はメインがさつまいもです。それ以外は冷蔵庫の残り物を使っています。

≪調味料≫

  1. 天ぷら粉×適宜
  2. あら塩×適宜
  3. めんつゆ×適宜
  4. 一味(なくてもOKです。)

今回天ぷらに使用した食材は7種類、調味料は全部で4種類です。

今回のメインはさつまいも。下のチビ君の遠足のお土産ですから(*^_^*)

そして、その他は冷蔵庫の中のものの寄せ集め。ですが天ぷらにしてしまえばこれが不思議なくらい美味しくなります。

調理ステップ
  • ステップその1:材料の準備をします。
  • ステップその2:天ぷら粉の準備をします。
  • ステップその3:油で揚げます。
  • ステップその4:盛り付けます。

天ぷらの調理ステップは全部で4工程。

食材の下準備をして、天ぷら粉に付けてあげるだけ。後は器に盛り付ければ完成です。

とはいえ、多くの食材を扱いますので、下準備はちょっとだけ手間がかかるかも。

その分美味しい夕飯を食べる事ができますので、ちょっとだけ頑張ってみましょう♪

ではさっそく作っていきますね。

ステップその1:材料の準備をします。

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今日のメインはこのさつまいも。

我が家のチビ君の芋ほり遠足の収穫です。誇らしそうに持ち帰ってきたので、なんとしても美味しく仕上げたいです。

それにしてもすごい土がついていますので、しっかり洗わなければです。

土が多かったこと、皮に傷がたくさんついていたことなどから、今回は皮を全部むいて、さらに漬け置き洗いを3回程度してから洗いの工程は終了です。

これを斜め1㎝弱の厚みにカットします。

つぎはゴーヤです。

実家の両親の家庭菜園で取れた物ですので新鮮そのもの。

ですが、そこは家庭菜園の収穫です。やっぱりキレイに洗っておかなければデス。

洗い上がったら半分にカットします。ワタの部分が苦味が強いので、スプーンでキレイに取り除きます。

今度は1㎝程度にスライスしましょう。

ゴーヤは苦味が強い野菜ですので、苦味をできる限りなくすためにあらじおでもんでおきます。

10分くらいが経過したら、洗い流して水分を取り除きましょう。

次はパプリカです。

この緑は一見ピーマンに見えますが、熟す前のパプリカでこれも実家の家庭菜園のおすそ分け。とっても美味しそうです。

半分にカットしてから、丁寧に種を取り除きましょう。

種が残っていたら油で揚げた時にはねやすくなりますので、要注意です。

更に食べやすい大きさにカットしていきます。

またまた実家で収穫されたししとうです。

小さいですが今が旬の食材ですので実がはじけんばかりのハリの良さ。

これは美味しくなりそうです(*^_^*)

ししとうは穴をあけておかないと爆発して大やけどなんてことになりかねません。

面倒でも1個ずつ丁寧に穴をあけておきましょう。

上の写真みたいにつまようじに刺していけばそんなに時間をかけずに穴あけが完了します。

このまま揚げてもいいのですが、今回はお箸でパクパク食べたいのでつまようじは外します。

次はお肉と魚類です。

今日はエビととり胸肉です。とり胸肉はすでに一口大にカットしてかたくり粉がついた状態ですので、このまま使用します。

かたくり粉+天ぷら粉だと衣が固くなりますが、それはそれで美味しいと我が家では好評なのでそのまま行きます。

エビの下準備をします。

エビは皮をむいてから背ワタを取ります。

今回のエビはとっても小さいので、パクパク食べられるようにしっぽも全部取ってしまいます。

そこまで終わったら海水くらいの濃さの塩水につけておきます。

こうすることで、臭みと汚れを同時に取り除くことができます。

エビの下準備が終わったら、ザルにあげて水分をしっかりと落としておきます。

揚げる前に水分が多く残っているようなら、必要に応じてキッチンペパーなどで更に水分を取り除きます。

食材の下準備はこれで完了です。あとは揚げるだけ。美味しくカラッと仕上げたいと思います(*^_^*)

材料準備のポイント
  • さつまいもの準備をする時、土がたくさんついていたり、実に傷がある場合は細菌が残っている可能性が高いので、丁寧に洗う&傷の部分は思い切ってカットしましょう。
  • ゴーヤは特にワタの部分が苦いですので、丁寧に取り除きます。
  • ゴーヤの実の苦味対策は、あらじおでもむ&10分程度そのまま放置します。その後塩分をキレイに洗い流しましょう。
  • パプリカの種が油に入るとはじけて危険ですので、丁寧に取り除きましょう。
  • ししとうはそのまま揚げると爆発することがありますので、必ず全部に穴をあけておきましょう。
  • エビは海水程度の濃さの塩水につけておけば、臭みと汚れを同時に取り除くことができます。

ステップその2:天ぷら粉の準備をします。

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天ぷらは小麦粉でもできますが、カンタンにカラッと仕上げるにはやっぱり天ぷら粉が便利。

注意すべきはその濃度です。薄すぎると具材からはがれやすくなりますし、濃度が濃すぎるとぼってりとした天ぷらになってしまいます。

ここは面倒でも分量通りに計ってから作っておきましょう。

天ぷら粉準備のポイント
  • 天ぷら粉をつかえばテクニック不要でカラッと揚げることができます。
  • 天ぷら粉が薄いと具材からはがれてしまいます。
  • 天ぷら粉が濃すぎると、衣が重たくて高カロリーの天ぷらになってしまいます。
  • 慣れるまでは分量をきっちり量って天ぷら粉を作ることをオススメします。

ステップその3:油で揚げます。

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具材を天ぷら粉に入れてから、全体をくぐらせるように具材にからませていきましょう。

その後油で揚げていきます。

今日天ぷらに使用するのはこめ油。クセがなくてサラッと仕上がります。

お鍋に油を入れたら180℃に温度設定しておきましょう。

もし、温度設定できない場合には天ぷら粉を油に落としてみましょう。

入れた途端すぐに上がってくるくらいが適温です。

あるいは木の料理箸を油につけて、お箸から出てくる泡の状態で確認することもできます。

箸先から小さ目の泡が出てくるならまだ温度は低くて150~160℃程度です。

お箸全体から小さな泡が出てくるなら、中くらいの温度設定になっていて、170℃くらいだと考えられます。

お箸全体から勢いよく泡が出てきているなら天ぷらの適温である180℃まで温度が上がっているはず。

この違いを見る、天ぷら粉のあり方をみながらあげて行きましょうね♪

天ぷらの油の適温とそのチェック方法
  • 天ぷらを揚げる時の適温は180℃です。
  • 温度設定可能なら温度が安定するように設定しておきましょう。
  • 温度設定できない場合は、天ぷら粉を少し油に落としてみてその揚り方をチェックしましょう。勢いよく揚るならOKですが、時間がかかるか一瞬間があるなら油の温度はまだ低いといえそうです。
  • 木の料理箸を使っているなら、油に付けてみましょう。適温になっているならお箸全体から泡が勢いよく出てきます。

具材を入れたらオイルスクリーンでカバーします。

具材は時々裏返しながら揚げてていきましょう。

今日の具材で、30秒程度で揚るのがゴーヤ、ししとう、パプリカです。

1分程度で上がるのがエビ。

とり胸肉とさつまいもは2分くらいを目安に揚げていき、一旦油から揚げたらつまようじなどで刺してみます。

とり胸肉の場合、透明の肉汁が出てきたらOKですが、まだ白濁していたり赤い血のような液体が出てくるようならまだできていません。

も少しあげていきましょう。

さつまいもは力を入れずにつまようじがスッとさせるなら出来上がっていますが、刺さりにくいとか硬さを感じるならまだできていません。

最後油に入れてもう少しあげていきましょう。

具材を揚げる時のポイント
  • 具材は両面まんべんなくあげていきましょう。
  • 具材によって短時間で揚るものと、ある程度時間がかかるものがありますので、揚げる時間に注意です。
  • 揚ったかどうかは泡の状態が多い~少なくなることでできあがったサインになります。
  • 泡で判断できない場合には、一旦油から揚げてつまようじで刺してみましょう。お肉や魚などの場合、透明の汁がでてくれば完成していて、白濁している、赤い血が混ざっている場合はまだ未完成です。
  • 根菜類はつまようじで刺してみて、すんなりさせればOKですが、硬さを感じる場合はまだ未完成です。
  • 生で食べられる野菜は衣さえ揚がったらOKです。

ステップその4:盛り付けます。

お皿にキッチンペーパーを敷いてから、揚った順番にお皿に盛り付けていきましょう。

このプレートは上からししとう、ゴーヤ、パプリカ、さつまいもです。

サックサクに仕上がっています。とっても美味しそう(*^_^*)

衣は薄目についていますので、天ぷらではありますが比較的ヘルシーにできていると思います。

こっちのプレートは左がエビで右がとり胸肉です。

エビはサクサク、とり胸肉はゴリゴリするくらいに衣が固め。

これはかたくり粉+天ぷら粉なのでそんな風になりました。

しかし、これがとっても美味。

あえてこう作っても良いのかもと思えるレベルです。

以上が、今回我が家の夕飯に作ったスペシャルなさつまいもと残り物で作った天ぷらでした(*^_^*)

スタンダードな具材

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今回は残り物で天ぷらを作りましたので、スタンダードな定番食材の多くは含まれていません。

そこでここでは、我が家のスタンダードな天ぷら食材を紹介します。

ほとんどがごく普通のスーパーで入手できるものばかりですので、天ぷら作りの参考にしてみてください。

天ぷらのスタンダードな食材
  • 豚肉(ロース)
  • 鶏肉(胸肉、もも肉、ささみ)
  • 魚介類(キス、かれい、あなご、たこ、いか、たら、ほたて)
  • 練り物(ちくわ、かまぼこ)
  • たまねぎ
  • ピーマン
  • ししとう
  • なすび
  • レンコン
  • ごぼう
  • まいたけ
  • なす
  • まぼちゃ
  • ニンジン
  • 大葉

などなど

以上が我が家でいつも作っている天ぷらの定番食材です。

毎回これらの中からいくつかピックアップして作っています。

どれも入手しやすくて比較的安価なものばかりです。

良かったら参考にしてくださいね(*^_^*)

意外と美味しい天ぷらの具材

ここからは、それって天ぷらにできるの?と周囲に疑問を持たれつつ、「美味しいのでやってみてね♪」と自信をもってオススメしているものを紹介します。

天ぷらの定番食材に飽きた時、家族をビックリさせたい時に挑戦してみてくださいね。

意外と美味しい天ぷらの具材
  • えのきだけ
  • ゴーヤ
  • パプリカ
  • ミニトマト
  • チーズ
  • かにかま
  • キャベツ
  • 紅ショウガ
  • なっとう
  • ドライ大豆
  • えだまめ
  • アスパラ
  • しゃけ
  • ユリ根
  • ぎんなん
  • もみじの葉
  • オクラ
  • 花オクラ

などなど。

天ぷらの食材はとっても自由です。スペシャルな食材と冷蔵庫の残り物で作ったって美味しくなるのです♫

今回の天ぷらはさつまいもがメインの食材でした。その目的は芋ほり遠足で頑張ってお芋を掘ってきたチビ君に食べさせること。

するとなんと我が家のチビ君、自分が収穫してきたさつまいもだったから?あるいは天ぷらがおいしかったのカナ?

いつもなら見向きもしないさつまいもをパクパクとビックリするくらい美味しそうに食べてくれました。

良かったデス。(*^_^*)

その他は冷蔵庫の残り物食材を中心に作っていきましたが、それなりに美味しい天ぷら定食に仕上げることができました♪

天ぷらを作る時、ついあれこれ買って「材料費が高かった!」なんてドキドキしてしまった経験、もしかするとあるかもしれません。

もちろんそんな風に作れば間違いなく美味しく仕上がります。

しかし、冷蔵庫の残り物だけで作ったって天ぷらだったら案外美味しく仕上がります。

「今日はスペシャルな食材は1品、あとは冷蔵庫の残り物を片付けようカナ」と、そんなラフな感じで作ってみてくださいね。