授乳中は唐辛子を食べちゃダメ?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

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あなたは辛い物は好きですか?

私は激辛がとにかく好きで、ストレスが溜まったときなどに辛いものが食べたくなります。

お気に入りは汁なし担々麺や蒙古タンメン、辛いチキンです。

こんな辛い物好きの私ですので、授乳中は唐辛子をあまり食べることができなくて大変でした。

でも、我慢してもしきれない時は食べていました。

ストレスを溜めることが一番よくないので。

辛いものをたくさん食べたときは、母乳をやめてミルクにするなど工夫しながら好きな物をたまに食べるという授乳期間だったので、それほどストレスが溜まることはなかったです。

そんな私の経験談をもとに、授乳中の唐辛子の食べ方をお伝えします。

ポイントは7つです。

・唐辛子って?
・唐辛子は授乳中におすすめの食べ物?
・唐辛子のカロリーは?
・母乳が美味しくなくなるって本当?
・授乳中におすすめの唐辛子の食べ方は?
・おすすめの唐辛子レシピ
・唐辛子を食べるときの3つの注意点

唐辛子って?

南米原産の辛い香辛料です。カレーや中華料理に主に利用されています。

辛い物好きが増えていることから、唐辛子を大量に入れた料理なども多く販売されているほど人気の香辛料です。

日本では『鷹の爪』が一般的でしたが、最近は『ハバネロ』や『ハラペーニョ』など、ひとえに唐辛子といっても、様々な種類が出回るようになり、食べられます。

唐辛子は『青』と『赤』がありますが、どちらも同じ唐辛子です。

青は未熟なもので、熟したものが赤になります。

授乳中に唐辛子を食べても大丈夫?

唐辛子は比較的、香辛料の中では母乳に影響がしないと考えられています。

逆に影響しやすいと言われているのが、ニンニクやカレーのルー。

これらと一緒に食べなければ、それほど心配することはないでしょう。

しかし、刺激物には変わりないのでおすすめとは言えません。

少量食べるぐらいなら問題ない、といったところでしょうか。

普段は大辛を食べているママは、中辛や甘辛にするなど、つきぬけるような辛さを授乳中に求めないようにしましょう。

私も辛い物が大好きなので、食べたい気持ちは嫌というほどわかります。

ですが、それは卒乳後の楽しみとして、『ちょっと辛い』程度を心がけましょう。

関連記事:授乳中にカレーを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と注意点やレシピ

唐辛子のカロリーは?

100グラムあたり345キロカロリーになります。

5本でおよそ8キロカロリーです。

刺激が強いので食べ過ぎると胃の粘膜を刺激し、下痢や胃の不調を起こすことがあるので注意しなければなりません。

唐辛子に含まれる辛みの成分、カプサイシンがダイエットに効くと言われていたことがありますが、信頼性が薄く、根拠のないもののようです。

母乳が美味しくなくなるって本当?

どうしても辛い物が食べたくて、キムチや汁なし担々麺を食べてしまったことがあります。

ですが、母乳の出にも味にも変わりはありませんでした。

他のママも私のように実践した人がいましたが、たいして差はなかったそうです。

大事なのは水分をたっぷりとっているか、バランスの良い食事を摂れているかではないかではないでしょうか。

週に1、2回はジャンクフードや辛いものを食べても問題はないけれど、ずっと食べ続けると母乳に支障が出てくるのです。

辛い物は絶対だめとしないで、たまには好きなものを食べて、普段は母乳によい和食中心を心掛ける。

それが美味しい母乳を作ることなのではないかと考えます。

もし唐辛子料理を食べたあとに授乳をして赤ちゃんがとんでもなく嫌がるようでしたら、体質に合っていない可能性がります。

そのときは食べる量を減らすなどして香辛料の影響を極力受けないような食事にしたほうが安心です。

授乳中におすすめの唐辛子の食べ方は?

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とんでもなく辛いものは食べずに、ちょい辛に留めておくのが理想です。

しかし、私のような大辛好きには、どうしても食べたいときがありますよね。

そんなときは極論ですが、唐辛子をたっぷり堪能するために母乳を丸1日やめるようにするといいでしょう。

その間はミルクや搾乳しておいた母乳を赤ちゃんに飲ませます。

そうすることでママは辛い物を思う存分食べることができますし、赤ちゃんはいつもの味なので戸惑うこともないでしょう。

辛い物を食べた時に搾乳をしておき、カプサイシンを出し切っておくとさらに安心です。※このときに搾乳した母乳は捨てましょう。

辛い物はストレス発散を促すので、たまにはがっつり食べたいかたはこの方法を実践してみてくださいね。

おすすめの唐辛子レシピ

きんぴらごぼう

材料:ごぼう1本、にんじん1本、鷹の爪1本、すりごま少々、砂糖大さじ2、醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ2、だし汁3分の2カップ、ごま油少々、お酢少々

↓作り方↓

①ごぼうの皮をそいでささがきにしたら酢水にさらしてください。
②にんじんを長さ4、5センチの細切りにします。
③鷹の爪を小口切りしましょう。
④フライパンにごま油を熱し、鷹の爪を炒めます。
⑤香りが出てきたらごぼうとにんじんを入れて炒めます。
⑥すりごま、砂糖、醤油、みりん、酒、だし汁をよく混ぜ合わせた後、フライパンの中に加えます。
⑦汁気がなくなるまで炒めたらできあがりです。

唐辛子を食べるときの2つの注意点

授乳中に唐辛子を食べるときには注意点が2つあります。

①食べ過ぎないようにしましょう。

唐辛子を食べ過ぎると胃が荒れます。下痢にもなるので食べ過ぎには注意が必要です。

トイレにこもって赤ちゃんのお世話がままならないなんてことは、ママにとって二重苦ですよね。

そうならないように辛いものは適度に楽しみましょう。

毎日唐辛子を食べるのではなく、週に1、2回ぐらいに留めておくといいですね。

②置き場所に注意しましょう。

唐辛子の瓶や実を赤ちゃんの手の届くところに置いておくのは危険です。

興味本位で実を食べてしまったら大変なことになります。

瓶をひっくり返して顔にかかったら……想像するだけで可哀想で泣けてきます。

大人でも大量の唐辛子の粉をかぐとむせたり涙が出てくるぐらい刺激が強いので、赤ちゃんには絶対に触れられない場所に保管することを徹底しましょう。

食べたいときは食べましょう。でも量は控えめに。

辛いものって無性に食べたくなるときありますよね。

授乳中もそんな時がきっとやってきます。

我慢ばかりしていると育児ストレスを増やす結果になりますので、ミルクや搾乳した母乳を上手に使い、好きなものを食べる日を作りましょう。

そうすることで、ママも赤ちゃんも笑顔になれるはずです。

育児はとてつもなく長い時間、長い年月です。

息抜きがないと本当に辛いだけの育児になってしまうこともあります。

適度に気を付けながら、たまに好きなことをして息抜きをすることを忘れずに。

辛い物、少しぐらい食べたって大丈夫ですよ。

関連記事:搾乳した母乳を常温で保存しても大丈夫?母乳の正しい保存方法や5つ注意点