初産でドキドキ!陣痛の兆候14項目を先輩ママが解説!下痢・眠気・頭痛?

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初産で臨月に入ると、全ての感じる刺激や変化が「これって陣痛がこれから起こる前触れ?!」なんてドキドキしちゃいますよね!

私もやたら、「今日陣痛来るかもー!」と一人ドキドキして陣痛までの毎日を過ごしました。

人それぞれというのも頭ではわかるのですが、できれば陣痛の兆候があるなら知っておきたいというのは当然ですよね!

陣痛の兆候を知っておくことで、気持ちも「そろそろだ!」と整えやすくなります。

陣痛の兆候は実は色んな形で体に現れます。

・おりものの量が増えた
・吐き気
・下痢、便秘
・頻尿
・眠気
・イライラ
・足のむくみ
・食欲アップ
・胎動が減った
・腰痛、恥骨痛
・お腹の張り
・破水
・おしるし

ざっと挙げるだけでも13項目あります。

当てはまるものがいくつあるでしょうか?

それでは一つ一つ、見ていきましょう!

おりものが一気に増えてきた!

臨月に入り出産が近づいてくると、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が増えるため、おりものがこれまで以上に増えます。

破水と区別がつくの?

私も初産の時、陣痛が始まる間近はおりものが増えて、もしかするとこれが“破水”?!と焦ったほどです。

産院に電話をしたら、「ドバっと出たり、チョロチョロ出て止まらないのが破水です」と言われ結局、破水ではなかったですね。でもそれくらい、おりものが多かったのは印象に残っています。

おりものは何色?

おりものは卵白みたいな半透明な白っぽい色です。

・ピンクや茶褐色・・・血が混じっておしるしの可能性があります。

・緑や黄色・・・ 細菌感染の可能性が高いので、産婦人科を受診して治療を受けましょう。出産までに直しておかなければ、産道で赤ちゃんに感染してしまう可能性もありますよ。私もカンジダ膣炎に悩まされて、妊娠中何度も再発を繰り返しましたね。

吐き気が再び!またつわり?!

臨月になると吐き気がして、つわりが再来したと感じる方がとても多いです。

女性ホルモンのエストロゲンの分泌が多くなることで、吐き気の症状が出てきます。

また、子宮が大きくなることで胃腸が圧迫されて、吐き気を感じる場合もありますね。

ちなみに私は、3人出産しましたが、どの子の時にも“後期つわり”とも呼ばれる、この吐き気は全くありませんでした。

下痢・便秘で辛い!

下痢になっちゃった

私は妊娠中、ほぼ便秘でした。

でも、臨月に入ってから「あれ?今日は薬を飲んでなかったのにスルッと出たな!」と感じるようになりました。

下痢にはならなかったのですが、あんなに苦しんできた便秘が突然解消されて便通が良くなったので、びっくりしましたね。

これは、女性ホルモンの一つである“プロゲストロン”が9ヶ月を過ぎる辺りから減少するためです。プロゲストロンは腸の動きを抑制する働きがあるため、減少すると快便になりやすいというわけなんです。

私は快便になりましたが、人によっては下痢になってしまう人も多いです。

便秘になっちゃった!

プロゲストロンの分泌が悪くなっても、腸を大きくなった子宮が圧迫してしまうと、排便したくても腸が圧迫されて排便できず便秘になってしまうというケースも少なくありません。おならが増えるという場合も多いですね。

頻尿になって困る!

陣痛が近づいてくると、赤ちゃんが骨盤の方へ下がってきます。

すると子宮の近くにある膀胱が圧迫されてしまい、頻繁にトイレに行きたくなります。尿もれしちゃったなんて言うのもよく聞く話です。

私もすごくトイレが近かったです。

特に夜中はほとんどトイレに行かないのですが、トイレに行きたくて何度も目が覚めるので辛かったです。

尿もれの対応は?

日中は尿もれしないようにおりものシートを装着していましたが、容量が間に合わないことがあり、尿もれ専用のチャームナップをつけていましたよ。

どうしようもなく眠くて仕方がない・・・

出産前に増えるという女性ホルモン、エストロゲン。

エストロゲンは眠りを抑制する作用もあります。

だから夜寝付けなかったり、何度も目が覚めてしまいます。

これにプラスして頻尿も重なると、もう夜眠れないことが本当に辛いです。

その代わり、日中がどうしようもなく眠くて仕方がありません。

私も里帰り先で、ひどい時には午前中の10時から12時まで寝て、午後は14時から16時まで寝るという生活を送っていました。母には「ぐーたらし過ぎ!」と怒られましたが、眠いので仕方がありませんよね。

なんかイライラするー!

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女性ホルモンのプロゲストロンが9ヶ月を過ぎると減少するのに対して、エストロゲンは出産直前まで増え続けます。

つまりホルモンバランスは乱れやすくなってしまいます。ホルモンバランスが乱れると、自律神経も乱れてしまうため、イライラしがちになっちゃいます。

足がむくんでだるい…

臨月になると、お腹が大きくなると血管を圧迫してしまいます。すると、血流が悪くなり、むくみやすくなります。

私も夕方になると足がぱんぱんになってだるいだけでなく、なんか痛かったです。

むくみの改善方法ってある?

1.マッサージ

お昼ご飯を食べた後、足の先から心臓に向かってマッサージをするようにしました。

疲れたら足を伸ばして座っては、マッサージをしていましたね。

2.ウォーキング

8月が出産予定でとても暑かったので、朝早くと夕方になってから、家の周りを散歩するようにしました。

3.足を高く上げて横になる

横になる時は、必ず枕などの上に足をのせるようにしました。すると、なんか血液が戻ってくる感じがして気持ちよかったです。

4.足を温めて、身体を冷やさない

産院でむくみを相談したら、しっかり足を温めて血流を良くするように言われました。お風呂につかって、足のマッサージするようにしました。

5.塩分を控える

塩分を摂り過ぎると、どうしてもむくみます。高血圧予防のためにも薄味の物を食べるようにしましょうね。

もしかすると妊娠高血圧症候群?

足がむくむのは、出産が近いからだと楽観的に考えるのはちょっと怖いです。

というのも、妊娠高血圧症候群の症状の一つも足のむくみだからです。

特に妊娠高血圧症候群は初産の妊婦さんに多いと言われています。

・常位胎盤早期剥離

・けいれん発作

・脳出血

・肝臓や腎臓の機能障害

・胎児発育不全

ざっと挙げただけでも、色んな症状が現れますが、妊娠高血圧症候群の怖いところは、母子ともに死亡リスクが高くなるということです。

むくみが引かない場合には、受診して先生に相談してみましょう。

お腹が下がってきた!

陣痛が近づいてくると、胸のすぐ下の位置からふっくらしていたお腹が、おへそ下まで下がってきます。私も里帰りした際に、「まだまだお腹が下がってないから、お産は先だねー」とよく声をかけられました。

でも、ある日から「お腹がだいぶ下がったねー」と言われるようになり、陣痛の日を迎えましたよ。

食欲がアップした!

妊娠後期になると、大きくなってきたお腹が胃を圧迫するため思うように食事をとることが出来ないという方も多いかと思います。

でも臨月に入りお産が近づいてくると、赤ちゃんが下にさがるため、胃のスペースがあき食欲がアップしたという方が多いです。

体重の増え過ぎに注意しながら、栄養バランスの整った食事をとるようにしましょうね。

なんか胎動の回数が減ったなぁ…

これまで自由に元気いっぱいお腹の中で動き回っていた赤ちゃんも、お腹が下がり赤ちゃんの頭が骨盤に入るため、激しく動けなくなってきます。

だから、胎動の回数も減る場合が多いです。

でも胎動の回数が減ったのは、陣痛が近いからだと思いこむのは危険です。

1時間に一度も胎動が感じられないと思ったら、注意深くお腹の胎動を確認しましょう。

半日に1度も胎動を感じることがなければ、赤ちゃんに何かあったのかもしれないので、病院へ電話して指示を仰ぎましょう。

腰痛・恥骨痛が辛い…

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お腹が大きくなると、身体をそらすような姿勢になるため腰に負担がかかってきます。

また、臨月になると赤ちゃんが骨盤まで下がってきて負荷がかかるため、骨盤に近い腰に対しても痛みが出てきます。

ちなみに陣痛が始まり進んでいくと、腰が割れるように痛かったです。

特に私は妊娠して初めて恥骨の場所が分かったくらい、出産が近くなるにつれて恥骨にズーンという痛みを頻繁に感じるようになりました。

恥骨が骨盤の下に位置するわけなので、赤ちゃんの頭が骨盤にはまってくると刺激を受けるのは仕方のないことですが、初めて痛みを感じた時は「何の痛み?!」と焦りましたね。

対策はあるの?

腰痛を少しでも和らげるために役立ったのは、私の場合は“骨盤ベルト”でした。

“トコちゃんベルト”というのを使いましたが、ベルト一本なのにどうしたことか腰痛がとても楽になったのでびっくりしましたよ。

お腹の張りが頻繁でしんどい…

臨月に入ると、頻繁にお腹が張るようになります。

これは陣痛に備えて子宮の収縮が頻繁に起こるためです。

お腹が張ったらできるだけ横になって、リラックスすると治まります。

ただ、このお腹の張りに生理痛みたいな下腹部の鈍い痛みがあり、痛みが強かったり弱かったりを不規則な間隔で繰り返し始めたら、いずれ陣痛へとつながっていく“前駆陣痛”ということになります。

また、お腹が硬く張って元に戻らない場合は、早期胎盤剥離など非常に危険な病気の可能性もあるので必ず病院を受診しましょう。

前駆陣痛から陣痛にすぐつながるの?

一人目の臨月の際に、夜陣痛が始まるまで、日中何度も痛みがありました。

陣痛の痛みがそもそも分からない私は、母に「これが陣痛かな?」とドキドキしながら言っていましたが、「そーんな痛みじゃないわよ!」と鼻で笑われてしまいましたが、日中の痛みこそが今思えば前駆陣痛でした。

本陣痛は確かに次元が違いましたね。

ただ、前駆陣痛の痛みも人によってはすごく痛いと感じる方もいたり、気が付かないくらい痛みがほとんどなかったりする場合もあります。

また、人によっては前駆陣痛で20分おきだったり1時間おきに痛みがあっても、いつの間にか遠のいてを繰り返し、1週間前駆陣痛が続くなんて人もいます。

破水しちゃった!

赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、羊水が流れ出てきます。

一番多いスタイルは陣痛が始まってから赤ちゃんが卵膜を破って産道を通ろうとする際に破水することが多いです。

でも、陣痛よりも先に破水する前期破水を経験される妊婦さんも非常に多いです。

37週を迎えたら、基本的にいつ破水してもおかしくないと思っておきましょうね。

友人はいつ破水してもいいように、車の運転席や助手席にビニールシートを敷いていましたよ。

ドバっと出るの?

私の友人は、朝方“パン”と始める感覚がして目が覚めたら、破水していてとめどなく流れ出てきたそうです。

でも、チョロチョロ出てきて尿もれと区別がつかないというパターンもあります。

自分の意思で止めることが出来ないのが、破水です。

破水したらどうすればいいの?

破水すると赤ちゃんが外の世界とつながるわけですから、感染症を起こす確率も高くなります。産院に電話をしてすぐに出産準備荷物を持って、家を出ましょう。そのままお産となります。

“おしるし”がきた!!

赤ちゃんのいる子宮の卵膜が剥がれて、おりものに混じってピンク色の少量の出血があることを“おしるし”と言います。

おしるしがあると、数日以内にお産につながることが多いです。

私も朝おしるしがあり、一日前駆陣痛があったりしながら、その日の晩に陣痛が始まりましたよ。

ただ、出血量がかなり多かったり、出血が止まらないとなると“胎盤早期剥離”など母子の生命に危険が及ぶトラブルを起こしている可能性があるので、病院へいきましょう!

まとめ

出産が近づき陣痛の兆候として、様々な体の変化がみられます。

特に37週を過ぎると少しずつ、“そろそろ赤ちゃんが出ますよ”というサインが色んな形となって出てくるのです。

もちろん、全ての方にこれら14の陣痛の兆候が当てはまるわけではありませんが、「そういえば最近当てはまる項目が多いな…。そろそろなのかな?」と自分の身体の状態と照らし合わせてみてくださいね!

あとは、ゆったり構えましょう。

出産前までストレスは禁物です。お母さんがゆったりした気持ちで過ごすことで、お腹の張りも落ち着きますし、リラックスすることができます。