つわりのピーク時期はいつ?症状や平均とピークを乗り越える7つの対策

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妊娠が発覚した喜びの後にやってくるのが、妊娠初期のつらいつわりの時期。

つわりの症状や重さ、時期には個人差があると言いますが、つらいつわりに悩まされている人にとっては、「いったいいつまで続くの?「ピークはいつ?」と、つわりの時期や期間がとても気になるでしょう。

多くの妊婦が悩むつわりについて、そのピークがいつなのかや乗り切り方を中心に、以下3つのの内容についてお伝えします。

  • つわりのピークの時期
  • つわりのピークの症状
  • つわりのピークの乗り切り方7選

つわりのピークの時期や症状は人それぞれと言われています。

他の人と違うからと言って過度に心配はせずに、少しでも症状を和らげてピーク時期を乗り切ることができるよう、今回の内容を参考にしてみてください。

つわりのピークはいつなの?つわりの始まり終わりの時期やピークの期間について

つわりとは、妊娠初期の時期に全妊婦の50~80%に認められる、吐き気や食欲不振、嗜好変化などのさまざまな不快な症状のことを言います。

つわりで毎日つらい思いをしている方なら、「つわりはいつまで続くのか」「今の状態がピークなのか、それとももっとひどくなるのか」など、つわりのピーク時期や期間を知り、少しでも不安を取り除きたいですよね。

一般的なつわりの始まる時期と終わる時期、ピーク時期について

一般的につわりは、妊娠2ヶ月にあたる妊娠5~6週頃に始まり、妊娠3ヶ月の妊娠8~10週頃にピークを迎え、妊娠4~5ヶ月にあたる妊娠12~16週頃に終わると言われています。

つわりの原因は、まだその全容がはっきりと解明されていません。

しかし、一つの原因として考えられているのが非妊娠時には分泌していないhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの影響です。

このhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)は、受精卵が子宮内膜に着床すると同時に急激に分泌され始め、妊娠8~10週目をピークに分泌量が下降していきます。

多くの人がつわりのピークを感じる時期と、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌量のピーク時期とが重なっていることもあり、つわりを起こしている一つの要因ではないかという説があります。

つわりの時期や期間には個人差が大きい

ルナルナが2015年に、つわり経験のある3,198名(平均年齢31歳)に行ったアンケートによると、つわりの期間について、以下の結果が出ました。

引用元:ルナルナ / 【ルナルナ みんなの声】「つわり」についての調査

このデータによると、つわりは妊娠4~5週目に始まる人が最も多く、全体の8割近くの人が妊娠7週目頃までにつわりの始まりを迎えています。

つわりの終わりの時期については、妊娠5ヶ月の妊娠16~19週目と答えた人が最も多く、前の項目で紹介した一般的に言われているつわりの時期とほぼ一致することがわかります。

しかし中には、つわりの終わりの平均時期である妊娠5ヶ月目を過ぎてもつわりが続いた人もいるようです。

つわりが妊娠6ヶ月目や出産まで続いたという人が、あわせて19.7%と約2割もいることがわかります。

また、つわりの始まりの時期も、妊娠3週以前からすでに始まった人もいれば、妊娠8~9週目まで始まらなかった人もいます。

これらのデータより、つわりの時期や期間については、個人差が大きくあることがわかります。

よって残念ながら、「この時期になったらつわりが落ち着く」と明確に言うことはできません。

ここで紹介した時期は、あくまでも平均データであるということを理解し、時期がずれていても「私のつわりはこういうものなんだ」と考えあまり気に病まないようにすると良いでしょう。

参考:〔産科合併症とその対策〕 妊娠悪阻にまつわる諸問題

つわりのピークの症状について ~ 危険な症状は?お腹の赤ちゃんは大丈夫?

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つわりがまだ始まっていない人や、始まって間もない人にとって、つわりのピークにはいったいどんなつらい症状が待ち受けているのか不安を感じることもあるでしょう。

また、つわりで苦しむ人は、我慢しすぎても体に危険はないのか、お腹の赤ちゃんに影響はないのかなど、気になることも多いと思います。

つわりにはどんな症状があるのかや、治療が必要な危険な症状について解説します。

つわりでよくある症状について

ゼクシィBabyの調査によると、妊婦さんが感じたつわりの症状について以下のデータ結果が出ています。

<つわりの症状は?>

第1位 ムカムカする・吐き気 78.8%

第2位 眠気 64.9%

第3位 においに敏感に 61.2%

第4位 だるい 56.9%

第5位 嘔吐 45.6%

第6位 食べつわり 43.1%

第7位 食べ物の嗜好が変わった 41.2%

第8位 口の中が気持ち悪い 33.5%

第9位 食欲不振 30.6%

第10位 めまい・立ちくらみ 29.3%

※2012年6月実施アンケート結果(回答者4017人)

引用元:ゼクシィBaby / 4017人の証言から分かった!!最強!!つわり乗り切り術

このデータによると、胃のムカムカや吐き気は、おおよそ8割の妊婦さんが感じている最もよくあるつわりの症状であることがわかります。

その他、眠気やにおいに敏感になったと感じる人や、空腹になると気分が悪くなる食べつわりを感じる人など、症状の種類はさまざまです。

つわりで感じる症状も、時期と同様に個人差が大きく、ここに挙がった複数の症状を感じる人もいれば、特定の症状のみ感じる人もいるようです。

つわりのピーク時には、それ以前から感じていた各症状を特に重く感じる人が多く、中には吐き気で一日中トイレから離れられなかったと言う人もいます。

つわりでこんな症状があると危険!

つわりで嘔吐してしまったり思うように食べ物が食べられなくなっても、妊娠初期の赤ちゃんはまだ小さく、卵黄嚢と言われる組織から栄養をもらっているため、赤ちゃんの成長には問題がないと言われています。

ただし、以下のような症状がある場合は、母体の健康を大きく損なう危険があるため、産婦人科に相談をして治療をする必要があります。

<つわりで治療を必要とする危険な症状>

  • 何も食べることができず、水分補給もできない。
  • 妊娠前からの体重減少幅が大きい。
  • 尿検査で「ケトン体」が陽性になった。
  • 尿量が極端に減った。

これらの症状は、重いつわりにより母体が栄養失調や脱水症状に陥っていることを示しています。

ケトン体というのは、食事から炭水化物や糖分などの栄養素が摂取できていない場合に体内の脂肪が分解されてできる物質で、栄養失調や脱水時に尿中に検出されます。

治療内容は、通院や入院をしながら点滴によって体に水分や栄養分を補給します。

つわりがひどく水分補給や食事ができない状態に陥りそうな場合は、早めに産婦人科に相談をして体調回復を目指しましょう。

つわりのピークの乗り切り方7選 ~ つわりを楽にし危険な症状を防ぐ対策は?

つらいつわりを少しでも楽にして、脱水や栄養失調など危険な症状に陥らないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。

つわりのピーク時を乗り切るための対策を7つ紹介します。

1. こまめに水分補給をする

つわりの悪化で一番深刻なのが脱水症状に陥ることです。

食べ物があまり食べられなくても、こまめな水分補給だけは意識して行うようにしましょう。

水やスポーツドリンク以外にも、自分が飲めるものを飲んだり、氷をなめたりするだけでも効果はあります。

2. 1回の食事量を減らして1日5~6回に分けて食べる

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胃腸に負担をかけないようにするために、1回の食事量を減らして食事を数回に分けるようにすると良いです。

空腹になると吐き気を感じることも多いので、小分けに食事をとることは、胃を空っぽにしないためにも効果的です。

3. 小腹を満たす、すぐに食べられるものを用意しておく

小さめのおにぎりやビスケット、飴など自分が食べられるもので、すぐに食べられるものを常備しておくと良いでしょう。

胃が空っぽになって吐き気を感じるときなどに、さっと口にすることで症状を緩和することにつながります。

4. 酸味があるものを食べる

トマトやレモン、オレンジ、梅干しなど酸味があるものは、吐き気を軽減する効果があると言われています。

苦手なものを無理に食べる必要はありませんが、トマトやフルーツなどは水分が多くつわり時でも食べやすいと言われていますので、食べられるようであればおすすめの食材です。

5. 無理せず食べられる時に食べられる物だけ食べる

つわりがひどいときは、無理に食べようとする必要はなく、食べられる物だけを少量でも良いので食べるようにしましょう。

赤ちゃんに栄養を与えるために…と考えて無理に食べるとかえって気分が悪化してしまうこともあります。

栄養バランスはあまり考えなくても良いので、食べられる時にだけ食べて、胃に負担をかけないようにしましょう。

6. 外出時はマスクをするなど苦手な匂いは避ける

つわりの症状によっては、匂いに敏感になったり、苦手な匂いを嗅ぐと吐き気を感じたりする場合があります。

なるべく苦手な匂いを嗅ぐことがないように、マスクをつけて過ごすなど工夫をしましょう。

食べ物の匂いが苦手な方は、あたたかい食べ物でも冷まして食べることで、匂いが和らぐようになります。

7. 仕事や家事は無理をせず、なるべく体を休める

つわりの時期は、仕事や家事で無理をせずに、時間があったら横になり体を休めるようにすると良いでしょう。

無理をして体を動かすと、精神的な負担もあわさって、さらにつわりが悪化する可能性もあります。

職場の人や、旦那さんに協力を仰ぎ、なるべく体を休めてつわりの時期を乗り切りましょう。

参考

小阪産病院 / つわりは人によって様々です

助産師 浅井貴子 / いっしょにプレママ・ライフvol9 / 妊娠中の悪阻(つわり)対策

個人差が大きいつわりのピーク時期は、食事や仕事で無理せず乗り切ろう

つわりは一般的に、妊娠5~6週頃に始まり、妊娠8~10週頃にピークを迎え、妊娠12~16週頃に終わると言われていますが、その時期や期間には個人差が大きくあります。

また、つわりによる症状の内容や深刻さにも個人差があります。

つわりで食べ物が思うように食べられず栄養が偏ってしまっても、妊娠初期の時期の赤ちゃんに影響を与えることはありません。

ただし、つわりの重症化で母体が脱水症状や栄養失調になってしまう危険はあります。

つわりの時期は食べられるものだけを無理せず食べて、体をしっかりと休めることで少しでも症状を緩和できるよう工夫しましょう。