子供にとって夢の場所!?東京おもちゃ美術館10の見どころやクーポン&混雑状況まとめ

スポンサードリンク

東京おもちゃ美術館は世界各国のおもちゃで遊べる、お子様にとって夢のような空間です。

美術館と名前はついていますが、閲覧するだけでなく実際に遊べる空間もたくさんあります。そんな素敵な東京おもちゃ美術館は、東京都新宿区の四谷第四小学校の跡地でもある四谷ひろばの中にあります。

東京おもちゃ美術館がお子様達にとってどれくらい楽しい場所なのか、見どころやオススメポイント、混雑状況やお得なクーポン情報などを調べてみました。

目次

東京おもちゃ美術館10の見どころ&オススメポイント

東京おもちゃ美術館はボランティアや寄付で成り立っている『市民立』の美術館です。世界各国のおもちゃを通して、親とお子様のコミュニケーションを創造し、お子様を育てています。また、伝統的な遊び、文化、知恵を語り継ぐ役割も担っています。

まずは、お子様を連れて東京おもちゃ美術館を訪れてみてください。お子様の笑顔がなによりも雄弁におもちゃの価値を語ってくれることでしょう。

0~2歳までの赤ちゃん達の遊び場:『赤ちゃん木育ひろば』

東京おもちゃ美術館1階にある『赤ちゃん木育ひろば』は0~2歳児専門の遊びの場です。

『木育』の名の通り、木製の優しいおもちゃがいっぱい。特に象徴的なのが『スギコダマ』という、なんとも優しい形と肌触りの遊具。

手作業で優しい形に削り出された『スギコダマ』の遊び方は自由。抽象的なその形は、お子様の想像力を育みます。

館内にいる赤いエプロンの人はおもちゃ学芸員とよばれるボランティアスタッフです。お父さんお母さんと共に、おもちゃで遊ぶお子様を見守ります。

なお、近くにはおむつ替え用のベビーベッドや搾乳施設もご用意しています。おむつやミルクの対処ができる場所があれば、赤ちゃんを安心して遊ばせられますね。

木製おもちゃが勢揃い:『おもちゃのもり』

東京おもちゃ美術館2階、かつては音楽室だった『おもちゃのもり』には、様々な木製おもちゃがいっぱいです。

『木の砂場』には2万個の木の玉が敷き詰められています。玉はあえて正円ではなく楕円だったりでこぼこしていたりと色々な形になっています。まるでプールかお風呂に入っているように楽しむことができます。

『どーるはうす』にはオストハイマー社のお人形がいっぱい。オストハイマー社とはドイツの伝統的人形制作会社。暖かみのあるその姿はお子様を喜ばせます。

ごっこ遊びは最高の知育:『おもちゃのまち きいろ』

スポンサードリンク


東京おもちゃ美術館3階の1部屋目は『おもちゃのまち きいろ』です。

『ごっこハウス』、『ごっこショップ』、『ごっこファーム』の『ごっこ3部作』がお子様達をお出迎え。ごっこ遊びはお子様の『想像力』、『責任感』、『社会参画意識』などを育成する最高の知育の1つです。

『サイエンスのこや』には、科学の力を活かしたおもちゃが並びます。お子様の好奇心を刺激し、心と体でお子様は自然と科学について学ぶことができます。

日本の伝統的なおもちゃで遊ぼう:『おもちゃのまち あか』

3階2部屋目は日本の伝統的なおもちゃで遊べる『おもちゃのまち あか』です。

コマ回しやいろは歌など、日本の伝統的な遊びを現代のお子様達に伝える場所であり、また遊びながらひらがなの基礎や道徳の基礎を学んでいける場所でもあります。

日本の文化を今に伝える交流イベントも定期的に開催。江戸時代から伝わる投扇興を体験したり、お茶の先生と小さなお茶会を開いたりと、おもちゃだけでなく日本の文化を伝達しています。

ボードゲームが盛りだくさん:『ゲームのへや』

3階3部屋目は『ゲームのへや』です。

ゲームと言っても、スマホゲームやテレビゲームではありません。世界各地で作られたアナログゲームの数々がここに集合しています。

なかでもテーブルサッカーは大人気! お子様だけでなくお父様も一緒になって燃え上がってしまうかも?

定期的に将棋の女流棋士やオセロの名人など、ボードゲームの達人達が訪れ、子ども達に指導してくれます。

ゲームと言えばスマホゲームやテレビゲームをまず思いつく現代のお子様達に、アナログゲームの魅力を伝えるお部屋です。

身近な物でおもちゃを作ろう:『おもちゃこうぼう』

スポンサードリンク


おもちゃの楽しみ方は、おもちゃで遊ぶことだけではありません。おもちゃを作り出すことも同じくらい楽しいものです。

3階最後のお部屋では、紙コップや牛乳パックなどお子様の身近に存在するアイテムを使って、おもちゃ作りを体験できる『おもちゃこうぼう』です。

作るおもちゃは1ヶ月ごとに変更されますから、何度通っても新しいおもちゃ作りにチャレンジできます。また、不定期開催で、おもちゃコンサルタントによる『TOY工房』も開催。

最新のおもちゃ作成の予定は公式サイトのイベントページでご確認ください。

様々な企画に合わせたおもちゃを展示:『企画展示室』

2階にある『企画展示室』は、企画にあったおもちゃの展示を行なうお部屋です。

たとえば、アジアのおもちゃだけを集めたアジア展、春日明夫のトイ・コレクションシリーズ展、ロシアのおもちゃ展など、過去には様々な企画がありました。

※企画展示室のおもちゃは、一部の例外を覗いて手に取ることはできません。こんなおもちゃがあるんだと目で見て楽しむ場所です。ご了承ください。

すばらしいおもちゃを後生に伝えたい:『グッド・トイ展示室』

1985年に開始されたグッド・トイ選定制度。厳正な投票によって選ばれるグッド・トイが2階の『グッド・トイ展示室』に集まっています。選出されたおもちゃを未来に伝える展示室です。


もちろんグッド・トイに選ばれたおもちゃで、実際に遊ぶこともできます。

常に開かれる様々なイベントも要チェック

スポンサードリンク


東京おもちゃ美術館では常に様々なイベントが開かれています。

たとえば、『電動いとのこを使って木のおもちゃを作ろう』のように比較的大きなお子様(小学4年生以上)が対象のイベントから、『わらべうたで遊ぼう』のように小さなお子様が遊べるイベントまで盛りだくさんです。

具体的にいつ、どんなイベントがあるかは、公式サイトのイベントページをチェックしてください。

指導員と一緒におもちゃ作りや、工作、遊びを楽しむことができます。

廃校になった小学校を改造した懐かしさ溢れる建物も魅力

東京おもちゃ美術館のもう一つの魅力は、建物が元々小学校の校舎だということです。大人からすれば懐かしさを覚える一方で、未就学のお子様にとってはちょっとだけお兄ちゃんお姉ちゃんになったような気分になれる空間です。

学校を改装しているため、お手洗いの数が少なかったりと難点もあるのですが、小学校独特のぬくもりを少し残しながら、おもちゃ美術館として生まれ変わった世界を存分に楽しみたいものですね。

東京おもちゃ美術館の混雑状況

新宿の一等地にある東京おもちゃ美術館。そうなるとやはり心配なのが、混雑していないかどうかですね。

結論から申しますと、やはり休日はかなりの混雑のようです。休日でも平日と同じ料金ですし、時間制でもないのでどうしても混んでしまうのでしょう。

平日はそこまで混雑していない様子ですので、できればせめて初回訪問時はすいている平日を選んだ方が無難なのかもしれません。

なお、毎週木曜日は休館日です(木曜日が祝日の場合は後日に振替)
他に特別休館日もありますので、公式サイトの利用案内(http://goodtoy.org/ttm/guide/)で予めチェックしてからお出かけになることをオススメします。

東京おもちゃ美術館へのアクセス方法

ここで、東京おもちゃ美術館へのアクセス方法をご紹介します。基本的にお車で来館するのは避けた方がよいと思います。

電車でのアクセス方法

場所としては新宿区なのですが、新宿駅からはやや距離があります。東京メトロ丸ノ内線の『四谷三丁目駅』または都営地下鉄新宿線の『曙橋駅』を利用すると楽です。

東京メトロ丸ノ内線:『四谷三丁目駅』より徒歩7分

新宿方面、荻窪方面、大井町方面からは丸ノ内線利用が便利です。四谷三丁目駅より徒歩7分ほどになります。公式サイトでもこのアクセス方法を推奨しているようです。

四谷三丁目駅の2番出口を出たら新宿方面(新宿御苑方面)に少し歩いて、『四谷三丁目東』の交差点で右に曲がってください。

都営地下鉄新宿線:曙橋駅より徒歩8分

公式サイトではあまり推奨していないようですが、都営地下鉄新宿線の曙橋駅からも徒歩圏内です。本八幡方面や、直通している京王線方面からはこちらが便利でしょう。

曙橋駅から東京おもちゃ美術館までは、道が複雑ですので、地図をよく見て歩いてくださいね。

JR線・小田急線・京王線・西武新宿線:新宿駅より徒歩20分

あまり推奨はしませんが、JR,小田急、京王、西武の各新宿駅からも徒歩20分ほどでたどり着くことができます。

気候の穏やかな時期であれば、お散歩がてら歩いてみるのもいいかもしれません。途中には伊勢丹やマルイなどのデパートや、新宿御苑などの見どころもありますよ。

自家用車の利用はお奨めできない

東京おもちゃ美術館に来訪される際、お車の利用は推奨できません。

まず、東京おもちゃ美術館には駐車場がありません。一応、障害者用の駐車スペースはあるのですが、それも数が少ないです。お体が不自由な方が一緒の場合には、先に問い合わせをしておいた方がいいかもしれません。

付近にも駐車場は民間・公共ともにあまりありません。また、路駐の取り締まりも厳しい地区ですし、なによりも迷惑ですから路上駐車は避けましょう。

なお、自転車置き場はあります。新宿や四谷近隣にお住まいの方は、いっそのこと自転車で来館するのが1番楽かもしれません。

いずれにせよ、基本的には丸ノ内線または都営新宿線で来館されるべき施設だと思います。

東京おもちゃ美術館の料金

東京おもちゃ美術館の入場料金をまとめると以下の通りです。

6ヶ月未満 無料
6ヶ月~小学生 500円
中学生以上 800円
大人・子どもペア券 1,200円
障害者(要障害者手帳) 無料

※大人・子どもペア券は大人1人、子ども1人の合計2人券です。
※障害者割引を利用する場合は障害者手帳を提示する必要があります。なお割引は本人のみになります。

東京おもちゃ美術館をお得に利用できるクーポンってあるの?

東京おもちゃ美術館をもっとお得に利用したいというご要望もあるかと考え、クーポン情報などを探してみました。

しかし、残念ながら東京おもちゃ美術館をお得に利用できるクーポンは存在しないようです。前売り券などもありませんから、正規の入場料金を払うしかなさそうですね。

なお、半年に平日だけで4回以上通われる場合はお得な半年パスポートがあります。

6ヶ月~小学生 1,800円
中学生以上 2,500円

※半年間、平日は何度でも入場できます。
※休日は利用できませんので注意してください。

それ以外に安く入場する方法としては、団体割引があります。8名以上で事前に連絡しておけば、団体割引で1人につき100円引きになります。もし可能であれば、お友達を誘って8人以上で来館するのも手ですね。

東京おもちゃ美術館の評判・口コミ

スポンサードリンク


ここからは東京おもちゃ美術館の口コミ情報を見てみましょう。

去年と目の付け所が変わる我が子の成長に驚きます

去年、1歳で連れてきたときと、今年2歳になって連れてきたときとで、息子の遊び方が全然違います。同じおもちゃを使っていても、2歳になるとストーリー仕立てで遊んだり、自分なりに工夫してみたりと、想像力を働かせるようになりました。

東京おもちゃ美術館で遊ばせたからこそ、子どもの成長がよくわかり嬉しかったです。

子どもと『ウェイキック』に熱中してしまいました

サッカーのボードゲーム、ウェイキックが楽しすぎます。息子と2人で熱中してしまい、私も本気を出して息子の相手をしてしまいました。大人げないパパでゴメンよ。

子ども向けの施設ですね。小学校高学年以上はつらいかも

公式ページには老若男女問わず~みたいなことが書かれていますが、基本は子どもというか、幼児向けの施設だと思います。

さすがに小学校高学年以上は楽しむのは難しいでしょうし、大人だけで遊びに行く施設でもないと思います。おじいちゃんおばあちゃんの痴呆症対策というならわからなくもないですが。

赤ちゃんから幼児を連れてくれば楽しがると思います。

楽しいおもちゃだらけの空間。トイレが1階にしかないのがちょっと

美術館といっても、展示室というよりは小さな子がおもちゃで遊ぶ場所といった感じです(一部展示品もあります)

我が子は3階のおもちゃルームで喜んで遊んでいました。とくに紙コップなどを使って自分なりのおもちゃを作るのが楽しい様子でした。

トイレが1階の、それも出入り口の外にしかないのはさすがにちょっと不便ですね。もともと小学校の校舎だった建物らしいので仕方がないのかもしれませんが、さすがにもうちょっとなんとかしてほしいです。

私は平日来館したのですが、休日は便器が不足してトイレの前に行列ができるんじゃないのかなと思います。

いくらなんでも混雑しすぎ

休日にうかがったのですが、いくらなんでも混雑しすぎです。まるで朝のラッシュ時の電車の中みたいで、とても楽しく遊ぶどころではありませんでした。

料金が平日と同じで、しかも安く時間制限もないのでこうなるのもわかるのですが、さすがにここまで混んでいるなら何らかの対策は必要ではないでしょうか。

いいおもちゃはたくさんあったので、平日来れば楽しめるのかもしれませんが、今回は親子共々人混みに疲れたという印象です。

木のぬくもりに癒やされました

おいてあるおもちゃの大半は木製です。なんだかとっても暖かく癒される気分でした。やはり、こういうおもちゃはいいですね。息子だけでなく私も楽しかったです。平日でもそこそこ混んでいましたが、休日はどうなってしまうのだろうと感じました。

もともとが小学校の建物だそうで、一部の部屋で空調が上手く働いていないのか暑かったり寒かったりするようです。脱着可能な服を持っていた方がいいかもしれません。

まとめ

地理的には新宿と四谷の間にある東京おもちゃ美術館。木製のおもちゃのぬくもりを感じながら、知育もできる施設です。

休日はちょっと混雑がすごいのも事実なようですから、できれば平日に訪れたい場所ですね。新宿御苑の近くでもあるので、おもちゃで遊んだ後、新宿御苑で太陽の光を浴びて走り回るなんているルートもいいかもしれませんよ。