赤ちゃんの離乳食にツナ缶はいつから大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ

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おにぎりの具や和え物の材料として、我が家でも大活躍のツナ缶。

離乳食が始まった赤ちゃんを抱えている家庭では、「ツナ缶はいつから赤ちゃんに与えていいのだろう」という疑問が出てくるのではないでしょうか。

私も「魚が食べられるようになったのだからツナ缶もいいのかも!」と思っていたのですが、詳しく調べてみると気を付けたいポイントがいくつかあるようです。

  • ツナ缶の種類と栄養
  • 赤ちゃんはいつからツナ缶を食べられる?
  • ツナ缶を赤ちゃんに与える際の3つポイントはコレ!
  • 赤ちゃんもおいしく食べられるツナ缶レシピ2選♪

赤ちゃんがツナ缶を食べられるようになる時期や、気を付けたいポイントをまとめましたので、離乳食に取り入れる際の参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんが食べれるツナ缶の種類と栄養素

ツナ缶は、次の2種類にわけられます。

  • 油漬けのツナ缶
  • 水煮のツナ缶

油漬けと水煮はどちらも利用しやすいツナ缶ですが、赤ちゃんに与えるのに適しているのは水煮のツナ缶です。

日本の市場で多く出回っているシーチキンは、油漬けも水煮も販売しており、中には食塩不使用を表記するものまであります。

原料であるマグロやカツオに含まれているタンパク質やミネラルといった栄養は、缶詰にしてもほとんど損なわれないとされています。

関連記事⇒赤ちゃんの離乳食でマグロはいつから食べて大丈夫?3つのポイントとまぐろレシピ

赤ちゃんがツナ缶を食べられるようになるのはいつ?

赤ちゃんがツナ缶を食べられるようになるのは、離乳食が進んだ7~8か月頃の『もぐもぐ期』からです。

しかし油漬けか水煮かで与え方が変わってきますので、きちんと把握しておくことが大切です。

ここでは油漬けと水煮、それぞれのツナ缶の取り入れ方を詳しく紹介します。

油漬けのツナ缶

油漬けのツナ缶は離乳食が進んだ7~8か月頃『もぐもぐ期』から与えることができますが、油分が多いのでそのまま与えることはできません。

赤ちゃんに与える分のツナ缶を茶こしなどに入れて熱湯をまわしかけ、しっかりと油抜きをしてから離乳食に加えましょう。

油漬けのツナ缶は、1歳までは少量にとどめておくことをおすすめします。

1歳を過ぎ、離乳食完了期になれば油漬けのツナ缶も問題なく食べられるようになります。

水煮のツナ缶

水煮のツナ缶は、カツオやまぐろなどの赤身魚が食べられるようになった7~8か月『もぐもぐ期』から問題なく与えることができます。

新鮮な赤身魚を経験してから与えるようにしましょう。

油漬けのツナ缶と同様に、サッと熱湯をくぐらせてから与えるとより安心です。

赤ちゃんにツナ缶を与えるときの4つの注意点

赤ちゃんにツナ缶を与えるときには、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。

  1. 食塩が無添加のものを選ぼう
  2. 開封後はすぐに使い切ろう
  3. できるだけ水煮を使おう
  4. アレルギーにも注意

4つの注意点にまとめましたので、参考にしてみてください。

食塩無添加なら離乳食でも安心

ツナ缶には食塩が添加されているものも多くあります。

私も水煮なら安心。と思って購入したツナ缶に食塩が含まれていて、赤ちゃんに与えるのをためらった経験があります。

原材料名のところをしっかりとチェックして、余計なものが含まれていないツナ缶を選ぶようにしましょう。

食塩だけでなく、保存料や香料などの食品添加物にも要注意です。

赤ちゃんには開けたてのツナ缶を与えて

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ツナ缶は未開封であれば長期保存がきき、とても便利な食品です。

しかし開封してしまうと生ものと同様、傷みやすい食材になります。

赤ちゃんの離乳食としてツナ缶を使う場合は、できるだけ開けたてのものを与えるようにしましょう。

どうしても残ってしまう場合は、缶からあけて冷蔵庫で保存し、翌日までに加熱調理をして与えると安心です。

離乳食には水煮のツナ缶がマスト!

油漬けのツナ缶も離乳食に使うことはできますが、より安心して取り入れるなら水煮のツナ缶がマストです。

しかし水煮だと安心していたら、脂分が含まれていた…なんてこともあるので、水煮の場合もしっかり原材料名のチェックは忘れずに!

アレルギー症状が出ないかチェック

ツナ缶の原料であるマグロやカツオは、アレルギー症状が出にくい食材ではありますが、絶対にでないと言い切ることはできません。

中には赤身魚でアレルギー症状が出る子もいますから、初めて食べさせるときはアレルギーにも注意が必要です。

おいしくて簡単♪ツナ缶を使ったレシピ2選

ツナ缶は具材としても風味づけとしても使えるので、離乳食だけでなく普段の料理にも大活躍の食材です。

我が家ではツナ缶を常備しておいて、離乳食にもたびたび登場します。

ここではおいしくて簡単に作ることができる、ツナ缶を使った離乳食レシピを紹介します。

もぐもぐ期からOKのツナとトマトのリゾット

○材料(赤ちゃん1人分)

ツナ缶(水煮)・・・大さじ1杯
トマト・・・8分の1切れ
ご飯・・・50g
牛乳・・・大さじ1杯
水・・・適量

○作り方

1.ツナ缶は茶こしに入れて熱湯をかけ、塩抜きしておきます。

2.トマトは皮を剥いて細かくカットしておきましょう。

3.小鍋にご飯とトマトを入れ、材料がかぶるくらいの水を入れて火にかけます。

4.ご飯が柔らかくなるまで弱火で煮ます。途中で水分が少なくなったら少量の水を足してください。

5.ご飯が柔らかくなったらツナ缶と牛乳を加えてひと煮立ちさせたら完成です。

関連記事⇒赤ちゃんは水煮トマトをいつから食べられる?4つのポイントとおすすめレシピ

カミカミ期になったら食べさせたいツナのおやき

○材料(赤ちゃん1人分)

ツナ缶(水煮)・・・大さじ1杯
軟飯・・・50g~80g
ニンジン・・・10g

○作り方

1.ツナ缶は茶こしに入れて熱湯をかけ、塩抜きをしておきます。

2.ニンジンは柔らかくゆでたものを5mm角に切っておきます。

3.軟飯にツナとニンジンを混ぜ合わせます。

4.フライパンに分量外の油を薄く伸ばし、ご飯を500円玉大の大きさに広げて両面をこんがりと焼いたら完成です。

赤ちゃんには少しずつツナを与えよう

ツナは離乳食にも使いやすく、赤ちゃんにとっても食べやすく感じるようです。

赤ちゃんにツナ缶を与えるときは、水煮缶を選ぶことと塩抜きをしてからあげること、無添加のものを選ぶことなどに注意しましょう。

1歳を過ぎれば塩抜きや加熱などをせずにそのまま使うこともできるようになりますよ。

我が家の娘は加熱しすぎるとパサついで食べるのを嫌がることもありましたが、そんな時は無理に食べさせずに楽しく食べられるように工夫しましょう。